THE BATMAN ザ・バットマンのレビュー・感想・評価
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住みたくない都市ランキング殿堂入り‼︎
悪党の掃き溜め•正義の堕落•モラルの欠如•責任転嫁
どこをとっても住みたくない都市第一位だ。おめでとう。(おそらく2位はサイレントヒル)
恐怖で悪党を抑制しようとする闇の騎士、バットマン。
非合法で悪党に天誅を下していくスカッと感が売りのヒーローだ。
あくまで闇に紛れて行動するから誰の意見にも左右されずに、自分が悪だと決めた相手をとことん追い詰めていくことができる。
ロバートパティんトンが演じるブルース・ウェインは歴代1番と言って良いほど線が細く、現代版にふさわしい草食系バットマン。
マスクをかぶっている時の方が台詞が多いんじゃないの?と思うくらい寡黙。
寡黙だけど、どこか憂を帯びている横顔が最高にセクシーでドキドキしてしまう。
ストーリーはサスペンスを謳ってはいるが、謎解き要素は皆無。
仲良しのゴードン刑事に呼び出されて、バットスーツを着たまま殺人現場を彷徨くのには笑ってしまった。
誰がどう見ても怪しいだろう!警察官が静止しても「通してやれ」ってゴードンの一言で現場に入れてしまうガバ捜査っぷり。
優秀で汚職をしない刑事であるゴードン。どうしてもゲイリー・オールドマンの顔がチラついてしまう。
ゲイリーのゴードン刑事は本当にハマり役だと思う。
現場に残されている暗号も有能執事のアルフレッドがせっせと解読。笑ってしまう。可愛いぞ。アルフレッド。
しかし、どうしてもアルフレッドにはマイケル・ケインの印象が強く思い出されてしまう。
謎かけでバットマンを翻弄するリドラーも、溢れ出る小物感が止まらない。
頭のネジが一本吹っ飛んでて、敵味方、自分自身でさえもブラフにしてゲームを楽しんでいたジョーカーのイカっれっぷりほどの魅力はない。
他力本願と詰めの甘さを感じてしまうと一気に興醒めしてしまう。
「正直者には恩赦を与えなくちゃ♡」的な自分で死を選びたくなるような残忍性があるゲームを仕掛けるでもなく、バットマンと同じように志があるわけでもないので、小物感が溢れている。正直、全然魅力的なヴィランではない。
キャットウーマン役のゾーイ・クラビッツの腰が細い。細すぎて、こんな細腕で泥棒家業ができるのか心配になるレベルだった。上目遣いがたまらなく可愛い。
ハリウッドの制作側の都合で、黒人俳優が多く採用されている。
人種差別にはもちろん反対だけど、しっくりこない感はある。だって、白人で見慣れて来たんだもの。
自分の感覚が古いんだよね。それでも、ゴードン刑事は白人な気がしてる。
作中で津波のシーンが描かれているけど、日本公開日が3.11だったのは偶然なんだろうか。
戦争や自然災害が勃発している世の中で、自分の暮らす国や土地がいつゴッサムシティ化してもおかしくない。
社会ルールが構築されなければ、マナーは生まれない。マナーが守れなければ、モラルは生まれない。
社会ルールを構築していくのには何年も掛かる。
今、自分が暮らしている生活が当たり前に続くと思えていることに感謝しなきゃいけないなと、改めて感じた。
CMでリドラーの謎かけが面白いかのように言われているが、謎解きではなく、深淵に近付こうとしている時には彼方からも見られている気持ち悪さ、相手と同じ目線に引き摺り下ろされる居心地の悪さを味わう映画だと思う。
ミステリというよりは、決められたロジックを淡々と見せられていく形なので、3時間も座って見ているのが苦痛に感じるかも知れない。見ている側は頭を使わないので。
期待していった分、肩透かしを食らった気がした。
字幕版で鑑賞したが、吹き替え版が櫻井孝宏vs石田彰なので、吹き替え版でも見たい。
う〜ん、長い。
気軽には見られない。
謎解き謎解き言ってたけど
謎解きにさせる意味がイマイチ分からない。
し、解けて爽快感や納得感も「?」
それに犯人からの怪文書は執事に解かせて
途中のなぞなぞは罠に嵌められた本人ではなく
それを見ているバットマンがガンガン答えて
「これ何やってんの?」と思ってしまった
ペンギンだとかネズミだとかも何が何だか分からなくさせる。
ダークで重厚なのに、残虐シーンとかは無く
グロいのが見たいわけじゃ無いけど
刺激もないからテンポも悪く……
覚悟して見ないと
私のように途中寝て意味が分からなくなります。
想像以上に…
ロバートパティンソンの悩めるブルース青年とリドラー役のポールダノの振り切れてる確信犯な自称サイコ野郎感が良かったと思います。
確かに上映時間は長い!……長いのだけどあの雨と暗闇ばかりで鬱屈としたゴッサムシティで謎解きと復讐をモチーフにした恐怖を描き切るには必要最低限な時間だったかと。
カーチェイスのシーンで最後、転倒して追い詰められた◯◯◯◯目線で見るバットマンが逆さまに描かれてるのが最高にクールでコウモリ男を象徴するシーンでした。
あと手足を施錠されてピョコピョコ跳ねるシーンが文字通り◯◯◯◯でちょっと可愛かったのも。
天窓を突き破ってバットマンが登場するその後のお約束シーンはこれが走りなのかな?
後にアルティメット化されてく前身のバットモービルのカッコ良さはこれが1番好き。
アヴェマリアの使われ方やマイケルジアッチーノのサントラもこの世界観を見事に表現してました。
観てる者の息を詰まらせる物語の根底に流れる一貫した暗さは、最近マルチバース無双で怒涛の攻勢をかけてるマーベルには無いこれぞDCコミックス作品やん、と(ニッコリ
ラストに出てきた謎の人物はもちろんアノ人ですよね。
セブンとか羊たちの沈黙がストライクな人にはきっとハマる作品だと思いました。
ザ・バットマン2(仮)も予定されてるとの事で個人的には続編にも期待です。
でも他の方のレビューでもあった通り、日本での公開日時はどうにか出来なかったのかな。
ウルティラスクリーン+VIBEオーディオにて鑑賞。
75点ぐらいが180分間ずっと続く感じ。
初日に観ました。
印象としては【JOKER】の世界観にかなり寄せています。画面の暗さ、音楽も含めて一言で言うなら『ダーク』。
主人公バットマンも過去一くらいで、若いが影のあるキャラクターという描かれかた。中年紳士のイメージが強いキャラクターだったので、かなり新鮮でした。イケメンだしね。
連続殺人犯リドラーを追い詰めるミステリー+アクション映画といった趣なのですが、全体的に起伏があまりないなと感じました。肝心の(?)謎解きもわりとあっさり解決していくので、しっかり観てても置いてきぼりになります。で、途中マフィア映画みたいな感じになり、リドラーの存在もわりと忘れます。
シリーズではお馴染みのキャットウーマンも登場します。唇がぽってりとしたスレンダー美人。ツンデレでバットマンといきなり仲良くなっているのがなんかな。なんかな。
ティム・バートン版でお馴染みの『ペンギン』も出てきますが(コリンファレル!)、まったく別のキャラで旧作ファンとしてはちょっと残念。
コーヒーショップ以降の展開は、まんまポールダノなので、ミステリアス感はほぼありません。怖さもないです。アベマリア歌い出すところはBGMがなければギャグとして笑ってしまう。
“人間”BATMANの復活
ノーラン版やスナイダー版のバットマンは、ガジェットも強力で並み居るヴィランを圧倒し、スーパマンとも対峙できうるほどの力を持つ。見様によっては彼らが表現したバットマンはポストヒューマン的な存在であったといえる。
対して、マット・リーヴス監督が表現したバットマンは、とても人間くさい存在だ。
まず空は飛べない(コウモリなのに)。
無感情を装っているが、内実は不安と苦悩に苛まれている。
自ら「復讐者」と名乗り、怒りがその力の原動力となっている点は敵役のリドラーとシンクロするものがある。2人の違いは、解釈と表現の違い程度に過ぎない。
ロバート・パティンソン演じるブルースは、バットマンとしての活躍が街の犯罪浄化に貢献できていないことに疲弊している。本作のクライマックスの大惨事も結局は防ぐことが出来なかった(アベンジャーズやジャスティス・リーグなら一発逆転できただろうが、現実はそうはいかない)。
社会に巣食う「悪」の存在は現実の社会も同じで、トップを引きずり降ろしても、その座に誰かが座るまで壮絶な競争が繰り広げられる。正義の実践者ひとりができることには限界がある。取りうる選択肢はふたつ。そこに絶望を感じて行動を止めるか、大河に一滴を注ぎこむ行為を諦めないか。
ノーラン監督三部作との比較がされるのは避けられないと思うが、ここは映画監督という調理人が「バットマン」という素材をどう調理し皿に盛り付けるか、の表現の違いでしかない。当然、観る人によって好き嫌いはあるのも映画鑑賞ならではのこと。
終始暗いトーンはダークナイト以上
雨と暗いトーンとそれに重なるような音楽が終始続いていく。
マイケルキートン版は子供で記憶が薄くなっているが、それでも何度目かのバットマンにも関わらず、新しい感覚を与えてくれた。
アメージングスパイダーマンでは「このくだり、飽きた」と思ったので。
現場検証に立ち会うバットマン、一般人に殴られるバットマンと、リアリティは過去と比べると増している。
ヴィランもあくまで人間の能力の範囲ということでヒーローものにありがちな大味化を回避。
市長の息子や、セリーナの境遇がブルースと同じ、親からの負の遺産の受け継ぎと重ねられ、人間ドラマとしても魅せられる。
でも、ペンギンを放っておいて、次回で悪事働くパターンは止めてね。つめが甘過ぎなので。
DC史上最もダークなヒーローを描く
今作のバットマンは、全体的にダークな映画に仕上がっています。
そのうえ上映時間が3時間もあるので、見るのにはそれなりの覚悟が必要です(^_^;)
シーンの大半は暗い夜で構成され、音楽も非常に重い。
やはり他のアメコミヒーローとは違い、辛い「闇」の運命を背負ったヒーローなのだという事が伝わってきます。
加えて今回はサスペンス感が強く、終盤まで犯人が誰か分からない仕様。
これも今までの作品との違いですね。
悪役リドラーはジョーカーやベインに引けを取らない、十分にトチ狂った狂気の男でした(笑)
ブルース・ウェインという主人公についてや、なぜバットマンになったか等は一切おさらいしてくれない為、「バットマン ビギンズ」を見ていないと ❓ になるかもしれません。
ともあれド派手なカーチェイスや暗闇の中での銃の閃光だけが光る格闘シーン等カッコ良さももちろんありますし、ラストにテンション上がる一コマもあるので、是非とも新生バットマンの幕開けをその目で見て頂ければと思います。
ジョーカーと並ぶ傑作だ
陰謀論が陰謀論でなくなった世界
バットマンとリドラーの因縁については必ずしも完全な説明がもたらされるわけではないですが、僕はそういう映画の方が好きです。
リドラーは、陰謀論conspiracy theoryに踊らされる貧困層をモチーフにしているのだと思います。ところが、僕たちの世界では陰謀論で済んでいることがゴッサムでは現実になっている。
陰謀論者の怒りと暴力が正当な裏付けを持ってしまっている恐ろしい世界。それが描かれた映画のように思えました。
アクションはテンポよく適度。陰影や構図の使い方はとても上手だなぁと思いました。特にカーチェイス後にバットマンがペンギンに近づくシーンは、コウモリの目線をうまくモチーフにした構図のように感じ、とても小気味よかったです。
かなり時間が長い割に、背景や因果関係を捨象してる部分があると感じる方もいるでしょう。スッキリする映画という訳ではないですが、比較対象となり得るバットマンビギンズよりはかなり出来が良いと思える作品でした。観る価値はあると思います。
疲れた
ただのコスプレと化したバットマン
1989年~のバットマンが大好きですが、
それを一旦置いておいても
これはない。
こういう話を作りたいなら、バットマンじゃなくても良かったでしょ。
別のヒーロー物語やりなさいよ。
無理やり現代に落とし込んだ?から、
スーツもバットモービルも最早違和感しかない。
キャットウーマンは、ただの猫好きだし(てか、いつキスするほど気持ち動いた??)、
ペンギン男はただの名前だし、
リドラーの知性とサイコパス感、どこにあった??
そしてなにより、
バットマン、全く影の人間じゃないじゃん笑
普通に明るいところで、人前で、警察と共同捜査しちゃってるじゃん。並んで立ってるじゃん。
てか、外で着替えるんかよwww
途中から“劇場版 相棒”観にきたんだっけ?
って気分になってました。
これじゃ、ただのコスプレした警察だわ。
役者さんたちは皆さん良かったです。
だからこそ、尚更残念な気持ちになりました。
よいバージョンアップ
面白かったーーー!
単体で成立するバットマン映画でした。
原作やこれまでの映画のバットマン像とは異なります。
暗闇で暴力により秩序を護る暗い『ダークナイト』的なバットマンの完全否定というか、理性的でまともなキャラへバージョンアップ。
このバットマンなら『ジャスティス・リーグ』を結成しても納得(いや、『ジャスティス~』関係が今後どうなるか知らないけど)。
バットマンだけでなく、リドラーもキャットウーマンも時代に合わせたバージョンアップしてた感じ。
(ペンギンはやや物足りない印象を受けましたが)
このバットマンとキャットウーマンが並ぶと、身体が大きくかっこよいので、『ベルセルク』のガッツとキャスカをなんとなく思い出します。
同時に、旧来の作品ファンには、どことなく「コレじゃない」感は大。
カレーを食べに店に入ったら、ステーキが出てきたような。
だから不味い(つまらない)となってはおらず、美味しい料理だったのが素晴らしい。
(だから嫌い、受け入れられない、という方も多いかもしれませんが)
この座組なら、続編が観たいと思いました。
映画の三部作構想やドラマスピンオフも企画があるとかないとか、噂が先行していますが、今後にも期待したいです。
加えて、音響設計が重厚ゆえ、ドルビーアトモスやドルビーシネマ、ウルティラなどの音のいい劇場での鑑賞をおすすめします。
暗がりでのアクションが多いこともあって、レーザー上映タイプのIMAXやドルビーシネマ向きの作品と言えます。
暗い・重い
名探偵バットマン
新生根暗バットマン
賛否が分かれそうな人間臭い?バットマン?
先行上映で上映日の前に見に行きました。
普通に面白かったですが物凄い面白かったか?と言われれば?でしょうか。
私もジョーカーに寄せている作品なのかと思いましたが今回のバットマンヒーローと言うより現実世界にバットマンがいたらこんな感じなのだろうな?と思いました。
今までのバットマンならヒーロー的な圧倒的な強さがありましたが今回のバットマンは爆風で簡単に気絶するわ敵の猛攻にあうとやられるしビルの上から飛び降りようとして一瞬躊躇するし現実にバットマンがいたらこんな感じなんだろうなぁとw
一つ前のバットマンはスーパーマンとガチに戦って圧倒していましたからw
地球の自転を逆方向に回して時間を戻す力を持つスーパーマンに勝てる人間がいるわけはありませんw
バットマンの武器や装備品も古い世代が戻っている感じもしましたし。
バットモービルなんかはとくに昭和感(アメリカに昭和感はおかしいですがw)満載でそういうところは好感は持てましたがw
いずれにしても今回のバットマンこれはこれでありではないかと思いましたしコレからこのバットマンはどういう物語を描いていくのか楽しみではあります。
暗い!
前編通して映像が暗く、物語としても復習ということで暗い。ロバート・パティンソン演じるブルース・ウェインも陰のある暗い感じが世界観と合っていて、映像としの暗さで見づらさはあるものの意外と良かった。演出や戦闘シーン等々カッコよかったね。次回作もありそうなので期待したい。あと、ペンギン役いい演技するなぁと思って調べたらコリン・ファレルでビビった。
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