ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画

劇場公開日:

ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画

解説

アジアで初めて火星の周回軌道に探査機を到達させたインドの実話を基に映画化。2010年、インドの宇宙事業の命運をかけたロケット打ち上げが失敗に終わり、責任者のラケーシュとタラは火星探査プロジェクトという閑職に異動させられる。誰もが実現不可能だと考える火星探査だったが、タラは家庭での料理方法をヒントに、小さなロケットで探査機を火星に送る画期的なアイデアを思いつく。低予算ながらプロジェクト始動を承認されたものの、集められたスタッフは経験の浅い女性ばかり。始めはバラバラのチームだったが、ラケーシュのリーダーシップと女性たちの節約アイデアで、僅かな予算で打ち上げを成功させるべく結束していく。製作チームには「パッドマン 5億人の女性を救った男」のメンバーが再結集。同作で主演を務めたアクシャイ・クマールがラケーシュを演じ、監督を務めたR・バールキが脚本・製作を担当、助監督のジャガン・シャクティがメガホンをとった。

2019年製作/130分/G/インド
原題または英題:Mission Mangal
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2021年1月8日

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(C)2019 FOX STAR STUDIOS A DIVISION OF STAR INDIA PRIVATE LIMITED AND CAPE OF GOOD FILMS LLP, ALL RIGHTS RESERVED.

映画レビュー

5.0知らぬ間に応援しちゃってた。

2023年8月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

これ、マサラ上映したら絶対に盛り上がるだろうなあ。思わず、「頑張れ~!」「いっけぇ~~~~!」「やった~~~~~~!!!!」って声が出そうでしたもの。拍手しかかったもの。いや、必死で我慢しました。映画観てる感じはなくなってました。貸し切りなら声上げてました。 物語:インドが火星探査機を火星衛星軌道上にのせる実話をベースにしています。月探査ロケット打ち上げ失敗からチーフエンジニアが半ば左遷的に予算もない火星探査プロジェクトを任せられる話から始まります。チームにアサインされたメンバーは若手、定年間近、など個性的な面々(まあ、組織的にはやや厄介な方々かなあw)が充てがわれて火星探査プロジェクトが進んできます。 個々のキャラの特徴、背景を簡潔なストーリーとして織りなしてくれて個性把握がしやすかったし、ロケットを飛ばす仕組み、探査機軽量化のプロセス、それぞれに対する工夫と発想の論理性などサイエンスとしても理解しやすい構成で素晴らしかったです。 配役:あれ?観たことある人多いなwと思ったら、パッドマンの制作陣が作ってたんですね。それぞれのキャラクターと配役が見事でした。見たとおりの、でした。 演出:物語に書きましたが、とても理解しやすい構成ですし、感情移入しまくりです。なお、マサラはちょびっとですがありますw 2時間以上の映画ですがあっという間に終わってました。 映像:インド映画の売りがCGだと思ってます。この映画の場合、ロケット、衛星、宇宙空間の表現が漫画になりすぎず、かつ、ありえないリアルさもなくほどほどさ加減が絶妙でした。また、人物の信条描写、やりとりなどもそういう撮り方があるんだと関心するところが多々あります。 音響:ドルビーアトモスで観たかったですが、マルチトラックを存分に使った音の効果は邦画を鎧袖一触です。ハリウッド映画以上です。 こんな素晴らしい映画に巡り合う機会なんてそうそうありません。 超絶オススメします。ぜひ映画館で!

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zem_movie_review

4.0チームワークと節約のインド火星探査チーム

2022年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年(インド)実話です。 とても楽しく仕上がった映画でした。 月へのロケット打ち上げ計画は失敗続き、一か八かは知らないけれど、政府は半ば やけっぱちで火星探査機プロジェクトを立ち上げる。 2010年のことだった。 予算も削りに削られ80億ルピー(百億円位)。 責任者のラケーシユとタラは、兎も角予算を切り詰めることに忙殺されます。 (女性たちはアイデアの宝庫でしたよ。) 1、揚げパン理論・・・沸騰した油は消しても揚げパンは余熱で揚る。 これは確か、地球を一周する毎にスイッチを切って、また入れることにより、 エネルギーが増加して軌道が大きくなり、何回目かの加速で、地球の軌道を飛び出して火星の周回軌道に突入する・・・と言うアイデア。 2、850トンしか積めない燃料・・・これは太陽光発電のパネルを探索機に付けて、発電しながらエネルギーを補充する・・・と言うアイデア。 それにしても科学オンチの私は、地上の器機のスイッチ一つで、探索機に切り替えとかの指令が届くなんて、夢のようでした。 ただ、電波が途絶えた時に若い女性科学者が電源を一気に遮断したところ!! シャットダウンは、私でもやりますからねー!! 案の定と言うか、電波は復元されました。 この辺は、私レベルでもわかる話なので親近感が持てました。 女性科学者の生活の知恵が詰まった「火星探索プロジェクト」でした。 そしてあり得ないほどの美女の投入です。 歌も踊りもあって、美女・美女で、やっぱりインド映画です。 ちなみに日本の火星探索衛星のH2Aロケットが種子島宇宙センターから打ち上げに成功したのは2020年7月20日。 インドの成功から6年後のことです。 映画を観て、思った。 火星は遠い!! インドの「マンダルヤーン」が2013年11月5日打ち上げ。 2014年9月24日に火星周回軌道に投入成功。 火星まで10ヶ月掛かってます。 と、本当に火星は気が遠くなる程、遠かった。

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琥珀糖

3.5低予算がミソ

2021年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2010年、インドの宇宙ロケットが失敗、担当者は火星プロジェクトという閑職に追いやられる。 ところが面白いアイデアを出し、中国の失敗で元気ハツラツ、低予算の火星探査計画がスタートする。 全体的にはインドはこんなものよ、というドヤ顔が面白おかしく描かれていて楽しい。

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いやよセブン

3.5お金がないのなら頭を使えばいいじゃない

2021年12月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

タラ様素敵すぎる。 限られたリソースでコストを抑えながらプロジェクト各所に目を配りつつ最大限のパフォーマンスを引き出して業務を遂行する。家政に必要な能力は火星にも必要なのだ。 上手いこと言ってやった! 料理は科学。化学かも。 宇宙物でヴァン・アレン帯が出てくるのは珍しいような。 自己修復する生地ってまたまたご冗談を…現実にあるんだ?! パソコンレベルならトラブルの半分くらいは再起動すれば治る(個人の感想です)。 ミュージカル風にダイジェスト進行していく部分が不自然さを抑えて時間短縮にもなっていて、上手く機能していると思った。

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なお

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