「世間の評価と自分らしさ」ピーターラビット2 バーナバスの誘惑 セロファンさんの映画レビュー(感想・評価)
世間の評価と自分らしさ
前作同様、今回も何一つ悪くないのに周囲に振り回されっぱなしのマグレガーが、ちょっと気の毒なのだけれども、不器用に奮闘する姿が愛おしく感じました。
出版社の思惑にはまり、自作絵本がオリジナルとどんどんかけ離れていく事に気付かぬビア。
絵本のイメージ戦略の影響で“悪者”のレッテルを貼られショックを受け、悪の道に手を染めていくピーター。
こう見られたい自分
世間から見られている自分
そのギャップに気を揉み、自分らしさを見失いかけていたビアやピーターに辛抱強く寄り添い、“ありのまま”を受け入れ肯定してくれるマグレガーのような存在って貴重ですね。
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