デンジャー・クロース 極限着弾のレビュー・感想・評価
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画竜点睛を欠く
ベトナム戦争に参加したオーストラリア軍の話です。
テーマ、ストーリーはとても素晴らしいです。話がとっ散らかることもなく、部隊の状況や関係、連携に絞って坦々と進めていくところや、戦闘シーンの緊迫感も十分に伝わってきます。変な英雄譚になっていないところで他のベトナム戦争映画とは一線を画す作品ではないかと。
しかし、残念なポイントが2つです。
・音が迫力不足。砲撃、銃撃、どれを取っても映画館の音響に全然合っていない。大型テレビ感覚でしかない。(前日に劇場版幼女戦記観賞したせいもあるかw)
・戦闘シーンの使いまわし的な画の撮り方が多く、舞台ですか?的な甘さが感じられてヌルい印象を受ける。
あと、邦題がダサい。あまりにダサい。SuperDryを極度乾燥とか言っちゃってるのくらいかっこ悪い。
ちょっと勿体ないですね。
うん、
よかったとは思う。
戦場で何十万、それ以上の銃弾が飛び交うシーンは、いつ誰が撃たれてもおかしくない状況。
ベトナムの敵も必死、オーストラリアの兵士たちも必死、、、、こういう戦争、戦いは、もうあってはならないとつくづく思う。
いろんなとこでツッコミどころはあれど、そういう戦闘シーンに圧倒もされて、やたら悪くも評価できないくらい(笑)
最後にこの映画が実話?だったみたいだと気づいて、戦場の古いフィルムもエンドロールで流れたり。
みんなそうだけど、婚約が決まってた人(ラージ)には思い入れというか印象に残ってて、最後まで生き延びて帰国してほしかった。
【嫌味な上官が弱みを見せるドラマチックさが素敵】
・2019年公開のオーストラリアの戦争映画。
・ベトナム戦争中の1996年8月に起こった「ロングタンの戦い」を描いた作品。2000人のベトナム兵士に囲まれた若い兵士108名が、敵だけでなく味方にも危険が及ぶ至近距離への砲撃「デンジャー・クロース」の要請を余儀なくされた戦いの中で苦闘しどうなるのか⁉ という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・抑揚のある激闘
・嫌味な人間にも後半、共感してしまう物語の流れ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・映画「プラトーン」「地獄の黙示録」をはじめとして「ベトナム戦争」映画は沢山ありますが、その中でも「ロングタンの戦い」という局所的な戦いをモチーフとして描かれた作品です。こういう取り上げ方をしていただけると、その歴史を具体的に知ろう、と思えるので素敵ですね。立場的に自分の感情を隠さざるを得ず、嫌味に見えてしまう上官たちも、戦いが極限に達していく後半になるにつれて、だんだんと人間の弱み、みたいなものが見えてきて共感できる。この辺がとても良かったです。
[演出]
・物語で大切と感じた「嫌味な上官の弱みに共感する」。ここに向かうために、前半でいかに嫌味っぽく魅せるかもきちんと計算されていた気がします。ただ、登場人物が多すぎる×全て知らない俳優、故に、誰が誰だかが良くわからない状態に陥ってしまいました。これって邦画の例えば三谷幸喜さん系の登場人物多数の群像映画を日本映画をあまり観ない海外の方がたまたま観た時にも起こり得そうな感じですね。そういう意味では、ワールドワイドに映画を創るってムズカシイですね。。。
[映像]
・序盤の戦闘を観て「あれ、ちゃちい。。。予算なかったのかな」と思ってしまうほど、リアリティのない銃撃戦でした。この調子で延々続くのかと不安に思いましたが、全然。後半はがっつりした銃撃戦。いい意味で抑揚のある映像演出だと思いました。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・群像劇と言っても良いくらい多くの人物が登場するので、最初は訳が分かりませんでした。笑 とはいえ、途中からは肝となる人物は覚えてくるようになります。ハリー・スミス少佐役のトラヴィス・フィメルさん、若さと渋さの両方を兼ね備えた素敵さがありました。なんと映画「ウォークラフト」の主演だったようですね⁈准将役のオリバーさんは役柄的なせいもありますが、少し残念な感がありました。
[全体]
・物語面でも戦闘の映像面でも、後半を盛り上げるために前半を控えめにしている抑揚のある映画でした。言ってしまえば、よくある戦争映画、でしかないのです。しかし、スミス少佐の弱みが現れて仲間たちとの絆が目に見えるようになってくる様はドラマチックなので、そこら辺の見応えはありました。ベトナム戦争におけるオーストラリア兵は若い人ばかりだった、という史実もどこか考えさせれてしまいました。そして、「ロングタンの戦い」という知らなかった史実を教えて頂けたことも、また良かったです。ありがとうございました。
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#全体3.3 #物語3.3 #演出3.4 #演技3.4 #配役3.3 #映像3.3 #音楽3.3
ベトナムとしては祖国防衛
ベトナム戦争時。オーストラリア中隊と北ベトナム軍の戦闘を描いた物語。
珍しいオーストラリア発のベトナム戦争物です。
偵察任務中に北ベトナム軍の大隊に包囲された豪軍中隊が、必死の防戦を繰り広げます。
死を恐れず突進してくる北ベトナム軍。砲撃とヘリや戦闘機の援助等の最新鋭の装備で反撃する豪軍。
弾幕の凄まじさと恐怖、人の命の軽さと無残さがしっかりと描写出来ているように思えます。
戦闘の迫力もしっかりとあり、好印象の映画です。
ただ、戦闘シーンが同じようなシーンばかりになったのは残念。後半は「飽き」を感じてしまいました。史実を基にした映画ですから、改変は難しいのでしょうが、故郷のシーンを差し込むなどメリハリを付けても良かったかもしれません。
この映画と比較するのはメル・ギブソンが主演した「ワンス・アンド・フォーエバー」でしょうか?
あの映画も、米軍中隊が、北ベトナム軍の大隊と遭遇して窮地に陥るストーリーでした。
比較すると、よりリアルに描かれているのは本作で、その意味では私好みと言えます。
ただ、映画の面白さだけを考えれば、メリハリをしっかりと付けた「ワンス~」の方が優れているように思いました。
評点は3.5にしました。
戦争って愚かな行為だな~・・・
ロケ地がベトナムでなくて自国
(オーストラリア)だったのか
ジャングルの筈が森に見えてしまう
景色が見入ってしまうほど綺麗
まるでファンタジー映画のよう
その中で行われているのは殺し合い
戦争って愚かな行為だな~・・・
ベトナム兵の戦い方がひたすら突撃って・・・
もう少しは考えて戦っていたのでは
ないかと思う
輸送ヘリと砲撃部隊の描写は興味深かった
(何故半裸?)
他国の戦争に加割って、終わりのなさそうな
状況と戦いに半ば絶望しての極限着弾要請
だったのだろうか
それにしては
臨場感があまりなかったし
登場人物の切羽詰まった心情が
伝わってこなかった
きっと
景色が美しすぎたから・・・?
ベトナム戦争のオーストラリア軍
ベトナム戦争におけるオーストラリア軍の戦いを描く。
北ベトナム軍の大攻勢を見誤り、窮地に追い込まれる中隊は砲撃と援軍に希望をつなぐ。
戦闘シーンは迫力あるが、戦闘中にいちいち見得を切るのは如何なものか。
とても迫力ある映像です
歴史の苦手な私には、戦争映画も、リアルを題材にしたものか、そうでないかの区別もつかない。…が、これは、事実のようである。
予告編を観たときには、本当に、デンジャー・クロース とかあったの?と思って、観に行きました。戦争映画としては、割と、リアルに描かれていたのではないでしょうか。戦争って、こんな感じなんだね…ってのは伝わってきました。おそらく、デンジャー・クロース も事実なんでしょうね。でも、タイトルに使われるほど、特別な感じもしなかったかな。予告編は、すごく特別なことのように作られていたから…。自分たちを犠牲にしてでも、敵を巻き込み戦死するお話だと思っていたら、犠牲にはなってないなかったしね…。会議室の口だけ上司は、どこに行ってもいるんですね。イライラしました。
敵か味方かも分かりにくかったし、ずーっと、ドンパチ、ドンパチしてるから、ちょっと飽きてきました。映像としては、とても迫力あり、良かったんですがね。
やる気のない兵士たち
さすがに集中砲火を浴びる迫力のシーンと序盤のやる気のない兵士たちが良かった。なんせ、徴兵と志願兵で集められたのは20歳そこそこの者ばかり。ベトナム戦争なんてアメリカとソ連が主導してやってたようなものだから、オーストラリアに大義なんてない。単なる米豪同盟で参加しただけなのだろう(知らんけど)。
CGなんてのはほぼ銃弾と流血シーンだけの爆破系ほんもの戦争映画。オーストラリアで作られた珍しい作品ではあるが、これもアメリカから45年経って認められたためなのだろう。凄惨な光景、無線が使えないなどといった緊迫した展開。D中隊のやる気どMAXになってからも、救ってくれるのは砲撃隊のみ。着弾の正確さにも恐れ入った。
そんな悲惨な戦いをも描いた反戦映画ではあるのに、エンディングを迎えたテロップにはかなりがっかり。18人の死者に対してベトナムは245人の戦死者。両軍とも「勝った」ことを主張したとか、アメリカから認められたという史実はともかく、結局は18人の戦死者を悼むというだけのものになってしまった。つまりオーストラリア万歳。せめて両軍の兵士たちを称えるテロップにしてくれれば評価も変わるのに・・・他国に見せる映画ではない。
意外となかったオーストラリア視点のベトナム戦争映画
『プラトーン』『地獄の黙示録』『ワンス・アンド・フォーエバー』などベトナム戦争を扱った作品は多いが、特に大作レベルの作品はアメリカ映画、アメリカ目線のものが多く、オーストラリア資本、オーストラリア視点の作品は今まであまりなかった。(あくまで日本における戦争映画輸入事情として)
ベトナム戦争ではないが、沖縄戦を描いたメル・ギブソン監督作『ハクソー・リッジ』はオーストラリア資本の入った映画でオーストラリアの俳優を多く起用していたため、ルーク・ブレイシー、リチャード・ロクスバーグなど出演者が今回と被っている者も多い。
マーク・スティーヴン・ジョンソンのスティーブ・マックイーン愛が爆発した映画『バニシング ’72』 のトラヴィス・フィメルや『リトル・モンスターズ』のアレクサンダー・イングランドなどオーストラリアを代表する若手俳優も多数出演し、新旧オーストラリア俳優の博覧会的映画としても楽しめる作品である。
『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』では、ドローンを使った戦争という点で正確に銃撃することや、爆撃することの重要性が描かれていたが、今作では旧型となる無線を通じて、正確に情報を伝え、司令部が決断を下すというチーム戦(マイトシップ)が描かれており、いかに無線の存在が大事であったかということをしみじみと感じさせられる映画である。
少数対大軍との映画的なシチュエーションが現実の戦闘で起きたという絶望的な状況に加え、銃弾や物資がなくなってしまって、味方の遠方攻撃をしてもらうことだけが頼りという絶望的状況は手に汗握ること間違いなし。
「デンジャー・クロース」とは、味方も被害を受けかねない距離での着弾を意味しているのだが、命令や行動をする、それぞれの立場やプレッシャー、リスク、今後の責任問題の処理といった、戦争時における極限状態の緊迫感を見事に描き通したといってもいいだろう。
実話ベースで実際に亡くなった人物が映画でも、実話の通り死亡することもあって、遺族への配慮があったため、酷い描写を避けるためなのかもしれないが、アクション・シーンとしては、平坦なものが多く、バイオレンス描写も薄く、戦場の悲惨さという点では、物足りなさを感じてしまうため、娯楽性のある戦争アクションとして観ると失敗する作品である。
オーストラリア側からのベトナム戦争
オーストラリア映画なので仕方ないけど、南軍視点での偏った作品。オーストラリア軍のこの活躍に対してしばらく経ってからアメリカから評価されたとのことだが、ベトナム内戦に外国から来てベトナム人を殺戮する事に違和感を感じた。作品自体はなかなか迫力あるけど。
賛美し過ぎ。
ベドナム戦争は、どちらかが一方的に悪いわけではないので、ある一国の兵士の死をことさら強調されても困る。まぁ内容的にはドンパチ中心で、ストーリー的には薄っぺらい物であることが、こういった映画を作る上での難しさがあるんでしょうね。
厳しいね…
凡庸な作品。映像レベルの低い戦争映画。ただ米軍ではなくオーストラリア軍であるというだけの話。ありがちなストーリーを集めた脚本は面白味に欠けるだけでなく、大佐と准将の演出が余りにも下手。この程度の内容では、とてもじゃないが世界標準には達していない。30年前のレベルである。余談だが、主役であろうハリー少佐が松平健にしか見えなかったのは私だけではないはず。
18年ぶりに魅せられた渾身の作品。
とにかく内容が濃い。最近の無難でコミカルな映画に真っ向から挑んだ気合いを感じた。
登場する兵器は1960年代のイギリス系と米系兵器を細部まで再現し、劇中はオーストラリア軍視点で進むが、北ベトナム軍との史実を最大限追い求め、どちらが勝ちか負けかではなく、どこまでもリアルに戦いを追っかけている。
流石にストリー性を持たせるための「間」はあるが、最近のライトでカジュアルなアクション・戦争映画には無い人間臭さに溢れ、スマホやタブレット現代に真っ向から逆行する、映画館で見るべき作品だ。
個人的には、ワンス・アンド・フォーエバー(2002)以来の、最高のベトナム戦争映画だと思う。
きっと名作として後年に語られることを確信して止まない。
最後に、この戦いで散った両軍の英雄達に心から追悼したい。
昔風のアナログ的なシンプルな作品
全編戦闘シーンでこまかな個人のエピソード等余計な場面は無し この手の作品は米国映画でオリジナルが多いが本作はオーストラリアが主人公と言う珍しい映画だが迫力あるストレートな戦争映画と観るなら楽しめるだろ❗
恐い怖い最前線
ベトナム戦争でオーストラリア軍とベトコンとの間に起こった「ログンタンの戦い」で、最前線で闘う兵達の危険を顧みない作戦と決断を中心に、激しい戦闘や本部で指示を出す准将達とのやり取りを描いた映画。
昨今の戦争映画の中でも、ここまで戦闘を中心に描かれた作品は珍しいかも。
激しい戦闘シーンが目当ての人にはオススメ。
しかし、個人名を与えられている登場人物が多すぎて、誰が誰だか把握するのが難しい。複数の小隊に分かれてシーンが進む為、都度主人公がコロコロ変わったような感じで展開していくので尚更。
言うて自分も戦闘シーンが見たくて戦争映画を見ている部分もあるので、事が動き始めた中盤からは結構楽しめた映画だった。ラスト近く、意を決したように近接武器を手にするシーンとか結構アツかったし。
印象に残った人物は砲兵のマッチョ達や、小太りの中佐。中佐さん、後半なんか正義に目覚めたような感じになってたけど、結局あれはただの自己満の迷惑行為では…
でも、一番印象に残ったのは、最後、軍曹が兵の点呼をとるシーンで、「ドリンクウォーター」と呼ばれていた兵がいたシーン。オーストラリアではそういう名前が一般的にあるのだろうか・・・?
死亡フラグが立ちすぎ。
ベトナム戦争でアメリカ側に着いたオーストラリア軍が、ジャングルの中でベトコン軍の大軍に襲われた実際の戦いを描いた話。
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オーストラリア映画ということで、私は誰一人としてこの映画に出てる俳優さんを見た事なかったし、ただでさえ外国人って見分けがつかないのにオーストラリア人ってもっと見分けがつかない!.
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誰が誰かわからんし、なんなら敵と味方の違いもよくわからないぐらいだった。それでもこの映画、仲間のことを見捨てず助けに行くっていうのがメインの話で、誰かわからない人が誰かわからない人を助けに来てくれても感動する。
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途中、物語の中心的な2人がお互いの家族、愛する人について語り合うシーンがあるんだけど、そこがもう死亡フラグすぎてほんとにやめて欲しかった。家族の写真なんか見せんな!結婚式に行くとか約束するな!!そんなこと言うと死ぬじゃん!!!って思ってたら本当に死んだ(笑).
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オーストラリア目線でベトナム戦争を描いた話は初めて見たし、それなりに楽しめる映画だった。
一見単調も見方を変えれば…
貯まってきたポイント消化で観賞
オーストラリアの配給というのも珍しいと…
ベトナム戦争に従軍していたオーストラリア軍が
体験した「ロングタンの戦い」の実録映像化作品
感想としては
単調に映る部分もありましたが
背景をふまえ見方を変えると印象も変わってきました
緊迫感溢れる軍記物だと思います
東南アジア条約機構に加盟するオーストラリアは
ベトナム戦争のアメリカ・南ベトナム軍側にのべ50,000人を派兵
ロングタン地域の基地のオーストラリア軍は
中核の「D中隊」は20歳前後の徴用兵中心の素人同然の部隊で
指導を行っていたスミス少佐は緊張感に欠ける兵士に苦労していましたが
ある日基地に向けて迫撃砲が次々打ち込まれる事態に陥ります
その後打ち込まれている地点をおよそ特定し
小隊を三つ編成しそこへ向かいますが行ってみると
大量の北ベトナム兵に囲まれてしまい取り残された小隊を
助けるか見捨てるかの選択に迫られながら緊迫する状況を
描いています
史実ではおよそ4時間の間にオーストラリア軍108人に対し
2000人の北ベトナム兵を相手にする羽目になったそうです
なにせ20倍の兵力ですから撃っても撃ってもどんどん現れキリがありません
さながらゲームで言うところの「無限沸き」状態です
とにかく撃って!撃たれて!撃って!撃たれて!のシーンの
繰り返しは徐々に単調に感じてくる印象も受けます
ですがこの戦闘は非常に狭い戦闘エリアで行われており
一辺数キロもない森林で行われたようですので
状況を考えれば実際そうなのかも知れません
無線で必死に味方の砲撃を誘導し
ついには味方のいるすぐ近くに砲撃を要請するハメになります
これがデンジャークロース(極限着弾)というわけですね
この4時間の戦闘でオーストラリア軍はどうにか
撃退しますが18人の犠牲者が出てしまいました
そしてこの戦いの存在は1968年から45年後にはじめて
オーストラリアでも知られるようになったそうです
前述の通り映画としては確かに単調な部分もあります
お決まりの死亡フラグも盛大におっ立てます
でも史実の凄く狭小な空間での激闘と背景をふまえると
また印象が変わってきます
銃器や兵器などの描写も細かく
オーストラリア軍が当時アメリカ軍でも最新型だった
M16アサルトライフルを使用していたのは意外でした
オーウェンというオーストラリア特有の短機関銃は
なかなか見たことがない特殊な銃でした
なんかベトナム戦争映画というともっと画面がグリーンで
生い茂るジャングルというイメージがありましたし
ベトコン特有のトラップなどがあるのかというと
全然そう言うのはないのでなんかぱっと見ベトナム戦争が
舞台に見えない感じもありますが新鮮でした
ビジュアルの迫力は非常に高かったです
あんまり公開している劇場は少ないようですが
やっていれば一度オススメしたいです
短く評価/好きな方はどうぞ
オーストラリア軍が戦った
ベトナム戦争のアクション映画ではなく
実話です
銃弾が飛び交い、飛び交い、飛び交い
砲弾が飛び交い、飛び交い、飛び交い
クソ指令も飛び交う、逆らう、飛び交う
映画としてはストーリーが薄味
浮き足だってるね
ベトナム戦争下実際にあったオーストラリア軍とベトコンの「ロングタンの戦い」を、オーストラリア軍視点で描いた話。
まあ、「ロングタンの戦い」といわれても知らないけれど。
軍司令部の基地が砲撃を受けているのに吞気な様子をみせる始まりで、白々しさを感じてしまいちょっと嫌な予感。
なんか演技、演出やカットが安っぽいし、BGMまでもイマイチ緊迫感とか緊張感とか臨場感とかないんだよなあ。
イマイチな演出は続くけれど、話としては非常に好みだし、戦闘が激しくなる後半は、BGMも良くなって、臨場感が増してきた。
まあ、変な演出は相変わらずだったけど、面白かったから良いかな。
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