「見事に紡ぎ上げられたジャンルミックスラブストーリー」砕け散るところを見せてあげる ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
見事に紡ぎ上げられたジャンルミックスラブストーリー
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冒頭のシーンとラストシーンがつながっているのは
実にお見事だなと思いましたね。
ラストで「やられたっ!」と久々に感じましたし、
これはリアルタイムで劇場で観たかったです。
いやぁ〜面白かった。
玻璃(石井杏奈)と清澄(中川大志)の出会いから
気持ちが通いあうまでは、非常に丁寧に構築されたラブストーリーだなぁと
思いながら観ていたのですが、
玻璃の父親(堤真一)が現れてからの
コンフリクト〜ラブストーリーとの落差のギャップが凄すぎて、面食らいましたね。
そうくるかと。もはやスリラーではないかと。
そしてラストへ繋ぎこみが実にいいです。
玻璃と清澄、ふたりとも生きているのが不思議なくらいのやられっぷりで
強引な持っていき方、剛腕だなぁと思ったものの
オチが素晴らしいんですね。北村匠海と原田知世の役が誰だったのかがわかるとともにグッときましたね。
正義を貫くというのがテーマですよね。
要所要所で出てくるUFO🛸これは、リアルではなく心象描写なんでしょうけど
造形が良かったですね。
脇を固める井之脇海、清原果耶、矢田亜希子、木野花、みなさん素晴らしかったです。
久しぶりに脳みそが揺さぶられました。観て良かった!!
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