死霊館 悪魔のせいなら、無罪。のレビュー・感想・評価
全96件中、41~60件目を表示
The Conjuring: The Devil Made Me Do It
この映画は、死霊館 「悪魔のせいなら、無罪」ではありません。
The Conjuring: 「The Devil Made Me Do It」です。
邦画タイトルは何故かいつも変な先入観を抱かせる為、出来るだけ無視していましたが、またやられました。客寄せのキャッチフレーズに。これでは、誰もが法廷劇だと思うでしょう。
conjuringとは、心霊や悪魔にたよること(calling up a spirit or devil)、The Devil Made Me Do It は、悪魔が私にそうさせた。
このシリーズは、前回同様、ウォーレン夫婦が体験したtrue event として、面白いストーリーとして展開していくのに、先入観に邪魔されました。
映画配給会社の皆様、いい加減に見せ物小屋の客引きはやめて下さい。小屋には下半身が蛇の女性なんかいません。大蛇をまとう美女がいるだけです。それでも、十分に見ごたえはありました。でも蛇女を見れなく無念でした。(昭和生まれの方しか分からなくてごめんなさい🙏)
本作品、ホラー作品として見ると駄目かな
まず、本作品をホラー映画として見行くと少々不満に感じるかな・・・このシリーズホラーではなく、エクソシストの記録と言うか、ある意味、霊媒師やその事を職業にしている人のお話と言うか体験談と言うか・・・
実は、お話的には凄くしっかりしています。大きく脚色もあるんだろうけど、神や悪魔は信じていませんが、霊や死後世界を信じている私としては、なかなか見応えが有ったかな・・・しかし、本当に悪魔っているのかな・・・悪魔がいるのだから、神もいるんだろうな・・・・・
私としては、神も悪魔もなく、悪い霊と良い霊みたいな発想なんだろうな・・・・
しかし、このお話が実話と言うのだから、本当に怖いかな・・・憑依された人は、本当に困ってしまうよな・・・
俄かに信じがたいお話ではありますが、しかし、有名なロレイン・ウォーレン夫妻の実体験なんだろうから・・・
前作は、凄く怖いと言うか、ある意味、エンターテイメント性バリバリでしたが、本作品は、ドラマとして内容が非常に濃い作品だったと感じます。
しかし、邦題となっているこの手の題材に法はどんな決断を下すのか?裁判の内容は?と気になりますが、本作品では、邦題から想像できる内容とは少し違うかな・・・
「THE DEVIL MADE ME DO IT」だから「悪魔が私にさせた事」とでも解釈する方が正しいかな・・・・
いつもと一味違う
こわっ。
だから、あれですって
何回か同じようなことをどこかで書いてるのですが、
アメリカって、なんであんなに地下室を作るんですか?
しかも10メートル以上(たぶん)もトンネル掘って出口(南京錠みたいな鍵がかかってるから単なる空気穴⁈)を作るなんてお金も手間も掛かるのに。
今回は元教会みたいな公共の建物だったからかもしれませんが、ゾッとさせられる映画って大概地下室で、それは起こります。
羊たちの沈黙、ITなんて地下に井戸までありました。
あまりに国土が広大なため、場所によって水源(関東の利根川とか、関西の琵琶湖とか)が遠くて水が引けないという事情なのでしょうか。
監禁とか、悪魔崇拝とか、怪しい(妖しい)ことがしたくなる気持ちも分からなくはない。
でも、地下室の活用は、個人的な趣味に留めてください。
それから、どうしても地下を活用するなら、電気や照明にももっと気を遣って欲しい。
できれば、人を感知したら自動的に点灯されるタイプで。
映画を見てる限り、アメリカでは懐中電灯の需要が非常時用に限らず、かなりありそうな気もします。
地下ではないけどゾッとした例外。
『ルーム』…離れの物置小屋⁈を強固に改造
『ヘレディタリー/継承』…同じく離れの2階建
ETで憧れた開放的な住宅、裏庭には、二羽ニワトリが…、ではなく、小さめの物置小屋とブランコ。
これくらいが一番よろしいかと存じます。
死霊館シリーズが好きでアマプラやネットフィリックスで全部見てました...
Take me. Call me.
ブロンディの「Call Me」がかかった直後に電話が鳴るなんて上手い!などと思ったけど、終わってみると、誰からの電話だったか忘れてしまいました。電話の履歴が残らない1981年の物語。今の時代、履歴のありがたみをつくづく感じます。
死霊館ユニバースとして8作目にあたる今作。ウォーレン夫妻、特にベラ・ファーミガもちょっと老けてきたかな~などと思いつつ、時系列的には最も新しいのでしょうがない。そんな夫婦の歴史をも感じられる作風というか、被害者でもあるアーニーと恋人デビーに触発されたのか、彼らの馴れ初めなんかも語られる。
その若き二人の背景にあるのが“あずまや”(英語聞き逃した)であり、エドとロレインが17歳の頃・・・そうです。完全に『サウンド・オブ・ミュージック』へのオマージュ(『死霊館のシスター』でも感じられた)なのでしょう。「You are sixteen going on seventeen♪」と聞こえてきそうでした。ウォーレン夫婦の愛、そしてアーニーとデビーとの愛もテーマだと思ってます。
タイトルからすると、法廷モノの作品になるのかと期待していたのですが、実はほんの味付け程度でした。もうウォーレン夫妻は心霊探偵!いかに悪魔が取り憑いたのかと証明することが本筋となっています。凶悪な悪魔、そしていかがわしい黒魔術。悪魔崇拝を行っている者がいるはずだと推理していくのです。
特筆すべきは序盤の憑依シーン。デビッドくん演ずるジュリアン・ヒリアードの演技が凄い!中国雑技団かよ!と思えるくらい柔軟に体を曲げまくっていました(CGだろうけど)。そして、悪魔崇拝の祭壇を壊すために犯人(?)に行き着いたロレインが犯人と心が入れ替わり、視点がコロコロ変わっていく様子。なぜロレインが二人もいるんじゃ~と感じるところも恐怖でした。
とにかく夫婦愛。ロケットペンダントの中にはあんなモノが・・・そしてラストも・・・
ホラーよりミステリー+冒険要素が強くなった作品
間違いない❗
普通に面白い。が、邦題のセンスの無さよ。
死霊館シリーズというのですか?アナベルとかタイトルは知ってはいましたが、いまいち観る気がしなくて敬遠してたのですが、最新作が公開中とのことで、せっかくだからとばかりに観てきました。
普通に面白かった、というのが率直な印象。
基本、ホラー映画できっちり怖がらせつつ、若干のミステリーと愛。
傑作とか名作とまでは言いませんが、きちんと楽しませてくれる良いエンターテイメント作品だと思います。
シリーズ初見ではありますが、メインの登場人物であるウォーレン夫妻が実に良い。
旦那さんは重症心筋梗塞を患いながらもそこらじゅう駆け回るし、奥様は霊視能力が基本なのですが、終盤の一喝「神の名に於いて命ずる!!」は痺れました。
ストーリー的に度肝を抜かれたり大どんでん返しがあるわけでもありませんが、脚本が丁寧なので弛むことなく最後まで見せてくれます。
本作はホラー映画ですので、要所要所で怖がらせにくるのですが、それを堪能するには劇場で見るのが1番ですね。普通のテレビのスピーカーではこのドッキリは味わえないかとおもいます。
総じて、ホラー、ミステリー、愛といい感じに紡いだ作品だと思います。
ですが。
一言言いたい。
なんなんですか、このサブタイトルは。
先日も「元カレと絶対墜落したくない件」とかいうふざけたタイトルつけられた作品がありましたが、どんだけラノベ脳なのかと。
いや、つまるところラノベタイトルに釣られる消費者が愚かなのかもしれませんが・・・。
原題が「Conjuring: The Devil Made Me Do It」
ならば普通に直訳で「悪魔が私になさしめた」とかでいいんじゃないですか??
客が映画を観なくなる原因は配給側にもあるんじゃないかと思います。
さて、最後になりますが、実は1番怖かったのはエンドロールだったというオチ。
私が観た時は他に誰もお客さんが居らず、1人だけだったのですが、まあ曲の怖いこと怖いこと!中盤にストリングスとピアノの旋律が入ってきて一安心したのも束の間、最後にまた恐怖戦慄が!更には囁くような声が入ってきてガチ怖かったです・・・。
ちょっと毛色の違うシリーズもの。
今回は犯人探しメインのホラー
ホラー好きな方には充分楽しめます
全96件中、41~60件目を表示