「重いけど迫力満点、あっという間の3時間」地獄の黙示録 ファイナル・カット ぽんぱるさんの映画レビュー(感想・評価)
重いけど迫力満点、あっという間の3時間
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多分昔テレビで観たような気はするけど、コッポラ好きとしてはIMAXで観ておかなくては!と思い鑑賞。
(狂ってるとしか思えない)キルゴア中佐がサーフィンをしたい、させたいがために朝っぱらから村を攻撃し、森林を吹っ飛ばすナパーム弾の迫力と、その攻撃の為に「ワルキューレの騎行」を大音量で流しながら編隊を組み出撃するヘリコプターの一団を観るためだけでもIMAXで観る価値はあると思った。
そして、川を上っていくにつれ現れる集団や展開に、長期に渡ってダラダラと続けられたベトナム戦争に満ち溢れた狂気は十分に感じ取れた。
狂気と迫力、全編を通して感じる(出口の見えない)陰鬱さはやはり映画史に残る傑作だと思った。
あと、出演者についての予備知識無しで観たので、観ている間ずっと主役のウィラード大尉を演じているのがチャーリー・シーンだと思っていたらエンドロールでその父親のマーティン・シーンだと分かりすっきり。
エンドロールで知ってる名前が次々に出て来て、あの人が若かりし頃はこんなだったのかと驚きも沢山あった。
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