DUNE デューン 砂の惑星のレビュー・感想・評価
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2部作だったのね…
あまり情報を入れずに劇場に足を運び、タイトルが出たところで「Dune: Part One」を目にして、え!となったのですが、映画の最後も完全に続編前提となっています。
ちなみに、リンチ版は嫌いじゃないですが、かなり前に観たので詳細は覚えていないし、原作も未読で、若干意味が分からない用語があったので、公式サイトの用語集には事前に目を通しておいた方がより楽しめると思います。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品は過去6作品を観ていますが、やや難解な点もあるが、映像が印象的で好きな監督です。
今作も、そつなくまとめていて、155分という長丁場も気になりませんでした。(先週観た007の164分間は長かった)衣装やメカなども格好いいし、映像もきれい。それに、ティモシー・シャラメ、結構活躍するレベッカ・ファーガソン、頼もしいジェイソン・モモアなど役者もいい。
ストーリーに既視感を感じるのは、原作に影響を受けた映画が過去に山ほど作られているので仕方ないし、そういった「スターウォーズ」や「ナウシカ」、最近だと「ジョン・カーター」などが好きな私にとっては十分楽しめました。
劇場鑑賞を前提とした絵作りが多いので、ぜひ劇場で観るべき作品ですし、おそらくIMAX版を観たら、もっと印象がよいはず。
観た後に調べてみると、まだ2作目はとりかかっておらず、今作の売り上げ次第らしいので、そういう意味でも、より多くの方に劇場に足を運んでいただきたい!ぜひ、続編が観たいです。
新たなる惑星
やっとコロナ感染者数が減少してきた感のある昨今。(が、まだまだ油断は出来ない!)
このまま減少傾向が持続出来れば、ハリウッド大作の公開延期なんて無くなり、私たち映画ファンにとっては従来通り観たい作品が観れる時が戻るであろう。
今年はまだコロナ禍だった初夏辺りからハリウッド大作が徐々に公開再開したが、ここいらでさらに欲が出てくる。
もっとスゲー!ハリウッド超大作を観たい!
そんな時に、待ってました!
フランク・ハーバードのSF小説。
『メッセージ』『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴが新たに映画化すると報じられたのは、もう何年前だったか…。
原作小説は読んだ事無い。が、後のSF/ファンタジーに多大な影響を与えた古典である事は知っていた。
84年のリンチ版や色々な曰く付きの事情も知っていた。
色んな意味で、“SF伝説”の一つ。
それを、現代映画界きっての才能であり、驚異的なSFセンスを持つこの監督がどう魅せるか…?
ワクワクドキドキ、完成が楽しみの一本であった。
コロナで一年延期を経て、遂に公開。
毎度の事ながらの、見終わった直後の一言感想。
ま、参りました~!
(深々と頭を下げて)
開幕してすぐ、全神経がこの“砂の惑星”へ誘われる。
今年、こんなにも広大な宇宙を劇場大スクリーンで観たのは、おそらく初。その美しさに惚れ惚れすらした。
アラキス、カラダンなどの惑星の“異星感”。ロケーションが素晴らしい。
殊に、メイン舞台となるアラキス。通称、砂の惑星=デューン。『アラビアのロレンス』『イングリッシュ・ペイシェント』もそうだが、どうしてこうも映画と砂漠の映像は相性が良いのか。確かに過酷な環境下の惑星。が、その壮大な砂漠の世界、そして映像スケールにずっと陶酔していた。
SFなので勿論、メカニックやビジュアルは必見! 宇宙空間の超巨大母艦、小型船さえ“巨大”、トンボのような戦闘機。刀、銃、電磁波シールドのボディスーツ。過酷な環境下に耐える保冷スーツも。デザインや独創性まで豊か。
“非メカニック”の様々な多文化入り交じった衣装や美術も見もの。
VFX、アクションのクオリティー、迫力、圧倒的スケールはとてもとてもこんな文章じゃ言い表す事が出来ない。いずれレンタル/配信/TVで…なんて絶ッ対にダメ!! これだけでも今すぐ劇場へ!
『砂の惑星』お馴染みの“砂虫(サンドワーム)”。今回はその新たなビジュアルもさることながら、デカ過ぎて見えない…。
音響のド迫力…いや、超迫力が身震いするほどで、これも劇場で!
そして、作品を盛り上げるハンス・ジマーのストロング・スコアの数々。
全てが、映画館の劇場大スクリーンで観るべき興奮と幸せに満ちている。
ハーバードと原作の大ファンだというヴィルヌーヴ。目を見張る壮大なビジュアルのスケールから細かな設定まで抜かりなく、その手腕に本当に参った!
今回の“新生版”、個人的に嬉しかったのはビジュアル面ばかりではなく、ドラマ面も。
と言うのも、リンチ版では人間関係や設定がよく把握出来ず、話がほとんど分からなかったから。
難しい、複雑…と言われているけど、確かに難ありだけど、小難しいのは用語や設定だけで、話自体は王道モノ。
デューンから摂れる“香料(スパイス)”を巡る勢力争い、陰謀。ある家族の物語と悲劇、そして息子である主人公へ…。まるでシェイクスピア悲劇のよう。
実にドラマチックで、たっぷり描写。じっくり堪能、見応えあった。
リンチ版は大長篇シリーズを無理矢理2時間強に押し込めたのに対し、今回は“物語の始まり”を忠実に映像化した違いかもしれない。
言うまでもなくリンチは、映画史上に名を残す偉大な名匠。横槍が入り自分の思うように出来ず、当時の技術にも限界が。もし現在の技術や予算やスケールだったら、リンチもしくは幻のホドロスキー版はどんな…?
公爵にオスカー・アイザック、支える戦士にジョシュ・ブローリン、ジェイソン・モモア、対立する男爵にステラン・スカルスガルド、甥にデイヴ・バウチスタ、フレメンの少女戦士にゼンデイヤ…。
おやおや、やたらと某アメコミ・ユニバースや某スペース・オペラ関連者が多い。
そこに、ハヴィエル・バルデム、シャーロット・ランプリングら豪華な実力派&個性派揃い。
ほとんどが男臭い面子だが、その中でレベッカ・ファーガソンが美貌と役所含め深い印象示す。
神話のようなSF小説、監督の才、ビジュアル、豪華キャスト…。
これだけでもお腹いっぱい。
が、本作には唯一無二のものが。
『砂の惑星』は、青年ポールの物語。
序盤はお城育ちのお姫様ならぬ御曹司。ひ弱で、まだ青年へと成り切れてない。
母と特殊な力の訓練。我が身に眠る力をまだ巧く使えない。
父の側で教えを乞い、側近に武術を習うが、まだまだ未熟。
自分の未来が見えない。
…いや、しかし、時々“見る”のは、夢か、未来か、運命か。
カラダンからアラキスへ移り、そこで待ち受けていたのは…。
命からがらの危機、試練、時には闘いも。
“見える未来”に苦悩…。
それらを踏まえ、一歩ずつ逞しく、青年に成長していく。
終盤の彼の姿は、救世主の兆しが…。
役所は旨味たっぷりだが、それを活かせる逸材が居ないと話にならない。
居た。
ティモシー・シャラメ。
インディーズ系ドラマが多かった彼にとっても、これほどのSF超大作への主演は初。アクションも初。
彼の繊細な演技力と魅力、存在感、役柄が辿る運命まで重なった。
新たなルーク、フロドとなれ。
(そうそうティモシーくん、あるインタビューで、「『ドラゴンボール』は僕の人生で特別なもの」と語っていて、メチャクチャ親近感あったよー)
今回は“パート1”。前後編なのか、原作通り6作構成になるのか現時点で不明。(ヴィルヌーヴは続編の脚本を書き始めたらしいが…)
ヴィルヌーヴ印故重厚で、エンタメ性の爽快さ、痛快さ、面白さにはちと欠ける。
賛否分かれてもいるが、個人的には大ッ満足!
これぞ映画ならではの贅沢さ!
『SW』『ロード・オブ・ザ・リング』に続く“ムービー・レジェンド”が、今ここに始まった!
我々映画ファンにとって、終了してしまった両シリーズの渇望を満たしてくれるに違いない。
作品レビューとは関係ないどーでもいい事だが、
本作にもちらほら、特に『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に対してのほぼ同じ文面の連投悪質レビュー。
何なん、これ…?
間違いなく同一人物が別アカウントで、作品を見もしないで悪口を言ってるだけ。こんな糞レビューに共感が幾つも付くのはおかしい。自分で付けているのは明白。
ここは、テメーのお遊びの場じゃない。
映画ファンが集う場だ。
永遠に消えろ!
原作未読、予備知識なしで挑戦
好きな方はごめんなさい。
・カタカナの固有名詞がわからない
・各々の立場が分からなくなってくる
・ラストの山場が個人間の決闘でスケール小さくて…
・続編ありきだから伏線が多く、我慢して見てる感ある
あまり期待してはいなかったですが、面白くなかったです。
世代の人とか、原作知ってる人からしたら面白いのかも?
続編に期待。
わかりにくかったけど砂漠は美しい
砂漠がとても美しい
昔小さい頃カイル·マクラクランのDUNEを観た事があって、年齢的に理解に難しい内容ではあったけども強烈に憶えていて。こうして今リメイクされた作品を観て、その映像·音楽等は想像の遥か上で、特に砂漠がとても美しくて引き込まれた。私には前作も駄作では無かったけど、今回で私の中のDUNEが見事に塗り替えられた。ポールがとても少年で線が細いし、とてもミステリアスに感じた。ハルコンネン男爵、今回は顔綺麗(笑) でも、やっぱり浮くの(笑) 前作はただのフーセンデブだったけど、今回は重厚感あってちゃんと統治者にみえてたから今作は人に薦められる(笑) 私の推しはジェイソン·モモア。GOSやアクアマンで知られた彼ですが、やっぱり素敵。ちなみに前作ならスティング。男爵の甥役だった。この映画、前作もとても長かったけどやっぱり長編。でも、え?ここで終わるの?って。これって続編有るのかな。まだ妹も産まれてない。皇帝も出てないよね。ポールが砂虫を御するところも観てみたいし。男爵倒すまで終われないでしょ。
初めの
ドゥニ・ヴィルヌーヴは裏切らない!
タイトルの通りです。やはり裏切らないですね、この監督は!!
スター・ウォーズや風の谷のナウシカ等、数々の作品に影響を与えたSF小説「デューン」の映画化。
自分はヴィルヌーヴが映画化されるという情報が出るまでは正直知らなかったのですが、デヴィッド・リンチが映画化に失敗して以来「良い映像化は不可能」と言われてきた本作がメッセージやブレードランナー2049を撮ったドゥニ・ヴィルヌーヴがどのように撮るのか非常に気になっていました。
有名な原作でありリンチ版からの再映画化だからか賛否が分かれており、一部では酷評もされてますが、自分にはそれが信じられない程楽しめました!
まずは何と言っても映像の美しさです!
メッセージからずっとSF作品を撮り続けていますが、メッセージを彷彿とさせる斬新な宇宙船デザインやブレードランナー2049を彷彿とさせる霧や光のコントラストを強調した美しい映像表現で魅力されました。
ある意味、映像面に関してはヴィルヌーヴのSF作品の集大成とも言えるでしょう。
衣装も素敵で、特に帝国側の側近の正装や宇宙服等、決して在り来たりではない独特な衣装で着飾っていたので、良い意味で異国感に満ちていました。
また、主人公側のアトレイデス家が訪れるメインの舞台、惑星アラキスのロケーションも「アラビアのロレンス」を彷彿とさせるくらい素晴らしいし、都市のデザインも中東の古代都市バビロンにも近い設計だったので、そこも好きでした。
他にも、ナウシカの王蟲に影響を与えたとされる巨大なサンドワーム(砂虫)にも圧倒されましたし、主人公を演じたティモシー・シャラメの美しさと素晴らしい演技にも魅力されました!
ストーリーに関しては、今回はパート1ということで前編のストーリーなので中途半端な終わり方をしてしまったのは否めませんが、それでも組織の勢力争いに重点を置いた政治要素や環境問題を織り交ぜた深いストーリー、精神世界やスピリチュアルな要素を含む特殊能力等、興味深い要素がいくつもありました。
スピリチュアルな要素は、ティモシー・シャラメ演じるポールに母親が訓練させた技であり、そこの部分では呪術廻戦に出てくる呪術に近いのが個人的に面白いです。
なので、呪術廻戦観てる方には「あ!」と驚くでしょう。
ただ、この上映時間にしてはもう少しストーリー展開のテンポを速くしても良かったのかなとも思います。
ブレードランナー2049でも感じた部分ですが、美しい映像と登場人物の心情に重点を置いてるあまり、ややスローになってしまってることは否めないです。
そういった意味では個人的なドゥニ・ヴィルヌーヴ作品の中では特別に評価が高い作品とは言えないです。
そして、正直難しい単語も結構出てくるし、劇的な展開もそこまで多いわけではないので、そこが人によって賛否が分かれる所だと思います。
ただ自分は、ヴィルヌーヴの芸術的で美しい映像センスと登場人物の心理描写を重視した本作を楽しむ事ができました。
なので、娯楽映画というよりスケールの大きな芸術的映画として観に行った方が良いと思います。
続きを観て判断
友人にどんな映画かと聞かれたら
「スケールがバカでかい割に地味」
「2時間半以上と、長い割に見どころは少なめ」
って感じ。
ちょっと手放しに褒めるという感じではなかった。
いや、「すげーのがキタ!」って感じはある。こんな感じって最近の映画では久しぶり。
映画界とは昔から因縁の深いこの古典的SF作品を、ハリウッドの有名俳優と有名スタッフ陣が描いた、全宇宙の覇権に関わるレア資源を取り巻く、2大諸侯と原住民族、皇帝やその背後で暗躍する組織が織りなす遠大なサーガ。
こんなの、本来「傑作」の香りしかしないはずなのに。
もちろん、絵画の様に構成された画面や、モノの大きさの基準がよく分からなくなる様なギミックには目を見張るものがある。
映像はまさにスクリーンで見るべきレベルだし、音へのこだわりも強く感じた。
ただ、起こっていることは実は小ぢんまりしている。
主人公がどういう青年なのかもイマイチ伝わって来ない。
なんだかもったいない。
まあ、あくまで「序章」。
物語としての評価は続きを観て考えたいけど、これを一本の作品として捉える限り、もう少し頑張ってもらいたかったかな。
※この「映画.com」のあらすじには、ストーリーのほぼ全てが記載されているのでご注意下さい。
そんなに書いて…大丈夫?
よくある救世主待望映画。映像化は健闘している。
予備知識は予告のみ
リンチ版はうっすら記憶があるくらいで視聴
まあ結論から言うと予備知識要らない
意味不明な単語なんかも出てくるけど、後編でネタバラシになるだろうし、そもそも今作のストーリー(スパイスを巡ってポール側とハゲ側との争いかと思ったら裏で糸引いてるのが皇帝だったから砂漠民と手を組んだよ)は単純だから映像を楽しめた
サンドワームかっこいいよね
シールド欲しいよね
ドゥニ・ヴィルヌーヴすごいよね
なんといってもティモシーの存在感
何はともあれレベッカ・ファーガソン💙
SF映画の新たなマイルストーンを刻み始めたと確信できる傑作。1977年のスター・ウォーズ第1作を思った。
そう、これはパート1。
思えば2014年に観た『ホドロフスキーのDUNE』で多くのことを知った。1975年に着手しキャストも決まったが撮影前に頓挫したこと、このとき書かれた絵コンテ集がSWを始めとする以降のSF映画に大きな影響を与えたことなどなど。まあ、上映時間が12時間になると聞いたらビビるのも無理はない。
1984年のデイヴィッド・リンチ作がイマイチだったのでホドロフスキーがホッとしたとかしないとか。いくら天才とは言え人間なので「ある」と思います。
で、今作。まさに機は熟したという感じ。ドゥニ・ビルヌーブという天才、最高のキャスト、そしてテクノロジーの進化が相まって素晴らしい世界観を創出した。パート1がヒットしたらパート2を撮るという分割スタイルも理にかなっている。
きっとホドロフスキーは安堵していると思う。
ちょっぴり嫉妬しながら。
タイトルなし(ネタバレ)
映像は素晴らしかった。宇宙船のリアリティ、巨大さには圧巻だ。
スターウォーズに似ていると言えばそうかもしれない。主人公のポール・アトレイデスは母から学んだ超能力?を使う。これはスターウォーズのフォースみたいだ。
時代は1万年を超えているため、科学技術は進んでいる。宇宙船はあるし巨大だ。それでも、戦闘では剣を使用するなど、相変わらず戦い方は古い。
ポールの母レディジェシカは息子が大きいので50代かと思ったら、レベッカファーガソンは37歳とのこと。ワームの逃走でびっくりする程に足が速いので、不思議には感じていたが、37ならギリ納得だ。
砂の惑星は全体的に砂漠で、地表には巨大なワームがいる。ワームはどうやってエネルギーを得ているのかは謎。極稀に人間を取り込めたとしても、あの巨体を維持するのは難しいだろう。
足音でワームが寄ってくるというのは、ありがちな設定で目新しさは皆無だけど、まぁ、気にはならない。
ワームが近づいてくるので、香料の掘削機?を持ち上げようとしたら接続に失敗してってシーンがあったけど、こんな単純な失敗がこの時代に起きるものであろうか。
ポールの父レトアトレイデスは、部下の裏切りによってDuneがハルコンネン家に侵略されてしまうんだけど、死に間際に息子が死んだと聞かされ涙を流したのは切なかった。
レトアトレイデスの毒ガスでもハルコネンは倒せなかった。まさか毒ガスを避けるために天井に逃げるとは。そもそも彼は何故空を飛べるのだかろうか。
ポールのトレーナー、ガーニーハレックは敵の侵攻に怯まずに進んでいき勇ましい。ダンカンも一人で戦った。
難解な作品
何度も挫折したよ。ロシア版、リンチ版。
睡眠の世界へ
ドウニヴィルヌーヴ監督は、いかに?
冒頭は、時折り睡眠へ誘われました。
逃亡劇となると目覚めてラストまで
時間の長さも気にならないね。
途中、トイレに立つ方々チラホラ。
ティモシーシャラメ、レベッカファーガソン
ジョシュブローリン シャーロットランプリング
ハビエルバルティムとか、豪華俳優陣だ。
150分超えも大丈夫!
ドゥニ・ベルヌーブ渾身の1作!間違いなくマスターピース
ヴィルヌーブの創造性
まず、ヴィルヌーブの創造性はやはり唯一無二だということ、それと映像美。全体的に抑えたトーンのカメラだからか、砂が美しくとも感じるし畏怖とも感じる。そして、水もない緑もない無機質な世界の恐しさも感じました。遠い昔から砂漠に住んでいる人達は、こんな気持ちでいたのでしょうか。また、サンドワームがあんな形で現れるとは全く思っていなかったです。地が無くなる感じですよね。
なんというか、SF映画慣れしていない私には手に余る作品で上手く言葉にできずにいます。ただ、人類は1万年後も今と変わらず支配層が権力争いをしていて、社会構造や人間の精神性が全く発展していなかった、そういった所が一番興味深かったですし、続きで一番観てみたい部分です。
圧倒的なスケールの大きさと美麗な世界に感動
全577件中、441~460件目を表示













