スキャンダルのレビュー・感想・評価
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普通におもしろかったけど、顔を似せる必要あるかなあ。半端な美人さを...
普通におもしろかったけど、顔を似せる必要あるかなあ。半端な美人さを再現したかったのかな…。 ジェスのキャラが好きでした。実在なのかな?
人間は人種に関係なく
富や名声、欲に溺れていくんだな。 駆け引きや利害、損得は誰でも計算して生きているのは間違いない。 自分の過去を正当化するのか、告白して精算するのか、見た目の印象よりも深く考えさせられた。 観てよかった。
及第点
及第点。 辣腕でも全然モテない顰蹙親父を堂々とキモく演るジョン・リスゴー、全観客をも敵に回す儲け役。 「屋根裏の殺人鬼フリッツホンカ」に通底する孤独な助平。 男は絶望的に性の虜だ。 1977年 「ネットワーク」の絶倫外道ぶりを想う。 メイクは本人知らずピンと来ず。
男ですいません
物凄いスピードで一気にラストまで駆け抜ける。 トランプ然りロビー然り、権力を持った男が、 権力をチラつかせ女性を脅す。 権力を持つといのは、男の子は一度は何かの一番になりたい と思うはずで、その夢をある意味叶えた男の事であって、 憧れの象徴のはずが女性にセクハラをする。 観てて男ですいません。と言う気持ちになった。 今や強い女性の象徴となった、シャーリーズセロンが主役 なのも大きい。女を舐めるなよ!と言う空気をビシビシ 感じた。ただ、先頭を切ったニコール・キッドマンに対し 一番良い立場で身を割り振ってたようにも見えた。 マーゴットロビーは現実を知らない現代っ子って感じで 可愛かった。 後半はFOX内で分断された小さなアメリカが出来てたのも 面白かった。 引き摺り下ろしたと言うラストではあったけど、 では勝ったのか?と言うと退職金や支払われたお金から 観ても疑問が残り、まだまだ性の平等は先のようにも 感じられました。 足を見せるんだ!みたいな台詞も 全くその通りに踊らされて、 足が綺麗だ胸が大きいだと観ていた自分に 非常にガッカリです。
人権人格を守り地位向上目指す社会派映画
この映画程では無いとしても、ハラスメントには気を使う時代になりましたね。自分も思った事を口にするストレスを内に貯めないタイプなので、誰かに訴えられませんように。
セクハラシーンは少なめ、知略と恥辱とディザスター
まず、アメリカでもこういうセクハラはあるんだなと観て安心しました。 賄賂も不倫も日本やアジアほど盛んではないと勝手に思っていました。 超がつくほどの有力者がセクハラしたのが公になり、正義の鉄槌が振り落とされて立場が無くなっていく過程の表現がある意味ディザスター映画。 崩れ落ちる外壁、止まらない浸水、恐ろしい。 印象的だったのは、セクハラされるシーンです。
女性たちの反撃。
マーゴット・ロビーさん目当てで見ました。ニコール・キッドマンやシャーリーズ・セロンなどの実力派女優もメインキャラで出演し、内容はノンフィクション映画であり、メイクでアカデミー賞を受賞(それも日本人の受賞!)ということでかなりの期待作でした。 感想 今作のマーゴット・ロビー マーゴット・ロビーさんが好きそうな女性の反撃映画となっていました。過去にも、女性の反撃撃としてアイトーニャやハーレイクインの華麗なる覚醒などに出演してきましたが今作もその様な作品です。過激なセクハラを上司(会社のボス)から受け、それを圧力で言えないでいる女性とぴったりの役柄でした。しかし、個人的にスーサイド・スクワッド時のハーレクインやワンス・アポン・ア・タイム インハリウッド時の自由奔放な可愛い感じも好きです。 内容 元ネタを知らないので初めて知りましたが、こんな性差別がいまだに存在しているとは驚きです。まさに、スキャンダラスな内容で衝撃でした。守ってもらった過去ゆえに発言すべきか悩むモーガン、ロジャーに逆らって怒りをかい首になって反撃を始めるグレッチェン、ロジャーの恐ろしさを知ることなく昇進欲から関係をもってしまったケイラの3人の物語が交差する展開は中々に引きこまれます。 メイク・セット とにかくゴージャスでfoxニュースのセットはTVでみるそれ!そのもので驚きました。しかし、本人たちを観たことがないので、どれほどそっくりなのかが理解できませんでした。悔しい。 お見事です。 不満点⁈ チープなイメージでドラマっぽいなとも思いました。仰○ニュースなどで見れば丁度良い作品のイメージを持ちました。 総評 差別反撃作品として爽快な作品。気になっている方は観てみては?
男性社会。それに尽きるかも
セクハラが当たり前とかしていたFOXの内情を描いた作品 その後のme too運動じゃないが結構この話題は掘ったらまだ出てきそうな気もする お金と権力あったら後は女になるんだろうねぇ 問題は手に入れ方、力関係を利用するのは良くないよね まぁ、世の中に平等な力関係なんてほぼ存在しないだろうとも思うけど シャーリーズ・セロンは映画毎の振れ幅が凄いね それにはほんと関心する まだしばらくこうゆう映画みたいになっちゃうのかなぁ セクハラとか大分チェックされる世の中になってきたけど 全ての会話がオープンになされる訳でもないしね この映画みたいに個室がなくても誘ってくる奴いそうだしね とりあえず女性が活躍する世の中、なんて簡単に言うけど 道のりはまだまだ遠いよなーってこの映画観て思いました
権力とセクハラはセット?
実際にあったFOXの会長兼CEOのロジャー・レイルズをベテランキャスターグレッチェン・カールソンが告発したセクハラスキャンダルの映画化。 FOXと和解したカールソンがこれ以上、この件を言及できない代わりにシャリーズ・セロンが意地でも映画化すると奮闘して出来た作品。 この映画の企画が出来たときは、今の#MeToo運動の前だったというんだから、よほどの信念でセロンはこれを映画化したんだと思う。 日本から見るとアメリカは日本とは比べものにならないほど、女性が社会進出しているように感じるけど、 やっぱり男性優位な社会なんだと思うし、権力を利用したセクハラなんて当たり前なんだと感じた。 私が長い間働いていた会社は、社員が9割女性で、オーナーも女性なので、セクハラなんてある意味子供じみた行為が、今の世の中、普通に横行しているということを実感したことがなかった。 業種がアパレルということもあるが、はっきり言って、お客様も女性がほとんどだし、男性に何がわかるのよと思うところもあった。 ただ、たまに百貨店の人たちに会うと、婦人服なのに現場には女性社員はいても部長以上はほとんど男性。 あたかもコレクションもトレンドもわかってるし、みたいな口ぶりで、正直、自分で着るわけじゃないのに数字だけ見ている男性のお偉い方々が謎でしかなかった。 その後、転職して、別のアパレルの会社で働いたが、そこは、9割女性社員なのに1割の男性が部長職、役員職。 そして、度々行われる飲みニュケーションと呼ばれる懇親会にただただ付き合わされる。 7時頃スタートしたんだったら、9時か、10時で終わりでいいじゃんと思うのに、2軒、3軒と行くのが当たり前。夜中の2時で、あー今日はまだこの時間で帰れて良かったって思うのって、異常ですよね。 それに有意義な話ができるならともかく、だいたい途中から、セクハラ発言連発。ボディタッチは当たり前。下ネタの一つも言えなければ、話の通じないヤツと思われる始末。 そこで私が学んだことは、 仕事も人事もほとんどのことは、タバコ部屋と飲み会で決まるということ。 タバコも吸わないし、お酒も飲まないし、その上、女な私は、絶対、上にはいけないんだなということ。 そういう社会の中で、女性が権力のある男性に認めてもらうためには、セクハラを受けたって、なかったことに出来るくらい自分を殺さなきゃいけないし、 もし、役職についたとしても、「あいつは、女を使ってあの仕事を取った」っていう、男性からも女性からも言われる嫉妬じみたやっかみとも戦っていかなきゃならない。 セクハラっていう行為自体も、いい加減、もうやめませんか?と思うけど、 古くて、大きい会社ほど、こういうことが今でも全然、普通なんだよなあと思う。 今、元気があって、新しい会社ほど、こういう空気感はないし、優秀な女性がトップにいたり、責任のある仕事を任されている。 いつまでも、平気でセクハラする能力のない権力にしがみついているおじさんが仕切っている会社にいるのは、本当に意味がないと思う。 間違いなく、そういう会社は、これから淘汰されていくと思う。
アメリカ文化知らないと難しいかも?
アメリカンな世界での訴訟映画で、純日本人のおれには若干付いていけない展開だったかな。 まさに訴訟大国といったところか。。。 自分の上司、それも業界最強の権力者をセクハラで訴える、それは並大抵の覚悟ではできない。 最初に訴えるベテランキャスター。 ノリに乗ってる人気キャスター。 いつかメインを張りたい新人キャスター。 それぞれがそれぞれの立場でこのセクハラ問題に立ち向かったり立ち向かわなかったり。 こういうセクハラとか枕営業みたいなのは、悲しいことに現実の日本でも存在してるんだろうな。 エロ漫画の世界ではもってこいの展開だとしても、現実ではそういう世界は悲しすぎる。 さて、面白いんだが、やはりちょっとおれにはついていけなかったのが、まずまずの評価に落ち着きました。
Bombshell
フェミニストであることがバランスを欠くような物言い。Fox Newsとトランプの異様さ、それに呼応する街中の白人達。今はもっと酷いのだろうが、理解し得ない社会を内外に示している。 豪華共演と聞いて、もっと派手な作品かと思っていたが、それぞれの人物を丁寧に描き、葛藤とひとつひとつの選択がことの次第を静かに伝えてくる。なんなら吊し上げられても良いような加害者権力側もカタルシスを充填しない。製作側の意図が伝わる。次の段階に来たのだと思う。
女性主体の復讐劇
実際にあったFOXニュースでのセクハラ騒動をかなりスケールデカく描いた作品。 そんな自分は男性だから、この映画に関して正当な評価はできないと思う。 セクハラはどの社会にも存在する一種の病みたいなもんで、それがケーブルTVの人気局ばかりじゃなく下町の小規模な工場とかでもあり得る問題。 只、男性の自分でも悔しいと思うのは権力の横行。これは許せないよ。 これ以降だろうか、ハリウッドでも様々なセクハラが訴えられて、一つのムーブメントと化していった。 なので女性が観ればスカッとする復讐劇なんだろうが・・・ まあ、例えば(いや、その例えが決して正しいとは思えないが・・・)男性の自分がマカロニ・ウエスタンの「続・荒野の用心棒」を観てスカッとするのに対して、女性が観てもイマひとつな感じ? を受けるだろうと想像する。 なにしろ80年代におなじみなジョン・リスゴーがセクハラ親爺ってのも個人的には残念なキャスティング。 とにかく悪役に徹してるってか・・・おめージジイのくせにいい加減にしろって単純に思うけどね。
「女だから」の優位性と虐待は紙一重
「美しい女」限定で、「セクハラを笑顔で耐え抜く」ことができたら昇進や高額の年収を手に入れられるが、断ればクビ、という天国か地獄かの選択。 ターゲットになった女性達は、たまたま美しく自己顕示欲や上昇志向が高かっただけでその究極の選択を迫られることになる。 華やかな世界は実力や努力だけがモノを言うわけではない。運とタイミングと覇者の気まぐれが肝なのだ。 よって、奴隷から皇后になるように急転抜擢も夢ではない無理やりポジティブに考えれば、千載一遇なチャンスなわけで。 … ということは、ほとんどのFOX社員は 女は突出した美しさがないと、アンカーになれない 男は急転チャンスはない と絶望感を抱いているのかしら。 終盤ロジャーTシャツを配っていた女子は、この絶望感を抱いて嫉妬も感じていたんだろうか。 自己顕示欲が強すぎるのもいかがなもんかと思うが、セクハラはダメ!絶対!!!
二本立て二本目。実話ベースのセクハラもの。 ニュースキャスターって...
二本立て二本目。実話ベースのセクハラもの。 ニュースキャスターって美形揃いですよね。さもありなんって感じ。日本でもこれに近い話はきっとあると思う。告発する勇気、これが並大抵なものではないというのが分かります。 ここからややネタバレ注意。 でも和解金20億って…なんか羨ましい気もしてしまいます。もっとすごいのは被害者全てへの和解金より加害者の退職金の方が多いっていうラストテロップ。マジですか?理不尽すぎて言葉もありません。加害者、大勝利ですやん。
平坦で散漫
重いテーマのはずなのだが、それほど怒りを感じることもなく、 不快な思いをすることも余りなかった。 それは私が男だからなのだろうか。 理由は2つあるように思う。 1つはいわゆる#Metoo運動が少なくとも日本においては非常にうさんくさく、 心からのシンパシーを感じられないこと。 特にマスコミや芸能界においては、怪しげな連中が跋扈しているように見える。 実際、ハニートラップに填まる愚か者が後を絶たない? 2つめはトランプの存在だ。 事実に基づく話だから実際にそうだったのかもしれない。 しかし、そこが強く出過ぎてしまったがために、フォーカスがぼけた。 そして、3人それぞれの内面を掘り下げられず、比較的平坦なストーリーとなってしまった。 全体としてつまらなくはなかったが、心に訴えかけるパワーはなかった。
2回めにしてやっと。。。
たまたま、2回目。2本立てだったのでタマタマ。 やっと意味が分かりつつありますが、まだ。。。 トランプさんとの絡みがよくわからず。 パワハラ??訴訟? それにしても、ニコールさんは、凄いなぁーと。 アップに耐えうる⤴️素晴らしい☆彡
美しきアンカーウーマン
個人評価:3.8 シャーリーズ・セロン&ニコール・キッドマン。 洗練され過ぎた女優2人の鋭い眼光に、たじろぎながらも魅入ってしまう本作。 キャリア志向の塊のTV業界の中での、セクハラとキャリアとの等価交換。利用したか、それとも利用されたかで立場も変わる。 またマーゴット・ロビーやケイト・マッキノンもとても良く、大好きな女優陣勢揃いで見応えがある。
見る人によって評価は変わるかも
性犯罪の被害当事者や、関わったことがある人と、「被害にあったこともないし、そんなの滅多にないでしょ?自分の周りにはそんな被害者いないよ」タイプの人が見るのとでは感想が大きく変わると思います。 私はストーリーだけでなく、セリフやキャストの表情、一挙一動に感情移入してしまい最後まで目が離せませんでした。 特にセリフ(吹き替えで見ました)が『一見普通のことを言っているけど当事者にとってすごく重い言葉』が自然と使われていました。とてもリアルだった。 この映画によって、性別に関わらず全ての人が声を挙げ、 また、被害者の性別に関わらず、性犯罪が少しでも無くなることを祈ります。
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