ブレイブ 群青戦記

劇場公開日:

ブレイブ 群青戦記

解説

集英社「週刊ヤングジャンプ」で連載された笠原真樹原作の人気コミック「群青戦記」を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が実写映画化。新田真剣佑が単独初主演を飾るほか、三浦春馬、松山ケンイチら実力派キャストが集う。スポーツ名門校で弓道部に所属する西野蒼は目立つことが苦手で、弓道場で練習に打ち込むばかりの日々を送っていた。幼なじみの瀬野遥は、そんな蒼のことを心配している。ある日、1本の雷が校庭に落ちた直後、突如として校庭の向こうに城が出現、校内には刀を持った野武士たちがなだれ込んでくる。全校生徒がパニックに陥る中、歴史マニアの蒼は、学校がまるごと戦国時代、しかも“桶狭間の戦い”の直前にタイムスリップしてしまったことに気づく。織田信長の軍勢に友人たちを連れ去られた蒼は、後に徳川家康となって天下統一を果たす松平元康と手を組み、野球部やアメフト部の選抜メンバーたちと共に立ち上がるが……。主人公を導く松平元康(後の徳川家康)を三浦、彼らの前に立ちはだかる織田信長を松山がそれぞれ演じる。

2021年製作/115分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2021年3月12日

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(C)2021「ブレイブ 群青戦記」製作委員会 (C)笠原真樹/集英社

映画レビュー

4.0若手俳優陣の嬉々とした面持ちが全てを物語っている意欲作

2021年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

説明不要なほどにイケメンたちがずらりと勢揃いしている。
ネタバレになるようなことを書くつもりは毛頭ないが、とにかくこのイケメンたちが嬉々とした表情で撮影を堪能していることが見て取れる。
連発されて飽和状態にあったキラキラ映画に辟易していたのか、こういう作品を待ち望んでいたのか、誰も彼もがアクションシーンに身を投げ出していく。
新田真剣佑の体つきは一人だけ別格だし、鈴木寛之も素晴らしい表情で役を演じている。
そして、亡くなった三浦春馬さんの姿を見たときは、やはり穏やかではいられず、とにかくその勇姿を目に焼き付けようと瞬きを忘れるほどだった。
この若手キャスト勢揃いの現場をまとめあげた、本広克行監督の手腕にも、唸らざるを得ない。

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大塚史貴

1.5がんばってたし、よかったよ

2024年11月30日
PCから投稿

アイデアとか設定とか、名作から盗む(引用する?)
でもいいんだけど…。
「バックトゥザフューチャー!」って
自ら正当化するような台詞や設定は嫌いです。

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にゃろめ

3.0一所懸命の意味

2024年7月14日
スマートフォンから投稿

最初はどうなるかと思った始まりでしたが、前田真剣佑、渡邊圭祐が美しいですし、三浦春馬が愛おしいです。
一生懸命とは一所懸命が語源であり、主君から賜った一か所の領地を命がけで守ることをいったことばと初めて知りました。奥深いです。

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wataridori76

3.0スポ根超えて命懸け、全面に出す命の尊さにまさかのカウンター

2024年4月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

正直舐めてたら、序盤から容赦がなくて引き込まれてしまった。命の軽い時代に飛ばされながら勇猛果敢に生き抜こうとする高校生の姿にグッときた。

始まって早々、バッタバッタ人斬って高校生死んでいくし、爽やかスポ根系SFストーリーとは程遠いモノになっていた。しかもちゃんと血も出して。女の扱いを軽くしているのは時代的なエッセンスを出そうとしたのだろうけど、まあまあリアリティあって怖かった。というか残酷さを出しすぎて受け入れるのに時間がかかった…。

ただ、それもあってか、命を重んじられない程の時代に来たことを受け入れ、ただ自分が磨いたスポーツを活かして生き残ることを決める姿は熱い。それでこそスポーツの熱さでもあり、仲間のために駆られる者の勇ましさでもある。そこを上手く引き出した作品になっていて、次第に命が重く響いてゆく。確かに有耶無耶にしている部分はあるが、儚く散っていく者を軽視できない自分がいた。そんなに悪くないけど、作品としての面白さは何か足りなかった気がする。

主演は新田真剣佑さん。今や聖闘士星矢…だが、ネガティブを持ち合わせた役どころが上手いし、邦画ではこの様な部分が見たい。いざとなると頼れる辺りと葛藤が似合う。山崎紘菜さんもサバイバルで生き残りそうな強いイメージがハマっている。そして何より、三浦春馬さん。柔らかい雰囲気とブレない強さを兼ねた俳優はそういないよな…としみじみ。俳優の個性を活かせていたとも思う。

歴史は則った方がいいのかもしれないし、壊した方が未来には良いのかもしれない。ただ、この作品においてのハッピーエンドなのか考えさせられるラストなのもまた面白いと思ったり。

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たいよーさん。