DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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恐怖が死をもたらす
当時、劇場鑑賞を逃してしまったので、IMAXリバイバル上映にて初鑑賞。...いやぁ、見事にハマんなかった。自分の苦手な要素、全詰め映画って感じ。意識高い系というと言い方悪いけど、初見や情報なしだと全然楽しめない、「TENET」や「君たちはどう生きるか」のような作品。
あぁ、肌に合わない。刺さる人には刺さるんだろうし、備えていれば面白いってことは分かるんだけど、映画ってそういうことじゃないよなと思ってしまうし、それは未完成の状態で世に出したんじゃないの?とひねくれちゃう。SFにはもっと無骨なアクションとか、子どもが喜ぶようなアイテムとか欲しいんだよ、、、。
無論、IMAXの迫力は素晴らしかった。ティモシー・シャラメも、ウォンカとは程遠い、超絶イケメンキャラ。こりゃ惚れる。MJやドラッグス、アクアマンにムーンナイト、更にはサノスといったアメコミ映画の強者も勢揃い。豪華キャストにはワックワク。だけど、何故だ。ストーリーにはこれっぽっちもワクワクしないぞ。果たして、Part2は好きになれるか。
駄作でした
原作既読で観た1985年版もあまり面白くなかったのですが、近日パート2が公開となる2021年版はアカデミー賞でも話題となりましたので期待して観ました。でもダメダメでしたね。
"MI"のイルサが殺されてイルサロスに陥っていた私にとっては、思いがけずレベッカ•ファーガソンに会えた事だけが唯一の救いでした。
まず全体的に思わせぶりな演出が多く、肝心のストーリーが遅々として進まなくてイライラしました。たくさんあったアクションシーンも何となくテンポが悪く好みではありませんでした。施設を爆撃で破壊するシーンがありましたが、原作にもあったのかな?あんな事やったらサンドワームが大挙して押し寄せると思うんだけど、アメリカ人の好みだから演出として足したのかな?映画音楽も打撃音満載の"砂の惑星"に最も向かない音楽でした。
原作はもっと静謐なシーンが多く描かれていたイメージでしたが違ったかな?40年近く前に読んだので記憶違いかもしれません。
いずれにしても特撮自慢とアメリカ好みのテイストに毒された作品に思えました。
終演後にパート2の特別映像として主人公が初めてサンドワームに騎乗するシーンをやってましたが、何となくこのシーンがパート2の唯一の見どころなんだろうなと思いました。
後編が楽しみです
2021年の公開時は、コロナ禍もあり残念ながら見逃してしまいました。
今回のIMAX再上映は本当に楽しみで、後編上映前の鑑賞の機会に感謝しています。
全編を通じて流れる重厚な雰囲気は、
スペースオペラとして観た場合はかなり好き嫌いが分かれる作品だと感じました。
どうやって撮影したのか知りたくなる程の圧倒的な映像美とハンス・ジマーの美しい音楽が圧巻でした。
ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソンを筆頭に役者の演技も素晴らしいです。
ただ、デイヴ・バウティスタがドラックス、ショシュ・ブローリンがサノスに見えてしまったのはご愛敬でしたがw
宮崎駿監督は、ナウシカを作る際にこの原作から影響受けたのかなぁ。
来月公開の後編が楽しみです!
再上映でしたが
IMAXで観れて良かった。
カタカナ固有名詞が多く名前憶えるのが難しいかなって思ったけど、すんなり没入できるたのは、監督のストーリーテリングのうまさですね。もしくは、2049を観てたからクセをつかめてたのかな。とにかく視覚音響効果のひとつの到達点としての名作であり、映画が総合芸術であることを再認識させてくれました。
ウラディミール名の極悪男爵や、シャーロット・ランプリングの修道院長等、まだ正体不明の人物が多くて、PART-2に大期待。
この度IMAX限定リバイバルにて鑑賞。公開年、テアトル新宿のオール...
この度IMAX限定リバイバルにて鑑賞。公開年、テアトル新宿のオールナイトイベントと劇場では3回目の鑑賞と記憶。
やはりこの作品は劇場且つIMAXで観るとこの世界により没入ができとても楽しめる。見終わった後の現実に戻るのが少し苦しくも感じる程。
本作ではティモシー演じるポールの成長物語の序章となる為この作品だけで、物語の起承転結全てを求めてしまうと物足りなさは感じてしまうがポールそして砂の惑星との我々との出会いそして挨拶・紹介を丁寧に描いた作品として観るととても興味深くこの世界の事を一つでも多くの事を知り観る度に世界観に深く浸りたくなる作品である。
来月公開のPart2ではアクションシーン、そして砂虫に大きく期待して良いとのこと。
Part1とは作風の変化も期待したくなる新作。とても楽しみである。
素晴らしい! 圧倒的な映像美と重低音の効いた音楽に陶酔する155分
2021年の初公開以来2回目の鑑賞
「デューン/砂の惑星 part two」の公開に向けてIMAXシアター限定のリバイバル上映をやってくれているので喜んで鑑賞
こういうのいいですね、いろんな作品で新作公開前に前作や関連作の劇場リバイバル上映してほしいです
で、2年半ぶりに観ましたが、やっぱり本作は凄い!
重厚でダイナミックなスペクタクル映像と腹の底まで響き渡る重低音、IMAX作品として生まれただけあって、ものすごい没入感を味わえます、これはやっぱり劇場、特にIMAXシアターで観てほしい作品
自宅でも復習鑑賞でヴィルヌーヴ監督の直近作「メッセージ」「ブレードランナー2049」を観ましたが、これらが礎となってデューンがあるんだなとあらためて実感しました
画面サイズが時々シネスコサイズになりますが、これはIMAXサイズを際立たせるために意図的に切り替えていたんですね、観ていて納得しました
SF映画なので当然CGが多いのですが、惑星デューンのシーンは極限までロケ撮影にこだわり中東の砂丘エリアで撮影された様です、トム・クルーズさんもこだわってますが、やはりこのCGのはびこる世の中でのライブ撮影は我々観客に本物感がしっかり伝わって来て作品そのものの格を優美に上げていると思います、すばらしいことです
サンドワームが砂の中を移動するのも砂の中に機材を埋めて動かすこととで表現した、という記事を読んで驚きました
「ブレードランナー2049」に続きハンス・ジマーさんの音楽が素晴らしい
本作では特に音楽というよりも効果音っぽくも感じました
久々に観て思いましたが、キャスティングも本当にいいです
ティモシー・シャラメさん、レベッカ・ファーガソンさん、オスカー・アイザックさん、ジェイソン・モモアさん、とかとか、皆さんハマり役でカッコよくって素晴らしかったです
復習もしっかりできたし、今回のリバイバルでは「デューン/砂の惑星 part two」の特別映像と予告編も付いていて、次はものすごい盛り上がりを見せそうなスペクタクル映像でした、早く観たいです
ウーハーがゴイスー
公開前に「失敗作にならないか?」と不安視された?
1984年にもデビッド・リンチ監督によって映画化されたフランク・ハーバートのSF小説の新たな映画化だった。
今作がコケたらPART2が作られず中途半端で終わるかも?でもドゥニ・ビルヌーブが監督するなら大丈夫だろうと期待しつつ映画館に行った作品。
結果、満足できて「次作も有りそうだ、しかし何年先に観れるんだ?」と期待したPART2がついに公開される。
『デューン 砂の惑星 PART2』(2024年3月15日公開)に向けて再鑑賞。
■映画の中の専門用語
デューン(惑星アラキス)
サンドワーム(超巨大砂蟲)
メランジ(老化を抑えたりするスパイスでアラキスでのみ採取出来る)
フレメン(アラキスの砂漠の民)
ベネ・ゲセリット(超能力女史修道会)
クイサッツ・ハデラッハ(人類を超越した伝説の未来予測能力者)
メンタート(演算能力者 アトレイデス側のスフィル・ハワトやハルコンネン側のパイター)
手首の戦闘モードスイッチ(スピードの早い物を通さないバリア)
浮遊装置(巨大なハルコンネンの移動装置)
オーニソプター(トンボの様な飛行機)
惑星カラダン(アトレイデス家が統治)
惑星ジェディ・プライム(ハルコンネン家が統治)
スペースギルド(精神肉体訓練した集団の星間輸送等を牛耳る巨大組織)
■PART2で登場する重要人物
《公式発表》
クリストファー・ウォーケン
(皇帝シャッダム四世)
フローレンス・ピュー
(皇女イルーラン)
レア・セドゥ
(レディ・フェンリング)
オースティン・バトラー
(フェイド=ラウサ・ハルコンネン)
8000年以上後の世界にしては…
壮大な世界観と対比する一人の少年の成長
題名からわかるようにスターウォーズのようなSF巨編だ。
当初作者がこれを書いたときの時代的背景からなのか、どうしても正邪という観点が先に立ってしまう。
物語の動機は非常に単純な資源だが、そのために行われる直民地化の構造は、昨今まであった奴隷貿易と、いまでもはびこるアンフェアトレードと同じだ。
SFというのは、物語の何処かで『設定』について説明しなければならないが、ここでも水やスパイス、サンドワームなどが説明される。
そもそも、様々な文明はどのような科学的進化の過程があるのかは、想像上自由だ。
この世界も正邪があり、宗教的概念とそれに準ずる占いが社会的地位が高いことを表現している。
主人公の少年には不思議な能力がある。未来を見ることができる能力だ。
しかしそれはあくまで現時点でのことで、全部当たる訳では無いし、見たいものが見えるのでもないが、自分の意思決定に関するものは頻繁に見る。
世界観や科学的技術などは大きく違いがあるものの、何故か戦争に使うのが刀だ。さしずめ武士道といったところなのだろうか。
少年は、自らの出生の秘密や母が占い師と席巻させたこと、父の死、友情で結ばれた師匠の死を受け入れながらも、母を連れて敵から逃れ、サンドピープル(仮称)の仲間になるところまでを描いている。
最後の主人公の決闘は、明治時代、または西部劇の頃の感覚だ。つまりいまの現代社会を他の惑星を背景に描いている。
サンドワームの襲撃、側近の裏切り、敵の侵入と敗北… お決まりの設定ではあるものの、アクションを随所に入れ込んで見るものを飽きさせないようにする工夫と、迫力のある乗り物などの壮大な世界観は素晴らしかった。
壮大な物語の序章
Atreides! Atreides! Atreides!
全編にわたって素晴らしい美術が展開される。
この一点においてだけでも満点をつける価値がある。
宇宙帝国を舞台にした超能力、超科学のある世界
貴族間闘争を主軸にしたストーリーは騎士道物語のようなわかりやすさ
技術的な描写は控えめでSFの難解さはない。
「宇宙スケールのファンタジー作品」として捉えるのが正解
それでいて作品世界の奥行きが感じられる作り込みは
SFとしても満足感が高い
原作小説が出版されてから年数が経っていることもあって
洗練された作品に仕上がっている。
・皇帝の勅命
・アラキス到着からのセレモニー
・スパイス採取機
・砂虫
は必見
『メッセージ』、『ブレードランナー2049』でも感じたが
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はSF映画に対しての理解度のレベルが違う。圧巻
高い完成度、SFファンとして大満足の作品
続編も期待
リンチ版も好きだが、こちらも洗練されていてよい。
かなり良い。ヴィルヌーヴは出世したな。
冒頭、レジェンダリーのロゴが出て、いやな予感がしたが、さほど影響はなかったかと。
キャストも非常によかった。とくにポール役のティモシー・シャラメはすばらしい。宇宙でも強大な力を持つ一家の跡継ぎではあるが、本当はあまり後を継ぎたくない。しかも彼は砂漠の救世主になる可能性があるなどと言われて、そのプレッシャーに揺れ動く心を繊細に表現している。ほかのキャストも映画の世界にしっくりとなじんでいてよかった。ただ、ゼンデイヤだけは浮いていた。アクの強い俳優が多い映画なんだけど、みんなちゃんと溶け込んでいたのに、ゼンデイヤだけは、浮いている。彼女は「グレイテストショーマン」の時はよかったんだけど、スパイダーマンも違和感があった。
宇宙船のデザインは、「メッセージ」の延長線上にあるように感じた。ダサいんだかかっこいいんだかよくわからない。ただ、重量感がきちんと表現されていた。スターウォーズだとデザインはかっこいいんだけど、軽そうな感じがする。そういうところも映像技術の進歩なのかなと感じた。遥か未来の設定なのに、結構アナログなところもおもしろかった。たぶん現代のテスラのほうが未来的なデザインだと思う。
音楽はハンス・ジマー。この人の音楽を聴くといつも「ブレードランナー」のヴァンゲリスを思い出す。ただ、もっとエッヂが効いていてかっこいい。現代的なのだろう。
肝心の物語は、アトレイデス家が皇帝の命令で砂の惑星に移住するところからはじまる。以前の支配者であったハルコネン家は退陣している。アトレイデス家は砂の惑星で採れる香料を採取する任務をおっているが、ハルコネン家の残していった設備では、ノルマは達成できない。そんなとき、ハルコネン家が攻めてくる。実は皇帝とハルコネン家は結託していて、宇宙で絶大な力を持つアトレイデス家を滅ぼそうとしていたのだ。
物語の構造としては、砂漠の救世主になることを運命づけられている主人公のポールが、自らの使命を知り、あらがうが、やがて受け入れるというもの。古典的な英雄譚だ。
起承転結でいうと、おそらくは起がおわったあたり、もしくは承の前半くらいまでか。つまり、かなり途中で終わる。ただ、ポールの成長という意味では一区切りしたあたりまで描いているので、いきなりぶった切られた印象はない。
ポストスターウォーズとして宣伝されているが、ep4~6を期待するとがっかりすると思う。ep1~3なら、まあそうと言えなくもない。それでもスターウォーズはエンターテイメントの要素が強く、魅力的なクリーチャーもたくさんでてくる。DUNEはそういうのはない。政治的なかけひきであるとか、人間の心が揺れ動くさまを描くほうに重点を置いている。もちろん映像的なかっこよさはあるけれど、スターウォーズ的な空中戦とか、ライトサーベルを使った戦いはない。冒険活劇のテイをとってはいるが、内面的な葛藤を描く術にたけている映画だと思う。
第三弾まで作るかもしれないという話なので、非常に楽しみだ。
序章
クオリティ高い!
SFだけど主演俳優の演技は◎
CSで録画視聴。SFは初めて観るが、内容は個人的にも平凡。
ただ、テイモシーシャラメ、レベッカ・ファーガソンの演技は良かった。
もう少し、時間をコンパクトにしてほしい。
次回作は来年公開だが、ここにオースチン・バトラーの出演が決まったなら
むしろDUNE続編は注目してみたい。
おもしろいじゃん
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