「楽しめるしほろっとするけど…」老後の資金がありません! くーさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しめるしほろっとするけど…
天海祐希さんがきれい。
美しすぎる…
予告編にも出てきた「私も宝塚に入ろうかと」「無理よ〜」には笑った。
でも、あんなボロボロのバッグ、いくら安かろうと修理してまで使い続けることないから。
ユニクロやその辺の駅ビルでだって安くてそれなりに見えるの売ってるし。
失業前、おしゃれカフェのコーヒーかなんかテイクアウトしてたのも、豚もやし鍋ばかり家族に食べさせる主婦としては現実味に欠けるなぁと。
面白いし、予想外に草笛光子義母が良い人でほっこりもするのだが、現実にはこんなに良き嫁姑関係なんかないよなと覚めた思いで見てしまった。
この映画観る人は楽しさを求めてて、脚本に緻密さなんて求めてないかもだけど、それでも生活がラクでない庶民の日常の描き方に違和感は多々。
私は気分が落ちてる時に観るお気に入りのコメディ映画があって、これもその仲間入りをしてくれればいいなと思って観ましたが、
この映画は、天海祐希さんと草笛光子さんが素晴らしいけど、一度見れば充分、な感じです。
とはいえ、死や老いを描く映画を観ると、自分のそれはどうだろうと考えさせられますね。
生前葬をしよう!と思える人が羨ましいです。
集まってくれる人の顔が浮かぶ・・・それなりに親しい家族や友人がいるということですものね。
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