ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たちのレビュー・感想・評価
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ヒーローの裏にはドラマあり
どんなスポーツにもアリアリですがヒーローの裏にはドラマあり‼️やはりこの裏には目に見えない裏のドラマがあり、感動の長野オリンピックの裏には深い深い感動とドラマがあったんだね~ラストシーンあの感動の長野オリンピックを思い出し原田選手の感度の一言を思い出すと、涙が止まりませんでした。
ぜひ皆さんおすすめ映画です。
土屋太鳳さんの西方さんの奥さん役にも注目です。
いい映画でした。(^-^)
舞台裏の英雄達に捧げる映画だね(^-^)
ヒノマルソウルの熱い思いどうぞご覧下さい
m(__)m
涙、涙。
長野オリンピックは
私が中学生のころ。まさに、団体ジャンプはとても記憶に残っていました。しかし、当時中学生の私は、原田、船木、葛西の印象しかありませんでした。
しかも、この映画、流れで急に見ることになり、前情報一切なく入ったため、色々衝撃でした。
そして、西方選手の存在はこの映画で知りました。
私もスポーツをしていたので、メンバーから外される気持ち、怪我、なんとか間に合わせたリハビリ、もう、感情移入がすごくて、ずっと泣きそうでした。
最初に涙こぼれたのは、テストジャンパーで3人で、ウイスキーを盗み飲むシーンです。他のシーンも何度も涙が溢れました。西方選手、本当に、本当に、悔しかったでしょうし、それでも家族のため、なによりジャンプが好きだから。とても複雑で残酷でどうしようもない心境だったんだろうと伝わりました。それでも最後のテストジャンプは素晴らしい。どこまで本当なのか本人にお聞きしたいです。
事実は小説より・・・〜別の世界に飛んでいった原田………137メーター!〜
本作は、もう映画としての出来の良し悪しとか、そんな事はどうでもいいと思う。
脚本がどうだろうが演技がどうだろうが「事実」の上には全てが霞む。
・リレハンメルにて原田の失敗
(100m越せば金。普段130mを出せる原田だから日本中の期待は大きかった)
・長野、原田が飛ぶ直前の悪天候。
まさかの79m。日本4位への転落。
・競技再開条件は、悪天候の中、テストジャンパー25名が1人も失敗しない事。
この「悪天候・25人全員成功」という条件が突き付けられた事。
それを全員が成功させたという事実。
事実は小説より奇なり、とはまさにこの事。
奇跡的な現実ではないか。
これ以上のドラマは、歴史の中にもおいそれとは転がっていない。
しかも、こんな凄い話が、世に知られる事もなく、関係者の記憶の中だけで忘れ去られようとしている・・・。
そこに脚光を当てた事が本作の、何よりの意義である。
(以下、映画内に描かれていない事実)
長野オリンピックを観戦する為には、駐車場から約1時間の距離を歩かねばならなかったそうだ。しかも、この日は吹雪。雪の降らない地域から子連れで来た人々も少なくない。
つまり、あのジャンプを目撃した人々の中に「軽い気持ちでフラッと訪れた観客」は誰もいない。
子供を抱き、あるいは手を引いて、吹雪の山道を雪中行軍よろしく、1時間近く歩ききった「覚悟のある人々」ばかりだったのだ。
だから原田の1回目に対し、非難する観客は誰もいなかった。
映画内では「また原田かよ」という観客の台詞もあるが、実際にはそんな事を言う客は誰もいなかったそうだ。
なぜなら、原田が飛ぶ直前、あまりにも雪が煙って、ジャンプ台も原田の姿もまったく見えなかったというのだ。
観ている方ですらそうなのだから、生身で時速90キロに及ぶ滑走をしている原田は如何ばかりだったろう。
落ちていく原田を見て、多くの人は
「今のは仕方がない」「当たり前だ」と思ったそうだ。
しかし、人間の眼とTVカメラの解像度は違う。全国に流された映像は、僅かに霞む程度で鮮明に見えた。
まるで現場までが原田を非難しているかのような誤った認識の空気が、日本中に広まっていく。
(現場には「寒くなったから帰ろうよ」などという客はいない。テストジャンパー達同様に、帰路もおいそれと帰れる行程ではないのだから。
皆、何が起こっているのだろう?という目で、この不思議な飛行隊を眺めていたそうだ。白けた空気は少なく、皆が心の中で選手達を応援していた。
当時、プライベートで市井の一観客として現場で観戦していたルポライターさんが、本作に対して「観客なめるな」と書かれていたw
まぁ、中には怒りを覚えたり、帰ろうとしたりという人もいたのかもしれないが。
映画脚本制作関係者はこの事実を知らなかったのだろうか?参考情報提供者は大会関係者でそこそこ地位もあるのだろうから、車移動も可能だっただろうしねぇ)
テストジャンパーの皆さんは、金メダルへの道を切り拓く為、命懸けのジャンプを敢行してくれたのだ。
最初に飛んだ勇気ある少年は、映画の南川ではなく、まだ高校生の梅崎慶太くんだった。凄まじいプレッシャーだったろうに梅崎選手は完璧な着地を決める。
(つまり南川だけは、ストーリー演出の為に創作された架空のキャラクターという訳ですね。)
映画内で小坂菜緒が演じた小林はやはり当時17歳だった葛西 賀子選手の事だ。(現在は吉泉トレーナーとご結婚され吉泉姓)
聴覚障害のある高橋竜二選手は実名のまま役名になっている。
無事に24人が見事に飛び終え、西方選手の番になった。実は、この時点でテストジャンパー達には知らされていなかった重大な事実がある。
「再開の条件」は、もう一つあり、それは「西方が、大会選手並みの大ジャンプをする事」だったそうなのだ。
西方本人が知らないのだから、もしも失敗回避を優先して無難に済ませようとしていたら、大会続行は無かった!
そして、西方選手はなんとK点超えの123mという大ジャンプを見せてくれたのだった。(後に西方は語っている。安全を証明する為のジャンプなのだから、少しでも大きく飛ばなければ。ここまでみんなが踏み固めてくれたのだから、今度は自分がメダルに繋がなければ、と。)
原田選手が、西方選手のアンダーウェアと葛西選手のグローブを借りたのは映画のようなギリギリのタイミングではなく、もう少し早い日の事だったらしい。
「今度は高いか? 高い!
高くて……高くて、高くて、高くて。
いったあーーー! 大ジャンプだ、原田ーっ!
すごいジャンプを見せました! 原田っ、ここ一番で大ジャンプを見せました、原田っ…………まだ距離が出ない………もうビデオでは測れない。
別の世界に飛んでいった原田……………137メーター!!!!」
日本中が興奮に包まれた。
「俺じゃないよ。やっぱりチームメイトみんなでね。うん、頑張って。
俺じゃないよ、みんななんだみんな。お客さんもみんな頑張ったな本当に……うわああ、だめだあ、ちくしょう、嗚呼!」
泣き崩れながら、嗚咽のまにまにインタビューに答えてくれた原田の姿は忘れられない。
西方がオリンピックに出られないきっかけとなった腰の故障は、長野オリンピックからルールが「スキーの板の長さ上限が「身長+80cm」から「身長の146%」に変更された為、それに合わせた練習が腰に無理な負荷をかけたらしい。
板の長さが変われば、バランスを取る為の身体部位も変わる。これまで使っていなかった部位に新たに強烈な負荷がかかるわけだから故障を招くのは自明だろう。
それなのに、他にも2004年冬からは、選手が軽量化の為に無理な減量をしないようにと、BMIによって板の長さを144%や142%に制限するルールが出来た。
2011年にも長い板を履く為の制限がBMI20.5から21に引き上げられる。
この0.5%という小さな変更が与える影響は凄まじく大きい。世界大会で金メダル常連だった日本選手達は次々と調子を崩していく。
ジャンプ競技というものが、如何に繊細なスポーツであるかが、わかるというものだ。
スキー連盟や大会組織委員会などに翻弄されながら、ストイックに練習に励んでいる選手の皆さん方にはまったくもって敬意を抱くばかりだ。
この映画は「25人全員がジャンプ成功させねばならない」というシーンに至る以前の場面の出来不出来は正直どうでもいい。
すべては「25人成功が条件」という驚愕の事実を引き立てる演出になっていればそれでいいのだ。
23年間、長野の雪中深くに埋もれ、このまま人の耳目に触れることも無くなったかもしれない、この珠玉の逸話を掘り起こし、太陽の下に晒してくれただけでも高い価値があるだろう。
星は映画作品としての評価よりも、その「価値」につけた。
わかりやすい再現ドラマになっている
ので、どなたにも一度は視聴して欲しい映画である。
オリンピック関係なしに観て欲しい。
今のご時世オリンピックを題材にした映画というので損をしている気がする。
スポーツ経験者には(特に団体競技)共感させられるはずだし、選ばれた者と選ばれなった者の嫉妬、葛藤を丁寧に描いおりスポーツ関係なく刺さることが多いはず。
主人公の感情の揺れを田中圭がうまく演じている。真っすぐにオリンピックに関係して飛ぶことに誇りをもっている小坂菜緒もいい。聴覚障害者という難しい役どころを山田裕貴が上手に演じていて純粋に飛ぶことを楽しんでいる姿に泣けた。
彼らは個々の想いのために飛んだ
長野五輪スキージャンプ金メダルを支えた
25人のテストジャンパーの実話。
予告で
「俺が日本に金を取らせます」と言っているが、
本編にこのセリフはない。
正確には「日本」が「原田」に差し代わっていて、
「俺が原田に金を取らせます」と言っている。
彼ら25人のテストジャンパーは
日本のために飛んだのではない。
個々の想いのために飛んだのだ。
それが西方の場合は「原田のため」という事だ。
そこに至るまでの葛藤や悔しさ、
嫉妬や妬みの感情が正直に丁寧に描いている。
冒頭の「落ちろ」は、なかなか衝撃的だが
この気持ちを理解できる人だって多いはずだ。
タイトルで判断せずに観てほしい作品
おすすめです
私の映画観が古いのかな。
『るろうに剣心』最終章2本は私の想像を遥かに超える素晴らしい映画だったが、
この映画は想像を満たしてくれるモノではなかった。
ここのコメントを読んでこの映画を見るハードルが上がっていたせいかも知れませんが。
テレビドラマみたいだった。
脚本に深さがない。楽しくない。監督に一本スジの通った映画観が無い。面白くない。
冒頭、リレハンメル五輪後の記者会見で、『メダルを挙げてください!』と言われた時、原田が泣き出してしまう。その時西方が、
『泣くな原田。お前がいなかったらこの銀も取れなかったと俺は思ってる』
と声をかける。
このセリフを聞いた時、これは期待できる映画かもと思ったが、そこ止まり。あとは下り坂。
オフの人々の声の入れ方も悪い。
「残念だったねー」「原田が悪いんだよ」
「オリンピックまで一緒に頑張りましょう」
「いつまでテストジャンプやってんだよー」「寒くなって来たからもう帰ろうよ」etc.
画面全体に緊張感の無さが漂ってる。
一番最悪なセリフは後半のクライマックス。
吹雪で中断するスキージャンプ。このままだと日本は4位。金どころかメダルにも手が届かない。2本目をやって逆転しなければ…。
審判団は、テストジャンパー達全員がジャンプを成功させられるようであれば競技は続行し、2本目のジャンプを行う、と判断を下す。
テストジャンパー達がは、「よし!俺たちの出番だ」とジャンプ台に向かう。その時、待機デッキで待機していた日本代表4人の中の誰かが、
「頼む!俺たちの金は君たちにかかってる!」と声をかける。
誰が言ったとかではなく、問題は、よくこんな無責任なセリフを吐かせたなと、脚本の陳腐さに呆れてしまった。
これに似たようなセリフは随所に出て来るが、
このセリフは最悪。
例えば、
「皆んな、ありがとう」「無事に飛んでくれ。あとは俺たちが頑張るから!」
とかなら分かる。
俺たちの金は君たちにかかってる、だと?
ふざけるなー!なんと驕り高ぶった言葉!
この映画の『魂』に一番相応しく無いセリフ。
監督、プロデューサー含め製作者の中の誰一人そこに気づかないとは。誰もこの映画を愛していないんじゃないかと思う。
ドラマのTBSが付いてて何をやってるんだ!
役者達は皆んなちゃんとやってて、良かったと思うが、制作陣には緊張感が無さ過ぎてあきれる。
長野五輪のテストジャンパーの中に女の子のジャンパーが本当に1人だけいたのかなー?
「女子のスキージャンプがいずれ五輪競技になるのを夢見てる。その第一歩がこのテストジャンパーなんです」
と、その女の子が西方に語る。雪のベンチでのワンシーン。
あのシーンもセリフも良かったと思った。
フィクションならあの女の子の描き方がすごく中途半端。西方にかなり影響を与えている役なのに、見ている側の心のつっかえ棒を外されたような中途半端さ。
他のテストジャンパー達の描き方も似たような描き方になったて全部中途半端。
もっと西方の側に立ってる見ている観客の目線で描かないと。
まあ、他にも言いたいことはあるがこのくらいに。
ラスト、西方の息子が手作りの金メダルを彼にかけてあげるシーンにはさすがにグッと来た。
映画を愛して欲しい!!
入りづらかった
106本目。
脚色が入っているとは実際にあった事だし、ましてやオリンピックの裏側となると・・・。
始まりの後入れ実況が妙に気持ち悪く、ちょっと作品に入りづらく、また軽く思えてしまった。
そのせいか、盛り上がる所で気持ちが上手く入っていけず、またテストジャンパーが奴隷みたいに思えたりで、複雑な気持ちにもなる。
日本人好みの演出何だろうな。
でも土屋太鳳は、なんか良かった。
つい最近と思ってたが
長野冬季オリンピックもう20年以上前だったんだなぁと感慨深く観ました。まだ女子のジャンプが競技に入ってなかったのか?とか色々な背景が物語から伝わってきて懐かしくも新鮮でした!
スポーツには(当然経験者には全く歯が立たないのは分かってて)やってみてとりあえずできるものと真似事すらできないものがあるけど、スキージャンプとか絶対普通の人ができない競技で危険なのは明らかな競技だから、万全の準備のもと進められるのは当然なんでしょうが、この映画を観るまでその存在を気にすることもなかったのを不思議に思う。日本で開催されたオリンピックだから、その舞台裏などはドキュメント番組できっと取り上げられているのでしょうが全然目にとまってないので少なすぎなのだと印象をうけました。当時のメディアは一体なにを報道してたんだろうか?今回の東京オリンピックは開催に向け様々な舞台裏からの支援があると思われますがコロナで開催の如何ばかりにとらわれずあとでもいいからちゃんと舞台裏から支えた方々にも注目した報道をして欲しいです!
"舞台裏の英雄たち"の活躍に涙。
番宣をたくさん見過ぎて、感動しなかったらどうしよう…?と、少し心配しながら劇場に足を運びましたが、そんな心配は綺麗に吹き飛ばされました!
この作品では、田中圭演じる西方仁也選手の気持ちが丁寧に描かれています。
また、山田裕貴の演技には、"ただただすごい!"と感じました。
新型コロナ禍がなかなかおさまらず、東京五輪開催にも心配の声があがっています。
そんな中でも、この作品が描いた"舞台裏の英雄たち"の活躍は、大切なことを気づかせてくれました。
それは、日常で忘れがちな「人を支える」ことや「人に支えてもらっている」から自分が生きているんだ、ということ。あらすじを知っていても涙があふれる素敵な作品です。
ソウルですよ‼️パツションですよ‼️
それほど期待してませんでしたが、脚本が良過ぎる、心の中にすんなりセリフが沁みてくる。
女性の飛ぶ役の人なんか、ホンモノかと思うほどでした、マジで泣かせる。
田中圭の役なんて、落ちろ‼️の心の声を巡る展開なんて、同化して、観てるこちらまで、悩んで、苦しいですよ。
土屋太鳳は天然何でしょうか、彼女も演じている次元じゃない、ホンモノかと思うほど。
それぞれのキャラが立ち、それぞれの生き方に共感した。
気持ち、とか、想い、とか、大事だと思います、改めて。
後悔しない様に生きねば、そう思います。
不運でも、不幸でも、妬まず、羨まず、自分らしく生きたい、そう思います。
ありがとうございました。
心が豊かになりたい人は、ぜひ。
終わったあとに来る感動
太鳳ちゃんと田中くんの共演を見るのは図書館戦争以来だなと思いながら、さほど期待せず見ましたが思った以上に良かったです。
テストジャンパーの皆さんあっての金メダルだったんだと、影の功労者に拍手を送りたいですね。
舞台裏を初めて知りました
裏舞台、全く知りませんでした。
これは、映画とは全く関係ないコメントです。
必死で飛ぶテストジャンパー達。 それを知らない観客の白けた発言。
テストジャンパーの今飛んでいることを上手く実況できていたなら、観客の反応は違ったはず。観客の人生を変えていたかも知れない。
ひょっとしたら、ガンバレガンバレと応援してたかも知れない。
観客から応援されたら、失敗してたかも知れない。
いろんな、ストーリーが在るのだなと思いました。
東京オリンピック、話題には出てないけど、映画に出来るような人生がある気がします。
原作が良い話なので
長かったですねえ、公開まで。映画.comでCheck-inしたのは昨年の8月ですよ。原作も良いし、その元になっている実話も良い話なので、あとはジャンプを迫力のあるシーンにできるかですが、よくできていたのではないでしょうか? 原田さんの再現度が変な風に高くてあれはご本人に失礼(笑) 最後のテストジャンプのシーン、全員は無理でも一人一人がこれに賭ける思いを入れるとか、もっと盛り上げる方法はあったように思いました。それにしても主役の田中圭さん、出過ぎです。この作品は別の人で見たかったなあ
。今この時期、お勧めの映画です
誹謗中傷、ここまで日本国中が悪口、負の連鎖で覆われた日々があっただろうか。毎日毎日繰り広げられる政治家とマスコミと世論の泥仕合、まもなく開催される東京オリンピック。この物語はそんな病んだ国民がいまや忘れているアスリート、そしてもっと隠れたその裏方の方々の知られざる感動の物語。まさに記録にも記憶にも残らない裏方の人々。表のヒーロー原田さんがインタビューで語った「俺の苦労なんか、みんなが頑張った」。熱い想いへの涙は止まらない。そんな感動がまもなく始まるならばもうアスリートとそれを支える方々を心から応援したい。今この時期、お勧めの映画です。
スキージャンプ映画だけに、捻りはないが 大ジャンプ!
もうベテランの域に達している主人公を演じた田中圭さんだが、三上博史さんぽい演技がとても良かった。
原田選手を演じる濱津さんが大泉洋さんに見えて。。。
「カメラを止めるな」の主演の方なんですね。
ハリウッドで「長野オリンピックの金メダル映画」を作ると、主人公は間違いなく原田選手でしょう。
しかし日本が作ると、主人公は西方選手
この視点の置き方に邦画のすばらしさを感じます。
日本人だから団体競技! 日本人だから裏方!
ストーリーは予告編通り、題名どおりで、映画を観る前から100%解っているが
お約束をきっちりこなしている映画だけに、
日本人は全員 お約束通りに映画を観て、泣くでしょう。
エンディングタイトルは、リアルジャンプ陣・テストジャンプ陣の方々の写真を白黒で拝謁するのが、
お約束の筈だが、エンディングタイトルに限って、お約束をしないのは、監督の個人的趣味か?
この映画を観たら「私をスキーに連れてって」をまた観たくなった。
ヒーローになれなかった人たちの物語
ヒーローを描く映画は多いけれど、この映画はヒーローになれなかった人たちを描いた映画です。
そもそも人間ヒーローになれる人なんてほんの一握りなわけなので、だからこの映画はとても多くの人が共感できる映画ではないでしょうか。
涙腺崩壊レベルの感動をいただきましたので☆5個となりました。
泣き所、満載です。
【泣き所】
・田中圭さん演じる西方選手と、土屋太鳳さん演じる夫婦の絆のシーン。
・難聴のジャンパーの高橋さんの前向きな生き様とチームを鼓舞する姿。
・長野オリンピックのテストジャンプのシーン。
・女性テストジャンパーの親娘の絆のシーン。
・原田選手のアンダーシャツの秘密のシーン。
・長野オリンピック団体、金メダルのシーン。
・西方選手の息子からの金メダルのシーン。
原田さんごめんなさい!
ストーリーは分かってるつもりで見ました。
リレハンメル?知らないなーと思いながらも、原田選手が失敗したのを見て、「あ!知ってる」
訳も分からずバカにしてたのを思い出しました。
長野オリンピックの時は覚えていて、やたら原田選手が泣いているのを見て、この人は泣き虫だと思っていました。
この映画で流れを見て、初めて原田選手の辛さと優しさと凄さを知りました。
あの時、訳も分からずバカにしてごめんなさい!
本当、そんな気持ちになりました。
テストジャンパーの過酷さを知り、次からのオリンピックは見るところが違うと思います。
悔し涙に同情し、また感動して涙が出ました。
主役の田中圭さん、太鳳ちゃん、山田裕貴さん、眞栄田郷敦さん、良かったです。
でも、やはり原田選手役のカメラを止めるなの濱津さん!そっくりで、原田さんの顔を何となく思い出しました。(まだ大泉洋さんの顔と混同してますが)
スキージャンパーの凄さ厳しさを分かった様な気がします。
それにしても、葛西紀明選手はここから更なる飛躍をしたんですね。凄い!
まずは見てほしい
迷ってるなら、とりあえず1回見てみてほしいです。私が最近見た映画の中で、号泣、感動、満足度の第1位はミッドナイトスワンだったのですが、今はヒノマルソウルが号泣、感動、満足度第1位です。
俺が日本に金を取らせます、という映画ではなかったです。
表舞台の英雄になれなかった人たちにも、それぞれ大切なたった一つの人生があって
日本の英雄じゃなくても、家族、仲間、自分のために精一杯生きて輝いている。そう思える映画でした。
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