スキャンダルのレビュー・感想・評価
全228件中、41~60件目を表示
カズ・ヒロを誇りに思う
予告編を観た時は面白そうだったが野生的直感で臭く感じたから映画館で観る選択にはならなかった
アカデミー賞最有力という謳い文句が知性に欠けたゴリ押し感たっぷりでなんだかとても恥ずかしい
しかもアカデミー作品賞は『パラサイト』だったし
あちらは娯楽性が高かったけどこっちはそれが乏しい
スタッフの1人としてカズ・ヒロが受賞したけど
FOXという共和党寄りのテレビ局で働く女性がセクハラ上司に抗議し失脚に追い込む話
そういう話なら面白いはずだが残念ながら眠くなってしまった
実話が元になっているらしいが冒頭の注意書きだとどこまでが本当か疑わしい
ハリウッドは大多数が民主党支持で反トランプ反FOXの印象が強いということを考慮すると鵜呑みにはできない
アメリカの事情について精通していないとこの作品は十分に楽しめないらしい
知っているつもりではあったがまだまだ甘い
教養が高い知識人やフェミニストしか楽しめない映画は商業映画としていかがなものか
海外の社会派作品の欠点は制作された国では有名な話でもよその国では?が多いことだ
少なくとも自分はターゲットではなかった
よそのサイトの好意的なレビューは役者が豪華とかme too運動が殆どで退屈なものだった
映画で1番重要なのは作品を通じて何を訴えるかではない
無知が原因で楽しめなかったのだから高評価できないのは自分が悪いという自己評価はとてもじゃないができない
退屈な原因は脚本にある
実話をヒントにしただけでどうせドキュメンタリーじゃないなら痛快なコメディー映画作りに徹するべきだった
登場人物が多い(特に女性)はこの作品の性質上しかたがない
だからといって一丸となって戦いましょうとはならない
アメリカは日本の左翼のような全体主義ではなく個人主義の集まり
強い白人女性は強いアメリカの象徴でありそれがなぜか鼻につく
基本的にアメリカという国が嫌いなんだろう
インディアンや黒人奴隷や原爆やベトナム戦争や急浮上して漁船を沈没させた潜水艦など理由はたくさんある
「ファック!」「ファッキン!」はアメリカ人の特徴だがそれらは生理的に受けつけない
ぶっちゃけ軽蔑している
産卵で涙を流している亀にさえ胸を打つのに白人女優が泣いていてもなにも感じない
アメリカ生活が長いという某女性ライターは「アメリカは人種差別は酷いけど男女差別は経験したことがない!」と書き記していたが怪しいものだ
セクハラの被害者が日本や韓国などアジア系なら同情できたかもしれない
この映画の一番の売りはメイク
カズ・ヒロの特殊メイクを中心とした長めのメイキングがあるなら本編よりそっちのほうが興味あるし多くの人が楽しめるはず
パンツが見えるまでスカートを上げさせ興奮するセクハラ権力者ロジャーはルックスも手伝って気持ち悪いがあれはセクハラの域を超えている
及第点
男ですいません
物凄いスピードで一気にラストまで駆け抜ける。
トランプ然りロビー然り、権力を持った男が、
権力をチラつかせ女性を脅す。
権力を持つといのは、男の子は一度は何かの一番になりたい
と思うはずで、その夢をある意味叶えた男の事であって、
憧れの象徴のはずが女性にセクハラをする。
観てて男ですいません。と言う気持ちになった。
今や強い女性の象徴となった、シャーリーズセロンが主役
なのも大きい。女を舐めるなよ!と言う空気をビシビシ
感じた。ただ、先頭を切ったニコール・キッドマンに対し
一番良い立場で身を割り振ってたようにも見えた。
マーゴットロビーは現実を知らない現代っ子って感じで
可愛かった。
後半はFOX内で分断された小さなアメリカが出来てたのも
面白かった。
引き摺り下ろしたと言うラストではあったけど、
では勝ったのか?と言うと退職金や支払われたお金から
観ても疑問が残り、まだまだ性の平等は先のようにも
感じられました。
足を見せるんだ!みたいな台詞も
全くその通りに踊らされて、
足が綺麗だ胸が大きいだと観ていた自分に
非常にガッカリです。
セクハラシーンは少なめ、知略と恥辱とディザスター
女性たちの反撃。
マーゴット・ロビーさん目当てで見ました。ニコール・キッドマンやシャーリーズ・セロンなどの実力派女優もメインキャラで出演し、内容はノンフィクション映画であり、メイクでアカデミー賞を受賞(それも日本人の受賞!)ということでかなりの期待作でした。
感想
今作のマーゴット・ロビー
マーゴット・ロビーさんが好きそうな女性の反撃映画となっていました。過去にも、女性の反撃撃としてアイトーニャやハーレイクインの華麗なる覚醒などに出演してきましたが今作もその様な作品です。過激なセクハラを上司(会社のボス)から受け、それを圧力で言えないでいる女性とぴったりの役柄でした。しかし、個人的にスーサイド・スクワッド時のハーレクインやワンス・アポン・ア・タイム インハリウッド時の自由奔放な可愛い感じも好きです。
内容
元ネタを知らないので初めて知りましたが、こんな性差別がいまだに存在しているとは驚きです。まさに、スキャンダラスな内容で衝撃でした。守ってもらった過去ゆえに発言すべきか悩むモーガン、ロジャーに逆らって怒りをかい首になって反撃を始めるグレッチェン、ロジャーの恐ろしさを知ることなく昇進欲から関係をもってしまったケイラの3人の物語が交差する展開は中々に引きこまれます。
メイク・セット
とにかくゴージャスでfoxニュースのセットはTVでみるそれ!そのもので驚きました。しかし、本人たちを観たことがないので、どれほどそっくりなのかが理解できませんでした。悔しい。
お見事です。
不満点⁈
チープなイメージでドラマっぽいなとも思いました。仰○ニュースなどで見れば丁度良い作品のイメージを持ちました。
総評
差別反撃作品として爽快な作品。気になっている方は観てみては?
男性社会。それに尽きるかも
セクハラが当たり前とかしていたFOXの内情を描いた作品
その後のme too運動じゃないが結構この話題は掘ったらまだ出てきそうな気もする
お金と権力あったら後は女になるんだろうねぇ
問題は手に入れ方、力関係を利用するのは良くないよね
まぁ、世の中に平等な力関係なんてほぼ存在しないだろうとも思うけど
シャーリーズ・セロンは映画毎の振れ幅が凄いね
それにはほんと関心する
まだしばらくこうゆう映画みたいになっちゃうのかなぁ
セクハラとか大分チェックされる世の中になってきたけど
全ての会話がオープンになされる訳でもないしね
この映画みたいに個室がなくても誘ってくる奴いそうだしね
とりあえず女性が活躍する世の中、なんて簡単に言うけど
道のりはまだまだ遠いよなーってこの映画観て思いました
権力とセクハラはセット?
実際にあったFOXの会長兼CEOのロジャー・レイルズをベテランキャスターグレッチェン・カールソンが告発したセクハラスキャンダルの映画化。
FOXと和解したカールソンがこれ以上、この件を言及できない代わりにシャリーズ・セロンが意地でも映画化すると奮闘して出来た作品。
この映画の企画が出来たときは、今の#MeToo運動の前だったというんだから、よほどの信念でセロンはこれを映画化したんだと思う。
日本から見るとアメリカは日本とは比べものにならないほど、女性が社会進出しているように感じるけど、
やっぱり男性優位な社会なんだと思うし、権力を利用したセクハラなんて当たり前なんだと感じた。
私が長い間働いていた会社は、社員が9割女性で、オーナーも女性なので、セクハラなんてある意味子供じみた行為が、今の世の中、普通に横行しているということを実感したことがなかった。
業種がアパレルということもあるが、はっきり言って、お客様も女性がほとんどだし、男性に何がわかるのよと思うところもあった。
ただ、たまに百貨店の人たちに会うと、婦人服なのに現場には女性社員はいても部長以上はほとんど男性。
あたかもコレクションもトレンドもわかってるし、みたいな口ぶりで、正直、自分で着るわけじゃないのに数字だけ見ている男性のお偉い方々が謎でしかなかった。
その後、転職して、別のアパレルの会社で働いたが、そこは、9割女性社員なのに1割の男性が部長職、役員職。
そして、度々行われる飲みニュケーションと呼ばれる懇親会にただただ付き合わされる。
7時頃スタートしたんだったら、9時か、10時で終わりでいいじゃんと思うのに、2軒、3軒と行くのが当たり前。夜中の2時で、あー今日はまだこの時間で帰れて良かったって思うのって、異常ですよね。
それに有意義な話ができるならともかく、だいたい途中から、セクハラ発言連発。ボディタッチは当たり前。下ネタの一つも言えなければ、話の通じないヤツと思われる始末。
そこで私が学んだことは、
仕事も人事もほとんどのことは、タバコ部屋と飲み会で決まるということ。
タバコも吸わないし、お酒も飲まないし、その上、女な私は、絶対、上にはいけないんだなということ。
そういう社会の中で、女性が権力のある男性に認めてもらうためには、セクハラを受けたって、なかったことに出来るくらい自分を殺さなきゃいけないし、
もし、役職についたとしても、「あいつは、女を使ってあの仕事を取った」っていう、男性からも女性からも言われる嫉妬じみたやっかみとも戦っていかなきゃならない。
セクハラっていう行為自体も、いい加減、もうやめませんか?と思うけど、
古くて、大きい会社ほど、こういうことが今でも全然、普通なんだよなあと思う。
今、元気があって、新しい会社ほど、こういう空気感はないし、優秀な女性がトップにいたり、責任のある仕事を任されている。
いつまでも、平気でセクハラする能力のない権力にしがみついているおじさんが仕切っている会社にいるのは、本当に意味がないと思う。
間違いなく、そういう会社は、これから淘汰されていくと思う。
アメリカ文化知らないと難しいかも?
アメリカンな世界での訴訟映画で、純日本人のおれには若干付いていけない展開だったかな。
まさに訴訟大国といったところか。。。
自分の上司、それも業界最強の権力者をセクハラで訴える、それは並大抵の覚悟ではできない。
最初に訴えるベテランキャスター。
ノリに乗ってる人気キャスター。
いつかメインを張りたい新人キャスター。
それぞれがそれぞれの立場でこのセクハラ問題に立ち向かったり立ち向かわなかったり。
こういうセクハラとか枕営業みたいなのは、悲しいことに現実の日本でも存在してるんだろうな。
エロ漫画の世界ではもってこいの展開だとしても、現実ではそういう世界は悲しすぎる。
さて、面白いんだが、やはりちょっとおれにはついていけなかったのが、まずまずの評価に落ち着きました。
Bombshell
女性主体の復讐劇
実際にあったFOXニュースでのセクハラ騒動をかなりスケールデカく描いた作品。
そんな自分は男性だから、この映画に関して正当な評価はできないと思う。
セクハラはどの社会にも存在する一種の病みたいなもんで、それがケーブルTVの人気局ばかりじゃなく下町の小規模な工場とかでもあり得る問題。
只、男性の自分でも悔しいと思うのは権力の横行。これは許せないよ。
これ以降だろうか、ハリウッドでも様々なセクハラが訴えられて、一つのムーブメントと化していった。
なので女性が観ればスカッとする復讐劇なんだろうが・・・
まあ、例えば(いや、その例えが決して正しいとは思えないが・・・)男性の自分がマカロニ・ウエスタンの「続・荒野の用心棒」を観てスカッとするのに対して、女性が観てもイマひとつな感じ?
を受けるだろうと想像する。
なにしろ80年代におなじみなジョン・リスゴーがセクハラ親爺ってのも個人的には残念なキャスティング。
とにかく悪役に徹してるってか・・・おめージジイのくせにいい加減にしろって単純に思うけどね。
「女だから」の優位性と虐待は紙一重
「美しい女」限定で、「セクハラを笑顔で耐え抜く」ことができたら昇進や高額の年収を手に入れられるが、断ればクビ、という天国か地獄かの選択。
ターゲットになった女性達は、たまたま美しく自己顕示欲や上昇志向が高かっただけでその究極の選択を迫られることになる。
華やかな世界は実力や努力だけがモノを言うわけではない。運とタイミングと覇者の気まぐれが肝なのだ。
よって、奴隷から皇后になるように急転抜擢も夢ではない無理やりポジティブに考えれば、千載一遇なチャンスなわけで。
…
ということは、ほとんどのFOX社員は
女は突出した美しさがないと、アンカーになれない
男は急転チャンスはない
と絶望感を抱いているのかしら。
終盤ロジャーTシャツを配っていた女子は、この絶望感を抱いて嫉妬も感じていたんだろうか。
自己顕示欲が強すぎるのもいかがなもんかと思うが、セクハラはダメ!絶対!!!
二本立て二本目。実話ベースのセクハラもの。 ニュースキャスターって...
平坦で散漫
重いテーマのはずなのだが、それほど怒りを感じることもなく、
不快な思いをすることも余りなかった。
それは私が男だからなのだろうか。
理由は2つあるように思う。
1つはいわゆる#Metoo運動が少なくとも日本においては非常にうさんくさく、
心からのシンパシーを感じられないこと。
特にマスコミや芸能界においては、怪しげな連中が跋扈しているように見える。
実際、ハニートラップに填まる愚か者が後を絶たない?
2つめはトランプの存在だ。
事実に基づく話だから実際にそうだったのかもしれない。
しかし、そこが強く出過ぎてしまったがために、フォーカスがぼけた。
そして、3人それぞれの内面を掘り下げられず、比較的平坦なストーリーとなってしまった。
全体としてつまらなくはなかったが、心に訴えかけるパワーはなかった。
2回めにしてやっと。。。
美しきアンカーウーマン
全228件中、41~60件目を表示