劇場公開日 2022年2月25日 PROMOTION

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劇場版 DEEMO サクラノオト あなたの奏でた音が、今も響く : 特集

2022年2月14日更新

映画館で観て、感じて、響き合いたい感動の音楽映画
物語×キャスト×音楽…渾然一体の圧力に魂が震える

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心が強烈に動かされ、気づけば涙が流れている。そんな映画体験を求める“あなた”に、ぜひ紹介したい作品がある。

2月25日から公開される「劇場版 DEEMO サクラノオト あなたの奏でた音が、今も響く」。その特徴は、ずばり“音楽”と“感動”。劇場で観て、体感し、魂を共鳴させてほしい音楽映画だ。

この特集では、本作が持つ魅力をわかりやすく解説! 次に何を観よう、そう考えている人は、ぜひとも読み進めてもらえればと思う。


【予告編】

【作品概要】見どころは“エモーショナル”
閉塞感に直面する今こそ、映画館で観たい感動作

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まずは作品の見どころを、わかりやすく&簡単に紹介!


[ストーリー]

不思議な城のなかに暮らし、ピアノを弾く謎の生き物“Deemo”の前に、記憶を失くした少女アリスが舞い降りてくる。Deemoはピアノの音色によって伸びる木を成長させ、少女を元いた世界に戻そうとするが……。

彼らが紡ぐ、とても優しく、儚く切ない、愛の物語。世界中で愛されている音楽ゲーム「DEEMO」劇場版アニメプロジェクトが、ついに始動する。

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[魅力]これは、泣ける音楽映画 極上音響の映画館で体感しよう

最大の特徴は、鑑賞して得られる“感動”。音楽が物語に力を与え、そして物語が音楽を際立たせる相乗効果が生まれ、論理や理屈を超えて感情が揺さぶられる。

約90分間の本編のなかでアリスがたどる成長の道筋、Deemoや友人たちとの尊い絆。それらが渾然一体となってあなたの心に直接届き、胸いっぱいに“熱い何か”が広がっていくのを感じるだろう。

本作は一言でいえば、泣ける音楽映画。涙がこぼれる映画体験を、ぜひ大スクリーンと極上の音響を備えた映画館で味わってほしいと思う。

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[納得のクオリティ]キャスト、スタッフが大変に豪華…原作は世界的人気の音楽ゲーム

その感動作を生み出したのが、豪華なキャスト&スタッフの面々。アリスの声を人気声優・竹達彩奈が務め、「日向坂46」の丹生明里が不思議な城に暮らす仮面の少女役で劇場長編アニメ声優に初挑戦。そのほか鬼頭明里、佐倉綾音、濱田岳、渡辺直美、イッセー尾形、松下洸平、山寺宏一が名を連ね、盤石の布陣を築いた。

スタッフに目を向けると、いずれも実績十分の名クリエイターばかり。総監督は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「BLOOD+」で知られる藤咲淳一が担い、アニメーション制作は「ひるね姫 知らないワタシの物語」のSIGNAL.MD(シグナル・エムディ)と、日本を代表するスタジオ、Production I.Gが担当。主題歌・イメージソングは「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」などで知られる梶浦由記が手がけており、観客を唸らせる作品世界を強力に支えている。

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さらにさらに、原作は全世界で2800万ダウンロードを突破する人気音楽ゲーム「DEEMO」。何が言いたいかというと、映画化にかける本気度に目を見張るものがある。なにはともあれ、映画ファンならばチェックしておいて損はない作品だ。


【映画ファンが観て、良かったところ】
演技、映像、音楽…どれもが胸をドコドコ叩いてくる

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ここからは、実際に映画ファン=映画.com編集者が鑑賞して、よかったポイントをレビュー。映画ファンも楽しめた“作品力”の一端に触れていただければ幸いだ。


●キャストの芝居がとても好き 特に注目はイッセー尾形、渡辺直美の巧みさ!

映画ファンとして、やはり最初にピンときたのはキャスティング。出演する声優陣を見ると、濱田岳、渡辺直美、イッセー尾形、そして今や飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博す松下洸平(「知ってるワイフ」「最愛」など)が参加しているではないか!

俄然、彼らがこのアニメーションの世界で、どんな声の演技を披露するのかにも興味がわいてきた。

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結論から言うと、誰も彼もが「これぞ」と思うようなアプローチで作品世界を生ききっていたのだが、特に目を引いたのは渡辺直美だった。ふわふわと浮遊する“匂い袋”に扮し、映像に見事に溶け込むナチュラルな芝居を披露。途中まで、このキャラを渡辺が担当していることに気がつかないほどだった。

松下も物語の要所で存在感を示し、イッセー尾形や濱田岳の“職人芸“も素晴らしい。次々と飛び出てくる演技の面白さを軸に、作品にスッと入っていくことができた。


●映像が幻想的…非日常がとことん味わえる!

耳で堪能すると同時に、やはり目も楽しませてくれる。映像も幻想的で、非日常を味わえた。

物語の舞台は現実世界の音楽学校と、夢を思わせる異世界。前者は写実的に描かれるが、後者の現実なのか夢なのかわからない背景美術が特に印象深い。

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例えばアリスが奏でる音楽に呼応し、背景そのものや映像のテイストが色づきを変えていく。例えば透明な水を思わせる楽曲を弾けば、あたりが水族館の水槽のように一変。魚の形をした光が空中を泳ぎ、ぶくぶくと上がる気泡がキラキラと輝く。

別の場面では虹のレールを疾走するトロッココースターが登場し、さらに星空の下満開に咲き誇る桜並木も。絵画のように幻想的な景色が、映画館の大スクリーンにいっぱいに広がり、僕の魂を目の覚めるような別世界へ連れ出してくれた。


●やっぱり音楽のちからに圧倒 感情がぐわんぐわん揺さぶられる!

世界的人気を誇る音楽ゲームが基になっているだけに、音楽も心を貫くに十分な力を持っていた。アリスやDeemoによるピアノの音色、登場人物の心情が投影された楽曲の数々がストーリーとシンクロし、混ざり合い、化学反応を誘発。展開にさらなるオーラがみなぎり、僕の感情が何倍にも膨れ上がるのをひしひしと感じた。



予告編や本編映像を観れば、その力は一発でわかるはずだ。試しに聞いてみてほしい。比較するのはちょっと大げさかもしれないが、「ボヘミアン・ラプソディ」などの音楽映画に特有の“あの感動”が、本作にも詰まっている。映画ファンも十分楽しめると感じた最大の理由は、まさにここだった。(映画.com編集部)


【アニメファンが観て、良かったところ】
大迫力7.1chサウンドを体験!音楽のエモさを味わえる

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特集の最後に、国内外のアニメ情報を発信する「アニメハック」編集部・五所光太郎によるレビューも掲載。7.1ch試写を体験した感想と、ゲームをアニメ化した本作の魅力について語ってくれた。


●観客を心地よく翻弄する7.1chサウンド

ピアノを基調としたメロディアスな音楽たちが、映画のもうひとつの主人公。ピアノを初めて触ったときの感動がよみがえる初期衝動としての音楽、思い出を呼びおこす記憶装置としての音楽など、音楽が持つさまざまな「エモい」一面を堪能できる。

音響設備が特徴的な試写室・イマジカで行われた上映会で、ひと足先に7.1chのサウンドを体験した。静寂のなかで響く美しい音色から、音楽で殴りつけられたかのような激しい楽曲まで、最高の音響を味わうことができ、心地よい翻弄感を味わうことができた。

ゲームファンはお馴染みの楽曲を、劇場でしか体験できない極上のサウンドを満喫でき、そうでない方も音楽映画としての魅力にあふれる本作のサウンドを十分に楽しむことができるはずだ。

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●音楽を主軸にしたエモーショナルなストーリー

映画化に馴染まないケースも多い“ゲームのアニメ化”だが、本作では「音楽ゲーム」の最大の強みである音楽を主軸にしたミニマムかつエモーショナルな構成で、その魅力が見事に表現されている。

記憶を失った少女とDeemoたちによるファンタジー世界と、アリスが音楽学校で学ぶ現実世界のドラマを並行して走らせ、2つの世界の繋がりが徐々に明らかとなっていく――音楽がキーとなり、世界の秘密が解き明かされていく展開にワクワクさせられた。

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●注目クリエイターの「めばち」、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の小倉宏昌が彩る美しく切ない作品世界

海外の絵本をそのまま映像にしたかのような、美しく切ない作品世界も大きな見どころ。「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」「少女☆歌劇レヴュースタァライト」のエンディングなどで注目を集めるイラストレーター「めばち」がキャラクターデザイン、美術監督を「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の小倉宏昌が担当し、音楽を彩る作品世界を構築している。

アリスと行動をともにする人形たちのコミカルな造形や、ピアノの音色で成長する「音の木」などギミック満載のファンタジックな舞台で、見る人の目を存分に楽しませてくれた。(五所光太郎)

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