MOTHER マザーのレビュー・感想・評価
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好演・熱演は分かりますが、やっぱミスキャスト
本作品「MOTHER マザー」ですが、話題にもなっているのと、長澤まさみが、この手の役をするのが初挑戦と言う事で、ちxとっと気になりましたので見てきました。
最初に、本作品の内容をだけを話すと、この手の映画の主人公のような人間っているよな・・・
また、そうしてか、この手の人間には、この手の人間が必ず付いてくるんだよね・・・・
映画の内容を見ても大変に考えさせられますし、非常に良く出来ていると思いますが・・・・
確かに、長澤まさみと阿部サダヲの好演、熱演は認めるのですが、正直、ミスキャストかな・・・・ふたりとも、まだまだ、普通に普通の役なら良いと思うけど、どんなに役にのめり込んでも、喜怒哀楽が全く出てこないかな・・・・
もっと適任者がいたかな・・・・本作品の中で、夏帆が役に同化していたかな・・・・
もっと南果歩さんのような女優さんの方が、見ているこちらも怒りや悲しみや呆れ感など伝わってくると思うけどね・・・・
申し訳ないけど、長澤まさみには、この手の役は早いのかな・・・・
彼女には、彼女にとって適任の役があるだろうと・・・・勿論、本作品にしろ、彼女なりに体当たりの熱演は認めるんだけどね、しかし、スパイスと言うか、全体的な味が足りないかな・・・・
この手の映画ってもっとこちら側が、見ていて、イライラしたり、怒りに満ちたり、呆れたり、出来ないとつまらないんだよね。
なんか、全てにおいて、ミスキャストだったかな・・・・・
勿論、考えさせられますが・・・・私的には、勿体無いと言うか・・・商用ベースを強く意識したのか・・・ちょっと残念・・・
わからない…
長沢まさみの怪演作‼️
誰だったらお母さんを救えたのか。。 どうしてあそこまで落ちてしまっ...
誰だったらお母さんを救えたのか。。
どうしてあそこまで落ちてしまったのかな
本人にしかわからない気持ちがあるのか
精神的な何かなのか、、、
きっとこんな風に育てた、育てられた
家庭は少なくないんだろうな
って思うと心苦しくなりました。
児童会館などで働く母から、
母親はいつも綺麗に着飾っているけど
子供は毎日同じ靴下で穴が空いたものを履いている
という話を聞いたことがあります。
いくら母親がひどいことをしても
子供にとってはたった1人のお母さん。
どうかこれから少しでも
様々な苦しみをかかえて生きる子供が
減ることを願います。
奥平くん、長澤まさみの演技に引き込まれて
泣いてしまいました。
長澤まさみ、さらに仕事増えそう
空っぽな母親…観ていて辛かった
苦しぃ
やっぱり大西信満はいい。
現在進行形の悲劇に震撼し、憤怒を覚えました
六年ほど前の事件をほぼ事実どおりに再現した映画のようです。
まず、母と少年は共依存で、病気ですから罰するより治療すべきでしょう。
映画では少年の成長過程は描かれていますが、母親がなぜ共依存に至ったのか、それを描かないので、事実をなぞっただけの平面的で単調な映画になってしまいました。
母親が経験したことを調べて、また想像で補完していってほしかった、祖父母も妹も善意の第三者のように描かれていますが、決してそんな関係性では無かったと思うからです。
それから、子供を何年もホームレスに放置した警察、児童相談所、マスコミについて強い憤りを感じました。その点についてももっと鋭く追求してほしかった。
現在、母は釈放されているわけですから、少女との共依存があるのなら、これからも悲劇は再現される恐れがあります。
万引き家族は疑似家族が解体されて問題は解消されましたが、この映画の事実は、根深い家族の問題と社会の問題が深く根ざした、より深刻な世界です。
それを映画化しただけでも価値があると思いました。
周平役の役者さんがメチャいい
長澤まさみ主演なので見たけど、内容的には好きなジャンルではないし、、、でも、役者の演技が良かったので星4半にした。
まず、主演の長澤まさみ。
もともとキレイなだけではなく女優魂のある役者さんだし、年齢的に役の幅を広げたいというのも判るんだけど、東宝シンデレラなんだから、別にこういう汚れ役はしなくてもいいんじゃないかな。というか、個人的にはこういう役はして欲しくないんだよね、やっぱり。
とはいうものの、彼女の存在感がなければ成立してない映画なので、まあよかったかな。
それよりか、周平役の役者さんですよ。
子供時代の子役も良かったけど、青年になってからの役者さんの演技は新人とは思えないほど秀逸でお見事。
演技があまりにも自然過ぎて、同じ画面に映っている役者の演技が、いかにも演技している感が出てしまって気の毒になるくらい。
この役者さんの演技を見れただけでも、見た甲斐はありました。
共依存と生活保護
生活保護も断り、児童福祉ソーシャルワーカーも払いのけ、息子と二人で生きていこうとするも働く気が全くない。パチンコ、酒、男・・・自堕落な生活が続けば、ある意味信念を突き通してるのかもしれないが、周囲の人間はたまったもんじゃない。両親からも絶縁され、息子周平に盗みを働かせ、やがて娘冬香も生まれることに。
歪んだ愛情もここまで発展すると他人を全く受け付けない。元はアルコール依存症の夫婦を指した言葉「共依存」が重くのしかかる。母親の一方的な命令もさることながら、愛情も溢れているので危険な状態に陥り、物事の善悪さえもわからなくなっているのであろう。
人間関係でいえば、元夫が一番まともで離婚した原因も想像に難くない。母親にしても、自宅に住まわせれば問題も起きなかったに違いないし、秋子本人に男を見る目があれば良かったのだろう。遼(阿部サダヲ)との関係にも「共依存」があったと考えられるし、そんな依存のために世間から隔絶された哀しい女性だ。
『万引き家族』を思い出す方も多いようですが、個人的には昨年の『凪待ち』を思い出してしまいました。依存症という恐怖。断ち切れない何か。自尊心だけは強いため、社会保障をも拒み続けるのだろうし、このような人はどこにも必ずいるものだ。この作品では働く気がない主人公だったが、コロナの影響で働きたくても職がない人が増え続けるだろう。
残念だったのはスマホを持ち続けていたこと。本当のホームレスだった持ってないだろうし、それでも生活できてしまうという説明がなかったところか。元夫からの養育費月5万だけというのも。それでも長澤まさみの体当たり演技だけは評価できます。
依存か洗脳か
川口祖父母殺害事件をモチーフにしてつくられたフィクション。
実際の出来事をモチーフにした内容ではあるものの、異なるところもかなり多いので、これが真相だとは思わない様に。
離婚して、まともに働かず家族に借金を無心する母親と、小学校にも通わない11歳の少年の6年間のストーリー。
始まって早々、一切働く様子はみせず、どうやって生きているのかも不思議なレベルの母親と継父と少年。
それでも実父との生活は選ばず、母親と暮らすことを望むし、成長してからは口答えすることもあるけれど、その生活しか知らない少年には最早洗脳に近いものがあるのか。
悲しくやり切れず、憤りを感じ重く響く作品ではあったけど、なぜこんな中途半端にフィクションにしたのか、と疑問も残った。
ただ、実際の事件の知識がなかったら、もっと高評価をつけたかも。
後引く映画 聖母か怪物か?
まず、長澤まさみだから、クレイジー差、下品さその他のどうしようもないグズさがそこまで出てなくて抑え気味だった事に物足りなさを感じました
阿部サダヲにしてもそこまでの終わってる男じゃないので。
これ、ほんまのグズすぎる奴が演じたとしたら後引き度は半端なかったと思う。
母親の金遣いの荒らさ、乱れた異性関係、親、姉妹との確執がイマイチ伝わりずらいのは長澤まさみの上品な清潔なイメージが演技の邪魔をしている。
親子の共依存になるには、もっともっと振り回され感が欲しかったが、その映像がなくても深い所まで想像はできた。
子供は親を選べないってよく言われるけど。
そうじゃないのね。
その親の為に子供が選ばれたんだね。
何年か前の実話の事件で。
十九歳の男の子が母親と母親の彼氏と空き缶集めの仕事をしていたが、その男の子は虐待を受けていて、最終部屋に軟禁され餓死で死んでしまった事件。
19にもなるなら逃げれるだろうと平和な私たちは思う。
しかし小さい頃からそうやってしつけられたら。
見えないオリに入れられてそこから出られない
そんな事件を思い出した映画でした。
DVも酷いがネグレストの方もたいがい悲惨になる。
ここから本の引用
女だから母親は金の稼ぐ手段あったんじゃ?と思ったのだが、そこまでしてて子供を育てる根性もないのね。
そして、兄は妹が大きくなれば売春させられるのでは?と心配していたと言う。
やはり映画ではそこまでの悲惨さはなく、真実の方が怖い。
キャッチフレーズの聖母か?
そんな所は微塵もない
テーマの見せ方が今ひとつ。
監督、最後に急にハンドルを切ったね
キャスティングが・・・
男に寄りかかり、すがり、育児を含めた生活能力に著しく欠ける女。ただ目先の空腹と快楽のための金さえあれば良しとする、およそ人間社会の文化からは程遠い底辺をさまよう女。そして、そんな女でも唯一の拠り所として生きなければならない悲しい息子。映画自体のテーマは、本当に深く淀んだ問題に取り組んでいると思うが・・・。この作品に長澤まさみはミスキャストだと思う。本人も意欲をもって体当たりの演技をしているし、実際に確かな演技力を持っていると思うけど、いかんせん奇麗すぎる。落ちぶれ感が全くない。あれだけ好感度の高い女優を使っては、この作品が伝えたい闇の部分は伝わらないと思う。レビューでも多くの方が「長澤まさみの演技力はすごい!」と書き込んでいるが、裏を返せば「演技でやっている」という感想に直結している。作品に入り込んで「とんでもなくひどい母親だ・・・」という憤りとか悲しみに到達できないままだ。例えばこれが、母親役が安藤サクラで、男役がリリーフランキー(万引き家族の組み合わせだが)だったら、全く違った作品になったのではないかと思う。
作品のコンセプトは素晴らしいと思うので、つくづくキャスティングが残念だった。
ちなみに私は長澤まさみさんの大ファンですので、彼女の名誉のためにも「あれ以上の演技は無理でしょ」と言いたい。
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