「本当に怖い家→多重人格・サイコパスの住む家」事故物件 恐い間取り 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
本当に怖い家→多重人格・サイコパスの住む家
《事故物件 住みます芸人》として活動するタニシ氏の
実体験による著書を中田秀夫監督が映画化。
ホラーでも事故物件をテーマにした新しさ。
タニシを亀梨和也が演じて、彼を大事に思って尽くす
霊の見える恋人の梓(奈緒)がとてもいじらしくて良かった。
奈緒さんって本当に綺麗で清純で可愛い。
この後くらいから大ブレイクして行く。
亀梨和也演じるタニシは10年も売れず相方の瀬戸康史にコンビ解消を
言われて後がない。
売れるためにこの「事故物件に住みリポートする仕事」に
芸人の命運を賭けている。
本当に面白かったです。
ラストとかも江口のりこに悪霊が憑いて、なんともイヤーな
終わり方。
話しは変わりますが、個人的に最強の「怖い家=事故物件」について、
少々書かせて頂きます。
昨年の七月、薄野のホテルで首を切断して持ち帰る事件が起きた。
それも犯人は若い女性で、その女の人の両親も共犯で逮捕されました。
家は区も違うのでテレビニュースでしか知らないのですが、白亜の3階たての
瀟洒な家です。
そこへ犯人は首を持ち帰り、皮を剥いだり、
ビデオ撮影したりして愛でていた。
ご存知と思いいますが、父親は精神科の医師でした。
娘の多重人格の治療を試みるものの成果は出ずに、娘は突然、
薄野のディスコ遊びに目覚める。
そして彼女に嫌な行為をした被害者をホテルで殺す。
送り迎えは父親の車。
父親は事件のだいぶん前から、マイカーで暮らして、コンビニ弁当を食べ、
ランプの灯りで読書をしており、シャワーはネットカフェでしていた。
この家の周りのお宅は報道陣が取り囲み、見物の野次馬で
ごった返していました。
本当に降って湧いた災難だと思います。
この家は典型的な事故物件。
更地にするしか方法がないかもしれませんね。
夜は近くを歩きたくないです。