さんかく窓の外側は夜のレビュー・感想・評価
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映像、音楽に引き込まれました
タイトルなし(ネタバレ)
映像美に圧倒され、あっという間にさんかく窓の世界に引き込まれました。
ヒウラエリカをを追っていく内に冷川さんの過去と絡んでくるストーリー展開と、三角くんが冷川さんと"運命"な出逢いで強くなっていく姿が美しく惹き込まれました。
冷川さんの人間社会の常識からズレている感覚を、岡田さんの演技とビジュアルからガンガン感じられて…めちゃくちゃ好みのキャラクターです。もう、大好きです!!
エリカの、エリカからすると"普通"の高校生活を送っている子達を見ている表現が切なくて綺麗で、胸がきゅっとなりました。
クライマックスシーンも素晴らしく、自然と涙が溢れていました。
見終わった後、また直ぐにさんかく窓の世界に行きたくなる自分がいました。
何度も観たくなる映画
幽霊の映画じゃなくて人間の話。
現実とフィクションが上手く混ざり合って、「幽霊」とか「呪い」とか、ありそうで無さそうで、やっぱりあるかもって感覚に陥る。
それぞれは孤独なんだけど「繋がる」ことで意味が出来て救われていく。
心霊探偵バディの新感覚ミステリーじゃなくて「繋がり」が出来たことで、過去を背負った人たちが一歩を踏み出す映画だったと思う。
原作が漫画だということで、映画の中のストーリーでは不完全燃焼の部分もあるけど、あっちもこっちも捕まえに行って、何も伝わらない映画になるよりは100倍良いと思うから、そこは目を瞑る。
原作のすべてを2時間弱には詰め込めないし、原作ファンを置いていけないのも、わかる。
続きを感じさせる終わり方だったので、続きがあるなら絶対見たい。
エンドロールのずっと真夜中でいいのに。の「黒く暗く」も映画の世界観にピッタリでした。
色んな世代の方に見て頂きたい映画でした!
原作を先に読んでいたので、このシーンを映像化したらどんな風に表現されるんだろうととても楽しみにしていました。
色使い、衣装や美術の細かい部分にまでこだわりが感じられ、何度見ても新しい発見がありそうだなと思いました。
ミステリーだけでなく、言葉や運命、穢れ、色んなことに気づかされ、自分の人生を見つめ直すきっかけにもなる要素が多く含まれていました。暗めなお話かなぁと思っていたけど、たまにほっこりするシーンもあり、見終わった後は大切な人のことを信じて、これからも寄り添っていきたいなと前向きな気持ちになる映画でした。
OutSide Do Triangle Window!!!!????
あまりよくわからずに。
横浜が舞台っぽくて。(笑)
いまいち、ストーリーが呑み込めなくて。(笑)
仕方がない。(笑)(笑)
原作ありだから続きがあるんですよね?
プロローグの横断歩道で幼いころから幽霊が見えてた人にしては怖がり過ぎだろうとちょっとひいてましたが、なるほど少女マンガ原作なのですね。
テレビドラマ的な大袈裟な演出が気になりますが、そういうものだと思って観ればよくできた作品だと思います。
ストーリー上不自然な部分はすべてエクスキューズが用意されていて、おそらく原作を尊重しつつも無理のないストラクチャーで良いバランスに仕上げてるんじゃないでしょうか、原作よんでませんがそう感じました。
また、幽霊の表現はかっこよかったです。
おそらく、アイドル映画的に制作されているためか主人公たちのディテールの掘り下げを中心に見せているためグランドストーリーでのカタルシスが足りなくなってしまったのか、これからが本番なのか・・・
怖いのは人間
CMをみて面白そうだと思い母親を誘って行きました。原作があることすら知らず、全く何の情報もなく見ました。結論から言うと、良かったです。
普段は買わないパンフレットまで買ってしまいました。しかし、これがまた良かった。
ラスト、エリカの呪いがとけてなくて、続編の匂わせかと思っていたら、ちゃんとした理由がパンフレットに書いてました。
エリカは人をたくさん罪のない人を殺したんだから、
三角や冷川と出会っだからといって、その罪は消えない、これからも彼女はその罪と向き合って生きていかないといけないって、納得。
最近は、最後がはっきりしない終わりかたのホラーが多い中、きちんと終わって考えさせられる映画でした。
出演者の演技も良かったし、音楽がかなり良かったです。映像も綺麗でホラーというにはとょっと違うような感じがしました。
いろいろな謎がきちんと、まとめられていて最後はウルウルとしてしまいました。主役三人の涙が、それぞれいい。男性の涙はいい!!エリカもいい!!
理不尽な呪いというより、必然的な人によっての呪いで、すぐ近くの出来事のようでした。
子供が「死ね」とか簡単に言っていて、これがやけにリアルで、怖いなと思いました。
しいていうなら、最後のCGをもう少し頑張ってほしかったのと、一人一人の孤独、特にエリカの説明がもっと欲しかったかな。
原作を読んだら分かるのかな。
もう一回見てもいいかなと思いました。
03 まあまあ
何度も観たくなる中毒性のある作品
霊が視える男と 霊が祓える男の心霊探偵バディが未解決事件に挑むストーリー。その事件に関わる 呪いを操る女子高生の存在。それぞれが持つ能力と過去。事件を担当する刑事との関係。「幽霊より人間の方が怖い」とは?
冒頭から一気に世界観に惹き込まれました。途中血生臭いシーンもありましたが、CGが駆使されホラーだけどファンタジーな演出で、それも含めて映像の綺麗さは見る価値あると思います。主演二人の除霊シーンはとても美しく眼福でした。最後まで 展開がはやく、伏線回収された時には もう一度最初から見直したいと思わせる中毒性のある映画です。
二回目でおもしろかった
ようやく見れて最初に見終わったときは正直よくわからなくて、面白くなかった。でもそれは私の頭が作品の内容についていけてないだけで、もう一回見に行きました。
今回改めてオカルトを映画にする難しさに気づかされました。例えば幽霊が白色で表現されていたことです。逆に、生きている人が黒で表現されているのが新鮮だった。幽霊を黒にして表現するとありきたりな印象になるし、色を加えるとモンスターっぽくなるしどっちに寄せるか難しい存在ですが、今作はあえて白を使って、幽霊の負の感情を映像で表していました。作中に冷川は「幽霊は普段危害を加えない」と語っているので、白を使うことによって悲しさ・孤独を裏付けされていることが強調しているのだと感じました。
また、除霊バディものの映画でもあるが、三角の成長の物語でもありました。見えないものがみえる体質で少年時代に同級生から変な奴だと暴言を吐かれる過去を持っていたので、社会とは一歩引いている状態の中で冷川と出会う。冷川は自分には特別な能力を肯定していて社会のために活かしているが、特殊な環境で育ったため、自己中心的な態度が原因で三角と衝突することになる。しかし、非浦英莉可が作った呪いのルーターみたいな場所で冷川は自身の過去と向き合うことになり三角はどのような行動をとるのか注目してほしい。
怖いけど、優しい映画
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