まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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清原果耶はまともじゃない
これが芦田愛菜だったら芦田愛菜劇場だった気がする。
清原果耶がすごいのは薄味に見えて濃い味で色々な役で納得ができる魅力のある役者だから。あさがきたからずっとファンだ。
ストーリーも、いいコメディだったし、言うことなし。
ゆったりとした気持ちで見られる素敵な映画でした。
悲しみのない、いちごの唄みたいな映画でした。
普通とは何か?
塾の講師の大野とその教え子の秋本。
秋本は大野に普通の恋を教えることにした。
大野にある女性を付き合わせようとしたが、その途中で秋本は大野に好意を抱いてしまった。
しかし、大野にはそのことを言えずに、大野は女性と仲良くなってしまった。
しかし、女性は婚約者の所に戻り、大野は女性と別れてしまった。
秋本は大野に自分の想いを言って仲良くなったという内容だった。
「普通普通」とよく言葉に出てきましたが、普通とは何なんかと思います。
自分の価値観でいいのではないかと思いますが、それでいると周りから浮いていると思われるのが嫌で周りにあわしていくのだろうなと思います。
最後の終わり方が良かったです。
恋愛に発展していくのではなく、仲良くなったのがいいなと思いました。
~「君が言ってる“普通”は、何かを諦めるための口実なのか!?」~
【賛否両論チェック】
賛:良くも悪くも“普通じゃない”2人のやりとりを通して、クスッと笑えたり感動させられたりするのがステキ。“普通であること”への問題提起も印象深い。
否:物語自体は結構淡々と進む印象で、展開もご都合主義感がある。終わり方もやや好き嫌いが分かれそうなところか。
片や知性はあるものの、コミュニケーションをとるのが苦手で、いつも頭でっかちになってしまう草食系数学講師・大野。片や恋愛知識は豊富なものの、経験が一切なくて超毒舌な女子高生・香住。そんな2人が織り成す一風変わった人間ドラマには、思わずクスッて笑ってしまう部分も多いのに、何故か不思議と共感できる部分も多いです。
また、大野と香住を演じる成田凌さんと清原果耶さんが作り出す雰囲気も、本作の魅力の1つです。温かくもどこか棘がある、でもどこか憎めない兄妹のようなやりとりの数々には、沢山笑わされて少しだけホロっともさせられます。
そして良い意味でも悪い意味でも、“普通”であることが良しとされる世間にあって、そこへ上手く馴染んでいけない大野と香住が、奇妙な“恋愛の練習”を通してどう変わっていくのか、そして変わらないのか。そうした“普通”というイメージへのささやかな問題提起にも、思わず考えさせられるようです。大野が香住に訴える、
「君が言ってる“普通”は、何かを諦めるための口実なのか!?
『普通はこうだから・・・』
『普通はこうだから・・・』
・・・普通なんてどうっでもいい!!」
っていうセリフが、胸に染みました。
ストーリーそのものは結構淡々としているのと、ややご都合主義な感があるのが気にはなりますが、それもこのお話ならではといったところ。気になった方は是非。
めっちゃ面白い…!
面白かった!!!
会話劇が素晴らしかった。さすがNHKに愛された二人…!って感じ。
あと向かうところ敵無し的カップルに小泉孝太郎と泉里香を配役するところがGJすぎた。有無をいわせない説得力。素晴らしい。
そして小泉孝太郎の胡散臭さとクズ加減がまた。リアルで。好き。
ラブホの一部始終が笑えたわ。「今なんて言った?その前。そのあと。前。あと。」笑う。
泉里香の膝蹴りも最強。好き。
清原果耶ちゃんももうずっとさすがとしか言えないんだけど、「これが私の生きる道」最後の「それではさよなら」の よ と な の発声がすっっっっっごいツボ 。ここめっちゃ気持ちいいです。
大野と秋本のテンポのいい会話が最高でした。
もう少し突っ込んだラストが良かったけど、好みによるってレベル。いやいや素敵な作品でした。
いやあ、またまた侮ってました!申し訳ございません(^^;
湯川先生じゃないけれど「実に面白い!」
大野先生が数学者で湯川先生は物理学者なので大野先生の言葉を借りれば全く違う学問かもしれませんが、もう一度言います。『実に面白い!!』
最近一押しの清原果耶さん、結構前から目をつけてた成田凌さん、どちらも本当に役柄通りの性格の人間に見えてなりません。素晴らしいです。
数学一筋でこの歳まで来てしまった大野先生(成田凌さん)と今どきの小難しい女子高生 秋本(清原果耶さん)の気持ちのいいほどの会話のキャッチボール!三回目ですが【実に面白い!!!】
こんな十代の女の子っていっぱいいるのかな?そして『普通』がわからないこんな学者肌の先生、実際にはいないかもしれませんがありそうでもありますね。
普通って何なんでしょうね~
また最近この手の役柄が多く若干心配な宮本(小泉孝太郎さん)のクズぶりが小気味いいです!ファブル2での堤真一さんに通じるクズぶりが見事です。堤さんは劇中で実際に人を殺してましたが、小泉さんは人の心を殺してました。(うまい!)
100分弱に納められたストーリー、コンパクトではありますが十分楽しませてもらいました。是非是非多くの方々、主人公のおふたりの世代だけじゃなく老若男女問わず楽しんでほしいお話です。お薦めです!
久しぶりにおもしろい映画に出会えた。 「数学が恋人」みたいな予備校...
久しぶりにおもしろい映画に出会えた。
「数学が恋人」みたいな予備校講師の成田凌は初めはロボットみたいだったのにどんどん人間っぽくなっていくのが見どころ。
あと、清原果耶はこれまで謎めいた美少女役しか観たことがなかったが、こんなにコミカルな演技もできるのか、と新たな発見。
カラオケでパフィーの歌を歌うなど、一般的な女子高生とはちょっと違う。
ところどころで笑わせてくれるシーンがあり、作品も100分にまとまっているので飽きがこなかった。
耳年増ととっちゃんぼーや
予備校講師(成田凌)は頭はいいのだが、他者とのコミュニケーション能力が低い。
生徒の女子高生(清原果耶)は恋愛のベテランを自認しているが、実経験はない。
こんな二人の会話がテンポよく交わされ、とても楽しい。
2人は2人でいいじゃん
っていう話なんだろうけど、
二人が言う普通とかって、
二人の中の普通の話だよね
社会の中で普通か普通じゃないか
という括りをつくれば、
彼女らは割と普通枠な気がする
いや、まあそれでも二人が生活で違和感を
感じて、その違和感で繋がっているなら
それは素敵なことだとは思うけど
成田くんがすごくかっこよく見えた。しわくちゃでくたびれた黄色いジャ...
成田くんがすごくかっこよく見えた。しわくちゃでくたびれた黄色いジャケット、絶妙。冒頭シーン、ちょっと唐突。でも、あとのシーンの反復が生きている。
言葉の繰り返し。
笑い方のキモさが最高。
商店街喫茶店のおじさんらとの絡みのシーンはとても良かった。二人のカップルの存在感、二人のエピソードはスパイスになってた。
あと、いつも一緒にいる女子グループのダメさ加減、途中で話題から逃避する感じとかもとてもリアリティあり。
普通って何?
普段の日常や仕事でも、飛び交う「普通」
普通はこうするだろう…とか。
普通はやらないよ…とか。
普通って何?思う状況が多々あります。
普通が分からない男と普通を
知ったかぶりの女の水と油。
決して交わらない噛み合わない二人。
終始、笑わせてくれました。
二人の人物描写が秀逸で、
最初から最後まで飽きることなく
鑑賞出来ました。
噛み合わない二人が実は
ベストカップル…かもね。
普通の定義は、永遠に解けない
数学の定理かもしれませんね。
まともじゃないのはみんな一緒
前々から予告編見てとても気になってたんですが、なかなかタイミング合わずようやく鑑賞できました。
清原果耶さんが、こんなコミカルな俳優さんだとは知らず、お帰りモネのこれからがますますたのしみになったのと、成田凌との掛け合いがすばらしく、またこの二人で作品やってほしいなと思う次第でした。
また、
フツーって意外とフツーじゃない。
フツーって難しい。
フツーってなんだっけ。
学生のころにぶつかってたフツーへの疑問って大人になるに連れなんだかんだうまく付き合っていくようになってきたのだけど、
改めて本作を通して、フツーって難しいなと思ったけれど、かすみの「まだふつーでいたい?」ってセリフに気持ちが軽くなった気分でした。
また、ぜひ見たい作品ですね。
成田くんの時任さん感たるや
予備校生のかすみとその講師の大野。数学ばっかりやってきて常識に一見普通ではない行動をとる大野だが実は普通の生き方に憧れをもつ。一方でかすみが好意をいだく実業家の宮本。かすみは宮本を婚約者と別れさせるため、大野は普通な恋をするため、二人の利害が一致してかすみの指示のもと宮本の婚約者に近づき。。。
宮本がゲスすぎて婚約者の美奈子もかすみもどっちも愛おしくなってしまうので中盤以降なんとも切ない気持ちになりますが、大野と美奈子の普通の現実感のある終わり方も納得感があります。
かすみ役の清原果耶ちゃんの表情のアップが多くあるが、感情のうつろいを見事に表現していて素晴らしい。あまりイメージにない乱暴な感じから、酒に酔ったかのように心の葛藤をぶちまける振り幅、最後に全て受け入れられて自分の心からの言葉を発する様。噂ばかりだけど実はとてもまっすぐで嘘のない同級生カップル2人も良かったし、そことの関わりも心地よい。
成田くんもこんな人いるなーというレベルでのちょっと変な表現が絶妙。笑い方たまりません。
小泉孝太郎はげすいし泉里香美人すぎて最高でした。
ありがとうございます。
会話のテンポが小劇団!
前半の息つく暇のない会話のテンポはまさに昔よく観た小劇団のもの。もうクスクス笑い、時々爆笑が止まらなかった。
サラッと流せば良い会話にリピートを入れて細かくツッコむ。悪気は無いが曖昧にもしておけない。これすごくわかるなあ。そうか自分も恋愛不適合者だったのか…😩
成田凌の、一歩間違うと「スマホを落としただけなのに」に転んじゃいそうなプチサイコ感がとても良い。(笑い方!)「愛がなんだ」の繊細そうなその実ゲス野郎よりよっぽどピッタリくる。清原果耶もいつもの清楚な役とは目付きがまるきり違う。みな多才であることよ。
どうでもいいが前回失敗したらしいから今度はちゃんと勉強せいよ。
コメディタッチの爽やかな男と女の関係
2020日本アカデミー賞最優秀作品賞「新聞記者」受賞後の藤井道人監督の最新作かつ部谷美術監督の「宇宙でいちばんあかるい屋根」の主役の清原果耶に感動して、見に行った。
清原果耶は「望み」「デイアンドナイト」にも出ていたが、今回は打って変わってコメディタッチの爽やかな映画だった。
予備校講師役の成田凌との機関銃のような言葉のやり取りと先生と生徒の関係。憧れの実業家小泉孝太郎との関係などなど、ストーリー展開もテンポよく、心地よいものだった。成田凌が朝ドラと全く違うキャラだったのも意外な面を見た感じで面白かった。
個人的にはあまりこの手の映画は見て来なかったが、youtubeの舞台挨拶で見た出演者間の人間関係がいいのだろう、とてもいい映画だった。
清原果耶は2020年11月の広島国際映画祭の「宇宙でいちばんあかるい屋根」の上映の後の舞台挨拶に藤井監督と登場。この時期、今年5月から始まったNHKの朝ドラの収録など、さまざまな映画に出演し多忙を極める中、撮影現場から駆けつけてくれたのである。
今一番注目したい女優である。
イケメンの数学ばか
先生は何かと香住ちゃんの気持ちを伺ってました。
『ばか』だからズケズケ聞いちゃうんですね、
『気になる人』の気持ちを。
で、ちゃんと理解したいからオウム返しもしちゃう。
香住ちゃんは大人ぶっていても
やっぱり女子高生ね、
どうしても悲劇のヒロイン気取りでいたいみたい。
成田凌くんのまともじゃない役どころは
ホントに毎度お上手(*´ω`*ノノパチパチ!
あーゆー笑い方する人いるけど
なかなか真似出来ないよ。
しかも自分で言って自分でウケるタイプ((*≧艸≦)ププ
清原果耶ちゃんももはや安定の演技力で
小泉孝太郎のゲス男も珍しいけど
ホテルでのすれ違いのやり取り、良かった〜
何度も笑いが込み上げてきて、
思わず大笑いしちゃうほどの傑作でした。
タイミング逃してしまい公開から1ヶ月経っていて、
もう上映館が少なくなってしまったけど
出来たらもう一度映画館で観たい作品です!
最高のラブコメ
ラブコメというと漫画原作が幅を利かせる世の中、オリジナルのラブコメにして傑作!!
やはり清原果耶が天才。俺の話は長いで知っていたが、コメディ作品への親和性も抜群です。高校生と塾講師ということで一見嫌悪感の湧きそうなラブコメですが、こういう作品なら健全で良いですね😃
でもこの映画のMVPは小泉孝太郎さんでしょう。身内の某政治家を思い起こさせる軽薄で中身の無い演説。良くぞこんなクソみたいな役を引き受けてくれたものです。そこまで演技派とは思っていませんが、本当に俳優として骨を埋めるつもりなのだとその俳優魂に驚きました。
これが「普通」?
成田凌も清原果耶もすごく上手い。ストーリーが展開するにつれて変わっていく大野の恋愛スキルと、二人の立ち位置。その心理描写が初々しくて、応援する気持ちが増していく。
だけど。
基本的に、空気の読めない大野はアスペルガーなわけで、それは天邪鬼なわけでもなくてホントに人の心が読めないわけで。森に安心を求める彼は、自然界の調和に身をゆだねる心地よさを知っている。思惑ばかりの世間から離れたいと思うのは、社会的スキルの欠如した彼としては当然なのだ。あの変な笑い方をみると、僕は「気持ち悪っ」て笑うどころか、胸を締め付けられる。ああアスペなんだな、って思うから。その彼を「普通じゃない」と断罪して始まるところから、ちょっと冷めてしまった。彼は彼で、世の中での生き方を覚えたうえでの人付き合いをしてきたのが垣間見える。美奈子と上手くいったのは、彼女自身が欲の渦巻く大人の世界に疲れて、純粋な大野の言動に安らぎを覚えたからじゃないかな。だから、会いたい気持ちはあっても、この先一緒に生きていく決心までは揺らいでしまうのだ。利発なゆえに自分の境遇を受け入れざるをえない不憫な美奈子と、おそらくこの先も「普通」じゃない大野。なんか、そっちに感情を持っていかれて、純粋に楽しかった、って言い切れない。最後の締め方にわずかでも将来の希望が見えたのが救い。
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