THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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3時間三部作のような映画!
BATMAN前夜祭、行って来ました👀!
今までのバットマンシリーズの作品の中でも、群を抜いて一番重く一切明るさがない終始暗い暗すぎる重たすぎる重圧感。
正に、暗闇の中を飛び回るダークヒーローそのものであり、バットマンとなり2年目の姿を描いた本作。
バットマン役で出演のロバート・パティンソン演じるバットマンの垢抜けない引きこもりで不健康で引きこもりニートの様なブルース・ウェインは、前作のバットマンのククリスチャンベの表舞台に出て煌びやかさを一切取り除いた、闇(病み)を抱えた厨二病の様な一面も今までと違い対比してて、面白かった。まだまだ未熟ながらも過去のトラウマを抱え、闇の中で正義をどう貫くか正義とは何かと自問自答する姿や血の気の多さで暴力でゴリゴリすすめていくく様等etcを描いた本作はより一層バットマンという人物を掘り下げより人間臭くさせた様な出来であり。今までの映画バットマンよりも、原作寄りに近く感じ正に王道のバットマンという作品に仕上がっていた気がする。
敵のリドラーも今までの敵キャラと違い、常になぞなぞを用意して周りを撹乱、雰囲気にはヒース・レジャー演じたJOKERに近しものを感じさせる狂気も相成って、物語にいい味付けを加え絶妙なバランスでバットマンの世界観を引き立てていた。実際に起きたゾディアック事件の犯人が元となっており、?マークをつかった特別なマークで犯行のしるしをつけて無差別に殺人事件を起こすシリアルキラーで最後までとち狂っててGood!
それから、バットマンの一癖も二癖もあるペンギンをあの、コリン・ファレルが演じてて、エンドロールまで気が付かなかった笑💦
ゴッサムシティの如何にも米国の様な暗躍した世界観を下地に作られた様な重ったるい空気感と緊張感が生々しく、混沌とした今の世界の情勢の様なリアルさも感じさせ3時間の長丁場をで三部作のようなドラマ展開した構成もよく、そこにキャットウーマンとバットマンという甘味の恋愛なんかも入り交じった箸休めも憎く、ラストで次回と繋がるJOKERとの関係性も気になるところであり、新しい新生バットマン誕生の瞬間を目撃し…観終わった後は余韻が凄かった!
前夜祭で時間間違えて、15分遅れて冒頭見逃したのは本当に悔やまれるง゚`ω´ ゚)ڡ≡)壁|
アメコミ版サイコサスペンス映画
明快。
The Truth UNMASKED 一枚ずつマスクを剥ぎ取っていく背徳感にやられる ---
『ジョーカー』がホアキン・フェニックスの名演が無ければただの型に嵌ったキャラクター映画に過ぎなかったことを思い出してほしい。
『セブン』のように完璧に病める現代を捉え、闇に迫り/白日の下に晒す怪作だ。
I am the shadows... I am VENGENCE.
往年のノワール映画のような独白から始まる探偵モノ × ダークヒーロー × 陰謀モノ、そして…よりダークに、よりディープにエグい代物が解き放たれた。見るのに体力使って疲れるけど、その価値がある。匿名性=謎めいた部分あってこそなのに、殺人現場に残される自分宛てのカードが胸をざわつかせる。そして過去に足を取られ復讐に囚われた一人の若者が、怒り傷ついた人々の希望として真のヒーローになるための通過儀礼(有名人税と一種お祓い)。
歴代よりダークに病める世界の真理を暴く。幾重にもなった事の真相と深い闇。バチボコに格好良く渋い画に痺れている内に到達する真実それ自体が衝撃的というよりは、そこに至る過程含めて実に巧妙でまんまと唸らされてしまった。一枚一枚とベールを剥がしていくストーリーテリングはもはやマトリョーシカのよう。なんて魅惑的なのだろう。
その中心にいるのは、若手イケメンスターのイメージから一転ブルース・ウェインばりの修羅の道を自ら選び、作家主義全開インディー/アート系映画で叩き上げ鍛えられてきたからこその(難役に挑んだり長期間撮影したりと役者としての体力をついただろう…何回も言うが日本で言えば松坂桃李!ということは本作は孤狼?)今回満を持しての大作主役で出ずっぱりパティンソン vs 『ゼア・ウィル・ビー・〜』『プリズナーズ』etc.と"ヤバいやつ"実績多数(90年代で言えばケヴィン・スペイシー?)ハマり役ポール・ダノ!実力演技派対決!!
RENEWAL
『猿の惑星』をハズレ無し見所・傑作だらけの3部作で見事に描いた信頼に足るマット・リーヴス監督による"イヤー・ツー"(ノーラン『バットマン・ビギンズ』が原作イヤー・ワンを下敷きにしているのに対してこう呼びたい)。予告編通りニルヴァーナ"Something In The Way"を聞きながら脚本を執筆したというカート・コバーンをモデルに描かれたバットマンになって2年目のブルース・ウェインは、今までの社交的な大富豪というイメージとは異なり厭世的ですらある。アルフレッド役は『猿の惑星』シーザー役など盟友アンディ・サーキス、父子というより叔父と甥のような関係を築く。
約3時間にも及ぶ長い本編尺の殆どに出ていて、かつそれもバットマンのスーツ姿とハードな状態のロバート・パティンソンは間違いなくMVP。スーパーウルトラ格好良いけど、とりわけハードな撮影の後に彼が鏡を見て「自分が人間に思えなかった」というのも納得。スーツに関してより実用的かつ連日連夜の戦闘による傷などリアル志向だし、考えすぎかバットマンのマスクが鼻の部分から目の先にかけて線が入っていて、常に涙を流しているようだった。あるシーンでの『ジョーカー』のホアキン・フェニックスを思い出すような翼の生えそうな背中。ジェフリー・ライト演じるゴードン警部補は探偵モノとしてはまるでシャーロック・ホームズにおけるワトソンのような頼れる立ち位置で、去年の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に続き過去に足を取られる主人公の相棒。ゾーイ・クラヴィッツのセリーナ・カイルはハマり役すぎるし、バットマンとも2人の息ぴったりでスクリーン映えもするカップル。
To the Batman
"What have you done!!?"
今はこう叫びたい気分だ、"Dear, diary. This is THE BATMAN we've waited for!"
A REAL CHANGE
一方で、人の闇を引きずり出す知能犯リドラー(≒ゾディアック)に心酔する危険分子が出てきてもおかしくないほど筋の通った行動原理と、ポール・ダノのハマり役すぎる熱演に危なく魅了される。不都合な真実と暗い過去。ピーター・サースガードとのシーンがキツかった辛かったというような記事を読んだけどあのシーンだったのか。なるほど確かに。見事な特殊メイクでキャストにもコリン・ファレルと気づかれなかったペンギンは、前情報通り確かに8シーンくらいしか出番なかったけど、それでも強烈だしもっと見たくなった。いつの時代だって巨悪蔓延る世の中だ。皆が見て見ぬふりする世界の真実を炙り出せ。
この謎の鍵を集めろ。今年一番と言っていいほど期待値が高すぎた分、想像は超えないかとも途中思ったが、見終わってみたらやはり凄かった。終盤圧巻…。人は見かけによらない、一線を越えたら負け。最初の方でバットマンを止める警官で後半活躍するのもいい。対峙するシーン、ポール・ダノ劇場。"復讐"に囚われて生きるか、このどうしようもない救いもない街のために立ち上がる希望となるか。バットマン5年目でも10年目でもなく、これは確かに2年目で"ザ・"。"何か"が邪魔してくる、真のヒーローになるための試練。まさしく挿入歌同様サムシング・イン・ザ・ウェイ。あれ、出ると聞いていたバリー・コーガン君は…?え!!
もしかしたら『ジョーカー』等と共通する部分テーマもあるかもしれない。けど、本作におけるそこの深堀り具合がもっと面食らうものだった。そう、マット・リーヴス監督は3時間にもなる異色だらけの本作で今まで何度も描かれてきたバットマンというヒーローの今まで見てきたようで、けど新鮮かつ更に暗く深い部分に光を当ててみせた。各所、差異を伴う反復も印象的かつ効果的だった。充実すぎた。人によっては疲労感含めて少し白けてもおかしくなさそうだけど、それはそれ。本作の投げかけ突きつけてくるQ.「?」に対するアンサーはいつだって傷ついたぼくらが持っている。ア〜〜〜イ。グッバーイ…〈?〉
劇場総鑑賞回数(前夜祭含む)2回
NO
MORE
LIES
For the Batman
See you in Hell
P.S. 予告が解禁されたときにはそのあまりの格好良さ、魅惑的な世界観、素晴らしさに魅了され10回以上は繰り返して見た。試写会落ちまくったのでせめて前夜祭で!開始早々、雨の音のリアルさでIMAX感じた。前の夜に持ち前の(?)不眠症気味炸裂して眠れなかったので心配だったけど全く眠くならなかった!にも関わらず…もう国際問題になってもいい、あのバカ外国人ども御一行を誰か締め上げてくれ。無論、映画館の中もエンドロールの余韻0スマホ地獄などゴッサムだった。映画モラル・リテラシーが話にならないほど低いやつばかりで本当にうんざり嫌になる。反吐が出る。
…と自分も日記に書こうか
なんか…もっとこう…あるやろ!
あれっ?どうなの?これポイント
・ジョーカー以来の衝撃!…どこの事ですかね
・3.11公開にこの内容はさすがに配慮無さすぎ
・コリンファレルである必要ある?
・なんとなく解けていく謎
・表の顔がよく分からないブルース
・強さの説得力がイマイチなブルース
・この世の不幸を一人で背負ってる感のブルース
・どこでキスするほど打ち解けた?
・人が急に出てくるシーンが死霊館的SE
・要人の背後にいとも容易く忍び寄る頭脳担当リドラー
・イマイチ絶望感が伝わってこない最後の仕掛け
・(覆面男と言われてる知名度の奴の)正体を俺は知ってんぞ!…で?っていう
・アルフレッドの爆発は彼を狙ったのかミスったのか分からんけどどちらにしても殺せてないのでここだけ手段がお粗末じゃない?
・サイコパス演出のためだけのアヴェマリア
そんな中でよかった点
・ロバートパティンソンの雰囲気
・キャットウーマンの足技
・双子をゴスゴス殴るとこ(小並感)
・手下の警官たちじゃないぞ!のとこ
・場面転換のための無駄なシーンをはぶいてサクサク進んでいくとこ
期待値が大きかった部分もあるのと、比較対象がダークナイト、ジョーカーであるという部分もあるが、淡々とミッションをこなしていって3時間使いましたという感じの3時間。
これ、12話くらいの連続ドラマシリーズにして、謎解きや両親の話を丁寧に描いた方がこの題材にはよかったのかなと。それで面白くなるかは分かりませんが…。
個人的にはバットマンの新しい夜明けとして喜びたいのですが、なんか…もっとこう…あるやろ!な出来栄えだと感じました。
期待以上の出来!!
夜シーン多そうなのとノーラン作品ほどIMAX拡張無さそうな今作は、細かい色彩映写が見事なドルビーシネマが適していると思ったら、IMAXとドルビーシネマ限定前夜祭とか行くしかないので早速ドルビーシネマで。
極力CG排したノーラン監督の後継はかなりハードル高かったろうに、全編全く遜色ないリアルアクションてんこ盛り&ストーリーもハラハラしっぱなしと3時間でも飽きることはない。
新しい小道具やメカもシンプルかつスタイリッシュで、特撮やスーパーカー世代にはまた良いw
どことなく氷室京介っぽい雰囲気を帯びたパティンソンの「ザ・バットマン」、間違いなく歴代バットマンの監督一作目としては最高傑作!!
自分も来月以降ぐらいに通常シアターで再鑑賞しようかと思ってます。
※3/17追記
4Dで2回目観ました(どこが来月で通常シアターや!😅)。
年1のみ4D鑑賞してますが、まずは字幕だと読みづらいであろう4Dで必ずといっていいほど採用される日本語吹替え版について。
TV放送では何故か気にならないし洋画全てとも思わないが、個人的にスクリーン鑑賞では字幕版の方が圧倒的に入り込めるとバック・トゥ・ザ・フューチャー吹替え版劇場初上映で思ったし、そこまでではないにしろ本作もそうだった。
4D効果については、大抵動く必要無い場面でもムダに席揺れ落ち着いて観られないので、30分も経てば「もう揺れんでいいわ!」と毎回思ってましたが、本作は比較的動く必要ないシーンは動かず、格闘&カーアクションシーンではガッツリ動くので最後まで楽しかったです。
とはいえ、サービスデーかつ4D入場特典配布あっても客席スカスカだったし4Dもそろそろ飽きられ始めたような。俺も4D入場特典無かったら今後アレに¥1000以上も余計に払うことは無いだろな…
※3/23追記
通常シアターで3回目観ました(どこが来月や!😅)
個人的には全く見飽きない!
今日観ている途中、70年代後期の特撮ヒーロー「怪傑ズバット」っぽい雰囲気も感じた🤔
公開中の鑑賞は今日で最後にして、来年以降、名画座かリバイバルで見る機会あれば…
完璧に面白かった。
ロバートパティンソンのカッコ良さがチート級
ノーラン3部作を観ただけの、にわかバットマンファンですが、今作は「バットマン」がとにかくカッコいい映画でした。使用されている楽曲が映画全体の暗い雰囲気にとてもマッチしていて3時間があっという間に感じるほど、どっぷり浸かれました。
後から気づいたこと↓
3時間ずっとシリアスななか、敵にマントを掴まれてジタバタするバットマンやクラブハウスの双子、ダチョウ倶楽部のキスする流れかよってくらい顔が近いゴードンとバットマン等々、雰囲気を壊さない程度にマヌケな演出とかがあってすごく良かった。
ただ自分のような理解力が無い人は、ニ回は見ないと100%楽しめないかも。
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