劇場公開日 2022年4月1日

「ジャレット・レト、『ハウス・オブ・グッチ』の汚名挽回(誤用でした。「汚名返上」かな。YOUさん、御指摘有難うございます。何故か返信できないので此処でお礼を申します)成らず。」モービウス もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ジャレット・レト、『ハウス・オブ・グッチ』の汚名挽回(誤用でした。「汚名返上」かな。YOUさん、御指摘有難うございます。何故か返信できないので此処でお礼を申します)成らず。

2022年4月2日
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鑑賞方法:映画館

①こういうコミック(に限らないけれど)を元にした映画の場合、「これ」がおかしいと言い出すと、「あれ」もおかしい、「それ」もおかしい、となってしまうので、基本設定は受け入れましょう。遺伝子の異常で日に三回血を入れ換えないと死んでしまうという難病(自分で血が造れないということだろうけど、胎児の間に死んじゃうんじゃなかろうか、と思うが目をつぶって)を治癒するために、何故吸血コウモリの遺伝子が必要なのかももう少し荒唐無稽でも良いから説明して欲しかったが、まあ良いとしましょう。そうでないとモービウスが生まれないので、この話は成立しないから。まあ、蜘蛛に噛まれただけでスパイダーマンになる世界ですから。②天才医師が自分の身体で人体実験してモンスターになる話だけで2時間持つのかしら、と冒頭から30分くらいは心配していたが、こういう展開だったのね。それで頭に不必要なくらいマイケルとマイロのエピソードを描いた意味も分かったし、マイロがいざとなると凶暴性を発揮するという伏線にもなっていたし。③しかし脚本が酷い。特に後半が(投げやりと言ってもいいくらい)。モンスターに変身するようになった後の自分の身体状況や変化の度合いをあれだけ克明に記録するマイケルが血清の数を記録していなかったり無くなった(盗まれた)ことに気付かないことってあり得る?しかも、モンスターになって感知能力が異常に発達したのだから自分と同じ能力を持つ異能者が誕生したら分かろうものを。ここはもう一工夫、もう一捻りして欲しかった。④お互いにモンスターになったマイケルとマイロの闘いの展開もかなりおざなり。都合の良いときだけ感知できて本当に必要な時には感知出来ないなんて、何の為の感知能力?マイケルにだけコウモリが呼べてマイロは呼べなかったのは何故?もう少し脚本を練って欲しかったね。アナちゃんの容態がその後どうなったのかも心配だし。⑤元々ビィランだったのだから仕方ないけど、モンスターになったときの顔が如何にも気味悪く感情移入以前の問題。自殺するために薬を発明したのに、マイロは殺して結局自分は使わなかったしね。マルティーヌは女モンスターとして再生するのかしら。別に次回を期待しないけど。⑥マーベル映画は今後「マルチバース」という考えようによっちゃ便利な世界観を使っていくみたいだけどまたもや支離滅裂に成らなければ良いけど。

もーさん
YOUさんのコメント
2022年4月3日

名誉挽回か汚名返上かしら

YOU