「アメリカに渡った呪怨序章的」ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカに渡った呪怨序章的
赴任してきたシングルマザーの警察官が不幸に見舞われた家族の事件を追いかけて行くうちに、恐怖に陥る話。
「日本の呪怨がアメリカに持ち運ばれた〜💦」と、何人かの過去犠牲者話が交互に展開させ面白味はあるのだが、交互にした意味も薄く過程が長い長い。
シングルマザー警察官の調査を基にするのならば、バラバラ感をもう少しまとめて映画展開の道筋を分かりやすくして貰いたかった所。
また、日本から持ち込まれた呪怨が恐怖に陥れるのは判るが、映画全体として死霊が行動重視では無く、単発驚かせ重視なのもしっくり来ない。
人間への徐々に迫って行く&ゾクゾク来る恐怖が少ない。
死霊にキャラ性も薄い。
死霊が関連性薄くバラバラで存在している様にも見えて、まとまり感も無い感。(どうしてこうなった?エピソード感たっぷりなのでしょうがないんだけどね💦)
映画として「まだまだアメリカ呪怨物語の序章なのだよ⁉️」感あるが、日本人にはネタ元が元だけに、ただの呪怨外伝に見えてしまうのはしょうがない。
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