劇場版ポケットモンスター ココのレビュー・感想・評価
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全てが高水準のポケモン映画
間違いなく歴代のポケモン映画の中でもトップクラスの作品です。
ストーリー、アクション、音楽、声優さんの演技、どこを取っても文句無しでした。
話が独立していて登場人物も殆どが映画限定のキャラクターなので前知識等はほぼ必要ありません。
お子さんの付き添いで観にきたお母さん、お父さんも楽しめますので是非是非…
泣きました。
ポケモンの映画の中でもトップクラスで感動しました。作中にいろいろなポケモンが登場してワクワクしましたし、ポケモン好きはもちろん、そうでない人も楽しめる内容だと思います。特に子供の付き添いのお父さんなんかは泣いてしまう気がします笑
あとピカチュウとホシガリスか可愛いです。
ポケモン映画の中でも傑作の一つ
まず岡崎体育さんが担当された音楽がどれも素晴らしい。
冒頭いきなり流れてくる『掟の歌』。
ザルードたちの力強さを表すだけでなく、その迫力で観客を一気に作品に引き込む!
その後もポイントポイントで作品を盛り上げてくれる良曲ばかり。
もちろん内容も良かった!
そこに映っているのはザルード(ポケモン)とココ(人間)なのだけれど、たしかに親子なんですよね。
容姿や血の繋がりなんて関係ない。大事なのは絆だと。
ジャングル(自然)か舞台なだけに、敵として描かれるのが人間の欲。
単純な悪意ではなく道徳的な要素が脅威となることで作品の質の底上げをしていた。
もちろん主人公はサトシとピカチュウであり、彼らにもきちんと見せ場が用意されていた。
最後の決めの一撃があの技とはシブい。
(たしかにあの場合はあの技が最適だとは思うが)
そして今作に華を添えたのが、ホシガリスとウッウ!
ゲームではあまりご一緒する機会がないポケモンたちだが、アニメでこういったキャラクターたちがフューチャーされるのは好感が持てる。
僕が一番好きなフライゴンも出て来て、ありがとうございますと言いたい 笑
ココのこれからがとても気になる。
父ちゃんザルードと再会できる日まで、父ちゃんは僕と一緒に「ソード」で冒険して待っています!!!
親としての自分は?
ポケモン大好きの小学生の娘と観てきました。
今作品は親へのメッセージ性が強く感じさせられた映画でした。
父ちゃんザルードと比べて自分はどうかな?
そんな事を思いながら観てました。
劇場でのポケモン作品鑑賞は二作目ですが凄く良かったです。
平日でしたので空いてましたし、劇場映画鑑賞は良いですね!
こういう状況ですから最近はサブスク系の作品を家で楽しんでましたが、やはり劇場が一番です
侮れない。さすが!
とても良い映画でした。
さすが、長年続いているアニメ。中々きちんと丁寧に作られています。
キャラクターにも世界設計にも無理がなく、父親と子どもの自然なやりとり、ジレンマ、葛藤、成長、とても分かりやすく、感動的でした。
子どもがポケモンが好きで、子ども映画と思って見に行ったら、とっても泣かされてしまいした。映画で泣いたの、本当に久しぶり!!
清々しい気持ちになる秀逸な作品です。
里親映画
6歳の息子と3歳の娘がポケモンだいすきで一緒に見に行く。すると、ポケモン育てられてポケモンをお父さんだと思っている人間のココが出てくる里親映画だった。赤ん坊で拾われたココは、オムツを替える描写やミルクを上げることもなく、まともに育つのだろうかと不安だったのだけど、その辺はあっさり省略されて四足歩行の野生児で立派に育つ。真実告知の場面もあり、ハラハラするのだけど、ポケモンをお父さんとして認めてくれて感動で涙が出る。
帰りの車で6才の長男が「おーれーはー、きーみーのー、とーちゃーんだー」と何度も繰り返し歌っていた。
大手の影響力
とても良い作品でした。
鬱々とした年末年始だったので、初仕事前に思い切り泣いてスッキリしようと思い鑑賞。
親子関係や種族の壁、古くからのしきたりや自然破壊など内容が盛り沢山でした。
重くて押し付けがましくなりやすいテーマを、サラッと自然な物語に仕上げたのは、さすが天下のポケモンだなぁ。と感心しました。
ジェンダーレスや片親や里親、養子縁組など様々な家族の形が増えてきている昨今。
ポケモンを通じて小さな子供達に「そういうのもあるんだ。ありなんだ。」という考えを持つきっかけになればいいなぁと思いました。
多くの子供にみてもらいたい。
あと、「みんなのためを考えている私は正しい」という自身の正義に疑問を持たず突き進む事が、とても大きな危険を生んでしまうという内容も盛り込まれていて、とても良かったです。
個人的にはエンドロールのイラスト大会の優秀作品が出てきたのが、とても良かったです。
この作品を通してみんなで楽しんだ雰囲気がとても伝わりました。
より多くの人達が楽しめるエンタメは、この先もずっと長く続くんだなぁと幸せな気持ちになりました。
親子愛のつまった感動アニメ映画1番です
初レヴュー。30代の独身男1人で観て満足できました。
私的解釈ですが、
冒頭のココとザルードの出会いの際にセレヴィと思われるピンクのオーラがあったのでセレヴィが最初ザルードに子供も預け、最後ザルードが時空を超えたセレヴィの卵から孵化して来てたからこそ独り身でかつ長でもないのに治癒の力があるのだとまとめて、さり気なくセレヴィの活躍があってセレヴィのチラみせでもなっとくでした。
まぁそんなまとまりは置いといて
今回はセレヴィ、ピカチュウ、サトシ、ロケット団、敵はあくまでサブでお父さんザルードとココがメインの親子の話で周りが主張しすぎず綺麗にまとまってたと思います。
私は戦闘シーンでみんなボコボコにされながらもピカチュウに希望を託してバトンを回すみんなの姿は泣きそうになり拳握って我慢しました。
プライドや縄張りがあるのに森のために一致団結してこいつに託すって男気?がしみました。
あと最後にココが入れてないザルードとの思い出の木の実が直接渡せない親父の気持ちといつまでも子供は子供だと言う世話する気持ちと、父親は出ていくとわかっていて自分のことを想ってくれていたんだと気づいたココの感情と共に森の行ってらっしゃいの花火……泣きそうになりましたが我慢しました。
元々ポケモン剣盾のポケモン目当てで来て
周りが家族連ればかりで恥ずかしかったので面白くなかったらこっそり帰ろうと思っていましたが最後まで夢中で、きっかけはともかく出えてよかったと思える作品でした。
観てから3日経ちますがまだ興奮しているので初めてのレヴューをさせていただきます。
あなたと過ごした時間
ポケモンに育てられた少年の成長物語
子ども向けでありながら、大人に対するメッセージが濃い作品でした。
「モンスターズ・インク」「バケモノの子」の系譜、製作者側が感じた親になった戸惑いや感動を題材にした作品の新たな名作の誕生ではないだろうか。
登場キャラクターの動きが丁寧に描かれていて血が通ってると感じた。
最近では背景や通行人などのわき役はCGモデルである事が多く、それを見るたび少しテンションが下がるのだが、今作は車やロボットなど無機質なもの位しか目立ったCGもなく、作り手のこだわりを感じた。主人公サトシが登場後、町の階段の手すりに軽くぶつかるシーンを見て細かい動きにうれしくなった。
あまり派手な戦闘は無いが、カッコいい見せ場もあるし、作品のメッセージも直球なで心にズシンと来る。煙突掃除の少年とゴミ人間の映画より個人的におすすめ。
ざっくり言うと
「ターザン」と「アバター」と「コンゴ」を足してポケモンで味付けした親子丼的な映画です。
劇中セリフより
「俺にだってできる、だって俺は父ちゃんの子どもだから」
ポケモンと人間の架け橋になりたいココの様な立派な志は難しいけど
誰かの、何かの役に立つ小さな架け橋になれたらいいですね。
ファンはもちろんポケモンに普段触れない人こそ見て!
ポケモンに育てられた少年とその親との話。
よく見る題材ではあるが、子どもでもわかるストレートさの中に大人が心動かさられるシーンが多い。
ポケモンやピカチュウは完全にお飾り。
でもそれでいい。
ポケモンポケモンしていないので、
普段ポケモンに触れていない人にこそ見てほしい。
欲を言えば、エンドロールの後のお知らせだけは何とかならなかったものか。ちょっと冷めます。
人間を育てるポケモン映画
今までミュウツーの逆襲や水の都の護神など「ポケモンとはなんぞや命とはなんぞや?」と、
そういったテーマのポケモン映画は多かったと思いますが、
トレーナーですらない野生児「ココ」を主役に、まさかポケモン映画で「人間とはなんぞや親子とはなんぞや?」を追求するとは思いませんでした…。
ポケモン映画で「家族愛」をテーマにしたタイトルと言えば「結晶塔の帝王エンテイ」が有名かもしれませんが、
「ココ」はまた違った視点から違った面白さがあると思いました。
役者さんの演技も全くと言っていいほど違和感はなかったです、観てよかった。
この世のすべての父ちゃんの涙腺を破壊するファミリー映画!
劇場版のポケモンは「ミュウツーの逆襲」くらいしか観ていないのですが、本作は、「ポケモン」のことをほとんど知らない大人でも楽しめる作りになっていて、間口の広いファミリー映画になってましたよ。ゲーム嫌いの親御さん、安心してください(笑)。
話は、いわゆる「人間と人外の共生」をテーマにした王道のストーリー。
ザルードという、人間はおろか、他のポケモンとの共存すら否定する、粗野で縄張り意識の強いポケモンに育てられた人間”ココ”のアイデンティティを巡る物語で、まあ、あれですね、モチーフは「狼少年ケン」と言えば古い方々には伝わりやすいでしょうか(失敬…)。
次第に顕在化する「ポケモン対人間」の構図の中で、ココと、ココを応援するサトシ&ピカチュウが調停者として立ち回るわけですが、いつものポケモンバトルのトーンは控えめで、しっとりと、ココの生い立ちの秘密を辿っていくドラマ主体の流れは良かったです。
想像の範囲内ではあるけれど、それなりに驚きのある真相でもあって、しっかり感情が動きました。
そうなんです、感情が動く映画なんですね。
桃太郎みたいに川から流れてきた赤ちゃんココを育てた”父ちゃんザルード”ってのがこれまた、味わい深いやつでね。
これは、声をやってる中村勘九郎丈の芝居が見事でしたね。ほんとに。
”父ちゃんザルード”は、自分自身も親のぬくもりを感じずに育ったこともあって、異種族であるココを不器用ながらも、深い愛を持って育ててきたんですね。
ていうかもう、この設定だけで8割くらいの父ちゃんは泣いちゃうんじゃないかと。
物語は、ココが本当の自分の生い立ち、出生の秘密を知った上でやがて自立をしていく流れなんですが、そのことの”父ちゃんザルード”の受け入れ方がとても潔くて、素敵でした。
ラストの方も、展開やセリフはべったべたなんだけれど、声の芝居がうまいから泣かせるんですよ。
小1の息子と観てきたのですが、私自身が息子に「父ちゃん」って呼ばれてることもあって、ココが「父ちゃん!」って叫ぶ度に涙腺が決壊しかけて大変でした(笑)。
まあ、個人的には「ポケモンGO」でそこそこディープにトレーナーやってるので、「あ、あれがタネばくだんか!」とか「フライゴンの目、かわいい!」とか、そういうディテールも楽しめたので、良かったです。
逆に、母親が完全に不在の作りになっているので、世の”母ちゃん”がたがどう感じるのか気になるところではあります。※不快になる作りには決してなっていないと思うけれど…
大人の鑑賞代支払う価値は十分にあるかと思いますので、みなさん是非。
息子と鑑賞
入場特典にポケカとか、ゲーセンのあれのあれが貰えます。
それでですね、小学生の息子と一緒に鑑賞したんですが、私もしっかり見入っちゃいましたよ。
大人向けって感じでもないんだけど、大人でも感動しちゃうの。
特に息子のいる父親は感動すると思います。
この映画を観たら、何が有っても息子を守りたくなりました。
本当は映画を観なくても、思ってないと駄目なんでしょうけど・・・。
世代超えて楽しんで!
ポケモン初心者。全く興味がなかったが、親、大人でも楽しめる、過去1番と言うレビュー読み視聴。
確かに面白い!正義や勇気を与える映画でした。
私は違いますが、ディズニー系好きな人にはもっとハマるんではないでしょうか?
ポケモンは子供向けって侮るのではない!自分よ。(笑)
親子の絆をわかりやすく描く良作。年末最後にお勧め。
今年64本目。今年は、これと次に投稿するもので最後になるのかなと思います。
(もしかすると、明日何か行くかもしれませんが…)
私は世代であるにも関わらずPCっ子でポケモンは全然知らないというわけではないですが、「ポケモンゲットだぜ」くらいしか知らず、たまたまテレビで30分アニメをやっていたら見るくらい、そんな感じです。ましてや年齢が年齢なのでゲームソフトなんて買わないですし、その意味では「未履修組」でしょうね。
しかしそれで良かったのだと思います。
多くの方が書かれている通り、このストーリーの中核は「一風変わった関係にある、親と子の絆の物語」です。これはしばしば哲学的な話にもなって難しいところも入ってきます(子は親を敬うべきだとか何だとか、道徳的な話も入ってくる)。しかし、子供にそんな難しいことはわかりません。そこで、このストーリー全体のメインの主人公(ピカチュウでしたっけ?)と、定番の邪魔者(ロケット団でしたっけ?服に「R」って書いてある、男性と女性の人)は控えめで、「親と子のつながり」を一生懸命に真正面から描くところがとてもよかったです。この意味においては元ネタを知らなくても全く楽しめるので(逆に元ネタを知っていても、せいぜい「10万ボルト?がどのくらいの威力か?」くらいなことしかやくにたたないと思う…)、原作を知る知らないは全然問題ないのではないかと思います。
そして特集やニュースで触れられている通り、今回のテーマは、森(ジャングル)。日本ではないどこか架空の世界が舞台のようですが、それでも森の描写(さえずり、小動物の動きなど)はち密に描かれており、こういう部分は細かいところですが日本アニメ映画の良いところかな、と思いました。
そして、中盤~エンディングにかけては、驚きの結果が待っているのですが…ここでは書かないことにしましょう。ぜひ映画館にいってみてくださいね。
減点要素は特に見当たらないので、5.0としました。
(私ってアニメ作品には甘いかなぁ…)
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