まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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好きだと言ってるじゃないの HO HO
成田凌さんが扮する塾の先生が面白い。
冒頭、森を歩くシーンのカメラワークが抜群。
不思議な気持ちで見てたけど
私泣いたりするのは違うと感じてた
まともじゃないのよ私は HA HAN
清原果耶さんのカラオケも上手。
『これが私の生きる道』(PUFFY)
「♪まーだまだここかーらがあ、いいところー 最後までー見ていてねえ くれぐれもーじゃましないでねー」
イイ感じの愛せる映画。
泉里香のお色気。 泉里香と徐々に距離を詰める成田凌。 いかにも怪しげな実業家をみごとに演じた小泉孝太郎。 この映画はすべてがすばらしかった。
動画配信で映画「まともじゃないのは君も一緒」を見た。
2021年製作/98分/G/日本
配給:エイベックス・ピクチャーズ
劇場公開日:2021年3月19日
成田凌
清原果耶
泉里香
小泉孝太郎
大谷麻衣
山谷花純
予備知識なしで見はじめる。
映画レビューの得点が高い。
これは期待できそうだ。
数学一筋でコミュニケーションが不得意な予備校講師(成田凌)と、
「恋愛はしたことはないが、恋愛雑学だけは豊富な」女子予備校生(清原果耶)
のやり取りを通じ、コミュニケーションのすれ違いや距離感のズレ、
「普通」とは何かを描く。
主に成田凌と清原果耶の会話劇なのだが、
これが最初からずっと面白い。
にやりとしたり、吹き出してしまったり、
脚本が素晴らしいのだろう。
キャスティングもこのキャストが最適だったと思う。
泉里香のお色気。
泉里香と徐々に距離を詰める成田凌。
いかにも怪しげな実業家をみごとに演じた小泉孝太郎。
この映画はすべてがすばらしかった。
オレがいろいろ説明するよりも
実際にこの映画を見て欲しいと思う。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
ある意味、満点
映画に集中できないキャスティング
君島彩夏役の山谷花純が印象強すぎる。え、この子だれ?えええ?
となりましたが、「らんまん」にも出演していた俳優さんですよね。
インスタもフォローしていたし。ハハハ。
清原果耶はテンションを緩めたり張りつめたりと、
演技の幅が広いのと、成田凌の空気読めない感がスポっと
はまってて、ラブコメ的には何作か共演してほしいふたり。
脚本の構成的には、もうじれったいよねすれ違い系なので、
定番安心二塁打的な、心地いい感が満載だ。
ただし、清原果耶の設定が女子高生(高3)といういろいろ
恋愛してはいけない(大人とは)形なので、映画的にこの二人が
プラトニックで進むべきところだね、と温かく見守れる。
受験生だけど、ほとんど勉強しているシーンがないので
イラン部分カットしての進行なんだけども
予備校設定がもちっと活かしてほしいなぁ。
年齢的な背伸び葛藤がこざっぱりしているので、
若い子が観るってよりも、大人が観てのほほんとする映画。
「普通」
普通という概念が理解できない数学の予備校講師大野。
彼の担当生徒の秋元との余談はいつも会話にならないのは、彼女がよく遣う「普通」という概念が大野には理解できないからだ。
ある日秋元は詰め込み知識の数学に飽き飽きして、これからの未来を主張するおもちゃメーカー社長宮本の理論を夢中になって話す。
会話はかみ合わないものの、大野の性格や話し方などから、秋元が大野に「結婚は無理だ」と断言したことで、彼の不安が大きくなり、秋元の言う「普通」の感覚を養って女性と結婚できるための課外授業を開始した。
この作品のテーマは「普通」
この誰もが普通に使う「普通」という言葉には、似たような関係者にしかわからないニュアンスがある。
みな意外にそんなことを気にせず使っている変な言葉なのかもしれない。その普通が理解できれば仲間で理解できなければ部外者だ。
その意味が理解できないのが数学講師という設定も面白い。
数学にのめりこんで趣味も数学という大野には、普通の女子高生が言う「普通」を理解するために彼女の授業のようなものを受けることになるのがこの物語の原動力であり面白いところだ。
秋元から見て大野の話し方や考え方は全く理解できないが、「僕には君が必要なんだ」とストレートに言われたことが胸に突き刺さってしまう。
このあたりから彼の恋愛アドバイザーが、彼の恋愛を邪魔するようになる。そしてそんな自分の気持ちがよくわからない。
宮本に呼び出されホテルに入る秋元。後日大野は「普通なんかどうでもいい。君が遣う普通は、何かをあきらめる口実でしかない」「僕は君を傷つけた宮本を許さない」と明言した。
大野には曖昧なものなどないのだろう。この男らしさのギャップが秋元の心に響いた。
口先だけの男宮本。秋元は彼の講演で質問するが、彼の言葉は嘘で塗り固められているような気がしてならない。何一つ心に響くものがない。
作品のタイトルの意味は、大野から秋元に投げかけられるのかなと思っていたが、当たり前のように「普通」を連呼する人誰もに投げかけているのかもしれない。
二人で森に出かけ、秋元は大野に告白するが、大野の反応はいまひとつ。でもそれは彼特有の考え方の裏返し。
この作品の登場人物に小泉孝太郎を採用したのは、監督の何らかの意図があったのかなと深読みしてしまいそうになる。
気になったのはそのくらいで、基本的に面白い作品だった。
いや、いいぞ 邦画嫌いを自称する私ですが良かった 原作があるなと勘...
頭でっかち
ナヨナヨ成田凌
泉にはイライラし、清原は1番おかしい 成田は変わり者だけどまともじ...
泉にはイライラし、清原は1番おかしい
成田は変わり者だけどまともじゃないとはいえない経験がないだけの人間
まともじゃないのは清原だけやし清原も結構イラつくし
スッキリしない不完全燃焼って感じで見るんじゃなかった
笑うことはなかった、普通の物語
よく言いがちな「普通はそうでしょう」ってことを風刺する意図が透けてみえすぎてしまうことがあって。いやそもそも普通なんてないと思っているひとからすれば、この登場人物の個性の物語ってことで、風刺やコメディさえ感じない。なので、ほとんど笑えなかった。
成田凌の得意なクールさが出ていて、この登場人物、成田凌なんだなと思っただけ。女子高生もあんなにズケズケと言うことってある?もう少しなんだか言葉にできないもどかしさがある感じの方がよかったのではないかと思って、なんだか生意気さ、強がりだけが目立ってしまったような、作った感じが出てしまっているような。なんだかコメディでもなく、なんだか中途半端だったな。いや、勝手に笑いを期待していただけに肩透かしだったので、余計にそう思っただけかも。
会話の妙・・
設定が小林啓一監督作品に似てるからと言う事でお薦めを頂き鑑賞。もしかしたら小林監督の創作の原点を見つけらると思って見たがこの作品の方が小林監督の様式が確立される遥か後の作品・・・影響を受ける事はあっても影響を与える事は物理的に無い。しかも見てみると分かるがこの作品のセリフ回しには明らかにシナリオ制作側のキャラクター設定が透けて見える。視点はあくまでの主人公の女子高生で、相手役の数学の先生はあくまでも狂言回しでキャラが作中でぶれていく。いやこれが普通なのである。漫才でもそうでボケはツッコミの良きトリックスターであることから優れたコントが成立する。ひとつの設定で複数のキャラが独立した人格を以ってあたかも全く影響を与えて無いかのような自然な様相を以って進行すると言うのは極めて難しくドラマ史、物語史の中でかつて成立したのを見たことがない。それほどまでに小林ワールドは異様なのであり特異なのだ。
話が反れたが小林作品と比べなければこの作品、十分面白く、見応えはあるし楽しめる作品であることに変わりはない。良作である。
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