MOTHER マザーのレビュー・感想・評価
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実話だと思えないほどのお話。
はじまってすぐもうクズ親っぷりが炸裂してます。
高校生役をしていた長澤まさみさんが
もうクズ親をやる日が来るとは月日の流れは早いですね。
なんだか終始胸糞悪いですね。
クズにはクズが寄ってきますね。
阿部サダヲさんもクズぶりがすごいです。
出ている人が豪華ですし演技が上手い為、見ていて嫌な気分になります。
たいがさんがホテルの店員役で出てて、おっ!でした!
藤田さんが初めの方に、包丁刺さって死ぬのやばいですね。
って思ったら生きてたー!でした。
子供への愛なのか、執着なのか、なにかが曲がってしまっていましたね。
お金なくて子供も降ろすという人なのかと思ったら、子供は産むんですね、わたしの子だよってあんなに殴られても産むことをやめない。
しゅうへいくん役が、子役のときも、少し大きくなってからも、両方ともすごく顔が整ってますね!
阿部サダヲさんが部屋に押し込んできた時、なんだったんですかね、あの謎のステップ。
学校行きたいんだけどって勇気振り絞って言ったしゅうへいくん。
あんなあしらい方、ひどすぎます。
借金って最悪ですね。
なんか全て最悪です。
実話って、信じられませんね。
顔を叩かれた後、強く握り拳をしているしゅうへいくんの怒りが心の中を表してますね。
辛すぎます。
人の優しさや、隙間に漬け込んで結局全てお金を盗む、しかも息子にやらせて、とんでもないですね。
息子はいつメッシュ入れたんや思いました。
祖母を殺せば家のお金が手に入ると言い出す母親。
そうだねと流した息子に対して
『ほんとにできんの?』と。
祖母殺害事件の真相がこれって。
息子悪くないじゃんって思いますよね。
息子にとって母親はどこまでも母親だったんですね。
本当に息子に殺させるなんて。
これを見て思ったのは本当に
【マザー】ってタイトルだなって思いました。
事件の真相や裏側って、テレビだけじゃ分からず
こういうこともあるんだなと。
全員本当に演技が上手いです。
しゅうへいくんも上手いです。
最後まで見入ってしまいました。
最後まで胸糞悪い母親でした。最低です。
これを共依存と呼ぶんですね。
母親は2年。
息子は12年。
母親は私は何もやってない、指示もしてない。
息子は僕が全部やった。と一点張り。
ふうかちゃんは引き取られ。
こんなことあるんですね。
しゅうへいくんは、お母さんがすきだと。
それを、人から聞いてもあの表情。
母親はあれを聞いて一体なんと感じたんでしょうね。
リアル過ぎて救われない映画
身寄りのない未成年・子供は社会の全てが家族なので、善悪の判断や意欲が母親の意思の中の掌握されている。
客観性など育たないし、当然のこと反抗期なんて来ないし、唯一の社会活動が生活費を工面するために「子供」という特技を使い、身内にたかるしかない。
それが唯一の家族である母親を支えることになるのが幼少から身に付いている。
胸糞悪いのは母親が女になる瞬間の雰囲気を察し、性的な時間になると姿を消して一定時間耐えるところ。
こういう幼少期を送ったことのある身としては、封じ込めてきた記憶が蘇ってきて震えがくるほど忌々しい。
そういう忌々しさを描きたかったのか、そういう反応を呼び起こしたかったのかは曖昧だが、最後のシーンで女性職員に、母親に対する想いを伝えたところが要らないと思った。
彼を動かしていたのは、好きとか嫌いとかでない。まぎれもなく「洗脳」である。
それをあたかも親子愛のような伝え方に違和感がありました。
映画としてのエンドは万引き家族のように、底辺ながらも救われるところがないとキツイです。
万引き家族、子宮に沈める
ネトフリで見つけたんで鑑賞中。
まだ途中だけど、長澤まさみのグズ母親っぷり凄い。阿部サダヲのホストには無理があるんじゃw
こんな母親いるんだなぁ…。猿時かわいそう…。いやー、最低。
万引き家族といい、子宮に沈めるといい底辺家族映画もっとやってほしい。
長澤さんが主演なので
そりゃー、観ようじゃないかと思い、友人を誘って観に行きました。が。コンフィデンスマンJPとは全く違う長澤さん。酷い母の役でした。でも白髪あってもこんだけ美しいなら、そりゃメンズもほっとかないわな、と納得。だって、あの長澤さんだもの。
【好きって何? その2】
大森作品としては「タロウのバカ」に続いて、「好きとは何か」を考えさせられる。
「タロウのバカ」のティーチイン上映会で、大森さんに、好きとはなんですかと尋ねたところ、自分にも分からないと…。
観た人がそれぞれ感じて考えてもらえたら嬉しいというようなことも言っていた。
「タロウのバカ」がさしずめ、ネグレクトの親の元で放置されたタロウの、友情の「好き」がテーマであるのに対して、「マザー」はネグレクトではあるものの常に共にあることを望む母親に対するものだ。
例え、歪んだものだとしても、共にいることで「好き」が成立するのか。
「タロウのバカ」は自分で「好き」を育むが、「マザー」の「好き」は狭い世界で外をあまり知らず、半ば強制的に「内向きに膨らんでしまった」もののように思える。
だから、余計に哀れで切ない。
そして、実は、このようなことは社会のあちこちにあるのではないかと思ってしまう。
親子の関係ではなくても、暴力を振るわれながらも、離れることができない男女の関係もそうだ。
この原案となった事件の作品を知っている。
打ち捨てられ、孤独で、世界から隔絶されたような親子が、正常でいられるとは、僕は思わない。
でも、もっと早くに施設に助けを求めれば良かったのだとか、我慢が足りないといった現実に即した意見や解決への提案もよく理解できる。
だが、それは、きちんと判断が可能なように育ったから言えることでもあると、自分の中に葛藤は絶えない。
こうした不幸な出来事が起きないように社会としてどうあるべきかを考えることは重要だ。
だからこそ、たとえ歪んでいるように感じたとしても、こうした愛情が存在していることを理解するのは重要なのだと考える。
例外的だと切り捨ててはダメだと思う。
ニュースで取り上げられるものを見て、憎しみを向けるだけでは解決できないことのようにも思うのだ。
重く辛いが、周りの人々の葛藤も含めて、多くの人に考える機会を与えるような作品だと思う。
まさみさんも凄かったけど奥平大兼くんが 素晴らしかった。 実話がベ...
まさみさんも凄かったけど奥平大兼くんが
素晴らしかった。
実話がベースだから重たいのに淡々としている感じ。男は母親を嫌いにはなれないんだよね。。秋子のバックボーンの描写がもうちょと欲しかったな。
何故彼(周平)は、犯罪をおこしてまで母を好きになったのか。 そして何故秋子(長澤まさみ)は、彼に学校にも行かせず、自堕落の生活を送ったのか。
実話を基にしたノンフィクション映画。
学校にも行かず自堕落の生活を送った秋子と息子周平。場所を転々と繰り返し保護施設に入ることにしたが、夫(阿部サダヲ)の借金でまた問題が増えてしまいます。
そして、周平がついに犯罪を犯してしまいますが、何故、母の命令ではなく自分でやったと言ったのか、衝撃を受けました。
これは私が今年見た中でNo.1の衝撃です。
何の意味あるの?
自分の手で悲惨な現実が変えられるのに、そうしなかった。ただ働きたくないくせに、自分の息子、親まで巻き込ませた最低の女だ。こういう人をベースに映画を撮る自体がおかしい。
但し、少しでも勉強になったのは、今度映画館に行く前に慎重に映画を選ばないといけないこと。
問題提起する作品
実際に起きた事件に着想を得た作品らしいが、全く別物の映画作品です この母親はどうしようもない母親ですが、この世の中に普通にいそうです そんなリアリティーがある ただ子供はすごい、こんな母親でも好きだと言った、ちょっとショックでした
熱演なんでしょうけど・・・
親がクズすぎてストーリーが重いのは承知の上なんですが、メインの登場人物の動機、心情、そこに至った背景などが全く描かれていない(ストーリーとしても、映像描写としても)ため、ただのクズ親とその子供達の「エピソード話」の域を超えていない。
あぁそういう事件があったのね・・・というノンフィクションもどきを見ている気がしました。
なので映画としての採点は低いです。
長澤まさみも頑張っているのでしょうが、ホームレスになっても顔は綺麗だし、洋服も大して汚れてない、飢餓感も絶望感も感じない、男を誘うシーンも大して怪しくないし・・・なんか、叫んでりゃ良いのかい?って演技でただただ冷めていく想いでした。
最後の「告白」のための息苦しさ
社会の枠から外れて孤立し、底辺の荒んだ生活を続けるクズな母とその子どもたち。作品が描く人物像は、現実世界では殆どの人が関わることのないであろう非日常の世界であるが、映画やドラマでは比較的ありふれた姿であり、「誰も知らない」や「万引き家族」などでも近い人物が描かれた。
助けを差し伸べる手を振り払い、ゆきずりの男と過ちを繰り返す母と子は、作品としての圧倒的なリアリティはあるのだが、あまりの腐り具合に全く共感することはできず、現実感はない。前述したように珍しいテーマではないため、新鮮味や驚きもそこまで感じられない。とにかく暗い展開が続き、救いの無さに辟易すると同時にまだ続くのかと疲労が溜まってくる。
このまま終わっていればこの作品は駄作であった。しかし、最後の「告白」が全てを覆す。この「告白」のための息苦しさだったのか、苦痛に思えた展開が絶対に必要であったことを思い知らされた。
この映画はどうか最後まで見てほしい。途中で見るのをやめてしまったら本当に何も残らない映画であるが、最後まで見れば間違いなく記憶に刻まれる映画になるであろう。
歪んだ愛
自分は正しいと本気で信じている究極の毒親…歪んだ息子への愛が描かれている映画。
自分の考えや価値観を、子どもに押し付けて支配してる毒親は以外と身近にいるような気がする。
秋子みたいに酷くはないけど、あなたのためなのよ、とか言って思い通りにしようとしてる人見かけるよね。
そういう私も親の期待に応えようとして来た気がする。
本音を言えば、母親が亡くなった時に悲しいけどなんだかホッとしたのも事実。
大森立嗣監督は長澤まさみさんの演技に委ねて、細かな説明は省いている印象。
その点は見る人を選んでる気もするけれど、私は色々と考えさせられた。
近年大活躍の長澤まさみさん…コメディエンヌっぷりも見事だけれど、こんな難しい役を演じることが素晴らしい。
阿部サダヲさんのクズっぷりと新人・奥平大兼さんの母親思いの対比が心に残る。
秋子の歪んだ愛。
周平のもがき。
社会から孤立した母子の間にある絆。
他人事だと目を逸らさずに自分の事、身近な事として受け止めたい。
裏万引き家族
働かず、生活保護も受けず、いつも誰かにお金をせびるか盗むかしてその日暮らしで生きている秋子とその息子周平が、堕ちていく話。
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ちゃんと育てられないのに変なところの母性(?)が強く、私の子供は渡したくない毒親と、こんな親でもお母さんのことが大好きな息子、2人が共依存の関係。
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周平がお母さんのことが好きなのは、生まれた時から学校も行けずに社会の隅で毒親に育てられちゃったもんだから世界が狭い。この親と離れた方が幸せになれるという考えがそもそもないんだろうな。
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『万引き家族』では、万引きにそこまで罪悪感もなく生きていた少年が駄菓子屋のおじちゃんに妹には同じことをさせるなって言われて、ちょっとずつ自分の価値観を身につけていけた。でもこの映画では、そういう新しい価値観を息子に教えてくれる人がいない。
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母親に関しては、男が働いて金を持ってきてくれるのが当然だから女の私が働くなんてありえないっていう甘えに見えた。だから男を手玉にとってお金をむしり取ろうとしたり、息子に全て押し付けたり。
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こういう女になってしまったのは本人だけじゃなくて、こういう女にほだされて気を許してしまう馬鹿な男たちにも責任があると思う。まともなこと言ってくれる人も結局やっちゃうんだもん。
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人間、愛情だけじゃ生きてけない。
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