「ザ・レポート」を配信している動画配信サービス(VOD)
「ザ・レポート」の配信サービス一覧
| 配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
|---|---|---|---|
|  | 見放題 | 月額600円(税込)~ | 今すぐ見る | 
「ザ・レポート」の配信サービス詳細
おすすめポイント
Prime Videoで幅広い種類の映画、TV番組、ライブTV、スポーツを今すぐ視聴。いつでも、どのデバイスでも、高品質なコンテンツをストリーミング再生。
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
30日間
月額料金
月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能 
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能
特典 
(ポイント付与等)
Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる
支払い方法
クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)
映画作品数
20,300本以上
ドラマ作品数
3,200本以上
アニメ作品数
1,200本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介
 
 解説・あらすじ
 「スター・ウォーズ」シリーズや「マリッジ・ストーリー」で活躍するアダム・ドライバーの主演で、CIAが行っていた拷問に関する実態を調査した報告書に関する実話をもとに描いたポリティカルドラマ。9・11同時多発テロ事件後、アメリカ上院職員のダニエル・J・ジョーンズは、CIAの拘留・尋問に関するプログラムの調査を命じられる。さまざまな資料をもとに調査を進めるうちに、CIAが「強化尋問プログラム」と称して拷問を行い、その事実を国民にひた隠しにしていたことなどが明らかになっていくのだが……。共演に「20センチュリー・ウーマン」のアネット・ベニング、「マッドメン」のジョン・ハム、「アントマン」のコリー・ストールら。監督・脚本はスティーブン・ソダーバーグの「インフォーマント!」「コンテイジョン」などの脚本を手がけてきたスコット・Z・バーンズ。製作にソダーバーグ。 
  レビュー
 
  NOBUさん 
 怖い
知的
幸せ
 投稿日:2025-10-30 
  ■アメリカ上院職員のダイアン・ファインスタイン(アネット・ベニング)のスタッフ、ダニエル・J・ジョーンズ(アダム・ドライヴァー)は、9.11同時多発テロ事件以後のCIAの拘留・尋問に関するプログラム、EIT(強化尋問法)の調査を命じられる。
多くの資料を元に6年もの間、調査を進めると、CIAが国民にひた隠しにしていた、アルカイダ一味と【思われた】人々に対するCIAによる残忍な拷問行為の実情が明らかになっていくが、CIAはその事実を表面では認めずに、水面下ではダニエルを上院組織プログラムに侵入したハッカーとして陥れようとしていたのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、特に中盤までは脳内フル回転で観るが、実に面白く怖い映画である。
物語の流れは、ダンがFBI対テロ組織に入った2003年から始まり、ダイアンの指示でCIAが導入した拘留・尋問に関するプログラム、EIT(強化尋問法)調査を始める2007年から2013年までを描いている。
・主人公のダニエル・J・ジョーンズを演じたアダム・ドライヴァーの、抑制した演技が抜群で、只管にCIAの行為を調査し続ける姿が、尊い。彼は地下室の様な場所で少数人数で6年もの間調査を行い、実態に迫って行くのである。
だが、その途中で報われない仕事と感じ、辞めて行くスタッフも出るのである。
それでも、ダンは私生活も投げ打って只管に調査を勧めるのである。
・そこで暴かれる、アルカイダ一味と【思われた】人々に対するCIAによる残忍な水攻めや、眠らせないように轟音のロックを流したり、壁に叩きつけるシーンは、劇中でも流れるが「ゼロ・ダーク・サーティ」で描かれた拷問行為に似ている。
だが、彼の映画では拷問する側も、精神的に参って行き、交代していた事を思い出す。
・ダンの執拗な調査に焦ったCIAは、到頭ダンの調査部屋に夜間侵入し、彼をハッカーとさせる仕掛けをする。ダンが言うように彼は”word”しか使えないのに・・。
<そして、開かれた公聴会。CIAはダンをハッカーとしてスパイ容疑を掛けるが、逆に彼は新聞記者を使い、CIAの妨害行為を記事として掲載してもらい、CIAは起訴を取り下げるのである。
そして、ダイアン・ファインスタインが皆の前で語った言葉は、実に響くのである。
【過去の過ちを認めない国は法治国家ではない。アメリカは誤りを認め、法治国家である事を示し、敵が持たない良心を失ってはいけない。】
今作は米国CIAの闇にスポットライトを当てた、製作陣の米国を想う意思を感じるポリティカル・サスペンスなのである。>
■推論:今作が公開されたのは2019年である。共和党のトランプ政権の第一期である。米国での公開館の少なさ、上映延期、日本での映画館上映の見送りに、何らかの政治的圧力、もしくは配慮が行われたのではないかと、この秀作を観て思った次第である。
 多くの資料を元に6年もの間、調査を進めると、CIAが国民にひた隠しにしていた、アルカイダ一味と【思われた】人々に対するCIAによる残忍な拷問行為の実情が明らかになっていくが、CIAはその事実を表面では認めずに、水面下ではダニエルを上院組織プログラムに侵入したハッカーとして陥れようとしていたのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、特に中盤までは脳内フル回転で観るが、実に面白く怖い映画である。
物語の流れは、ダンがFBI対テロ組織に入った2003年から始まり、ダイアンの指示でCIAが導入した拘留・尋問に関するプログラム、EIT(強化尋問法)調査を始める2007年から2013年までを描いている。
・主人公のダニエル・J・ジョーンズを演じたアダム・ドライヴァーの、抑制した演技が抜群で、只管にCIAの行為を調査し続ける姿が、尊い。彼は地下室の様な場所で少数人数で6年もの間調査を行い、実態に迫って行くのである。
だが、その途中で報われない仕事と感じ、辞めて行くスタッフも出るのである。
それでも、ダンは私生活も投げ打って只管に調査を勧めるのである。
・そこで暴かれる、アルカイダ一味と【思われた】人々に対するCIAによる残忍な水攻めや、眠らせないように轟音のロックを流したり、壁に叩きつけるシーンは、劇中でも流れるが「ゼロ・ダーク・サーティ」で描かれた拷問行為に似ている。
だが、彼の映画では拷問する側も、精神的に参って行き、交代していた事を思い出す。
・ダンの執拗な調査に焦ったCIAは、到頭ダンの調査部屋に夜間侵入し、彼をハッカーとさせる仕掛けをする。ダンが言うように彼は”word”しか使えないのに・・。
<そして、開かれた公聴会。CIAはダンをハッカーとしてスパイ容疑を掛けるが、逆に彼は新聞記者を使い、CIAの妨害行為を記事として掲載してもらい、CIAは起訴を取り下げるのである。
そして、ダイアン・ファインスタインが皆の前で語った言葉は、実に響くのである。
【過去の過ちを認めない国は法治国家ではない。アメリカは誤りを認め、法治国家である事を示し、敵が持たない良心を失ってはいけない。】
今作は米国CIAの闇にスポットライトを当てた、製作陣の米国を想う意思を感じるポリティカル・サスペンスなのである。>
■推論:今作が公開されたのは2019年である。共和党のトランプ政権の第一期である。米国での公開館の少なさ、上映延期、日本での映画館上映の見送りに、何らかの政治的圧力、もしくは配慮が行われたのではないかと、この秀作を観て思った次第である。
  鑑賞日:2025年10月30日   VODで鑑賞  
    コメント(0件)   
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