まともじゃないのは君も一緒のレビュー・感想・評価
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成田凌のポテンシャルの高さ
ただのコメディ映画で終わらないの理由は主役二人の掛け合いの心地よさと小気味良く進むストーリーテンポの良さ、周りのキャラクターの絶妙さなど色々あるが、一番は本当に数学好きの残念なオタク(映画の中での表現として)になりきっている成田凌のあの場の空気が凍るような笑いだ。あれが強烈なフックとなって引き込まれてしまう。
そして最後に彼が「普通」に対して憤る姿もまた全うであり、胸を打つ。
面白さと観賞後の余韻も兼ね備えた良作だと思う。
まとも
清原果耶、成田凌 同じ画面にいるのが想像つかなかったが、2人のテンポの良い掛け合いと力のはいりすぎてない素晴らしい演技で100分間ずっと楽しかった。
爆笑のあまり何度も巻き戻したシーンもたくさんありました。 大人向けなのになんとも言えないかわいらしいラブコメ?だったと思います。
普通ってなんなんだろう というのがこの映画のテーマですが、鑑賞後そのテーマを考えすぎるような強制感のある感じではなく、フラットに自分は自分でいっか、と思えるのがこの映画の素敵なところだと思います。
見た後こんなに幸せな楽しい気持ちになれる映画は久しぶりでした。見てよかった!
フツウじゃなくて上等!くそくらえ!
私の悩み相談の時の口ぐせ「普通はどうするんですか?」
成田凌演じる大野も、自分が普通じゃないことは分かってる。だけど、どう振る舞うのが普通かは誰も教えてくれない。長年、普通を教えてくれる存在を探していた。
精神年齢が高い高3の香住は口が達者で、二人の掛け合いがおもしろい。この映画は、ほぼ二人の掛け合いがメイン。
悪知恵が働く香住は、フツウを知りたい大野をうまく利用して憧れの人と婚約者の中を割こうと画作するが、その中で大野の良さを知っていって…。
フツウにこだわっていた大野の普通に対する発言は名ゼリフ。心に留めて置きたい言葉。
暗黙でいつの間にか決まってるフツウ。それに邪魔されないで、自分はどうしたいのか考える大切さを感じた。
塾講師と高校生がプライベートで会うなんて、嫌悪感感じまくりるところだけど、これが全くなし!すごい!
キャラ設定がしっかり合って、対人間として向き合っているからだと思う。
一見、普通の人でも隠れたnot普通はある。
普通か普通じゃないかで考えないで、その人自身を見ていく方が楽しそう。
まともじゃないのは皆も一緒!!笑
普通という推し量れない基準
普通は、普通は と誰しも一度となく口にしたであろう言葉。
普通というものに基準は無く、一般的に通用している事が「普通」と言われると私は解釈している。
その点で、私も普通ではないだろうと考える(笑)
かすみがつるんでいる女子高生達、普通なんだろうが、まともじゃない。その普通に何となく混ざっているかすみは、普通じゃないが、まともだと思う。
宮本は、普通だがまともじゃない、大野は普通じゃないが
まともである。一番まともで普通なのは、美奈子なんだろうな。あー、まともの意味を今度辞書で調べてみよう(笑)
成田凌と清原果耶の掛け合いが面白くて、何度もみてしまう。
予備校でそんな大声でそんな話をしゃべっていいのかよ!と
つっこみたくなるが、二人の相互作用が絶妙で、堪らない映画である事は間違いない。
まともじゃないけど、まっすぐではある。
2021年が終わり、多くの映画レビュアーさんがそれぞれの「2021年映画ランキング」を発表しています。私は面白い映画を探す際に映画ランキングを参考にすることが多いんですが、本作は複数人のレビュアーさんが名前を挙げていらっしゃったので鑑賞しました。内容についてはざっくりとあらすじを知っている程度です。
鑑賞した結論ですが、とても面白かった!!
主演の二人の演技が良いし、ストーリーも面白かったし、細かな演出も光っていたし、軽妙な掛け合いが楽しい脚本になっていましたね。『花束みたいな恋をした』『ひらいて』『彼女が好きなものは』などなど、2021年は日本の恋愛映画が強い1年でしたね。
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人とのコミュニケーションが苦手で数学一筋で生きてきた予備校講師の大野康臣(成田凌)は、このまま孤独に生きていくことになるかもしれないという不安を抱えていた。ある日、教え子の秋本香住(清原果耶)から「先生は普通じゃない」と指摘を受ける。生まれて初めてそのような指摘をされた大野は、香住に頼み込んで「普通」になるための練習をすることになる。
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私も理系大学出身の人間で、何でもかんでも「定量的に話して欲しい」と思ってしまう大野の考えが理解できてしまいます。そういう「めんどくさい理系男子あるある」が会話の節々に出てくる映画でしたので、理系の男性は必見の映画ですね。絶対に笑っちゃいますよ。
それ以外にも、軽妙な会話のやり取りで笑えるし、主演二人の演技で笑えるし。全体を通してコメディ寄りの演出が結構多かったように感じます。コメディは人によって合う合わないがハッキリ分かれてしまう映画ジャンルだとは思いますが、私は本作のコメディはかなり笑わせてもらいました。
自分の恋愛成就のために結託していた男女がいつの間にか惹かれ合ってしまうというのは、アニメ化もされたライトノベル『とらドラ!』を思い出させます。「ありきたりな展開」と言われてしまいそうですが、やはり王道で楽しめるストーリーではありますね。
役者陣の演技が非常に良かったですね。特に最近注目されている女優の清原果耶さん。会話の中で、コロコロと表情が変化していくところとか、それだけで素晴らしかったですし、コメディシーンでも表情変化がバッチリ活きていて大笑いさせてもらいました。
全編通してしっかり面白いし、ダレるシーンは全くないし、終盤の展開もなんだかスッキリする感じで私好みでした。観たことない方はぜひご覧になってください。オススメです!!
塾の講師、ちょっとは勉強も教えなさい。
清原果耶はこれだな。
朝ドラのモネはいい子過ぎだった。
成田凌は、坊ちゃん刈りの太短眉毛。
一番の見どころは スナックでおっさん達相手にクダクダするところ。
小泉幸太郎の偽善者ぶりは40点。
ちゃんといい人なのが滲み出てダメ。
たぶん弟の方が上手くやれそう。
私には良さが分からなかった。
凄い高評価でワクワクして見たけど…
そんな急に別人みたいに喋りが上手くなる?
めちゃ邪魔してうざいやん。
「普通」より「個性」って考え以外は何も分かり合えなかった。
世界の物差しと己の物差し、人を想い向き合う事
2021年劇場鑑賞6本目 名作 90点
ただただ愛くるしい二人の映画
今作、ホントに好きでこんなに4人それぞれにちゃんと感情移入できて、テンポも笑いもかけあいも演技も素敵な今作はもっともっと評価されていい。
当方数学大好き人間なのでまず成田凌が気持ち悪いほどわかる。だし私も小学校教師を目指している理屈やなので清原伽耶もくっそ頷ける。他二人はそれほどだけどでもそれぞれの言い分というか考えも十分にわかる。し自分だったらそうしてるなとも思う。
食器屋さんでの成田凌のやりとりは劇場内でも大爆笑。他にも立ち姿からふるまい言動、でもそれをわかってて今まで人生を送ってきたから俯瞰から見た自分の変わってる様もわかってる。それがとても良く表現されていた。
清原伽耶も僕と似ていて、若造が決めつけじゃないけどでも世間一般と思い込んでることを堂々と主張する様はもう等身そのものだった。
この世界で生きやすい様にみんなが少しずつ委ねて作り上げた"普通"の物差しが、みんなが自分も他人も心の中でそれと比べて弾いたり認めたりする中で、悪い側面も大いにあるけど、人を思う、人を好きになるのにも、そういった"普通"がなくてはならない要素であって、だからこそ返って自分とも向き合えるのだと思う。
共感というか没入というか、そーゆー観点では生涯ベストの作品でした。
是非
微笑ましいですね
自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
映画館で観たいなぁと思っていましたが、時間がなく見れなかったので、いまさらですが観ました。
清原さんは清楚な役が多いイメージでしたが、こういう役もできるんだなぁ、とすごい俳優さんだな、と思いました。大野と美奈子の会話を楽しみながら盗み聞きするシーンと、バー(スナック)で荒れているシーンは、自分の中でとても好きなシーンです。
深刻になっちゃいそうなシーンも、割と淡白に流れていく感じは、脚本や配役、俳優さん皆さんの演技がそうさせているんだろうな、と思いましたし、胃もたれせずに見れました。
会話がとても面白く、ところどころクスリとしながら見ることができてとても面白かったです。
清原伽耶はこのような多少乱暴・強引な感じのキャラが合うと思っていま...
清原伽耶はこのような多少乱暴・強引な感じのキャラが合うと思っています。声も大きくなりますし。掛け合い面白かった。テンポよし。
まともになったらみんな一緒
コメディタッチでリズム良く進む成田凌と清原果耶の会話がおもしろくて、また同時にそれぞれのキャラクターを的確に描写する見事な脚本!
取り扱っているテーマは「普通って何?」という手垢のついたものだったり、恋愛や個性のあり方など今まで星の数ほどの作品で描かれてきたものですが、設定の妙や人物描写などでここまで笑えて尚且つ胸を熱くさせる事が出来るのかと脱帽しました。
「君の普通って何かを諦める事なの?」
こんな言葉を、それこそ普通に言っても、何を青臭い事言ってんのとなるところをその純真さと真っ直ぐな性格を観ている側はよく分かるからこそ、グッときます。
社会生活に適応する為に自分の個性を押し殺してきた経験があるので、まさに自分に問われているような錯覚を覚え、一方でありのままの個性を認められたような気持ちにさせてくれる聖母マリアのような作品。
完全オリジナルの日本映画。興行収入を考えると漫画やドラマの映画化が多くなるのも分かりますが、こういう作品こそ多くの人に観てもらいたいし評価される世界になってほしいなぁ。
あなたの普通を知りたいは、その先の始まり。
これは、可愛い映画でとても良かったぁ。
私の普通はこうです。君の普通を教えて欲しい。この時から既に始まってるのよねー。
普通とは何か?その先を気づくまでの時間をとても上手く構成されてると思った。
清原果耶ちゃんが可愛くて、成田くんはとても良く合ってた。
2人が成長していく感じがいい
予告を見てコミカルな感じがよくて、DVDで鑑賞しました。
成田凌さんはどんなキャラを演じても違和感がなく、今回のキャラは日常にいたら『変わり者』と認識されるような人なのに愛着が湧くというか、可愛く感じられました!清原果耶ちゃんのサバサバしてるけど何処か変わってるキャラも可愛かったです。
2人の会話が面白く、また2人が色々な人と関わってどんどん成長していく感じもとても良かったです!
人は個性があってこそだと感じました!
さらっと観れて面白い。
Netflixにて鑑賞。
女子高生が予備校講師に恋愛指南する過程で自分自身も成長していく姿がスムーズに描かれていて面白い。
普通が何なのか、普通でいることがいいことなのかを考えさせられる映画。
飽きずに観れた。
ただ、予備校講師と生徒が二人でご飯を食べに行ったり、予備校以外の場所で個人的に会うのは現実的に考えてないな、と思った。
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