劇場公開日 2020年12月25日

「ポケモン映画の中でも傑作の一つ」劇場版ポケットモンスター ココ プールサイドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ポケモン映画の中でも傑作の一つ

2021年1月8日
iPhoneアプリから投稿

まず岡崎体育さんが担当された音楽がどれも素晴らしい。
冒頭いきなり流れてくる『掟の歌』。
ザルードたちの力強さを表すだけでなく、その迫力で観客を一気に作品に引き込む!
その後もポイントポイントで作品を盛り上げてくれる良曲ばかり。

もちろん内容も良かった!
そこに映っているのはザルード(ポケモン)とココ(人間)なのだけれど、たしかに親子なんですよね。
容姿や血の繋がりなんて関係ない。大事なのは絆だと。

ジャングル(自然)か舞台なだけに、敵として描かれるのが人間の欲。
単純な悪意ではなく道徳的な要素が脅威となることで作品の質の底上げをしていた。

もちろん主人公はサトシとピカチュウであり、彼らにもきちんと見せ場が用意されていた。
最後の決めの一撃があの技とはシブい。
(たしかにあの場合はあの技が最適だとは思うが)

そして今作に華を添えたのが、ホシガリスとウッウ!
ゲームではあまりご一緒する機会がないポケモンたちだが、アニメでこういったキャラクターたちがフューチャーされるのは好感が持てる。
僕が一番好きなフライゴンも出て来て、ありがとうございますと言いたい 笑

ココのこれからがとても気になる。
父ちゃんザルードと再会できる日まで、父ちゃんは僕と一緒に「ソード」で冒険して待っています!!!

プールサイド