ステップのレビュー・感想・評価
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人生の設計図は書き直せる
良かった
子供に絵本を読み聞かせて、ウトウト寝始めた所で洗濯が終わる音でハッと目覚める辺りがリアルでしたね。主婦の日常です。
小さな子を育てながら仕事と家事の両立、しかも一人で。
保育園の先生に何か言われるとすごーく責められてる気持ちになるのです。
精一杯やってるのに、『抱っこが足りない。寂しいのでは?』なんて言われちゃうとね。明るくてかわいい先生だったけれど。子供には好かれるよねぇ。
小学校で『母の日』にお母さんの絵、今の世の中は描く事がありません。シングル家庭が多いので。先生が無神経すぎて、私なら速攻で言い返します!
あのカフェのお姉さんも川栄ちゃんでしたよね?なぜにそっくりなお姉さんのいるカフェに行くようになったのか、不思議でした。
蕎麦屋から出てくる中川大志さんにも。繰り返し出てくると吹き出しそうになりますね(笑)
とにかく全編通して、パパが優しい。穏やか。義理の父と母も優しい。
私がもしシングルで子育てしていたら、こんなに穏やかにはいられなかっただろうな。
キーキー怒ってばかりいそう。
泣けました、、、。
子供の成長は早い。
泣かないなんて無理
山田くんの普通を演じてる感じがイイ。
家族の愛の深さが感じられる作品
山田孝之が父親役ってだけでとても興味のあった作品。
公開時タイミングが合わず行けずじまい、今になってしまいました。
主演の山田は実にらしく無い位地味な役所と演技。これがとても新鮮でした。
それともう一人の主役のような國村隼が実に素晴らしい。
この夫婦の演出がまた憎すぎるんですよ。
親子の崩壊から再生までの長い長い物語。
それと軸となっているのがタイトルにもあるステップ、継父母との「親子」の絆を深く描いています。
絶望から偶然にも描かれた一本の落書きは年月と共に枝葉のように伸びていき、それが正に親子の成長の証なんですね。
地味な作りですがじんわりと染み入る、家族の愛の深さが感じられる作品でした。
あと、お母さんの似顔絵。あれは本当涙しましたよ。
良い映画過ぎる。子役3人目のときには泣きが多過ぎて困った。義父なの...
良い映画過ぎる。子役3人目のときには泣きが多過ぎて困った。義父なのに実の息子以上に思ってくれる國村隼の言葉に泣かされっぱなし。
ファースト子役の時がケロ先生で、セカンド子役の時がカフェ店員で女優の卵の川栄李奈で、それぞれが母の存在を強く意識させる。
ケロ先生が自分も母を亡くしてて、美紀の母のことと自分の母を重ねて想像していた場面も泣けた。
岩松了から昼メシの電話がかかってくるたびに暖簾をくぐって出てくる中川大志のサラメシモブキャラ演技。うなぎも蕎麦も爪楊枝を使わなくない?
ボウリングのあと男3人並んで呑む場面がコントみたいで良かった。
登場人物が誠実で、思いやりと優しさにみちみちてる。娘の成長にあわせた見せかたも非常に良くて、とにかく良い映画だった。
父と娘の10年の軌跡
娘を思う父の心に偽りなし
人生いろいろ、映画もいろいろ
子どもを認知だけして育ててない山田孝之が子育てする役をしてる作品
NETFLIX にて視聴
父親に限らず 例え現代でも 1人で子どもを育てるというのは本当に大変。
2人でだって大変なのだから。
これは、一歳半から男手ひとつで娘を育てる父親の場合の
ほぼ完璧な理想タイプの育児風景。
実際の大部分は
なかなかこうはいかない。
育つ
と言うのは、子どもだけではない。
親の側も育つ。
人は子どもを育てながら自分も成長していく。
私は、成長しただろうか。
娘2人が子を持つ母となり
夫が昨年秋に旅立った 私は
人として 成長できたのだろうか。
衝撃的な出来事よりも日常の些細なエピソードに焦点を当てたストーリー。
子役は主に3人。
最後の女の子が 藤田ニコルに見えてしょうがなかった。
もっとドラマチックでお涙頂戴な展開を盛り込んでくると思ってたら意外...
もっとドラマチックでお涙頂戴な展開を盛り込んでくると思ってたら意外と地味にただ子供が育っていく話だった。
まぁリアルっちゃリアルかもしれないけど映画としては退屈だった。
全体的には人間関係とかちょっとキレイすぎるというか、微妙かなぁ。
國村隼さん→最優秀助演男優賞レベルです!
auマンデーお休みのNetflixで、『ステップ』
昨年の今頃公開されてましたが、西宮ではやってなくて断念した気になってた作品です。
思った通りのテレビサイズではありますが、奥さんに先立たれ、2歳の娘を男手一つで育てる物語。
自分の境遇とは違えど、山田孝之演じる親父の頑張りとそれを見守る國村さん演じる義理父の言葉に目頭が熱くなる。
出てくる人が皆んな良い人ってのにも救われる。
しかし何故この作品は、昨年の賞レースにノミネートされてなかったんでしょうね!?
國村隼さんは、間違いなく最優秀助演男優賞レベルでした。
山田さんのイメージが、どこかあの缶コーヒーCMの延長みたいな感じではありますが、チャンスがあれば是非!
子役があまりにも素晴らしいので‼️ほかには何も無いけど❓
國村隼さんファンは、是非。
大好きな重松清さんの同名小説が原作。読んだはずだけど覚えていない。
なので新鮮な気持ちで見始めました。
妻を亡くした主人公が、小さな娘の成長とともに「父親になっていく」。
全体的に苦労している感が、薄くて淡々。
娘もなんだかおしゃまさんというか、「マジ?」なんてちょいおてんば風。
こりゃ涙成分ないな・・・。
と冷めた見ていた私に、馬場チョップ!
「洗濯干し場」「カレンダー」「跨線橋」等いくつか繰り返し出てくる「定点」があって。
そこで父・娘がどんな状態でいるかが、月日が流れるごとに違うのがいい。
人生は同じことの繰り返しのようで、違うってことを描いている。
山田さんの熱血ではない父親像が、中盤以降味を出していたし。
亡き妻の父=義両親を、國村隼さん・余貴美子さんがグッと助演。
終盤國村さんが、主人公や孫に「じいちゃんの言葉」と語るところが。
あかん、めっちゃ涙スイッチ入ってしまったよ。
父と娘2人で生きているわけじゃない、いろんな人が見守っている。
國村節炸裂。いいよなあ。
見てよかったと思える1作でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「寂しさは消えない、乗り越えるものでもない。付き合っていくもの」
2歳の娘を残して30歳で妻に先立たれた健一、ひとりで育てる決心を...
2歳の娘を残して30歳で妻に先立たれた健一、ひとりで育てる決心をする。大変だっただろう。よくがんばりました。
美紀が小学校に入学して、授業中に家族の話をする時「パパがご飯を作ったり洗濯したりします。ママは家にいます」と発表した事を担任の先生はウソをついたと言っていたけど、先生は少し無神経すぎやしませんか?健一にとっても美紀にとっても、死んでしまったけれど魂は一緒に家に居るんでしょう。美紀は嘘を言ってはいないんです😔
運動会のお弁当もリクエストに答えての海苔巻き、あんな巻き寿司、主婦歴の長い私でも作れません😅健一エライ👏👏👏
死に別れて10年も経てば、気になる異性も現れることは不思議でもないし、新しい人生に踏み切ってもいいだろうけど、子供からしてみたら気持ちがついていかないのは当然だろう。自分が居なければパパはナナさんと2人で暮らせる、と祖父母の元へ行こうと考える美紀、なんて健気、でもそれは違うんだよ!美紀が一緒じゃないと❗️
もうこの映画は泣くための映画ですね!山田孝之のこういう役が想像つかなかったけど、流石です。ちゃんと出来てしまうんだ、やはり実力派❗️
小学校高学年の美紀が藤田ニコルに似てると思うのは私だけかな?
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