ブリタニー・ランズ・ア・マラソン
解説
自堕落な生活を変えるべくニューヨーク・シティ・マラソンへの出場を目指す女性の奮闘を描き、2019年サンダンス映画祭で観客賞を受賞したコメディドラマ。ニューヨークで暮らすブリタニーは、パーティ三昧の不健康な生活を続けていた。ある日、ふとしたことで病院を訪れた彼女は、医師から血糖値や血圧の数値の高さを指摘され、このままでは生活習慣病は免れないと告げられる。危機感から近所でジョギングを始めた彼女は、次第に走ることに充実感を覚えるようになり、ニューヨーク・シティ・マラソンへの出場を決意する。主演は「ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー」のジリアン・ベル。
2019年製作/103分/アメリカ
原題:Brittany Runs a Marathon
スタッフ・キャスト
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2021年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
慣れない環境に一歩踏み出すことが、どれほどの勇気を要するか…。だらしない生活を謳歌し、生活習慣病の脅威からは目を背け続けてきた主人公ブリタニ-が、ひとつのきっかけで走る楽しさを覚え、ダイエットよりも大切なことに気づかされていく描写が実に上手く描けている。あけすけでウィットに富んだ会話劇も存分に楽しめるのではないだろうか。
人にはいろんな人生がある。デブで自分に自信がない主人公の女性。ただ、ランニングが彼女を変えてくれた。それは、体型よりももっと大切なこと。周りの仲間を受け入れること。とりあえず小さなゴールを立ててそれをこなすこと。最後はニューヨークシティーマラソン(フルマラソン)完走という、他人には関係ない、自分の大きな目標を達成した。今すぐ走り出したくなった。
2020年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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走ることを決意するまでの迷いや躊躇する気持ち、悪友であるルームメイトや励ましてくれる人たちへの卑屈な気持ち、恋愛に憧れる一方で自分らしく振る舞えず無理をしてしまう気持ち、ひょんなことから知り合った男性にムカつきつつも段々心を開いていく感じ………などなど、心理描写がとてもリアルでした。これを観たら共感できる人は多いんじゃないかと思います。
途中でエンディングを想像した時、見事に痩せてニューヨークシティマラソンを完走してハッピーエンドか?!と思ったけれど、そうじゃないのもまたリアルでした。
なんだかやる気が起きない、今のままでいいのか?と不安に駆られていた20代〜30代の頃に観たかったなぁと思います。
2020年5月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ぽっちゃり女性がマラソン完走を目指しながら自分を変えていく話。
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ブリタニーは自分へのコンプレックスが強いがゆえ、他人を受け入れられないし強く当たる。だから正直性格は悪く見える。
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でもほとんどの人が何かしら自分の外見とか内面にコンプレックスがあって、自分が一番気にしてるからこそ他人のことも気になることってあると思う。
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人の事を色々言うのって結局自分のことが一番嫌いだから。まずは「自分に責任を持つ」ことから始めないとダイエットとかしても、根本の問題は解決しないんだろうな。
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割と女の人ならブリタニーに共感できると思うんだけど、共感できないっていう人は女心の分からないダメ男か相当自分に自信のある生まれた時からチヤホヤされて生きてきた人だと思うけどなぁ。
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