劇場公開日 2020年10月2日

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「独特。」小説の神様 君としか描けない物語 HARUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0独特。

2020年10月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

開始から数十分『ん?』と思いました。
目が悪くなっちゃったかなとすら一瞬思います。
『ん?』が取り除かれてから作品に集中できる感じでした。
それまでは『いつこの演出おわる?最後まで??』とか、雑念が出てしまいました。

監督が映像にこだわっているようで、色々独特です。
特に序盤の映像は、黄色、緑、紫。。綺麗で印象的です。

進み方も独特ですが、主役以外にもフューチャーするので個人的にはわかりやすかったです。
重要なところに絡んでくるけど『え?誰?』みたいなことが無く、いいなと感じました。

個人的には部長、めっちゃイイやつです。
クレバーだけど茶目っ気もたっぷり。
スーパーサブ。
感性で動いてる人の傍には絶対必要な優秀セコンド。
付き合うなら一也より絶対的に部長と感じました。

気になったのは、強気な詩凪が最初だけだったので最後までキャラを貫いて欲しかったです。
あと、作品が完成して書店に並ぶ。。位のところまで描いて欲しかった。
一件落着感が薄く感じてしまいました。
ラブ要素も薄く、ここももう少し欲しかったです。

途中流れてくる主題歌は正直ぼんやりしていました。
個人的には好きな方ですが声を一発で分かる歌手さんではないし、効果的に使われている感じがなく数曲あるように感じてしまいました(実際は2曲?)。
歌手さんが分かりソロ一発目というのもあってこれは、LDH映画?と思いましたが、起用したのは監督さんとのことなのでそうではないと思うことにします。

作り方が個性的だし高校生のキラキラ恋愛映画という訳でもなく、位置付けが不思議な作品でした。

『濡れ環奈』ちゃんは必見かもです。

HalU