「製作側も演者も全ての人の良さが立っていた」泣く子はいねぇが Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)
製作側も演者も全ての人の良さが立っていた
大人になるとは何か。
親になるとは何か。
誰かと共に生きるとは何か。
残すべき文化の価値とは何か。
過ちから許されるにはどうすれば良いのか。
他者を赦すとはどういうことか。
その瞬間選んだのは、自分のためか、他者のためか。
さまざまな問いかけを得ました。
これを、閉鎖的であろう秋田という土地を、文化や方言も含めた形で映画化しているところが、何とも秀逸だと思いました。
脚本もストーリーも配役も素晴らしいし、一人ひとりの「眼で語る演技」が光っていました。「こうするしかなかった」ラストシーン、感動しました。
製作側も演者も全ての人の良さが浮き立つ、素晴らしい映画でした!
コメントする