MOTHER マザーのレビュー・感想・評価
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もっと酷い役かと思いきや
それ程でも無かった気がする
それは言いくるめだけで暴力が無かったから?
世間ではこれよりも悲惨な事件が多いので、この親子はある意味幸せかなと思ってしまいました
お金欲しさからの最後の展開に至る考え方が分かりませんが、もしかしたらこの親子が疲れてしまっていたから?
遊びの無いハンドルを握っている感覚
面白かったが、ただただ胸糞悪かった
「実際の事件をモチーフにしている」という事前知識しか無い状態での鑑賞です。
様々なレビューサイトで結構高い評価を受けていたので、多少はハードル上がっていたと思います。
結論から申し上げて、私はこの映画を観て後悔しています。人間の心理描写や演出、細かな部分まで計算された脚本、役者陣の演技などは本当にレベルが高くて見応えがありましたが、ストーリーがとにかく胸糞悪いのです。最初から最後までずっとイライラするような描写が続くんです。個人的に「面白いけど胸糞な映画」といえばデビット・フィンチャー監督の「セブン」を想起するんですが、個人的にこの作品はセブン以上の胸糞でした。鑑賞注意です。
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一切仕事をせずに知人や親類からの借金で生活をしている秋子と、秋子の息子で学校にも通えない周平を描いた作品。様々な男と行きずりで関係を持つ自堕落な母親にすがらないと生きていけない周平。
ネグレクト(育児放棄)や束縛、慢性的な金欠。そんな辛い状況を生きる周平が、何を考えて何を学び、どのような行動をするのか。そして祖父母の殺害事件がどのようにして引き起こされたのか。
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主人公の少年・周平が自堕落な母親からどのように育てられ、どのような環境に身を置き、そしてどのような経緯で祖父母の殺害に至ったかを描いた映画になります。
「少年が祖父母を殺害した事件についての映画」というのは、予告編やコマーシャルでもはっきりと明示されているため、ネタバレにはならないと思います。
最初から最後まで、人間のクズみたいな母親から周平が酷い仕打ちを受ける描写が続きます。これが私には本当にきつかった。息子を道具のように扱い、片や自分は男と遊び歩く生活を送る。周りの男達は秋子(母親)に匹敵するクズ男だったり、まともな人でも秋子に簡単に誑かされてしまいます。周平を救ってくれそうな人が何人か現れますが、秋子に阻まれてそれも叶わず。途中で周平が秋子に反抗するような場面もありましたが、結局は秋子に押し通され、自分の望む選択ができませんでした。
作中に何度も「周平が秋子の呪縛から逃げられるんじゃないか」という希望的な場面を見せつつも、結局周平は秋子から離れることができず、最悪の結末を辿ることになるのです。これが私にとってこの作品の一番胸糞な部分です。
あと、秋子が映画のラストで罰を受ける形になるのですが、それまでの様々な悪逆非道な行いに対して、「これだけ?」と思うくらいのちっぽけな罰しか受けないため、それもイマイチ納得いきませんでした。
以上のような理由で、正直観ていて辛くなってくるし観たことを後悔するほどの映画だったのですが、それは決してつまらなかった訳ではなく、ここまで心揺さぶられるほどに映画としての完成度は高くて面白かったと思います。単純に好みの問題です。
万人にオススメできる作品ではありません。私のように、イライラが止まらなくなる人もいると思います。しかし、胸糞に耐性のある方は是非鑑賞してみてください。細かな心理描写や役者陣の熱演は一見の価値ありです。オススメです。
不自然さのない演技にひきこまれました
迷った挙げ句…
親子(母子)の幸せ・・☆
実話に基づくということを知らずに鑑賞しました。
長澤まさみ演じる母親と息子。
それにまつわる人々の話し。
「万引家族」というよりも、途中で「誰も知らない」を思い出した。
万引家族は、なにかしらある種救いのような感情がわくシーンがあるが、
この作品は最後まで一貫した別のものがある。
長澤まさみ、阿部サダヲも良いが、何と言っても周平役の(少年・幼年期とも)演技が
素晴らしく、どんどん引き込まれていく。
子供を自分の一部と言い切る母親、それに応えようとする息子。
この話は、極端な形であるとはいえ、一つの愛の話なのかもしれません。
最後になっても、「お母さんが好き」という周平。
きっと本当に心からそう思っていると思った。
親子の幸せは、他者からはわからない計り知れないものがある。
周りがどんなに「かわいそうだ・」と評しても、そうではないものが
身の周りには溢れている。
家族には、正解などないということを、改めて考えた作品。
人間の風景。
愛が故の悲劇
ひどすぎる。母。
最低の女を、最高の演者と演出
重くて深い
答えが見つからない。
親は選べない
胸糞な話だけど不思議と余韻は悪くない!!
これね….
終始胸糞でしたねー🤔!!
衝撃作でしたー!!.
長澤まさみさん演じる
シングルマザーがもうねー…
モンスターでしたねー😯!!
ただ作品としては、
なかなか一歩踏み込めない部分を
テーマにしていて
母親像とか、
親子関係とかね…
考えさせられる事は沢山
あったように思います!!
よくニュースで見るじゃないですか??.
パチンコをしに行って
車で留守番させていた子供が
熱中症で亡くなっ手しまったとかの
ニュース…
この作品の女性も
そんな自己中心的で
自分が産んだ子供は、
自分の所有物だと言わんばかりの
歪んだ愛情を持ったモンスターでした!!
余韻はね、
かなり強烈ですが、
反面教師として沢山学びましたよ🤔!!
どうしてこんな母親になってしまったのかという
過去も描いたならより
面白く観れただろうなぁって
部分は凄く感じて残念でしたね!!.
どんなに最悪な母親で
どんな仕打ちをされても
離れる事はしなかった少年…
生まれた時からこうゆう生活だけを
してきた少年にとっては、
お母さんだけがこの世界そのものだったんだろうか…
依存し合う関係性は
親子関係でも恋愛でも
互いにいい影響は生まないですね。
少年が犯罪に向かっていく場面は、
凄く心が痛く、
ラストに少年が語る
母親から離れなかった理由には
衝撃でした!!
理解し難いですが、
実際に起きた事件の着想作品だし、
社会には母親になれてない
母親が紛れているんだろうなぁ…
こうゆう社会派作品に
実力派俳優が出演してくれて、
フォーカスがあたるというのは
評価ポイントであり、
こんな作品が増えていくと
いいですね🥰!!
鑑賞できて良かった!!
胸糞だけどね!!(笑)
演技は頑張っているけど
共依存の母と息子が堕ちるところまで堕ちていく話。長澤まさみが共感度ゼロの母親を演じるという評判で観に行ったが、まさしくそのとおりの内容。
長澤まさみは頑張っていたが、「演技してます」という感じで、切実さ、痛切さはあまり伝わってこなかった。阿部サダヲもしかり。長回しの演出も、リアルさを感じるより、舞台上の役者の演技を見守るような感じ。
実話を基にしたとのことだが、息子が祖父母を殺害するシーンを、音声だけで描いたのは拍子抜け。あえて、きっちりと残酷に描いてほしかった。
息子役の奥平大兼は良かった。特に、ラストの坊主頭の姿はかっこいい。
見終わった後、かつて名画座で観た大島渚の「少年」を思い出した。あの映画の切実さ、痛切さをもう一度味わいたくなった。
光が見つからない。
ど底辺を演じられる女優がよかった
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