「アルツハイマーにならないように気をつけましょう」43年後のアイ・ラヴ・ユー レオさんの映画レビュー(感想・評価)
アルツハイマーにならないように気をつけましょう
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クライマックスでリリィが劇団のセリフを思い出して演じていたのが良かった。
クロードもリリィに思い出そうと優しく語りかけるのも良かった。
欲を言えば、クロードが施設を離れてリリィに会いに行くのを見たかった。
ただ、買春を繰り返す旦那のことはこの映画に無くても良かった。
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70歳のクロードは妻を亡くし、LA郊外に一人で住む元演劇評論家。近所に住む親友のシェーンと老後を謳歌していた。
ある日、昔の恋人で人気舞台女優のリリィがアルツハイマーを患わせて施設に入った事を知る。もう一度リリィに会いたいと願ったクロードは、なんとアルツハイマーの《フリ》をしてリリィと同じ施設に入居するという一世一代の《嘘》を思いつく。
シェーンの協力のもと、遂にリリィと念願の再会を果たしたクロード。だがリリィの記憶からクロードは完全に消し去られていた―。そんなリリィに、クロードは毎日のように二人の想い出を優しく語りかけるのだった。
ニューヨークでの出会い、かつて共に過ごしたパリでの日々を綴った手紙、一緒に聴いたガーシュインの音色、そして想い出の花・ユリの香り。しかし、なかなかリリィの記憶は戻らない。そんなある日、昔リリィが演じたシェイクスピアの「冬物語」を施設で観劇する事になり、クロードは孫娘と一緒にある作戦を実行する。
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