ジェントルメンのレビュー・感想・評価
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「ジェントルメン」ぶりの演技合戦
ガイ・リッチー作品らしく、小気味いいテンポのカッコよさアリアリの映画。 マシュー・マコノヒーがジェントルマンなマリファナキングをおしゃれに演じてくれました。 一人のジェントルマンだけでなく、登場人物はそれぞれあらゆる面でジェントルマンで タイトルどおり「ジェントルメン」な野郎たちの駆け引きがチョー楽しかった。 ヒュー・グラントの役どころは楽しかったけど、それ以上にコリン・ファレルがいい味出してました。 内容云々よりも「ジェントルメン」ぶりの演技合戦を観る楽しみを感じさせる作品でした。
オッサンがカッコイイ映画は好き。
非常事態宣言下でやっと見に行けたよ。「スナッチ」好きなんで、期待しておりました。 レビューをチラ見すると、「話が難しい・眠い」とか「腕が落ちたなガイリッチー」とかの辛口コメントもありましてちょっと不安になっておりましたが、鑑賞後は「あー見て良かったなー」と概ね満足いたしました。 何が好きだったのかというと「おっさんがカッコイイのが好き」ということにつきますか。あとセリフ回しかなぁ。中国人マフィアに「ヘロインを売るのは良くない」とかユダヤ人の敵役に「俺は金には寛容だが、、、1ポンドの肉で支払ってもらう」とかキッついエスニックジョークがブリカスっぷりを表してまして、なのに立ち振る舞いや服装が紳士なんだよなぁ。これだからジョンブルは。。。 とまぁ、汚いFワードがガンガン出てくるクライムサスペンスですが意外に「頭がおよろしい映画」でもあります。つまり難しい、わかりにくい、知識がないと面白くないという一面があります。 別に「面白くなかったと思った人」=「頭が悪い」と言っているわけではありません。エンタメ映画としては小難しい作りとなっており、その点ではあまり出来の良い映画ではないからです。 ここらへんは、「自分は好きな映画」なのですが星5点にしなかった点です。 「面白くなかった」という感想の人にも共感できるから。だから-1点で星4点にしました。 英国紳士っぷりとは裏腹に、英国貴族社会の病んだ暗黒面も出てきて、広大な屋敷や名声を維持するために広大な土地を大麻農場として差し出しているあたり、しかしその報いか子供が麻薬に溺れるという皮肉も、「現実にもありえるな」と妙な説得力があって良かった。 英国でしか撮れない良い英国映画でございました。満足いたしました。
王者を操るのは、女王
カッコよいなぁ~ とにかく、一途な感じがキマッテル。 何も予備知識なく観た方が面白い(と思う) どんどん、話に引き込まれていくし、クライムムービーだけど、それほどちみどろじゃない。 イギリス舞台のこういうの、好きかも~
爽快な裏社会映画
マシュー・マコノヒーの出演作は映画「インターステラー」が有名だと思うが、当方としては、渡辺謙と共演した映画「追憶の森」の印象が強い。自殺の名所として有名な富士山の裾野の樹海である青木ヶ原に、自殺するために訪れたアメリカ人男性アーサーを繊細に演じていた。 本作品ではアーサーとは打って変わって胆の据わった主人公マイケルを存在感たっぷりに演じてみせた。流石である。コリン・ファレルはアクション俳優というイメージが強かったが、本作品ではボクシングの有名なトレーナーというひと味変わった役柄である。これが似合っていて、登場シーンはワクワクさせた。ジムの練習生が引き起こした事態に対処するのに、そういう謝罪の仕方もありかと感心した。 余談だが、謝罪と言えば、最近の映画ではapologizeという言葉がよく出てくる。アメリカ人と中国人は謝罪しないお国柄だと思っていただけに、ちょっと意外だ。そのうち中国映画でも对不起(トイプチー)が連発されるようになるのかもしれない。 日本の女優でテレビドラマ「相棒」の小料理屋の女将として活躍した女優の高樹沙耶(益戸育江)が大麻はタバコやチョコレートよりも安全だと主張していたが、本作品の主人公ミッキー(マイケルの愛称)も似たようなことを主張するシーンがある。なにせ国民の4割がマリファナを吸ったことがあるというお国柄だ。州によってはマリファナが禁じられていないところもあるし、お隣のカナダは国ごとマリファナが合法である。 本作品はいろいろな仕掛けがあちらこちらにあって、古いタイプのトリックもあればSNS時代に即したシーンもある。ただ赤痢菌に関しては、潜伏期間が1日以上ある上に、症状は主に腹痛と下痢である。しかも75℃の1分以上の加熱で死滅する。そして中国人は夏でも熱いお茶しか飲まない。このシーンだけが唯一残念だった。 他のシーンはとてもよく出来ている。役者陣の演技は見事で、シーンごとに変わる衣装のセンスもいい。短くて的を射ている台詞が多くてわかりやすく面白い。登場人物のそれぞれの思惑が対立や協調、それに裏切りを生み、スマートにいかない現実の尻拭いに文字通り奔走したりと、目を離せない展開が最後まで続く。冗長なシーンはすべてカットした軽快な作品だが、金のペーパーウェイトの伏線は洒落ていた。爽快な裏社会映画だと思う。
ミッキー好き
面白かった〜!! 最初は難しい映画だ…と思ってたけど、だんだんテンポ良くストーリーが流れていって一気に映画に集中しちゃいます。 2時間でめちゃくちゃ満足感を得られました。 映画作り上手すぎでしょってなります。 海外のおじさん俳優好きは必ず観るべき!映画!
ビューティフル シネマ!
予告を観て非常に楽しみにしていた本作。これだけ公開が待ち遠しかった作品は久しぶりだ。 果たして、結果は充分に満足させてくれるものだった。 フレッチャーの言う通り「美しい映画」だ。 それにしても、オトナが決してコドモに負けないのはオトナ世代として非常に嬉しかった♪ 若手に足を掬われた奴はロード・ジョージだけだものね。(ロードはすでに爺様の域だし) あとはすべて「人生のパイセン」側の白星。 (走っての追いかけっこは流石に分が悪いが。共感余りあって、こちらまで息が上がりそうになる(笑)) ネタバレになるが、ライオンが龍に負けなくて良かった〜。 (「映画」騙し絵のKIBAも騙し合いと喧伝するからには、せめてこれくらいやって欲しかったねw) でも、ライオンはもちろんカッコイイのだけれど、本作で1番魅力的なのはレイモンド&コーチだという事に異を唱える人はいないと思う。 彼らの前にはトドラーちゃん達もすっかりよゐこになって、終盤ではきっちりいい仕事をしてくれる。トドラーズが動くのも、コーチ&「コーチが認める相手」の実力と人格への憧憬や敬慕があればこそだろう。 うむ、やはりオトナとは斯くありたいものだ。 ロード・ジョージやミッキーなど、名前にリッチー監督らしいお遊びが入っているから、デイブはベイブも意識しているのかな? 自業自得とはいえ可哀想な人、第一号のデイブさん。スナッチに比べたらまだマシなのか?(笑) 第二号のマシューさん。これまた心臓の肉でなくて良かったではないか。(良くないかw) ともかく、大変スタイリッシュで品格溢れる雰囲気の中、卑猥な啖呵も小気味良い、実に痛快な作品でありました。大満足(笑) あ!「和牛」は英語でもWagyuなのねぇ。ふ〜ん。
主人公が絶対に負けないバトルロイヤル
確かにお話があちらとおもえばまたこちらと解りにくい展開ではあるが、あえて言おう「傑作」であると。あの中にジェントルマンなんていないね、捻くったタイトルがいい。日本人は出てなかったけど、ソニーのカメラと和牛は大活躍?
#最後に笑うのは・・・
#最後に笑うのは・・・ 一流の紳士(ワル)たちが二重三重の騙しい&大どんでん返し! 先ずはオープニングのカッコ良さに引き込まれ、捲し立てるように出てくる登場人物達の顔と名前を覚えておきながら時系列的なものに頭を悩ませて欲しい。 ストーリー展開が進むにつれて絡まった糸が解けて最後は1本になった時はものすごく爽快な達成感がもてる! ちょいちょい出てくるブラックジョークも奥さんへの愛情も紳士的で、ちょいワル親父最高です🥰 #GENTLEMAN #悩むのが楽しい#さすが#ガイ・リッチー映画
らしさ全開
ガイ・リッチー監督らしいクライムサスペンス。ひねりの効いたストーリーが楽しめました。適度なジョークが小気味良い。 主演のマシュー・マコノヒーは安定だが、イングランドの俳優さん達も最高。ちょっと間抜けなヒュー・グラントさん、普段の役とギャップが笑えるコリン・ファレルさんなど良かった。またチャーリー・ハナムが渋くていい。 ストーリーもガイ・リッチー監督らしさ全開で楽しめました。どんでん返しは面白いよね。ミッキーはあの後大変そうだけど。 最後のコードネーム、アンクルの会社笑
中々見応えあった
ガイ・リッチー監督はおされムービーが得意で有名で売れてるカッコいい俳優さんを揃えて、おされなシーンを作り、音楽もおされ、しかし、時には話がややこしく、あるいは複雑で眠くなる時が多々ある、今回もマシュー・マコノヒーやらコリン・ファレル、昔は女たらしの役柄で有名なヒュー・グランドが勢揃い、内容はどうか、眠くなるか、と思ったけど、今回はストーリーが理解しやすく、俳優さんのいい所を引き出して、二転三転するストーリーに引き込まれた。ウェットの効いたジョークも楽しめた。
コリン・ファレル最高
まあ、大好物なタイプの映画だ。曲者揃いのキャスティングと役柄。なかでもコリン・ファレルが最高の<脇役>存在感。ロックストック復活たいぷな群像劇に乾杯。ウィル・スミスを青く塗ってる場合じゃなかったよね。
映画館で見てよかった!
迫力ある音楽が楽しめる+内容的にも映画館で見られてよかったです。もう一度見に行こうか検討中です。 この映画もアウトレイジも大好きだけど、ロンドン版アウトレイジとうたい文句にして紹介するのは、どちらにも失礼なのでやめてほしいです。どちらもすばらしい映画ですが、内容も雰囲気も全く違います。
だんだん面白くなっていく
最初はなんのこっちゃ、えっとこの人物がミッキーで、みたいに名前覚えるのに必死で、あちこちと時間が飛ぶのでなんだかなーと思っていましたが、観ていくにつれてつながっていくので前のめりになってました。 連れは普通に時系列でみたかったと言ってましたが。 もう一度観たくなるかも?
上には上がいる
大麻王が、大富豪、ギャング、 探偵、マフィアと争う話。 最後の最後まで誰が勝つのか分からないので 最後まで楽しんで観れました。 話の構成も淡々と進む系ではなく、 何が起こってこうなったんだ?と観る人に 思わせる作りになってて良かったです。 この映画は何よりキャラクターが魅力的でした。 見た目は渋かっこいいジェントルメンなのに、 全員悪いやつすぎて笑いました。 ミッキーとレイのブチギレたときの豹変ぶりが すごかったです、シンプルに怖かった。笑 下町のギャングたちも無駄にお洒落だし 憧れを抱いてしまいましたが、 旅行で下町には絶対行きたくないと思いました。笑 あとヒューグラントさん、老けたなぁ。
「アラジン」監督の作品です。趣は全然違うけどこちらも面白い。
2年前に公開されたガイ・リッチー監督作の「アラジン」は、ディズニーアニメの実写化作品で音楽とともにとても素敵な作品でした。 この作品は、それとは全然趣が違いますが、やはり面白い作品です。 クズの探偵が犯罪集団を強請(ゆす)るために作った台本をベースに物語は進行します。 (この台本を組織のNO2相手に高値で買い取れと強請るのです) 台本ベースで話が進むので話の誇張、時間の巻き戻し等ありますが、基本的に頭を使う必要はありません。 登場人物は皆、悪人で、犯罪がらみの話なのですが、カラっと描いてますね。 難点をあえて挙げるとすると、最後△△の救出場面ですかね。××が銃を手に活躍するのはちょっとやりすぎでは。 ちょっとわからないところがあるからもう一度見て確認しようと思わせる作品は、良い作品と思っています。
カッコ良い悪者紳士の競演が楽しい
登場人物皆が個性的でクセがありまくるジェントルメン。期待通りのカッコ良さでした。 裏切り・悪巧み盛りだくさん、やりすぎちゃったりドジったり、アクションも勿論最高。一流のワルは紳士だけど、その分手を出した時のお返しが恐ろしい。笑 お話の展開も分かりやすく、映画館で観るのにピッタリな、ポップコーン食べながら観たい娯楽作品です。
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