名探偵コナン 緋色の弾丸のレビュー・感想・評価
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思ってたのと違うけど、これはこれで
漫画連載当初からのコナンファンですが、テレビアニメからはしばらく離れていたり、劇場版は本作が初鑑賞だったりで、コアなファンではありません。しかし、公開が遅れたために何度も予告を見せられ、赤井ファミリーの華麗な活躍が描かれるのではと期待して鑑賞してきました。その期待に十分応えてくれたとは言いませんが、作品としてはなかなかおもしろかったです。
過去作未鑑賞のため比較はできませんが、思った以上の大作感で、テレビアニメとは一線を画すド迫力に驚きました。本作で肝となるリニアの疾走シーンはもちろん、犯人とのカーチェイス、世良のバイクシーン等、CGを使った滑らかな挙動と迫力は、劇場版ならではという感じでよかったです。
そして、それ以上におもしろかったのは、伏線を張り巡らしながら進み、終盤できっちり回収しながらまとめ上げたストーリーです。序盤こそスローテンポではありましたが、徐々にテンポを上げ、展開に息を飲む後半から大迫力のラストまで、文字どおり駆け抜けるような疾走感が心地よかったです。おまけに、エンドロールもオシャレでかっこよかったと思います。
ただ、冒頭で赤井ファミリーの紹介をしてくれたのはよかったのですが、予告で煽ったほどの活躍が描かれていなかったのは残念でした。黒の組織との関連も全く描かれず、作品全体としてのストーリー進展もありませんでした。おかげで、劇場版コナン初心者の自分でも十分楽しめたのですが、一方で物足りなさも感じました。また、劇場版ということでド派手なシーンを盛り込みたいのはわかりますが、コナンに求めたいのは、ダイナミックなアクションではなく、鋭い洞察力が必要なミステリー要素なので、次回作ではそのあたりも期待したいです。
長く続くシリーズなだけに、古参から新規まで多くの観客層から支持を得るのは難しいでしょうが、娯楽作品としてはまずまずの作品に仕上がっているのではないでしょうか。行きつけの映画館は、鬼滅に並ぶほどの大盛況でした。
スナイパー好きからの評価
正確に測ってないけど、地図の目測で200kmの超超超距離狙撃をL97A1を使ってスタンディング(立ち姿勢)でやってのけた秀一、、、
スタンディングはいくつかの射撃姿勢の中で最も安定しない体勢。
L96A1の銃口初速は850m/s(3060km/h)で有効射程1.5km。ピストルの銃弾なんかより滅茶苦茶速いし、そんな条件で着弾のタイミング測るなんてコナンの能力は異常。でもまぁ、そこは置いとく(笑)。真空状態の高さ数メートルのトンネルの中を通すので空気抵抗は考えなくていいとして、重力の影響を考えなくていい第一宇宙速度は28400km/hだから全然足りないので、9.8m/sの重力の影響は受ける。どう考えても200km離れたトンネル内のリニアは狙撃できない。もう異次元のスナイパーの名に相応しく異次元を通過してないと納得できません(笑)
そして銀の弾丸。キャメルが鉄ではなく反磁性体の銀の弾丸を作ったみたいなこと言ってたけど、元々ライフル弾って反磁性体の鉛だよね?銀の弾丸を作る意味全く無い。なんで作ったの?無理やりシルバーブレッドを結びつけたかったの?
スナイパーのカッコ良さを期待して見に行ったところがあったのに、それがなくて意味がわからないことばかりだったので評価低です。
最近のコナン映画では一番好き。ちゃんと「コナン」だった。
最近のコナン映画、特にゼロの執行人と紺青のフィストは、どこか「コナンであってコナンじゃない感じ」があった。確かに完成度は高いかもしれないけど、コナンのセリフとか、登場人物の動かし方とか、そもそも映画自体の空気感とか、どこか知ってるコナンじゃない違和感があった。特に登場人物間の会話はかなり違和感が強かった。
今回も、予告からしてゼロの執行人の赤井バージョンという印象だったし、赤井というキャラ自体そこまで好きじゃないし、何よりゼロの執行人を期待値上げて観に行って大きく裏切られた経験があったので、かなり期待値を下げて見に行った。
…ところがどっこい、初めから終わりまで、終始ちゃんとコナンらしい空気感、コナンらしいセリフや登場人物間の会話、コナンらしい物語のテンポ、コナンらしい登場人物の動き方が貫かれた、正真正銘のコナン映画だった。
「映画の空気感」というものは何とも言葉にし辛いのだけど、ゼロの執行人と紺青のフィストの何とも言えない「コレジャナイ」空気感というか、「ほかのジャンルの映画をコナンのキャラ使ってやっている」と思ってしまう様な違和感が本作には皆無。空気感そのものが「コナン映画」で、久々に「コナン映画を見た」という満足感をもって劇場を出ることができた。
ゼロの執行人とは違い、赤井の活躍はほどほどに、他の登場人物にバランスよく活躍を割り振っていたのも非常によかった。こういうバランス感覚のコナン映画がずっと見たかった(昔はもっとこれくらいのバランス感覚で多くの登場人物の活躍を見せてくれていた気がする)。一人一人のキャラの好さもしっかり演出できていたと思うし、監督とはかなり相性がいいかもしれない。秀吉由美のパートを始めとして、ギャグとシリアスのバランスも非常に好みのものだった。映像の見せ方も紺青のフィストの時よりかなりわかりやすく洗練されていて好印象。
特に味噌汁零すシーンでの小五郎と蘭の間の会話は白眉。ゼロの執行人と同じ脚本家とは思えない程、きちんと小五郎と蘭それぞれのキャラを的確に掴んだ絶妙な温度の会話に仕上がっており、本当に感動した。
事前の期待値が全然高くなかっただけに、見終わった後は「本当に良かった!2年待った甲斐があっった!」と晴れやかな気持ちで劇場を出ることができた。
私は今後もこのバランス感覚で、この監督のままで、この方向性で制作していって欲しいのだが、巷では不満が多い様なので、世間的にはゼロの執行人の様な方向性の方がウケがいいのかもしれない。
感想を読んでいても、ゼロの執行人を「目指すべきコナン映画のスタンダード」の様なニュアンスで書かれている感想が多いので、現在の「コナン映画らしさ」というものもゼロの執行人の様なものに置き換わってきているのかもしれないと、ちょっと複雑な気分になった。
(よく見かける不満点の多くも、私としてはむしろ長所として評価していたものが多かった。少年探偵団の出番が多すぎるとか、秀吉と由美のパートが余計とか、アクションが地味とか、登場人物の多くに見せ場を作りすぎて物語が散漫とか、赤井が最後に活躍しないとか、殺人が起こらないから緊張感がないとか)
よかった!!
1年焦らされた甲斐もあり、いつもより身を乗り出して視聴してきました。
感想は、
「よかった。けど、想像してたよりスケールが小さい。」
今回はメインキャストが赤井ファミリーということもあり、期待した甲斐がありました。
相変わらずツッコミどころ満載!
もう、無茶苦茶。。。
今回は、リニアの車内で何かが起こると事前に探偵事務所に依頼が来ていた為、まず少年探偵団の安全を確保。
空港内でクエンチが発生したものの、新幹線に避難した一行は安全が確保されていた。
その為、お約束の蘭姉ちゃんの暴走による不快感はだいぶ緩和されていたようでした。
兎にも角にも、赤井さんが撃った弾丸とコナンと世良のリニアの止め方がチート過ぎて、飲んでたコーラを吹き出したのを覚えています。
誰も死人が出なかったことは救いだが、諸々の損害賠償誰が払うねんって感じでした。
「リニア止まった。よかった。犯人捕まった。よかった。」
↓
東京事変の曲流れる。
↓
めでたしめでたし。
コナンの世界でもスポーツの祭典は中止になりそうな雰囲気でしたね!
今作は足を引っ張るキャラがいなかったから、ノンストレスで見られました。
来年の映画も大いに期待したいと思います!
今世紀最大の、とまではいきませんが、予告詐欺の駄作です。
わざわざ映画にするような展開ではなかったです。こんな話テレビでやってくれ。
せいぜい一時間のSP枠で放送する感じでよかったのではないでしょうか。
歴代の映画は全て見ていますし、人間関係やキャラもある程度把握していますが
赤井さん出てきて何をしましたか?
一発頭撃とうとしただけであとはドライバー&コナン君と携帯で通話って何これ?
映画だから大げさにしたリニアの事故シーンやアクションシーン、映画だから作った見せ場。
映画だから作ったセリフ。
理由が「映画だから」というだけなので登場人物の行動が薄っぺらくてつまらないです。
リニアの中を探索するコナンと世良をほかの客が中継で見てるとかいう展開も突っ込み所でしかなく映画館でみていて「なんだこれ…」とひたすら感じました。
大体コナン君なら「犯人を殺そうとしてる」と確信しているならあそこで依頼をするんでしょうか。
もっと主人公チームと赤井家の共闘に相応しいアクションシーンを見たかったです。
これなら以前やっていた「VSルパン三世」の時の次元の方がまだ共闘していた気がします。
蘭もヒロインとは名ばかりの色ボケ少女と化していてかなり残念でした。
コナンの「らーーーーん!!!」とか「待ってろ蘭!」も聞き飽きました。
スピード感溢れる場面は面白かった
コナン好きな次男くんのリクエストで
観に行って来ました。
始まったところからいまいちな感じがしたかな。
途中で登場人物がよくわからなかったので、
子供が横で教えてくれましたが、よく知らないと
いまいちストーリーが掴みずらいかも。
最後のリニアモーターのスピード感あふれる場面は
観てても面白かったけど、展開はいまいち感が残った感じでした。
どうしたこんな酷いことに...
対象年齢がわからない。
#赤池のみ王手
好きだからこその辛口です
2年間待ち侘びた作品で、既に4回鑑賞しました。その上での評価です。
もっと赤井秀一の活躍が見たかった
赤井の活躍を期待した人にも赤井一家の話を見たかった人にも物足りない。彼らがいなくても解決した話だと思う。たまたま全員があの場に居合わせたというだけの話で、あれだけの個性と強さを持った赤井家の人たちを活かしきれていなかった。
赤井秀一の狙撃も良さが分かりにくく、また犯人も狙撃する程の凶悪犯?しかもFBIが他国で?という、なんとももやっとするもの。(そもそもWSGと国賓が絡んで日本の公安はどうした?という違和感)
狙撃自体は常人じゃあり得ない凄技かもしれないが、車内のコナンと真純だけでも犯人確保はできたのではと感じられ、赤井の凄さが十分伝わらない。せめて後半にもう一つ決め手となる一手が欲しかった。
また、その物足りないとは言え彼の一番の見せ場を予告で殆どまるごと見せてしまうのもどうかと思う。
キャラクターの動きに疑問を感じる点も多かった。
・世良とメアリーはプラチナチケット入手していて何故使わなかった?要人の護衛が任務で何故黒い車を追わず沖矢に攻撃した?
・小五郎は依頼人が行方不明になったのにひつまぶしを食べるようなキャラクターか?味噌汁を溢すのも彼にしては大袈裟に感じた。
・コナンが犯人を殺す気でいるであろう赤井に果たしてあのタイミングであの依頼をするだろうか?彼の正義からするとギリギリまで自分でなんとかしようと試みるのではないか。
犯人のインパクトも弱く、15年前の事件の動機などもはっきり明かされないので事件解決の爽快感が薄い。説明不足な点が多くもやっとしたまま話が進む。
終盤もパラシュートとボールだけで解決は無理がある。盛り上がりに欠け、クライマックスでコナンのテーマが聴けないのも寂しい。
せっかく一度あるかないかの赤井秀一の主演作。好きなキャラクターだけに残念でした。ゼロの執行人の降谷のように、彼だけにしかできない仕事が見たかった。
コナンは子供の頃からずっと共にあった作品で、原作も映画も楽しませてもらっているが、映画は前作に引き続き今年も残念な出来で正直がっかりしている。
建物を派手に破壊する必要も、最新の設備に拘る必要もない。CGに無理してお金をかけなくていい。ただこじつけでない緻密に練られた気持ちの良いストーリーとキャラクターの魅力が輝く作品であることを切に願います。
来年の主役も楽しみですが、キャラクター人気頼りと言われても仕方のない今の調子では、正直期待より不安の方が大きいです。
コナン映画は見直しが必要?
期待はずれ
毎年春の定番だったコナン映画が昨年見れなかったため、
その分楽しみにしていたのですが…
犯人の動機はまだいいとしても、
勘違いオチはちょっと…
FBIもそのあたりはもっと配慮すべきだったのでは?
また多くの人は赤井ファミリーの活躍を期待されてたところを、
よくわからない兄弟間のアクションと、
え、それわからないの?という低レベルのミステリーのせいで無能感がでてしまい、
特に赤井秀一のカリスマ性がかなり損なわれた印象。
紺青はまだ恋愛面と映像の煌びやかさでなんとか楽しめましたが、
今回はどこに魅力を見出せばいいのか…
灰原哀ちゃんの活躍くらいかな……
一二を争うつまらなさ
結論から言うとつまらなかった。
「ゼロの執行人」の安室さんのような活躍を赤井さんに期待して映画を観ると痛い目に合う。
赤井ファミリー、という単位での活躍はほぼ無し。
新幹線で事件の映像をずっと垂れ流しにしてる違和感。
同じ場面で「新一兄ちゃんが〜」とコナンに言わせて「工藤新一がいきているとバレたら周りの人間に危害がおよぶかもしれない」と自分が冒頭で言ってたことと盛大に矛盾。
赤井さん本当に活躍なかったし唯一のあのシーンは強引すぎてキャラのカッコ良さが全く前面に出せていない。
キャラ人気に頼ってるのにそのキャラの魅力も感じられない映画だった。カーアクションと建物爆破、からの特大サッカーボールがお決まりすぎる。
うん
「良かったところ」
・秀吉の使い方が凄い上手。将棋の入れ方は最高にカッコ良かったです。
・アクションが大迫力。
・勉強になったこと。
・ギャグで普通に笑えた。
「悪かったこと」
・蘭とコナンの繋がりを引っ張ること。今回最後の方とかコナンが蘭!って呼ぶの要らなさすぎ、冷めかけた。
・犯人に感情移入できない。赤井ファミリーが主役なのは分かるけど事件の方をもうちょっと作り込んで欲しいなー、難しいのは分かるけど見てる側としては完璧を求めたいかな。
・不死身すぎ。誰も死ななすぎて逆に怖いです。
・テンプレ。いつも通りの流れを何処かで壊す作品をそろそろ作って下さい。
このくらいですかね。総合的に見て普通に楽しめたって言うのが率直な感想です。去年の映画のせいでハードルだいぶ下がってる気がしますがww
恒例の予告見た感じ桜と警視庁?が出てたので警察の話だと思うんですが、聞いた事のない声だったから中心人物コナン以外なのかと少し期待してます。今までの流れを断ち切ってくれ!
以上!!
アクション強めの映画
カーチェイスや格闘など洋画を観ているような気分だった。これは好みが分かれると思う。
それに今回はいつにも増して非現実感が強めだった。赤井さんの銃弾はまぁアニメの許容範囲だけど、最後のリニアはハリウッド映画並みにふっ飛ばしすぎで少し冷めてしまった。それでおいてかすり傷程度は流石にアニメとはいえ...
また既存のキャラが多すぎて犯人の目星が容易についたということ。消去法であの三人の中にいるに決まっているよね。
キャラに関しては蘭がただのモブになっていたのが残念だった。ただ今回は出演キャラの種類が多いのでそこはしょうがないかなと思う。哀ちゃんに関しては他の人もたくさんいってるだろうし自分は言わない。
ただ展開のテンポの速さは個人的にはとても好き。どんどん場面が切り替わってハラハラを止めさせないのは個人的に好き。それに秀吉の活躍も◎ ゲスト声優の浜辺美波さんも流石でした!
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