「冷静に闘うのが印象的」スキャンダル Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
冷静に闘うのが印象的
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FOXのCEOが女性職員に慢性的にセクハラしてて、それをキャスターが訴えていくって話なのね。
「ふざけんなよ、この野郎!」ってブチ切れて罵っていって良い状況なんだけど、みんな冷静に闘うの。そこが印象的だったな。
提訴したグレッチェンは用意周到なのね。絶対的な権力者との闘いになるから厳しいんだけど、提訴した後の反応を読んで、作戦を立てて、進めてくの。そして鮮やかに決める。
その提訴を受けて悩むメーガン・ケリーもいいの。すぐに同調しないのね。自分がCEOを敵に回したら、自分の仲間がCEOから攻撃されるの解ってるし。その仲間の意見も割れて、それぞれに言ってること解るんだよ。
そういう状況と、それでも自分の立ち位置というか在り方というかを冷静に測って、行動を決めてくの。
完全にスッキリするカタルシスにはならないけど、そこは実話ベースだからしょうがないね。
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