あの頃。のレビュー・感想・評価
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今が一番楽しい!そう言いたい。
松坂桃李に外れ無し、という事で鑑賞。
ハロプロ?の事は良く分からないし、男の人特有のノリはよく理解出来ないけど、推しは尊い✨という事はどこでもだれでも共通で、面白かったです。
こんなにも、たいがさんに笑わされ泣かされるとは思っても無く、爪痕残してるな‼️と。
松坂さんの表情がとても良かったですし、若葉さんはじめ脇を固める方々が皆さんいいキャラでした。
そして何よりも、「あの頃」が一番良かったなぁ〜と取り残されたりせず、各々が未来へちゃんと進んでいる所が素敵でしたね。
最後のこずみんの姿にまたグッときます。その余韻でエンドロールが凄く短い感じました、不思議。
【滅多に見られない”モジモジ桃李”始め、中学10年生たちの日々を描くブラックな笑いを絡めた青春”卒業”映画。”仲野太賀さん!良い土下座でしたよ!” From「関東土下座組組長」 】
■”ハロプロって何だろう?”と思いながら、序盤は鑑賞。
1.いつもの、格好良い松坂桃李さんではなく、モジモジ内気な、桃李さんの姿が新鮮である。
2.他のハロプロオタクのおじさんたちのキャラ立ちも良い。
・何といっても、”コズミン”を演じた、仲野太賀であろう。
だって、あんな状態になっても、笑いを提供するって・・。
・怪しいおじさんにしか見えない、山中崇さん。
・エロいお兄さんにしか見えない、若葉竜也さん。
・剣君(松坂桃李)を、ヲタクの世界に引き込んだ、CDショップの店員ナカウチを演じた芹沢興人さん。
- 皆さん、何だかとても、楽しそうに演技をしている。
“素”ではないかな、と思ったのは、わたしだけだろうか・・。-
<昔からアイドルヲタクって”秋元商法”に乗せられちゃって、しょうがないなあ・・・、と思っていたけれど、何かに夢中になれる事って、ヤッパリ良いなあと思った作品。
そして、一緒におバカに熱中できる仲間の存在も良いよね。
-だって、あんなに長く、6人のムサクルシイ男たちの友情が続くなんて、素敵ではないか!-
劇中、出演した”モジモジ桃李さん”と握手したのは、松浦亜弥さんではないよね。
詳しい方は、教えて欲しい・・。>
全く面白くなかった、、、
原作は読んでなく、予告を観て良さげ!と思い、初日に鑑賞。 感想は終始眠くなる内容と展開、ずっと静かでした。。。 唯一良かったのは、主題歌の恋ing モー娘。の曲を知れたことだけかな。観客は年齢層高め、男子比率高い映画。女子には面白くないかと、、、
熱が足りない
アイドルに関心が無かったのに、オタクになる程のめり込むのだから相当な衝撃があったはずなのに、衝撃が伝わってこず話に最後まで入って行けなかった
松坂桃李以外の人物の個性
主人公のベースへの思いや日々への不満
オタクの陰の部分
これらをもっと観てみたかった
仲間や命、アイドルオタクのどれかにもっと振り切ったストーリーでも良かったと思う。色々やろうとして物語が深くならなかった印象だった
あの頃の輝きが鈍い
松坂桃李は生気のない演技が見事
今が一番楽しい
痛い痛い。
原作者がハロプロヲタだった過去を描いているが、「推し」へ前のめりになり、熱に浮かされている姿がもう、(私はアイドルが対象ではないが)漫画や小説、映画、音楽と、過去にいろいろハマった自分に重なって痛い。
コミュニティだけで通じるお約束のセリフや、周りから見たらやりすぎなヲタク行動に、リアリティがありすぎる。
まぁ、面白かったんですが。
そんな彼ら(=僕ら)を、監督が優しく包み込むように、見守るように描いていた。
誰もがある時、推しに救われる同時に、そこに逃げていた部分があったのかもしれないと物足りなさを感じ、他人に託すだけでなく自分が成し遂げたい目標を追って今の人生がある。
常に「今が一番楽しい」と言える人間でいたい。
それと同時に、「あの頃を経て今がある」「あの頃の自分と仲間が愛おしい」と言える人間でいたいな、と思った。
「あの頃が恥ずかしかった」と卑下することもなく、「あの頃が一番よかった」と過去に逃避するようにならないようにしていきたいとも。
『松浦亜弥』は平成の宝
当時の『娘。』のライブは間のグダグダコントが楽しかった。彼女達のバイタリティーは凄かった。
女性客がそれなりに居てアサヤン(TV)の影響が今とは比べ物にならなかった時代。
松浦亜弥はハロプロの勢いを一身に受けて敢えてソロでデビューした事に衝撃を覚えました。
熱かったハロプロ推しの人達。
そんな方々をそれなりに見ていた私もアイドルを家族ぐるみで追っかけたりしてました。
仲野太賀と松坂桃李の最後の絡みが切なくて凄くいい。
アイドルに流れる時間はゆっくりだけどファンに流れる時間は容赦無いんだよね。ファン同士で行うイベや反省会はめっちゃ楽しいし… そのあとは寂しい。
推しごととお仕事はなかなか相入れる事はできないんだ。
そんな事を見事に描き切ってくれた作品。
愛しい
映画に泣かされるのは苦手だし(泣くのはよい。わがまま)
やまいのお話もあまり…という自分だけどこれは本当に良かった。
ただただ愛しさでいっぱいになった。甘くて、苦くて。
何にも遮られることなく、きれいに時間が流れた。モヤモヤや違和感がなく。
帰り道も温もりが消えず、おもてなしをされた気分だ。
普遍的な良さがあると思う。未来に、世界に愛されてほしい。
楽しい日々の足跡
映画見ての感想は、役者の自然な演技が良くて最後まで時間を忘れ見飽きない映画でした。
内容の感想は
やっぱり無理して息しているところでは
もがくばかりの人生。
自然体になれる友がいれば
楽しい人生なんだよなーと思った。
世の中には、
友にしろ家族にしろ
自分の周りに暖かさというものが
1番、必要だなと思った。
最後は感動し涙するほどまでは
いかなかったが温まる映画の終わりでした。
今泉監督らしい あったかい世界観。
これまでに恋愛ストーリーを多く手がけてきた今泉監督が、「仲間」をテーマに時代を彩ったカルチャーとともに描く青春エンターティメント。
今泉力哉の手がける作品、世界観が私は好きで今作も楽しみにしていたが、期待していた以上、最高に笑って泣ける作品に仕上がっている。
脚本も素晴らしい!
本作はハロプロに夢中になったオタク達が一緒に過ごした大人の青春ストーリーと言ったらよいだろうか。
2000年代を彩ったハロプロとともに現代までを描いている。
思春期に松浦亜弥、モーニング娘。を聴いて彼女達とともに大人になっていった世代のため、本作の音楽も懐かしさとともに楽しめたところも◎。『恋ing』めちゃくちゃ良い曲やないか。
主役は松坂桃李ではあるが、実は本当の主役は仲野太賀ではないかというくらいに仲野太賀の存在感と演技力には圧倒される。
現在公開中の「すばらしき世界」で見る彼とは全く違った印象だ。
ーーあの頃。仲間と過ごしたあの頃を思い出す 。大人になると誰もがそんな経験をしたことがあるはず。
だけど、「あの頃はよかった」なんて思わずに「今が一番楽しい」と胸を張って言えるくらい、今を楽しんでいるだろうか。今を全力で楽しみ生きた後の未来、「あの頃」がキラキラした輝かしい日々になっているはず。
エンディングの演出が秀逸で、エンドロールの曲とともにぼろぼろと涙がこぼれ落ちた。
もう一度観たい!
「好き」はすべての原動力
いくつになっても夢中になれるものと、それによって結びつけられる絆が力をくれる。
ストーリーは淡々と進むが、クセのある俳優陣が一味も二味も加え、今泉力哉監督らしい優しい間合いの演出が温かくする。絶妙な緩急でクスクス笑わされたり、グッと心を掴まれたりする。
ドラムとベース音だけのBGMも独特のリズム感とムードをこの映画にもたらしている。ハロプロの曲を熱唱する男たちがかっこよくさえ見える。
松坂桃李は言わずもがな、相変わらず仲野太賀の目の演技が素晴らしすぎる。
日々現実に追われる人たちを温かく包み込む休息のような映画。
推し活する全ての人に捧ぐ、生きる原動力をくれる愛と青春の全てに涙腺崩壊
しばらく揺るがなそうなくらいの2021年ベスト。まさに、"泣き笑い"。誰にでもあるであろう、"推し"という名の愛は、揺るがない青春の群像として残ってゆく。
主人公の剱は、バイトとベースの日々に虚無感を覚えていた。そんな時に出会ったあややのPVに感動を覚え、同じハロプロのオタクたちと共に、青春を謳歌してゆく。続く日々に変わってゆく剱は、出会いと別れと変わる日々を過ごしてゆく。そんなある日…。序盤では、剱がハロプロを通じて、自身の逃げていた日々に向き合ってゆく。その過程に笑いっぱなし。バカでネット弁慶なコズミンに、リーダー格のロビを筆頭に、ハロプロへの愛が止まらない。それに対して、ハロプロを知らずとも困らないリードがしっかりとされており、彼らの原動力として形容すれば大丈夫なように、しっかりと脚本がリードしている。そこで起こる恋の苦味に、友情の熱さ。仲間という名の青春のギアは全快となり、可笑しくもかけがえのない一瞬が過ぎてゆく。同時に、彼らの人生も照らし出され、社会活動への分岐も映し出される。剱もベースへの未練を引きずっており、ライブハウスの仕事を始める。日々の充実を感じた頃に起こる、悲痛な知らせ。推し活への思いが離れつつあるように見えながら、人生のピースとしてかけがえのないものが一生モノへと形を変えてゆく。その輝きが一杯になるとき、私は涙が止まらなくなった。重厚なキャスティングが魅せる熱くて愛らしいキャラクターと、巧みな脚本。そして、長谷川白紙による音楽がなにより効いていて、私をスクリーンに映る彼らの感情への熱量を共に体感させるように煽動する。「ハロプロによる青春の奇蹟」を知っているハロプロファンが、とても羨ましい。
ハロプロの音楽に気がつけば、泣いている自分がいた。青春の群像がいかに一瞬でも一生のモノなのかを感じさせてくれる。今泉力哉監督だからこそ出来る、人と人が生み出す暖かな雰囲気。こんなに笑い泣きするなら、バスタオルを持っておくべきだった。笑
追記
2021/2/19 2回目@MOVIXさいたま
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