女優 原田ヒサ子
劇場公開日:2020年3月28日
解説
女優の原田美枝子が、監督、制作、撮影、編集を手がけた短編ドキュメンタリー。原田美枝子の母・ヒサ子は認知症が進行し、まるで我が事のように娘の人生を語り出した。認知症の人が自身の一番輝いていた時代に戻るケースは多いが、自分以外の人の記憶を語るのは珍しいことだという。母が語る記憶の断片が娘の人生とオーバーラップしていることに驚いた美枝子は、母の人生を振り返り、母の心の中に残されていた夢をかなえようと思い立つ。美枝子の長男でVFXデザイナーの石橋大河、長女の歌手・優河、次女の女優・石橋静河ら、原田美枝子の母への思いに賛同する人びともキャストやスタッフとして参加。
2019年製作/24分/日本
スタッフ・キャスト
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認知症の母親が娘の人生を
自分の思い出かのように話し始める。
といった奇妙な出来事から始まる本作。
母親の人生を掘り下げながら、
家族の協力もありつつ、
最後は大円団な美しい終わり方をしてましたな。
しかし、
もう少し母親と娘の事情や
深層心理的なものが見えると思ってたので、
やや消化不良気味。
母親が認知症なので、
掘り下げようのない部分もあるのだろうが、
娘視点からもう少し語っても良かった気がする。
短編なので仕方ないのか。
ノンフィクションを期待すると、
絵本のような、童話のような仕上がりなので
少し拍子抜けすると思う。
映画「ファーザー」を観て、真っ先に思い出したのは、自分の母親のことと、このレビューをほっておいた「女優 原田ヒサ子」だった。
このタイミングでレビューをあげるような啓示だったのではないかと思ったりしている😁
原田ヒサ子さんは、原田美枝子さんのお母さんで女優などやったことはないのだが、認知症になってしばらく経ったある日、自分の人生と原田美枝子さんの女優人生を重ねるようになるのだ。
原田美枝子さんは、石橋凌さんの妻で、石橋静河さんと歌手の優河さんは娘さんで、大河さんという息子さんもいる。
そして、一家あげて、原田ヒサ子さんは本当に女優になって行く。
屈託のない皆んなの笑顔が素敵だ。
「ファーザー」は切ないが、原田ヒサ子さんのようなケースだってあるのだと知れば、少し楽になることだってあるだろう。
もう上映している劇場は少ないと思うが、AmazonプライムやNetflixで観れるようにしたら、少し視点が変わるだろうから、なんか多くの人に見て欲しいと思う。
2020年12月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
被写体に対する愛情が画面を通して伝わってきました。
ネタバレ! クリックして本文を読む
入場料が、1000円だったので??
と思ったら
短編映画でした。
家族の記録映画風
原田さんの母に対する愛情と感謝に溢れた
ほのぼのとした映画。
認知症の人に対する接し方が、
とても良い。
介護士さん達にみてもらいたい映画でした。