「【彼女の大きな瞳に映ったのは、愚かしき故郷の男達(含む父親)と、都会の厳しさと、不安に苛まれながら中絶手術をする決意をした彼女を支える従妹と優しき女性医師達だった・・。】」17歳の瞳に映る世界 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【彼女の大きな瞳に映ったのは、愚かしき故郷の男達(含む父親)と、都会の厳しさと、不安に苛まれながら中絶手術をする決意をした彼女を支える従妹と優しき女性医師達だった・・。】
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ー 高校生のオータム(シドニー・フラニガン:素敵な女優さん見つけた!)は妊娠するが、親の同意がないと中絶できないペンシルベニア州から、長距離バスを乗り継いで、従妹のスカイラー(タリア・ライダー:素敵な女優さん見つけた‼その弐)承諾なしに堕胎できるニューヨークへ・・。ー
■感想
・カメラは、オータムの大きな瞳を、頻繁にクローズアップする。そこには、怒り、悲しみ、不安を見事に表現した“瞳”が映し出されている。
ー フライヤーによると、今作でのシドニー・フラニガンが絶賛されているそうだ。それはそうだろう・・、と鑑賞して納得である。ー
・本作では、オータムの故郷の男達は、徹底的に愚かしく描かれている。長距離バスで出会った若き有色人種の若者はどうだっただろう・・。
ー 彼の最後の行動に、同性としてホッとする・・。
<オータムも、スカイラーも学業と併せ、バイトをしている。だが、その金で浮かれて遊んでいる様は描かれない。きっと、生きていくためだろう。
二人にそんな生き方をさせる周囲の大人(特に、オータムの父親)と社会に責任はないのか!という想いと、大都会で力を合わせて難事をやり遂げたオータムとスカイラーの絆が、沁みた作品。
が、何よりも魅力的だったのは、シドニー・フラニガンの大きな瞳出会った作品でもある。>
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グレシャムの法則さんのコメント
2021年7月31日
明日はファーストデイと重なる日曜日ですね。
私は体力的にキツいのですが、ツワモノの皆さまはオリンピックには目もくれずフル稼働の一日と拝察しております。
うん⁈
ということは、例のあの人は延べ何百という共感操作に勤しむことになるのですね。
やれやれ、ご苦労なことです🤣