THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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面白いけど。
3時間映画としては長く感じることもなく見れた。 しかし何かモヤモヤする。バットマンという探偵なのか?警察とともに捜査してこれがジェイソン・ステイサムでやっても別になんら問題ない。弾は当たらないだろうし、あれぐらいの超人技は納得する。 敵弱すぎる。ラスボス結局ネットに感化された一般人じゃん。だったら勝てるよ。 クリストファーノーラン版の敵を主軸におくやり方のほうが映えると思う。 映画に罪はないし、責めるつもりはないのだが、ラストの洪水。なぜ3.11の公開にしたのか?せめて一週ずらしても良かったのでは!もう忘れているのか?配慮しても良かったのではと思う。ケンカを売ってますかって言われてもしょうがない。まだまだ11年だよ。
期待していたほどではなかった。
大好きなNirvanaの楽曲をバットマンに起用してくれたことや、陰鬱な雰囲気、リドラーが今回の敵ということで、かなり期待していました。 【良かったところ】 ・シリアスでダークな感じは良かったです。リアル路線でも、ノーランのバットマンとはまた違ったテイストでした。 ・サスペンスな感じは良かったです。ハリウッドによくある派手なアクションと勧善懲悪ではないところは面白かったです。 ・音楽。重厚な感じ、Nirvanaの楽曲、アヴェマリアが妙に不気味で良かったです。映像とマッチしてました。 【悪かったところ】 ・尺の長さを感じてしまいました。途中でダレてきました。ミステリーの醍醐味である伏線回収やどんでん返しがあると良かったです。 ・バットマンがどうもリドラーに翻弄され続け、結局最後もリドラーには勝ってないところ。かといって、リドラーにそんなに凄さを感じない。 ・リドラーがあまり出てなこないので、印象に残りませんでした。どうしてもノーランのジョーカーと比較してしまいます。ペンギンも地味でした。 悪役は重要なのだから、もっと頑張ってほしかったです。個人的に一番残念なところです。 ・キャットウーマンと、いつちゅーする関係になったの!?別にちゅーいらなくない?ちゅーしない方が安っぽくならなくていいと思います。
胃もたれしない豪華ディナー
僕はバットマン・ファンってわけではないので全作品を見ていません。最近で見たのは「ダークナイト」それ以降は見ていないんです。久々の「バットマン」。予告編の雰囲気は「ダークナイト」っぽいし、「ジョーカーの衝撃は序章に過ぎなかった・・・」という宣伝コピーに胸弾ませてました。映画「ジョーカー」は大好きな一本ですしね。 で・・・・・あー面白かった!!! 上映時間3時間弱なんて全く気になりません。かなり計算され尽くした脚本なんでしょうね。何度も物語にうねりがくるのですが、冗長の「じ」の字すら感じません。アメリカ映画はすごいなあ。あと、ダークなんだよなー。いいよなー。ダークナイトのあの暗さみたい。良い塩梅で澱んでますよ。子供向けというよりも完全に大人向けのヒーロー物語ですね。やっぱり仮面をつける=顔を隠さなくちゃいけないってのは「闇」があるんすよ。闇サイコー! 謎解きに、人間模様に、カーアクションに、格闘も。いやー、一級品がズラリとなんでもありなのに胃もたれしてない!不思議!なんなんだ?オーガニックなのか?はたまた計算され尽くしたフルコース・ディナーなのか? すごーくお金かかっていると思いますが。十分見応えというものに還元できてるのではないでしょーか?損しませんよ。「あーぁ、こんな3時間ならゲームしていればよかった」なぁんてことにはなりません。はい。 ただ、個人的な難点は、、、いろいろ広げすぎちゃった感かなー?人物像の掘り下げが少なくて、犯人の謎解きサイコ的サスペンスに比重がかかり過ぎちゃった気がするなぁ。なんだか、バットマン自体が私立探偵に見えてきちゃって・・・(笑) 「ジョーカーは序章〜」なんて宣伝文句なので、あの系統?と思いきや、ダーク風味のサスペンスエンタメでした。僕は「ジョーカー」的な、人間の本質掘り下げ系を期待してましたが、ちょいと当てが外れたかなぁ。次作があればそこで描かれるかなぁ?(ラスト近くのシーンに期待)ですが、これはこれですごーく楽しめるとおもいますよ。 キャットウーマンよかった。すごくネコネコしてました。🐱
架空の巨大都市ゴッサム
夜の明けない巨大都市ゴッサム。腐敗、暴力、裏切り、混乱、ありとあらゆる悪が蔓延る街。それに立ち向かうヒーローは3時間悩み闘い続ける。愛する者への復讐のために戦い始めたこの正義の味方は、憎むべき悪と愛すべき者とが絡み合う複雑な構造の謎解きに苦悩する。 3時間を通して続く陰鬱な映像、架空の巨大都市の中に美しさを見出だせるのならば観る価値はあるだろう。
ダークな重厚な人間ドラマ
非常に重苦しいバットマン。MCUが明るいヒーロー物に対して、こちらは真っ暗。だけど面白いあっという間の3時間。見応えたっぷり。復讐の感情を持ちながら、自分なりの街の変革を求めるバットマン。次第にバットマンも変わっていく。救いのない世の中にいるバットマンが呟く言葉、しかも朝日の中。何か象徴的。おすすめします。
3時間近くなるとこの内容ではとても辛い苦痛な体験を味わってしまう、...
3時間近くなるとこの内容ではとても辛い苦痛な体験を味わってしまう、しかし思考停止に陥るところ踏みとどまったのはやはり主演の魅力に尽きる、少年を見守る目線に過去の自分を投影し悲しくも優しさを感じさせるパティンソンの旨さが光るまた、炎上をバックに立ち姿のかっこよさは目を覚ましてくれる。良い所はあるんだけどもっと分かりやすく内容に入っていく作りを次回に期待する。
期待はずれ。がっかり。
ハラハラしないストーリー、ワクワクしないアクション、どうでもいいサスペンス。荘厳さも重厚さも全てが表層的だった。見終わった後に何も残らない空っぽ作品。 ただ、役者さんは皆、素晴らしかった。
地味なバットマン
バットマンほど、時々のいろんな解釈でキャラクター像が生まれ変わるヒーローはそういない。 ティム・バートン以降のバットマンのダークな感じは定番化してて、今回も見るからにその路線。 古くは40年代、50年代にアメリカで映画化され、60年代にはTVシリーズも作られたバットマンは、コミカル路線。相棒のロビンと共に悪い奴を明るく楽しい感じでやっつける、ダークさとは無縁のヒーローだったのが、ティム・バートンのバットマンからは幼少期に両親を目の前で殺されて心的外傷を負ってアルフレッドと俗世と隔絶された薄明かりの豪邸で独身のまま暮らし、暴力で悪い奴をボコボコにすることでトラウマを晴らすという歪んだキャラクター設定に置き変わった。 コミックでも、敵は精神異常者たちで、犯罪が絶えない暗黒都市ゴッサムシティを舞台にしたダーク路線ものが存在し、バットマンはコミカル路線からダーク路線が通常化していった。 唯一、コミカル路線に向かいつつあったのが、ジョエル・シュマッカー版。バットマンの精神を病んだ感じはあまり強調されず、『Mr.フリーズの逆襲』は完全にコミカル路線だった。スーツに乳首までついて、ピンプ感満載だった。 そこからノーラン版のバットマンになるが、バットマンの心の闇は雰囲気は出てるが、はっきりとよくわからない感じになっていて、一方敵がはっきり狂ってるがそっちの理由もあまり定かではないという謎めいた作りに変わっていった。 そしてなんといってもバットマンのガジェットからデザイン性が削ぎ落とされ、無機質でケレン味がないものになっていき、コミックの世界の話ではなく、現実の世の中の闇を反映している感を売りにするような独特の路線になっていった。敵のスケアクロウがボロ雑巾をかぶったただの頭のおかしいオッサン、ジョーカーが綺麗に整った化粧ではなく、汚いぐちゃぐちゃしたチョークの粉を塗しただけのような適当メイクで登場したり、ビジュアル面のケレン味をなくすノーラン版は狂人たちの心の闇を浮き立たせることに全面的に力を入れていた。 そして、今回のバットマン。リドラーはノーランのスケアクロウみたいなボロ雑巾のケレン味のなさを受け継ぎ、そこらのホームセンターで売ってるようなビニール素材の作業服をつぎはぎしたマスクで登場。ジム・キャリーのリドラーがいかにキャラ立ちして素晴らしかったことか。 キャットウーマンも、目鼻額が全く覆われていない顔ばれしまくりの安物ニットにちっちゃなトンガリが猫耳としてついたチープな感じが、これまたノーラン版のテイストを引きずっている。 そのチープさ地味さケレン味のなさがバットマンの風貌にも及んだ感があるのが今作。変調ボイス機能もなくなり、マスクの雑な鼻の縫い目、靴はワークマンで買ってきた作業靴みたいなパカパカとしたものにかわり、マントを開けば、コウモリではなくモモンガ上に羽が開き、最後はパラシュートというダサさがすごい。 飛び道具は、四つ又金具のついた飛び出しワイヤーしかなく、基本パンチで戦う。武器ではなく発煙筒やアドレナリン注射セットみたいなよくわからないものがスーツに装着されていて、よくわからない。ガジェットで楽しめる部分は極めて少ない。 特殊なガジェットで敵をバタバタやっつけるあっぱれなアクションシーンを期待すると残念な気持ちになる。 では、このバットマンの魅力はどこにあるかといえば、ミステリー的なストーリー展開である。バットマンが警察の犯罪捜査に協力して、セブン的な謎々で猟奇的な犯罪を繰り広げるリドラーの正体を追うという内容には見どころはあるが、セブンには叶わないと言う意味では、バットマンをミステリー化することで新境地を開こうとしたかもしれないが、あまり成功していない。 結論としては、ガジェットはもちろん、ストーリーも地味なバットマンという感じであらゆる意味でパワーに欠けたバットマンだった。
バッドマンに全く新しいストーリーとサスペンス仕立て、登場シーンのミ...
バッドマンに全く新しいストーリーとサスペンス仕立て、登場シーンのミステリアスさなどなど構想はとてもいいと思う。 でも3時間は長い、長すぎる。2時間半で描けなかったのか。ブルースウェインの闇に脚光を与えた意味ではロバートパティンソンは良かったと思う。 自分の中ではバットマン役は知的なクリスチャンベール、キャットウーマンはセクシーなアンハサウェイ、最高傑作は『ダークナイト』
リアルめに寄せてきた
・画面がダニエル・クレイグ版007みたいなカッコよさ ・バットマンもキャット・ウーマンも実に絵になる ・ちょっと犯人万能すぎない?とか、所々リアリティラインが画面のリアルさと合わない箇所もチラホラ
まぁまぁ面白かったけども
ストーリーのほとんどが謎解きに割かれているので、まぁ面白いとは思うけど、バットマンじゃなくても成立するようなストーリーかな。 ジョーカーの時もそう感じましたが… 金持ちという強みを活かしきれてないバットマン。 アルフレッドが微妙です。
予想通り
176分。覚悟して観る。全体的に暗めに話が進む。アクションシーンもそれなりにはあり、 ストーリーも集中して観ていると、肝心な告白シーンで少々カックン😴 時計を見たら2時間経過。あと1時間もある…。 途中2〜3人帰る。 やっと、エンドロール。 普段より出てゆく人が多いような気がする。 トイレを少々我慢しながら、最近のエンドロール後の続きが気になり じっと待つ。 ⁉️エンドロールで出た人が帰って来た。 この人も最近の映画の傾向を疑っているのだろうか。 …やっぱり。エッ…⁉️戻らなくても良かったかも知れない。 トイレ行こ。
光と闇の対比が素晴らしい。
先ず、今作品を観るにあたり、前作を観るべきか悩んでいる人には伝えたいのは、先ず観てほしい。 ダークナイト3作品と、ジョーカーを観ればより深く色んなことに気づけて楽しめる。 *今作品視聴後、未視聴者ならスーサイドスクワット、バットマンvsスーパーマンをお勧めします。 ダークナイトで描かれているバットマンとは大きく異なる点があるのは、表舞台に出ている主人公が少ないことや、使用している武器に現れている。 変声器や、インターネットの回線を利用した逆探知器、バッドモービルなど。 今まで描かれていたバットマンの過去を深掘りし、主人公が親の死に触れていくにあたり今まで知られることがなかった闇が暴かれる。 闇そのものと主張する彼は、復讐にかられるが、闇を知るにつれ、闇に囚われて行く人から復讐が更なる復讐を生むことに気づいて行く。 バットマンとトーマス氏の表と裏の真理を、上手く表現した作品。 無駄な音楽がなく、よりリアルなアクションには見応えを感じました。 正直、今作に低評価をつける理由が見当たらない。
サスペンスをバットマンというモチーフで。
重低音の効いた暗いサスペンスを、バットマンというモチーフで描いた印象。 これまでのバットマン作品群同様、ヴィラン達の怪演が光っている。 『ダークナイト・トリロジー』や『ジョーカー』へのオマージュとも取れる表現があるが、それを野暮ととるかニヤっと嬉しくとるかは人それぞれだろう。 にしても、BGMの使い方やカメラワークがレトロというかなんというか…ゴニョゴニョ…最近の米映画の流行りなのだろうか。 ※映画の見せ場となる観客がワクワクするシーンを予告編の段階であまり見せてしまうのは、映画の楽しみを削いでしまうので"極力"遠慮願いたい。
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