ディック・ロングはなぜ死んだのか?のレビュー・感想・評価
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なにやってんだ〜!!
オチに期待して観るより、もっと全体的に楽しめる映画。
主人公の右往左往を見守り、
散りばめられたやり取りやセリフにニヤニヤ。
鈍臭く隠蔽工作するジーク。
さっさと白状しろよ〜と思いながらも
なぜ死んだかわかるまでの過程も飽きずに楽しめた。
追い詰められられていくジーク面白い。
オチは…お〜い!!!なにやってんだ!って感じ。
実際にあったそうで…やれやれ ʅ(◞‿◟)ʃ
(閲覧注意)人間なんて所詮は、そんなもの。
人様には見られたくないアレやコレやは、私にだってあるけれど。犯罪でもインモラルでも無いから俺はセーフだ!と胸を撫で下ろしましたよ。
ダニエル・シャイナートと来れば、何かやらかしてくれると期待するじゃないですか。死因なんて、目を覆い、耳を塞ぐしかない何物かに違い無いって思うじゃないですか。
うっげー。げぇ。ゲゲェ。だった。予想外過ぎ。アホ過ぎ。にしても。絵面が思い浮かばないんですけど?いや、想像したくないんですけど?どないしてくれんねん!ってダニエル・シャイナートに詰め寄りたい気分だす。
これって、ある意味、期待通りw
パルプフィクションの掃除屋はハーベイ・カイテル御大。そもそもパルプフィクションでもパープリンや無いのは御大だけやし。もう、この男達、どうにもこうにも食えん奴らで笑うしか無くなるw
役者さんが誰かのソックリさんじゃなかったですか? 小屋の中の二人が、ブラピとダコタ・ジョンソンに見えた自分の視力と記憶力が不安になる、ブラック、と言うより下世話なコメディ。何故か、人が多くてビックリした。
好きもの、が集まってる感は、あったw
ゲス野郎ども、ハメ外そうか?
ノスタルジックなメロディが流れ、呑気に始まろうと見えた途端、一人の人間が死んだ。
傍目にはシリアスな殺人事件だが、実は変態たちの不始末。
嫁さんは、まだどっかの知らない女と浮気してくれていた方がマシって気分だろうな。
何か書くことにまともに頭を使うのがアホらしくなってくる映画。
嫌悪する人もいるだろうけど、僕的には、いいじゃないこのくらいくだらなくてもって苦笑いの気分。
ジークの嫁さんが目ん玉ひん剥きながら口を押えて驚愕する姿から想像する世界とは、真反対の真実。いや、だからこそひん剥いてビックリしているのか。だって奴らはあんなことを隠すために、あんなに犠牲を払って、あんなに悲しそうだったじゃない。おかしいほどに。
ゆる〜いブラックコメディ
タイトルからもうある程度ネタバレしてますが、核心の部分はなかなか出てこず、中盤まではまぁまぁ楽しめました。
が、全体的にテンポが悪くてブラックジョークが生きておらず、さらに核心がバレた後も人情話っぽいのをダラダラやるから、終わったときには「なんか無駄に長かったなぁ…」という印象になってしまいました。
こういう話なら、もっと畳みかけるように進んだ方が面白いと思うんですがね…
ちなみに本作、どこかの宣伝では「事実に基づく」と謳っているとか…(私は直接見たことないので伝聞)
以下ネタバレに繋がるため改行
ネタバレ回避
ネタバレ回避
ネタバレ回避
ネタバレ回避
ネタバレ回避
まぁ、日本でもデカい異物突っ込んで抜けなくなって緊急搬送、という事件はよくあるらしいので、そういう事件をヒントにしてると解釈すれば、事実に基づくといえなくはない、かな?
ちなみに異物がブスリした原因を聞くと、みんな揃って「たまたま裸でいた時に転んで刺さってしまった」と答えるそうです。どんな確率だよと。
ピンク・フロイドらしさの微塵もないピンク・フロイトがたどり付く先
20066.行き当たりばったりで嵌りまくる過程を描く。死因のバカバカしさは想像を超えた。しかし、それはキッシュを食べることと同じ程度にノーマル
だいぶブラックだなー
パンフ買うときに、店員さんが聞き取れなかったので、
二回繰り返して声に出したときに、「あっ!」てなりました。
このタイトル、そういうこと?!
中盤でディックが死んだ理由が判ったんだけどね。
チラシに実際に起きた事件をヒントにってあったけど、本当?!
だったら、だいぶブラックだなー。
だから、笑えない。
最終的に「人間が計り知れない。」で括っちゃったしなー。
まぁ、実話をヒントだったら、まぁ、そうだよな。
「人間は計り知れない」以外で、
何か他に伝えたことはあるのか?良く解らなかった。
だから、パンフ買おうと思ったんだけど販売されてなかった...。
【"人間って計り知れない・・" 彼らが嘘に嘘を重ねひた隠しにした事実とは・・。】
-リチャード姓はしばしば、”ディック”と渾名される・・。何故かは知らない・・。-
・この姓と渾名の辺りの劇中の保安官同士の会話が、絶妙である。
・ジーク(とアール)は何故、数々の嘘を付き、ドンドン泥沼に嵌まっていったのか?
ーそして、薄々ジークの”嘘”に気づいていく妻の姿が怖くも、ビビって挙動不審になるジークの姿と合間って、オカシイ。貧乏ゆすりが凄い・・。-
・彼らは、何を恐れていたのか・・。
・彼らはスリーピースバンド "ピンク・フロイト" の練習後、何をしていたのか・・。
・ジークは保安官が自宅を訪れた時に、何故【愛馬】を逃がそうとしたのか・・。
・リチャードの直腸から発見された”モノ”・・。
〈エンディングで流れる nickel backの"How you remind me"の歌詞も実に印象的だったダークコメディ作品。
鑑賞中、黒い笑いが、込み上げてきます・・。〉
うーん。
些細な嘘が、悪い方向へと向かっていく。
なんで、子供の前でお財布を出し、見せてしまったのか
そして、車を盗まれたという大嘘。バレるでしょ。
しかも、そこで『盗難届を出した』と何故嘘がつけないのか。全体的に頭が悪い。
途中、クスっと笑えるシーンが多々あります。
爆笑する程ではないですが。
女の子がとても可愛かったなぁ。
DICK LONG !?
おっさんアマチュアバンド、ピンク・フロイトのディック・ロングが病院の駐車場に置き去りにされ死んだ事件を巡る話。
バンドの練習の後バカ騒ぎする3人から始まり、突然血まみれのディックを病院に運ぶ二人の描写に。
二人は自分たちが捕まるのを恐れてまだ息のあるディックを病院の駐車場に置き去りにして、と展開していく。
「なぜ死んだのか?」となっているけれど、それを探追ったり探ったりというより、主人公の行き当たりばったりトンチンカンな取り繕いをみせて楽しませるのが主という感じ。
ネタ自体は振り切っているけれど、それ以外は大したことないし、嫁ブチ切れ以降は結構怠かった。
せっかくだからもっと娘に引っかき回させれば良かったのに。
A24だけど
最近飛ばしているけど、A24だから全てが面白いわけではないですね。不条理でもないし、救いがないわけでもないし、哀しみもない。敢えて狙っているなら、思い切り外していると思うです。
ニコラスケイジがやれば面白くなったかも。
A24
A24の作品は本当に毎度新鮮だなあ、と心底思いました。
実際の出来事を元にしてるということですが、これはもう…f^^;)
誰も想像できないです。まさに”Are you joking?”です。
いつも裏切らないA24の作品が本当に楽しみです。
ブラックユーモア炸裂の上質ヘンテコ映画
“便利な死体と化したダニエル・ラドクリフ”でおなじみ『スイス・アーミー・マン』のダニエル・シャイナート監督最新作!
小さな田舎町を舞台に、友人ディックの死に関わってしまった2人の若者ジークとアールが、
その真相を警察から隠そうと奮闘する姿を描きます。
前作『スイス〜』に引き続き、シャイナート監督のクセが強いブラックユーモアが炸裂!
真面目に見るにはあまりにバカバカしい一方、
ギャグの中に人間の哀しさも感じてしまうという、
絶妙なバランスで作品を仕上げています。
ディックの死因を隠そうとジーク本人はいたって真面目に奮闘するのですが、
その姿からは想像できないヘンテコ展開に、みなさん唖然とすること間違いなし。
ブラック加減で言うと、ポン・ジュノとヨルゴス・ランティモスを足して2で割ったイメージです。
分かりにくかったらすみません。笑
事件の真相を知ったある人物が放つ、
「人間の行動って計り知れませんね…」というセリフが印象的でした。
終盤には、ロックバンド ニッケルバックのファンとしてたまらないサプライズが用意されており、
エンディングでは思いがけずストレートに感動させられました。
人生がままならなくても、人に言えないぐらいの恥を抱えても、それでも生きてかないといけない者たちへの眼差しを温かく感じる幕引きでした。
作中の「ディックの死因」はなんとフィクションではなく、実際にアメリカで起こった事件を基にしているとのこと!
鑑賞後はぜひ、その死因についてウィキペディアをのぞいてみてください!
アホなことを真面目な顔してやってるから怖い
ある夜、3人の男がハメを外してバカ騒ぎをしてたらその中の1人ディック・ロックが死亡。その男の死因を追う話。
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前半は後の2人がどうにかディックといたという痕跡を消そうと右往左往する様子が描かれる。でも抜けが多いし、隠そうとしたことが仇になってさらにバレるっていうただただアホ。
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そんなヤツらが起こしたことだからディックの死因だってアホ(ポスターよく見たらわかる)。でも真面目なトーンでずっと話が進むから、逆に怖かったわ(笑).
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最後のとうとう主人公がおいつめられていくシーンの緊張感というかソワソワ感が良かった。
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終始ニヤニヤさせてもらった
なぜ死んだのか…この辺は予告からこの作品のメインとなる事はわかっていた為、やはりオチを作品のメインとすることは多少ハードルは上がってこちらも観てしまってる部分はあったが、普通に楽しませてもらった。
この作品はオチに至るまでが面白い。ジークがディックの死を隠すことに翻弄される姿が終始描かれるがこれがまた面白い。警察やディックの奥さんが自宅に来た際のコーヒーのやり取りや、娘のフ〇〇の問いかけのやり取りやら、奥さんとのディックの死因のやりとりやら…思い出すだけでも笑ってしまうシーンが多々あり、爆笑とはいかなくても個人的には終始ニヤニヤさせてもらった。
馬と性行為を日常的に行い、それが原因としてディックが死んだのはバカげていてこれもまた面白いのだが、個人的にはこの死因のオチより、それまでの過程の方が面白かった。
いい大人がバカな事を本気でやっているのはやはり楽しい。頭を空っぽにして感性で楽しめる作品ではあった。
想像の斜め上をはるかに超えた死因
すげぇ面白かった。想像の斜め上をはるかに超えていく死因でもう笑うしかない。一歩先しか想像できないおバカなジークとアール。この二人が浅知恵で真剣に行動するもんだからいたるところでクスクス笑いがおきる。
ジークが顔芸をするワイフに問い詰められるシーンが何度かあるけれども、どれも面白い。男って、テンパるとすぐバレるウソをついてしまうんだよね。自分も結婚式のご祝儀金もろとも、ぼったくりバーで巻き上げられて家に帰ったときに、「天才スリにお札だけ抜き取られた」なんて言い訳して、この映画と同じく「警察に通報しなきゃ」なんてことになって、しばらく家の中がシベリア状態に。
ジークの一人娘が笑いの起点を作るんだけど、どれも絶品。ラスト近くで、パパに対して「CxxxSxxxx」って何って、微妙な間合で何度も聞くシーンは、めちゃくちゃ笑った。笑い😹→爆笑🤣→爆笑🤣→爆笑🤣で、悶絶しそうになった。😭😭
ドラえもん体型の保安官と保安官補や謎のインド人女性もブラック・コメディの脇役としては満点。『ファーゴ』は後味がよくなかったけれども、この『The Death of Dick Long』は、いい余韻で終わっていて、とてもよかった。
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