THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
全498件中、61~80件目を表示
最高のバットマン
新生バットマンここにはじまる
言わずと知れた人気コミックヒーローバットマン。これまでさまざまな俳優が演じており、実写だけでも歴史的な作品である。そんなバットマンがキャスト一新し、新たに映画化。正直バットマンはダークナイトシリーズ、ジャスティスリーグシリーズと個人的にも思い入れがあり、また一新してしまうのかと思ってしまっていました。まぁ観た後は全然そんな思いも残らず、逆にまた1人個性あるバットマンが現れ今後も応援したくなりました。今回は歴代バットマンの中でもストレートに顔がイケメンのロバートパディンソンさん。表は大富豪で陽気な面を見せていた過去バットマン達と比べ今回はオールタイムダークサイドなブルースウェンでしたね。若干中二病も混じってるかな??笑
そして今回のヴィランは出題猟奇犯リドラー。流石にジョーカーを超えてはないと感じたが、バットマンの因縁もあり、見応えはあった。そしてバットマンキャラとしてキャットウーマン、ペンギン、アルフレッドなど作品の顔であるキャラも登場するのでこの一作で結構完成はされている。
今回のバットマンはレトロなイメージでナノテクノロジーの武器やマシンというより、頭脳、推理や執念といった内側主体の描写が強かったと思う。どちらかと言うとこっちの方が『ダークナイト』というべきかな……
今後もMr.復習の続編に期待します。
ザ・ジョーカーの系譜を継ぐ新たなバットマン
スパイダーマンの如く様々な世界線を確立したバットマンシリーズ。現行作品では他作品ヒーローと活躍してるアフレック主演のがあるが本作でまた新たな世界軸を構築した。1989年のから悪評轟くMr.フリーズの逆襲に、ベール主演の3部作まで見てきた身としては正直な話ベール主演作品以降のバットマンシリーズは腹一杯だった、だがジョーカー的な雰囲気を醸し出していた本作で再びバットマンへの鑑賞意欲が再燃。
直接の続編ではないが、雰囲気や空気感は予想通りザ・ジョーカーの意思を継いでおりそこに派手なアクション要素をバランスよく取り入れて従来のアメコミ映画らしさが戻っている。ただ暗闇から恐ろしいBGMをかけつつ重々しい靴音を響かせヌゥッと現れるバットマンは軽くホラー。
ヒーロー活動2年目のバットマンがまだ世間に浸透してない…というか頭がおかしい扱いなのが良く考えればそりゃそうだと少し笑ってしまったが、夜ごと悪党をしばき周ってるとんがり耳付きの真っ黒アーマーを着込んだ陰湿男がやがてダークナイトと世間に認められていく展開はすごく惹きこまれた。
本作の悪役リドラーも中々に魅力的、悪役に違いないがやってる事は殺人以外バットマンと同様世直し、この殺人の有無がバットマンとヴィランを決定的に分け隔てる重要点であり、バットマンの危うさも同時に表現されている。また彼の犯行をバットマンが辿る中でゴッサムシティに溢れる闇が明らかになっていくのだが、その展開が実質共闘してる構図になっているのも面白い、それにしてもつくづくゴッサムはヤバイ都市である、そこは昔からそうなのだが、近年は酸鼻を極まる腐敗ぶりでもはやこんな都市に住まう人々が凶行に走るのも止む無しと思えてしまう。
カーチェイスと終盤の最終決戦は本作最大の見どころ。バットマン活動が浅い故かバットモービルもかなり粗削りなデザインながら悪党とのカーチェイスはシンプルに派手、悪役からみたら凄い怖いだろうなバットマン。最終決戦はそれまで復讐に固執していたバットマンが真のヒーローへと成長したと分かる重要シーン、まだまだ未熟な部分もありながら懸命に戦いそして人々を救助し、最後には泥だらけになるのだが、その姿がとてもカッコイイ。
ヒーローとしての何たるかを見出したバットマンが今後どのような活躍をするのか・・・続編も是非映画館で見に行きたいと思う。
ダークナイトシリーズっていうとハンスジマー、BVSはハンスジマーと...
I like dc comics
DC派?MARVEL派?と聞かれたら私は間違いなくDC派と答える。
そうハッキリと答えられるようになったのは、恐らくクリストファー・ノーラン監督が手掛けた『バットマン・ダークナイト』シリーズを観てからだと思う。
それまでのバットマン作品(ティム・バートン監督のシリーズなど)も原作へのオマージュを感じる、とても良い作品だと思います。
ですが『ダークナイト』シリーズを観た際には、それまで遠い存在だったアニメヒーローが、とても身近に感じた記憶があります。その要因には、主人公ブルースも体を鍛えるために修行しており、夢のようなハイテクガジェットにしても、あれ?お金があれば実際に作れるのかも?なんて感じるようになったからかもしれません。
前置きが長くなりましたが、本作はそれを更にリアル(現実)に近づけた作品だと思う。
悪役リドラーやリドラーが仕掛ける犯罪が現代的で、そう感じさせたのかな?と思います。ただ少し残念なのは、よりリアルに近づけたせいか、私が好きなハイテクガジェットに関しては、『ダークナイト』シリーズほど熱くなるものが感じられなかった気がします。続編も決まったようなので、次回作にはそのあたりもぜひ期待したい。
味わいはサスペンススリラー
正直これを観ると、
改めてクリストファーノーラン版バットマンのバランス
はヒーロー物でありサスペンスであり、アクションもあって闇深く、スゴく良かったんだなと思いました。
このザバットマンはもはやヒーロー物の爽快感より
「セブン」のように次何が起こってしまうの?
と眉間に皺寄せながら観るサスペンススリラーの
要素が強かった。
ロバート・パディンソンはブルースウェインのイメージぴったりなんだけど、
ブルースウェインが今まで以上に異常者になってて
(社交的な部分が一切なく、陰湿で二面性も一切ない。)
面食らっちゃいました。
コリンファレルのペンギンがデニーロみたいで印象的
でした。
全体的な雰囲気が重苦しくリアリティーを持ってる
ので、1人だけバットマンスーツを着て立ち振る舞って
いるブルースウェインにシュールで笑ってしまう時が
ありました。
長いしヒーロー映画と思って観るとしんどくなるので
賛否別れる作品かと思います。
今後の作品に期待を込めて…
2年前からポール・ダノのリドラーが気になり過ぎてた「ザ・バットマン」。
ロバート・パティンソンのブルース・ウェインも楽しみにしていたけど、とりま予備知識は付けずにこの日に臨みました(笑)。
振り返れば…約3時間!長いな(笑)!
これは リブート版ということみたいだけど、んー所謂“前日譚”かなと私は思った。
「バットマン」の誕生秘話?的な?
そして…基本、夜のシーンなので ひたすら暗い。
幼い頃に、何者かに両親を殺されたことで、夜な夜な街に蔓延る犯罪者にヤキを入れていくことを生き甲斐としていたけど、最後には助けを求める人達の為に存在する「バットマン」として目覚めた(→けど、このシーン要る??的な…まぁ人間味があって良かったのかもだけど…)。
「バットマン」と言えば、過去作等々…とても良かったので、今回の作品も かなりハードルが高かったと思う。
DCの世界観も良く出ていたと思うけど、流石に「ダークナイト」の壁は高いと改めて思った。
キャットウーマンになる前のセリーナの耳付き目出し帽的なのも、まぁ良かったですよ。
バットモービルの登場シーンも格好良くて、私は好きでしたね。今までとは大分雰囲気が違いますけど、敢えて全く違うものを持って来たのは面白かったです。
ペンギンやらリドラーやらキャストも豪華でしたねー(ペンギン=コリン・ファレルは気付けなかった(笑))。
でもやっぱり後半に近づくにつれ…既視感の波に襲われ………。
でも ポール・ダノ、良かったですよ!もう好き好き大好き(笑)!
そして、エンドロールにバリー・コーガンの名前が…!!
誰が出てるとか、本当に作品の情報は見ないようにしていた(ロバート・パティンソンとポール・ダノ位しか知らなかった)ので、「え?!どこ?!どこにいた???」的な感じだったのですが「Unseen Arkham Prisoner (cameo appearance)」!!ジョーカーなのかぁ!なるほど、今後の作品の期待値MAXですね(笑)!
脚本は面白いけど気になる
リドラーの正体を探る過程にゴッサムの黒幕やキャットウーマンとの確執といった謎が複雑に絡まり、それを解いていく内に ”善悪、正義、復讐”とは とこちらに深いテーマを投げかける
引き込まれるシナリオで3時間も苦痛ではなかった が、やはりバットマンに期待してしまうのはかっこいいガジェットにバットモービル それが少しハイテクではなく少々残念
また主演の顔立ちがいいからか口元が開きすぎているマスクがどうしても気になった
DCは作品同士をつなげるのが下手なのは知ってるが、せめてバットマンの世界観は共有してほしい”ジョーカー”とか
3時間は疲れた。
ダークな色調にサスペンス要素を加えた作品
ブルース・ウェインがバットマンとしての活動をして2年。
若かりし頃のバットマンの活躍を描く。
近年ではジョーカーの発端を描いた作品もありましたが
DCムービーはオリジンものを描く傾向になるようです。
全体的な雰囲気は非常に暗く、3時間という上映時間も重くのしかかる。
本作のヴィランは数々の謎かけをぶつけてくるリドラー。
かつてのバットマン映画でジム・キャリーが演じたキャラ。
事件現場でバットマン宛に与えられる謎かけを解いて
次の事件へとつながる様は「セブン」や「ゾディアック」のようだった。
バットマン自身も各ガジェットに慣れておらず滑空する際も
橋桁に当たって転がってしまったりと失敗することも多々。
そんな彼を心身でサポートするのがキャットウーマン。
(本作でそういった表現はないが、おそらくそうでしょう。)
リドラー以外にもヴィランではペンギンも出ており
彼がコリン・ファレルが演じているというのも驚き。
またカットシーンではジョーカーと会話するシーンもあったりと
バットマンとしての完全リブート作というのが認識できる。
ジャスティス・リーグ辺りからMCUのような誰でも見やすい作品にしたのかと
思った矢先の「ジョーカー」からの本作のような子供を完全度外視した
大人向けの作品へと路線変更。
2作目も検討されているそうで、次作ではどのヴィランと戦うことになるのか。
全498件中、61~80件目を表示












