劇場公開日 2021年10月15日

DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価

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4.0陶酔の渦に呑み込まれる

2021年10月28日
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冒頭に掲げられた夢に関する言葉通り、このSF絵巻には深い夢と現実とが溶け合っていくかのような深淵さが渦巻いている。中には「眠くなった」との感想もあるだろうが、それは実のところ、本作を体感する上で最高に適した精神状態と言えるのかもしれない。人はまどろみの中でこそ潜在意識が覚醒されていくものだから。翻って、80年代のD.リンチ版への偏愛を抱く自分としては、今回のヴィルヌーヴ版が独自の芸術性、創造性、時間配分でF.ハーバートが織り成した原作世界を執念深く追究している点に心打たれた。スパイスをめぐる情勢には植民地政策を、フレメンの描写にはアラビア世界のあれこれを想像させるなど、あらゆる場面に地球上の過去と現在と未来がないまぜになったかのような趣向を感じる。掴んでも指間から砂がこぼれ落ちていくほどの全貌を、製作者らは今後いかに描き続けるのか。憂いある瞳を持つ主演シャラメの運命をしっかりと見届けたい。

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牛津厚信

4.5映画史的記憶を織り込み壮大な世界を構築したヴィルヌーヴの到達点

2021年10月17日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

フランク・ハーバートの傑作SF小説「デューン」(1965)は、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」シリーズにも影響を与えたことでも有名で、たとえば「Ep.6 ジェダイの帰還」に登場した砂漠の大穴から人間を丸呑みする巨大生物サルラックは「デューン」のサンドワームの借用だ。だから2021年の「DUNE デューン 砂の惑星」を観て物語要素などに「スター・ウォーズっぽさ」を感じるのはある意味当然とはいえ、SF文化を一本の大河にたとえるなら「デューン」の方が上流に位置することは知っておいて損はない。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、初期こそ緊張感に満ちたドラマの作り手という印象だったが、ノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの小説「複製された男」の映画化(2002)でSF風味を足したのを皮切りに、「メッセージ」(2016)、「ブレードランナー 2049」(2017)そして本作と、すっかりSF映画の巨匠のような立ち位置になった。自然の景観に宇宙船という異物をナチュラルに存在させた「メッセージ」、砂嵐が吹きすさぶ過酷な世界を舞台にした「ブレードランナー 2049」など、過去作に連なるテイストの映像も嬉しい。

俳優陣では何といっても、ティモシー・シャラメの惚れ惚れするような“王子感”がたまらない。スラリと足が長く10頭身もありそうなスタイルの良さが、縦幅が長いIMAXのスクリーンで憎らしいほど映える。オスカー・アイザック、ジェイソン・モモアにもグッとくる見せ場が用意されている。

多くの観客が感じると思うが、「スター・ウォーズ」だけでなく、「アラビアのロレンス」や「地獄の黙示録」といった記念碑的な傑作を彷彿とさせるショットもちらほら。異世界を舞台にした壮大な冒険物語なのに、日常と地続きのような親近感や懐かしさを覚えるのは、そうした映画史的記憶が織り込まれているからだろう。

余談ではあるが、デヴィッド・リンチ版の「デューン」も嫌いじゃない。特に巨大な脳みその化け物みたいなギルドナビゲーターのグロテスクな造形などは、リンチの趣味が全開で最高だった。見比べると、異形の者への偏愛をさらけ出すリンチに対し、ヴィルヌーヴは上品で優等生的な絵作りかなと。

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高森 郁哉

5.0デビッド・リンチの汚名を、ドゥニ・ヴィルヌーヴが雪いだ

2021年10月1日
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鑑賞方法:試写会

新しい「デユーン」が生み出されたことに、ひたすら感無量です。1984年にデビッド・リンチが監督した「砂の惑星」は、プロデューサー(ディノ・デ・ラウレンティス)によって無残に切り刻まれたバージョンが公開され、酷評を浴びました。リンチ自身も「私のフィルモグラフィーには載せてほしくない」と語っているほど。リンチのファンにとっても、心が痛い案件でした。

それから37年も経って、ドゥニ・ヴィルヌーヴが非の打ちどころのない完璧な「デューン」を創りあげたという事実は、驚きとともに、「信じられない」という感想すら覚えました。つまり「これ、製作費は回収できんのか?」という疑問です。

この映画は、前編・後編の前編に過ぎません。早く後編が見たい。しかし、後編が製作されるのかという不安もあります。世界中で大ヒットして欲しい、そして、後編がフルバジェットで製作されることをひたすら祈っています。

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駒井尚文(映画.com編集長)

1.5難解すぎる

YUKI .Nさん
2021年12月6日
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全く話についていけない。

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YUKI .N

4.0砂丘マニア

津次郎さん
2021年12月4日
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とらえきれないほど広い映画。と同時に、世界観の奇想と、その奇に呑まれない完成度。
リンチ版のときでさえ思ったがDuneは世の「映画化不可能と言われた」を笑い飛ばすことができる。

『6年間の調査と執筆の末、『デューン 砂の惑星』は1965年に完成した。当時としては長大なSF小説であったため、1963年と1965年の2回にわけてアナログ誌に連載された。そして、最終的に出版にこぎつけるまでに約12の出版社に拒絶された。』
(原作者フランクハーバートのウィキペディアより)

原作を読んだことがないが、だいたいにおいて、よくこんなもの(肯定的驚嘆)を映画にしたと思う。艦でも邸でもサイズからして、現実であつかうものの100倍はある。他のSFとの比較でさえ10倍はある(ように思える)。そんなチェルノブイリの石棺のような艦が星間移動するスペースオペラ的な要素に加え、砂漠の生態の描写、宗教と政治、複雑な人間模様とサバイバル・・・。

戦後世代ではないし、もはや戦後でもないが、率直に言って、よくもまあこんな映画をつくる国と戦争をやったもんだ──と思った。

選ばれた王子の話。
シャラメ、ファーガソン、アイザック、モモア、味方に全員きれいな役者を充て、敵軍は怖面だらけなのが特長的。リンチ版同様にハルコンネンがどれほど醜悪で無慈悲かを描写していた。

細部がある。
汗や涙をリサイクルして飲料にするスーツ。翼が回らずに羽ばたくヘリ。白兵戦闘時にタイムラプスになる装置。フックを照射しバルーンを膨らませスパイスハーベスターを空輸する艇。規則的なパルスに引き寄せられるワーム・・・。

安価なSFには、なんとなく未来っぽいから──という理由によって、意味や理屈をともなわないデザイン、というものが必ずある。
たとえば、近未来に設定された映像作品の舞台として(パイプなどがむきだしの)廃工場をつかうことがよくある。なぜだろう?つくり手はそれをせつめいできるだろうか。
未来世界のツールや被服のデザインにはラギッド(ぎざぎざした・武骨な)な突起がある。何のための突起だろう?デザイナーはそれをせつめいできるだろうか。

人間社会では、説明しうる機能によって、もののかたちが決まる。未来もファンタジーもおなじことだ。だから「なぜそうなっているのか」をせつめいできない創作物は、うさんくさい。
(たとえば)プペルがうさんくさいのは、なぜかれらがそうなのか、せつめいできないから。なぜ外国名?なぜハロウィン?なぜ星があるってだけで異端に?すべてが、それっぽいデザイン、それらしい物語──だけでつくられている。

『(中略)この小説の元となったのはオレゴン州フローレンスにある砂丘に関して雑誌の記事を書こうとしたことだと述懐した。しかし、彼は砂丘にのめりこみすぎて単なる記事には十分すぎる材料を集めてしまった。その記事は書かれることはなく、《デューン》シリーズの元となったのである。』
(原作者フランクハーバートのウィキペディアより)

Duneはいわば砂丘のマニアが書いたSF小説だった。
トビネズミが耳からしたたる水滴を呑むシーンがある。きっとDuneはそんな観察の積み重ねによって書かれたにちがいない。その厖大な細部が映画に宿っていた。人間が水のない砂漠でどうやって生きるか──からはじまりAxisとAlliesの全面戦争へ変遷する。が、映画は母子を主軸に描かれている。長大な原作のいちぶではあろうが、エッセンスを汲んでいた。

線が細いイメージだったシャラメがたくましさを見せた。また、決死の立ち回りで主君を逃す──モモアがいい役どころで男を上げていた。
描写が足りないと思わせる登場人物も少なくないが、おそらく原作の読者にとっては、叙事詩を一枚の絵にまとめた──ようなものにちがいない。むしろよくまとめたと思う。

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津次郎

3.5まるで絵画のよう。

2021年12月1日
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「なぜ日本でDUNEは当たらなかったのか?」

って記事読んだ事あるけど
アニメとスイーツムービーが毎度1位になる国で
これがTOPは無理です。

まるで絵画を眺めているような美しさあれど
物語の難易度も高い。
そこが面白いんだけどなー (´・c_・` )

好きな人は好きだろーなー!
私は心地よい2時間35分でした!

全然本編に触れてない感想で
すみませんm(._.)m

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溶かしバター大盛りポップコーン

3.5迫力押し

q2q2san4さん
2021年11月26日
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鑑賞方法:映画館

庵野監督が言っていた、「アングルが決まれば映画作れる」的なことを体現したような映画だと思った。
話は普通。
映像は凄い。
音も凄い。
という感じの映画。
The Cellの映像美とスターウォーズの壮大さを合わせたような、映画館で見ることを超おすすめする映画です。

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q2q2san4

3.0ただただティモシーがかっこよかった。 パート2はあるかなー?

2021年11月26日
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ただただティモシーがかっこよかった。
パート2はあるかなー?

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Anna Nakajima

3.5サンドワームは何故大きい?

2021年11月25日
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映画観てから大分経ってしまい…記憶があやふやしてるので…何とか思い出しながらストーリー以外をレビューします😅

「DUNE」は昔 映画化されたけど…観なかった。やはり 予告観た時、サンドワームがちょっと…と思ったから…。でも、今度はVFXが凄そう!そして、音楽が ハンス・ジマー!

期待通りの迫力有る映像美と 重厚な音楽で、楽しめた!

砂…砂漠の風紋は、雲と同じで同じものは二度と見られない!その美しさが映画として記録されてるのがいい…
砂が舞う度に香料が薫るなんて…実際に有るなら体験して嗅いでみたい(笑)ような「DUNE」の設定!映画館に薫らせて欲しい!(笑)

宇宙帝国とか物凄くハイテクな宇宙船とか ハチドリ?トンボ?みたいな羽根のヘリとか
身を守る為のバリア?シールドなどが発達した世界なのに、戦うのは普通に剣だったり、人同士の格闘だったり…中世?ヨーロッパ的…その辺のアンバランス?さが、ファンタジーなんだろうなと。
地球でない場所だという事なんだけど、兵士達の帽子が、地球人ぽくて ちょっと?(笑)だったが、映画の台詞に「地球…」というワードが有って、やはり彼等の祖先は地球人?なのか…だったら、地球的なのも頷けるかな…とか、SF 特に地球と関係ない世界の美術(特に小道具)って考えるの大変だろうな…あまりに地球の何処かの物と似てると一気に萎えそう…とか…こんな事考えながら観る私は やはりこの手の映画は向かないのかな…😅

でも…それでも、観て楽しかった。

ティモシー•シャロメさん 初めて観た!何歳なのだろう? 華奢なのが良い!目が素敵な 妖しい色気が有る俳優さん!

お母さん役のレベッカ•ファーガソンさんも美しい!ずっと見ていたくなる。

謎の夢の少女も可愛い!

そして…サンドワーム(砂虫)の巨大さ!これは、VFXの発展した現代だからこそ!の迫力で、怖かった😱
とはいえ、あの巨体…何を食べて大きくなった?人間を少しばかり食べても足りないよね…

いかんいかん!💦そこは考えるな!私!😓

続編は必ず有るだろうから…きっと また観るだろう。ツッコミながら…😅

ファンの方々 💦すみません!

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レモンブルー

3.5本当に理解するには…

2021年11月24日
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 世界観、設定、ストーリーは、
凄さも美しさも理解できるのだけど、

 ただ、『面白かったか?』
と聞かれたら、正直どうだろうか…

 まだまだ、
ストーリー全体の序盤なので、
これ一作で評価していいのだろうか?

 名打って三部作品とも書かれてなかったし、
そうであっても、物凄く中途半端場所で終わったのが、なんか煮えきらない…

岡田斗司夫が、
ユーチューブで絶賛しそうな、
SF映画っぽいなぁー、
と中盤から思った。

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レトログレイド 373

3.5古典だけあって「手垢のついたSF」に見えてしまうのが残念。それぞれ...

2021年11月24日
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Ryunoshin Nakamori

3.5【遂に登場!歴史的超大作SF"予告"映画DUNE 】

2021年11月24日
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山のトンネル

4.0壮大な序章

hkr21さん
2021年11月23日
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鑑賞方法:映画館

最初のオープニングの原題に、
part1って…
邦題にも、つけとこうよ…

まさに、part1な序章の序章って感じ。
だから、ストーリー的には、説明的な部分も多くて、
ただ、それが私には難しくって流し聞きしてました。

ただ、それもりも映像が美しくて、
まぁ、シャラメの画面映えも相変わらず、見惚れるんですが(笑)

砂漠の夕焼けの美しさに、息を飲みます。
あと、ジブリのような乗り物とか、虫とか、いろいろ面白い。

part2を早く観たいし、原作を読みたいです。

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hkr21

4.5待望のスペースオペラ

2021年11月23日
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くーっ、キターッ😆✨✨
久々のスペースオペラ✨スケールが大きい✨

はじめてスターウォーズを観た観客の、熱狂がすこし分かる。
今や多くのSF大作が作られているが、オリジナルの砂の惑星は、スターウォーズや後続の映画や物語に強い影響を与えた。
風の谷のナウシカもそのひとつ。
砂の惑星で暮らす原住民、人々を虫けらのように呑み込む巨大なサンドワーム。
超常の力を使う敵。
くーっ
くーっ
もう、心の中で大興奮✨

オリジナルの映画は観ていないが、私の好きなたくさんの物語は、ここから生まれたのかと感動の嵐✨

当時は壮大な物語を映像化する技術はなかったらしいが、今はCGを駆使し、原作を表現することができる。

今作は物語のプロローグ。
これから、どんな世界が待ち受けるのか、楽しみで仕方がない✨

風の谷のナウシカファンには、ぜひ映画館で観てほしい。

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ホラー好き

4.0難解じゃ無かった、今だからこその映像表現と音響

たつじさん
2021年11月23日
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鑑賞方法:映画館

キャストも素晴らしく楽しめました。
PART TWOも期待大。

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たつじ

4.0イントロって感じで終わった。早く続きを観たい。ゼンデイヤは個性的な...

2021年11月23日
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鑑賞方法:映画館

イントロって感じで終わった。早く続きを観たい。ゼンデイヤは個性的なんですぐに分かったけど、意外と知ってる俳優が出てたんだね。デビット・リンチのは観たけど、全く覚えてない。

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toshiyuki_kudo

4.0昔のポリゴンシールドが好き

ぴろさん
2021年11月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

と言っても幼少期の記憶なので美化されてるかも知れません。
あと観ていて、ラピュタとナウシカ味がしました。
古典的なスペースオペラ好きなら是非お薦め!

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ぴろ

3.5映画館で観ないと魅力が半減してしまう作品かも

2021年11月22日
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スターウォーズやナウシカなどにも影響を与えたと言われる作品なだけになるほど、SFの王道を行ってるな。と感じる作品だが、似たようなSF作品が世に出まくってしまっている現代ではどこかで観たような作品と感じてしまうのは否めない…元々2部作で考えられている作品なので、2時間半以上の作品なのに全体的にストーリーのテンポが悪く謎の部分があまり語られないまま終わる。その上、難解な設定なのでかなり観る人を選ぶ映画だなぁ…とは思ったが、ストーリーもおもしろかったし、何より迫力&素晴らしい映像美(特に砂漠が)なので映画館で観ないと魅力が半減してしまう作品だと思う。いいところで話は終わってしまうのではやく続編が観たい!

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もーりー

3.0評価保留

さん
2021年11月22日
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鑑賞方法:映画館

ビルヌーブ作品は、なんとなく文学的雰囲気が漂っていて好きです。
SF的に評価すると、もうちょっと頑張って欲しい。
けど、神話、サーガ的には面白いです。

次作まで評価保留。

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凪

4.0戦闘ばかりがSFでは無い

mvlvさん
2021年11月21日
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原作はあらすじ知ってる程度、大体の人間関係や世界観、結末を知った上でリンチ版は観ておらず、ホドロフスキーのDUNEはアマプラでみた人間のレビューです。

新しいものを見に行く場では無く、数々の作品のモチーフとなったSFの古典を見に行くという心構えで始まるのを待っていた訳だが、初めのシーンがカッコ良すぎて心が持っていかれ、あとは2時間半あっという間に終わってしまった。

細かい描写への評価などは自分程度の者にはでき無いが、画面を支配する冷たく無機質な感じは映画"メッセージ"の質感をイメージして頂ければそう遠くないのではないだろうか。
用語集が欲しい!もうちょっとやってる事の意味がわかりたい!というモヤモヤはあったものの、そこはこれまで見てきたSF作品で補完すれば何とかなるレベルなので問題無しでした。

ドゥニ・ビルヌーブ監督作品だから、ハンス・ジマーの音楽だからっていうのを期待して行くと少し物足りないものを感じるかも知れないが、今回はストーリーのテーマとして主人公の英雄譚と言うものがハッキリしているため、演出効果としてこの映画に合ったやり方をしたと考えていい範囲だと感じた。

それにしても画面を切り取った時にクールに映えるだろうなぁというカットがそこかしこにあり、この芸術性も自分を惹きつけたポイントの一つだった。

無事にパート2の製作もGOが出たようなので、パート1見終わってすぐだが期待している。

ここまで賞賛しつつマイナス1点してるのはIMAXで観られなかったという自己都合によるものと、グロシーンかなりカットしたなぁという点から。

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mvlv
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