「総てが美しい 一回では足りない」ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語 俊介さんの映画レビュー(感想・評価)
総てが美しい 一回では足りない
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今よりさらに男性社会全盛時代背景の中、姉妹達が賑やかにしている様子を、初めてこの家に訪れた男が見るシーンが二回あるが、とても気に入っている。色んな個性が消されることなく同居している様をじっと見てる。
別の人がそれぞれ弾くピアノシーンもいい。自分の心に対しての目の向け方は様々。カメラが写す生活、戦争、企業への視線は偏りなく現実的で、人間描写とのコントラストがすごい。背後からの視線をも描く臨場感も魅力的。いろんな種類の涙がたくさん出る映画。
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