生きちゃったのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
いまいち消化不良感が残る。ラストシーンがもちろんいい。監督のオリジナリティ感がある作品。
なつみを殺した男とか、鶴見辰吾とか、小さいシーンだけど、リアリティがある。主人公の両親が大麻はだめだと叫ぶシーンとかもいい。脚本がいいというか、映像的。
娘も良かった。
本当のことは言えないっていう設定がいい。really really l love my wifeがいい。石井のいいところは、どこかに真実があるというせっていではないところ。
妻の母は残酷すぎる。でも理解できてしまう。
石井は、どんどん人が落ちていくというか、ダメさを描くのがうまい。でいながら、そこにあるヒューマンなものを同時に描けるのがすごい。この映画では何と言っても友情。しかも、そこには友人の側のなつみへの気持ちも描かれていて、主人公はそれに気づいているのかもわからない。そんな鈍感な主人公だから、自分の気持ちさえわからなかったのだろう。
2023/4/22.見てないと思ってまた見てしまった。ほんとに無茶苦茶な映画で、どんどん人が死んでいって、ほんとに生きてたのかわからないというテーマがモチーフになっている。大賀のお父さんがひどすぎて、刑務所をバックに家族写真撮るような人だし、お母さんも鈍感。だからお兄ちゃんは引きこもって壊れている。何かみんな少しずつ違う形で壊れてて、仲の良い三人も、本当に自分たちの気持ちをシェアできていない。
評価あり深いです。
観覧予定10
Amazon primeレンタル500円
この映画をネタバレしないでレビューするのは難しい。何も知らない状態で見るのが1番面白いでしょう。ただ見る人の性格により賛否が分かれるのでしょうが......
本音の言えない日本人にはピッタリの映画です。私もズケズゲ周りを構わず自分本位に意見を言う奴は嫌いなので、この映画は評価します。
どの会社、学校にも居る自分本位の奴はいる。自分の力も知らず自信満々の奴、寝ない自慢する奴、朝まで酒を飲んでるのがカッコ良いと思っている奴、普段から態度のデカい人は、この映画見てもつまら無いと思います。
伏線も回収して邦画にしては見れました。
不満を上げるとしたら、そこそこ熱演もしてましたがアイドル大島の熱演は、相変わらず中途半端でAV女優見習って下さい。覚悟を決めてやれよ。
生きちゃった”ので”→”けど”
尤もらしいがツマラン。
重っ
親がクソすぎる
同姓としてまず、なつみの気持ちや行動が理解できん。
5年も耐えたってこれみよがしに!
伝えること諦めたのは自分もだろ
何を全部相手のせいにしてるんや。
ひとを好きになることを誇ってたけど
好きになってる相手あほみたいなやつやん
ほんでなつみの親もクソ。
娘がこどもを預けて出て行くなんて
危険な目にあうことぐらい予想するし
親が払うやろ。ええ家住んどんやから
行かせるなよ。止めろよーなんでよー
厚久の親も大概変だったけど
なんか笑ってしまう変さなので
タチが悪いんはなつみの方やと思う
日本人だからとかも関係ないよー
外国人でも言えないひとは言えないし
世界が狭すぎてどの人にも感情移入できませんでした
お兄ちゃんのイカれ具合と不気味さは
すごくよかったです👍
雑、画も脚本も編集も何もかも。
幼馴染で結婚した厚久と奈津美、それを取り巻く人達の話。奈津美の浮気発覚がキッカケに厚久が感情に蓋をする様になる。
全体的に映画と言う情緒を醸し出そうと頑張るが、8割型的外れ的に感じる内容。
日常のネガティブ路線なのは分かるが、映画としての面白味はNO。
「ただタイトルに持って行きたいだけじゃね?」感あり。そのタイトルに刺さらない映画も珍しい。
所々匂わせ画でありそうながら、何も意味ない画。
ブレブレ撮影。良いところが見当たらない。
脚本の流れは大体掴めるが、台詞に疑問を感じる部分がある。何かと言葉足りず。または行動に台詞が追いついていない。
話の展開も主人公的存在の厚久が面白くない性格の為、盛り上がりに欠ける。
これでは結婚する前の昔から魅力無い人間なのでは?
隠れ発達障害?
これでミュージシャン志望?
奈津美と結婚した理由は?
奈津美が厚久を選んだ理由は?
奈津美の性格から想像してもチンプンカンプンである。
大島優子のソフト無駄遣い。
仲野太賀に魅力感じず。
結婚して子供を儲けても心が幼い父ちゃん話でした。
激甘ちゃんにしか見えなかった。
石井監督が撮るべき映画はこんなんじゃない
2021年映画館鑑賞14作品目
2月1日フォーラム盛岡
盛岡で『生きちゃった』が公開されていたので近場の石巻を変更し高速料金1700円あまり払ってまで遠征して観に行った石井裕也監督のファン
自分が住む岩手と宮城の県境付近と違い盛岡駅周辺は驚くほど雪が積もったらしく駐車場は雪かきしないと一晩停めたクルマを動かせない状態で歩道が滑りやすく歩くのも楽じゃなかった
盛岡が仙台に勝っているところはほとんどないが唯一優れているのは映画館が集中しているのではしごをしやすい点である
前置きはここまで
半年後半年後半年後
楽しみに見に来た『生きちゃった』ではあるが最初の30分は石井裕也監督作品とは思えない陰鬱で辛気臭い話が進んでいくだけで正直がっかりした
これがあと1時間続くのかとG-SHOCKを観ながらイライラした
満島ひかりとの離婚に思うところがあったのかも知れないが石井裕也監督に作ってほしい映画はこんなんじゃない
元プロ野球選手とか石井裕也とは同姓同名の別人がメガホンを取ったのかと思った
ところがレ・ロマネスク登場あたりから石井裕也監督らしさが出てきた感じ
父ちゃんと母ちゃんが大麻やめろと長男を叱るシーンが面白かった
刑務所の帰り記念撮影する際ラーメン屋でカメラの使い方がわからない男や別の場所で別の人にカメラを撮ってもらうときの父ちゃんの作り笑顔も好き
3人の高校時代の詳細は描かれていない
パピコを分け合うことがすべてだ
2人にとっては後々にも特別な意味を持っている
仲野太賀はなまはげに続きまたしても離婚を突きつけられる役で主人公厚久
今回も演技が素晴らしかった
父より彼の方が好きだ
伊藤沙莉もよく観るが彼もよく観る気がする
若葉演じる武田は厚久の無二の親友
2人が泣きじゃくるポスターの印象的な場面はラストシーンに続くクライマックス
ああいう終わり方も悪くない
最後まで観てみるとやっぱり石井裕也監督作品だとわかる
厚久の兄で透役の役者さんは初めて観た人だが韓国生まれの韓国人らしく映画監督の人でセリフがないのは日本人のような日本語が喋られないからだ
なぜ彼を起用したのか知らないが喋られない設定なら良かろう
大根では演技指導もままならないだろうし存在感はたしかにあった
この作品の1番の売りは大島優子だろう
今回の観客の多くは若い女性だったけど
厚久の兄に殺された愛人の借金の保証人になってしまいデリヘル嬢に落ちぶれてしまう
いわゆる体当たり演技というやつだが僕はそういう表現が大嫌いだ
ここまでリアルな口淫はなかなかない
世の男性の多くが見たいのは北村有起哉のお尻ではないだろう
なぜデリヘル嬢なら殺していいのか全く理解できなかった
Wikipediaの大島優子の写真はキンタローの物真似みたいであまりにも馬鹿みたいな姿だった
それなりだが今の大島優子には必死になって女優の階段を登っていく姿が眉間の皺に窺えた
ゲイのふりをしているつもりかもしれないが手を握りあって山田と武田が殺害現場のラブホを目指す演出も石井裕也監督らしいといえばらしい
ラストの場面に心動かされた
悲劇?
冒頭とラストシーンはとてもよかった。
その雰囲気だけでいいかもしれない。
全体を通して、悲劇がたくさん起きて終始暗い。
暗いのはいいのだが、
全てが「わざとか?」と思うほど、どこでも止められる悲劇ばかりで共感するところがあまりない。
これは自分の感受性がおかしいのか分からないけど、
登場人物たちに全く共感できなかった。
でも演技でとにかく泣けてくる。
どれくらい共感できないかというと、
最後にやっと厚久の気持ちが露わになるところで、
「そんなことでうじうじするな」と悲しい話なのに笑えてきてしまうほどだ。
でも演技力で涙を流してしまう、そんな話でした。
思えば登場人物みんなちょっとズレている人ばかりだった。
あの中に一人でもまともな人がいたら悲劇は起きなかったんじゃないか。
負の連鎖ってやつか?って思いながらの帰り道。
【”自分の想いをきちんと相手に伝えろ!そして、負の連鎖を断ち切れ!” 苦しくても、柵を気にせず、真の想いをきちんと伝えることの大切さをシビアな視点で描いた作品】
ー ”救って欲しかったんじゃない・・、愛して欲しかった・・。”
ナツミが、あっくんに、別れを告げる時に言い放った言葉である。-
<Caution> 以下、ネタバレあり。
◆アツヒサ(仲野太賀)は、婚約者サチコと結婚直前まで行っていたが、婚約を破棄し、高校時代からの友達、ナツミ(大島優子)と結婚し、スズと言う女の子が誕生する。
が、ある日、体調不良で昼間家に戻ると、ナツミは見知らぬ男(毎熊克哉)に抱かれていた・・。
激しく動揺し、家を出てフラフラとママチャリを漕いで、スズを迎えに行くアツヒサ。
- 愛おしい子に会う事で、動揺を抑えようとしたのか・・-
◆アツヒサとナツミとタケダは子供時代からの仲良しで、帰りはいつも3人。
夏の暑い日にはアツヒサとタケダがアイスのパピコを買い、いつも、各々の半分をナツミに渡していた・・。ナツミはアツヒサとタケダのパピコをいつも一つづつ貰っていたのだ・・。
- この何気ないシーンが、三人の関係性を表している・・。そして、後半の哀しきシーンでも、それは再現される。-
◆アツヒサの両親の家には、引きこもりの兄がいる。ナツミはアツヒサの家に墓参りで帰る時は、憂鬱そうだ・・。姑と上手くいっていない様子が、何気なく描かれる。
- この後の不穏な展開を想起させる・・。-
◆新婚のアツヒサの家に、突如訪れた且つての婚約者、サチコがおり、アツヒサが号泣している所に、お腹の大きなナツミが帰宅するシーン。
- 崩壊の音が・・。-
<アツヒサは、”とても大切なこと”を、自分の口で”日本語で”伝えることが出来ない。
その性癖が、
・ナツミとの関係性を冷え切らせ離婚の要因を作り、
・ナツミの新しい夫の命を奪い、
・引き籠りの兄を罪に陥れ、
・そして、幼い頃から愛していたナツミの運命までも狂わせる・・。
だが、アツヒサと且つて”LOVE SONG”でプロデビューを夢見ていたもう一人の幼馴染、タカハシは、アツヒサを支え続ける。
そして、”負の連鎖”を断ち切らせるために、タカハシはアツヒサを彼の”宝物”に、会わせようとする・・。
ラスト、タカハシはアツヒサの行動を直視出来ず、号泣しながら”宝物”の所に駆け寄って行こうとするところで、画面は暗転し、映画は終わる。
重い作品である。
が、鑑賞後アツヒサの悔恨と、タカハシの想い、ナツミの無念の想いが複雑に絡み合って、澱のように心の底辺に残る作品でもある。>
<2020年12月13日 刈谷日劇にて鑑賞>
実は単純なようで,意外に深〜い⁉︎
うーん、難しい。 違和感のある点が多すぎて、入り込めなかった。 も...
何がいけなかったのか
#98 存在と不在の区別がつかない
静かでセリフが少ない分色んな受け止め方が出来る作品。
死んだ祖父が本当にいたのかわからなくなっている主人公は自分の存在すら実感できていない。
ましてや自分の感情なんて理解出来ない。
そのくせ引きこもりの兄とは心を通わせ互いに理解しているところが不思議。
太賀クン、色んな役が出来てて凄い‼️
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