WAVES ウェイブスのレビュー・感想・評価
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フォトジェニックでオシャレミュージック盛り盛りだけど、辛いお話
予告の時点で溢れ出ていた映え感は本編も健在。
色んな色がたくさんで、オシャレなショットが盛り沢山でございました。
全編プレイリストは言い過ぎな気もするけど、たくさんの楽曲がその時の心情を代弁するかのように物語を彩っています。
が、私は全然楽しめなかったです。。
序盤からハッピーな瞬間がほぼゼロで、ずっと苦しい。やり切れない思いや後悔、なんでそなことしちゃうんだよーーということばかり。つらい。。
絵作りも好みじゃなくて、更に楽曲も好みじゃなくて、正直苦手なタイプの作品でした。ざんねん。
映えるものが好きなら観ればいい
なんだか似た様な映画を同じ日に観てしまった様だ💦
レスリング馬鹿親子(父と兄)、妹、血は繋がっていない母と言う構成家族のお話。
前半はある事件までの兄貴の話、後半は事件後妹の話。
「これ普通の撮影内容だったらつまらないだろうな」と思う台詞を曲の台詞で被せている所は中々ユニーク。
(プレイリストムービー?ちょっと何カッコつけて名称付けてるかわからない💦)
また、分かりづらいが映像によってアスペクト比が変わる。
刑事事件とその家族。崩壊と再生。
この映画も本日別で観た「許された子どもたち」と同じ様にどの家族でも成り得る社会話。
そこに焦点を当てた事でわかりやすい話とテーマではある。
がしかし、この家族の崩壊と再生を中心にしすぎたかなとも思うし、映える⤴︎❤️映像と歌の割には上手くマッチしている様には思えない物足りないストーリー。
方向性がアカデミー賞クレクレなのも頂けない。(まぁA24特有ですが。)
全然泣きませんでしたし、亡くなった相手側を思う気持ちがこの家族映画的にはほぼ無かったですし。
映像音楽的に拘りがあって挑戦的な作品だけは分かりました。はい。
私にすれば「真面な運転せえや❗️ゴラァ‼️」
「身体乗り出すなぁ❗️オンドリャ‼️」
360°車内撮影はセンス悪っ💦
私には悪ノリ運転の方が印象に残った映画でした。
私は最新鋭のマシンだ…
・斬新なカメラワーク、少ないセリフで、映像や音楽で魅せられる演者さんやスタッフの方々の技術は素晴らしいと思う。
でも、ちょっと私には合わなかったです。
目が回りそうだし、タイラーのアップで、サイレン反射のシーンも長すぎて、少し気持ち悪くなった。
・ストーリーは前半のシーンはちょっと苦痛でした。タイラーに感情移入出来なかった。
・後半は家族が苦しみを越えて再生しようとしている過程等は素敵だと思った。
新感覚映画
このカメラワークと音楽、その中での物語の進み方
内容的に対照的な兄弟を描く
しかし、兄カップルは激しすぎる・・・・
あっちの方はあれ程激しい喧嘩をして、犯罪にまで走ってしまうのか
ドラッグもそれに追い打ちをかける
道もおちおち走っておれない
日本のあおり運転がどうのこうのなんてかわいいものなのかも
長い割には面白く観ることができました
映像美と音楽を十二分に楽しむ
マイアミに住む黒人家族の崩壊と再生の物語。ただそれを描けばとても重たい作品だと思う。よくこの手の映画のメッセージとしてある、普通に生きていても幸せになれない。人より努力してようやく普通、自分のしていることに誇りを持て、というセリフ。何度聞いてぐっとくる。が、この映画はそれらのシークエンスもさながら、映像作品と、音楽を楽しめる映画。本当に画像に食い入りそうなほど映像がきれい。自分の生き写しのように兄に過剰なほどに愛を注ぐ父の元、そっと生きる妹。全身にプレッシャーを受け爆発してしまう兄。そのあと大きな事件があって、さらに殻に閉じこもりそうなところをルークという神のような人が現れて、人生を取り戻そうとする妹。ラストシーンも印象的。
つ、疲れた…
最初の1時間、主人公が転落していく様がみっちり描かれる。辛いし長い。とにかくしんどい。
クラブのシーンが多く、そのような場所と縁のない私はああゆう薄暗い雰囲気とか心臓に響くようなサウンドを映画館で感じるだけで疲弊。笑
お父ちゃんの厳格さがちょうどいい
やりすぎてない絶妙なラインで、自身のなんらかの経験と重ねられる人も多いと思う。
こんな事態を招くとわかっていたら息子にあれほど多くのことは求めなかっただろう。でも、もしあの息子がレスリングでスーパースターになってたら。お父ちゃんに叩き込まれた建築の知識を生かして順風満帆に暮らせてたら。その厳格さは後に感謝されるべきものだったわけで。子育てってほんまむずいよな…(経験なし)
主人公が妹ちゃんに変わってからは割と平和。
こういう視点の切り替えみたいなの、最近流行ってるの?よく見かける気がする。
あー見てよかった!とは思わないけど、鑑賞後の疲労感は俳優陣の演技が素晴らしかった証拠だと思う。
とても良い作品だが、くるくる回るカメラワークに感情移入できずw
冒頭からの片足を出しながらの運転等を見て「ないわーw」と心の中で拒絶反応を示してしまったw
その後はやはりアメリカの楽しそうなパーティーにも気持ちの悪い感じが、、、。文化があるのもわかっているし、中高生がその様に過ごす事も理解はできているが、やはり一線を超えてしまいやすい環境が水面下で形成されているのではないかと思ってしまう。(この後、案の定、、、w)
ストーリーは2部に分かれている様で、途中からスポットが当たる役者がガラリと変わる。
劇中で次々と流れる音楽はR&B、ヒップホップ等が主で、聞いていて心地は良いがやはり一つも曲を知らないのでしっかりと気持ちが入っていかず置いてけぼりw
またラップの汚い言葉遣い(当たり前ではあるが、、、)が見ていて、聞いていて心穏やかではないw
おじいさんの様な感想ではあるが、ギリ30代の自分でも合わないし、他にもそんな人はいると思う。
主人公のタイラーはまだ18歳、レスリングでも実力があり、学校生活でも順風満帆な様子、彼女もイケていて本当にパーフェクトな感じではあるが、歯車が少しずつズレていきまた心の弱さも相まってしまい選択がダメな方へ、ダメな方へ。
人生では毎日が選択の連続ではあるが、本当に現実にも起こりうるテーマだけに非常に見ていて重く、また子供がいる親としてもどうやって今後子供の内包する気持ちに向き合っていくのか?気付いてあげられるのか?が焦燥感と共にモヤモヤとしながら見ていた。
しかしながら、またそれを救えるのも「家族」と言う提示を後半でも見せてくれる。
妹のエミリーのシーンでは初々しい感じを応援しながらも生きていく強さや美しさを噛みしめながら見る事が出来た。
また親の視点からも楽しむことができ、釣りをしながらエミリーと会話するシーンは非常に心にくる点ではあった。
日本人の比較的落ち着いた人間から見れば、感情移入しにくい点(特に「そこでそんなに怒る?w」)は多々あるが、人間ドラマという点では色々と考えさせてくれる作品でした。
音楽はもう少し楽しめる様に洋楽も聞く必要があるかなー、と思いました。
あとカメラワークは冒頭のくるくる回るシーン等は斬新で良いのだが、大きいスクリーンで見ていると結構しんどいw
表紙のシーンにもなっているが、タイラーとアレクシスが海辺でキスをするシーンは非常に幻想的で絵画の様な美しさであった。
あの美しい2人が永遠に続いていってほしかった、、、。
フロリダ物語
監督は「It Comes at Night」のトレイ・エドワード・シュルツ。タッチが確かに同じです。場面場面でのリアリティを大切にし、時間をたっぷりと掛けて描写する。日本っぽささえ感じさせる時間感覚と、フロリダの高校生のリア充生活のギャップが、奇妙な印象を残します。ナチュラルに不穏。結果として、現代アメリカ映画の中では冗長な印象は拭えず。前半は、もっと短縮できんかったんかなぁ、と見終わってから思いました。
物語は、兄 (ルースエドガーのケルビン・ハリソン・Jr)と、妹 (エスケープ・ルームのテイラー・ラッセル)の各々のカップルのエピソードを紡ぎ、恋人・家族との関係を絡めながら、家族とは何かをを問いかけて来る、内省的で重いテーマに収束します。ミュージカルでも無いし、「プレイリスト・ムービー」なんていうコピーに至っては「何、訳の分からん事言ってんの?」。
兄妹のパートナー役は、アレクサ・デミーとルーカス・ヘッジス(ベン・イズ・バック他)で、ぬかり無し。手っ取り早く言うと、無茶苦茶に若手実力派を揃えてます。
厳格にあろうとした父。継母であるだけに、子供たちへ人一倍の愛情を注ごうとした母(あくまでも気持ちの上では)。親子鷹でレスリングに打ち込む兄は幼稚な人格に育ち。聖母の様な優しい心を持つ妹。フロリダに住む4人家族は瓦解しそうになりながらも、踏みとどまり、再生への道を歩み始める。そんな映画。
にしても地味。これは好き嫌いが別れそうだと思いましたが、個人的には「いい映画だと思うけど、135分は長いよ」でした。
朝から「ホット・ファズ」見て、「ダークナイト」見て、三本目がこれだったんです。見る順番が悪かったってのは、確実にあると思う。
T・マリック監督の正統後継とも呼びたいシュルツ監督の傑作。乗り物酔いしやすい人は(前半部のみ)ちょっと注意。
冒頭、自転車を漕いだ女性が並木通りを疾走する後ろ姿を、やや逆光気味に捉えた映像。陽光のまぶしさだけでなく、陰に沈んだ部分すらも豊穣さに満ちています。これほど美しく世界を捉える映像作家は、一人を除いて知りません。その一人とは、つい最近も『名もなき生涯』(2020)が公開されたばかりのテレンス・マリック監督です。
物語は、色彩に満ち、時に不安定に映像が疾走する前半部と、対して絵画のように静的で、穏やかに沈んだ色調の場面が積み重なる後半部の、大きく二つのパートで成り立っています。人物の心情は台詞よりもむしろ、計算された色彩表現や、もちろん多くのアーティストによる曲によって雄弁に語られます。人物の心境と共振すると同時に、音楽も心に染み込んでくるという、まさに「プレイリスト映画」。
トレイ・エドワード・シュルツ監督の31歳という若さももちろんですが、20代の頃にマリック監督の撮影補助として働いていたという経歴には驚かされました。敬愛する監督に強い影響を受けつつ、何とか自分なりの映画表現を確立しようとした成果が本作とのこと。導入部を含め、多くの場面でマリック作品を想起させるのは当然のことだったんだ、と納得しました。まさか、一時は忘れ去られそうになったマリック監督の、正統な後継者の作品を劇場で体験する日が来ようとは、としみじみ。
シュルツ監督の体験、個人的な音楽の趣向を遠慮なく作品に取り込んでいることが、作品の瑞々しさの一因となっていることは間違いありません。それと同時に、例えば後半の父と娘の会話場面が、明らかに小津安二郎の影響をうかがわせたり、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』との共通性を感じさせるテーマ設定など、古今東西の映画作品の取り込み方、敬意の表し方には、「老練」さすらも感じさせます。
本当は★10くらい付けたいところだけど、前半部のカメラの揺れ、横移動に慣れずに画面酔いを起こしかけたという、非常に手前勝手な理由で現在の星数になりました(中盤以降は全く問題なし)。乗り物酔いしやすい人は少し注意した方が良いかも。
映像と音楽に包まれる、得がたい体験ができる作品には間違いありません。ただRotten Tomatoesなどの海外批評サイトでは、絶賛と言うよりもやや落ち着いた評価なところが意外!
愛にまみれた作品だった
映っている人の、鼓動や、悲しみなどの感情が、
音で伝わってきて、
心が打たれ、、、すごく苦しくなった。
思春期の葛藤、
どうしても止められない想い、
自分の気持ちをコントロールすることの難しさ、
思春期を思い出した
タイラーは、ほんの少し間違えただけだった。
愛があるのに、すれ違ってしまう。
でも、きっと、ずっと愛を持っていれば、
人はつながることができる。
親の愛、兄妹の愛、恋人の愛、、、
本当にそれぞれいろいろな形がある。
愛とは、こうやって心がほっとして、
安心するものだったと思い出す。
何色でもなく、何色でもある。
エンディングに現れた
スクリーンいっぱいのレインボーを見て、
"いろんな感情をそっと受け入れ、見守っている。"
それこそが、
愛そのものだと感じた。
終わった後も、後を引く。
胸に残ってまだ消えません。
見てよかったです。
ありがとうございました。
家族の再生
エンディングで、
サウンドアンドカラーと歌っていたと思うんですが
音・音楽と色を効果的に使った映画でした。
タイの家族はいい家族だと思います。
親も人間なのだから
良いところもあれば、ダメなところもあって当たり前。
完璧な家族なんていないだろうし・・・。
でも、どうしてあんなに歯車が狂ってしまったのかを考えると
タイ君が何でも優秀で完璧に育てすぎたのかな、
だから親に自分の挫折や失敗を相談することが出来なかったのかな、
それに薬の影響も大きいのだろうな
などといろいろ考えさせられるところではありました。
前半は青春映画、
後半は、
妹のエミリーや
壊れかけてしまったいくつかの家族の
再生の物語だなと感じました。
一人ひとりの人生にも家族の関係にも
良いときもあれば悪いときもある。
悪い波がやって来て
家族ゆえに相手をより深く傷つけてしまうこともあるけれども
赦すことと愛する気持ちを忘れず
生きていかねばなと感じました。
想像力が無い恐ろしさ
ようやく見れました。前評判が高く特に映像の美しさと音楽セレクトの素晴らしいとのこと。個人的には映像はまあまあで、光に淡いブルーと赤を滲ませた絵はそれなりに綺麗です。音楽はヒップホップに詳しくないので、そういうものかなという感じでした。ストーリーや役者陣はよかったです。
想像力が欠落している者は後悔することになるという事。前半でレスリングを続けること、一旦止めることの将来を想像できない。でカースト上位にいるのに相談する相手もいない。そして怒りは何も生み出さない。とても勉強になりました。しかし息子との確執はどうしようもなかったのか?ちゃんと会話もあったし、彼の幼い性格のせいなのか。にしても妹がいい奴と付き合ってよかった。ルークの悲しみを理解することで負のスパイラルから抜け出すキッカケをつかんだ!よくできたヒューマンドラマって本当におもしろい!!
にしてもちょっと長すぎる。
アメリカンドキュメンタリーとして記憶します。
LiLiCoさんがリコメンドしていたし笑、
単館シネマずきとして早めに観るぜ!
と息巻いて館まで行きました。
んー、
わたしにはちょっとダルかったです。。。
自業自得だよね、、なんか希望はないの?
ああ、妹かぁ、、?と監督が一番言いたかった事は
なんだったんだろうと尿意を堪えて模索する
エンドロールでした。
アメリカ大好きだけど、やっぱり考えかたや
教育環境はアジアが肌に合うなぁ、、
と改めて思えたのが発見というか。
高校生で酒に車にドラッグに、、うーん
早熟が過ぎて。。
アメリカのドキュメンタリーっぽい映画として
金曜日のレイトめに観るのがオススメです。
@二子玉川109シネマにて
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