マニカルニカ ジャーンシーの女王
劇場公開日:2020年1月3日
解説
ラクシュミー・バーイーの名で人びとに親しまれ、インドのジャンヌ・ダルクと称される実在の女性指導者の活躍を描いたスペタクルアクション。僧侶の娘に生まれたマニカルニカは、幼い時から男子同様に剣術や弓、乗馬などを習得し成長した。ジャーンシー藩王ガンガーダル・ラーオとの縁談により、ジャーンシーに嫁いだマニカルニカは藩王からラクシュミーという名を与えられ、彼女は人びとからラクシュミー・バーイーと呼ばれて親しまれるようになる。しかし、授かった王子が亡くなり、ほどなくして藩王が病死するというジャーンシー藩の危機に乗じて、イギリスは藩王国を併合。ラクシュミーは城を後にするが、1857年にぼっ発したインド大反乱で、ラクシュミーも国のために立ち上がる。主人公を「クイーン 旅立つわたしのハネムーン」のカンガナー・ラーナーウトが演じる。原案・脚本に「バーフバリ」シリーズの原案も担当したV・ビジャエーンドラ・プラサード。
2019年製作/148分/PG12/インド
原題:Manikarnika: The Queen of Jhansi
配給:ツイン
スタッフ・キャスト
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2021年6月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
19世紀のインドでイギリスが覇権を強めていた時期、インド人の反乱が起き、リーダーに立ったのが女性だった。
インド映画なので歌と踊りは入っているが、戦闘シーンの連続でワイヤーアクションもある。
インドの歴史を学んだ感じ、一方的かもしれないが。
2020年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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歴史ものは大好きなのですが、インドには詳しくありません。
長くイギリスの統治下にあったこと位をかろうじて。
インド側かの視点で「反乱」を描いた作品ということで鑑賞しました。
しかも
反乱軍を率いるのが女性リーダーときては
史実はどうあれ、応援しないわけにはいきません。
マニカルニカ(ラクシュミー・バーイー)
この作品で初めて名前を知りました。
19世紀の中頃、インドで起きた大反乱
イギリス支配に抵抗したひとつの藩国の女性リーダー。
インドのジャンヌ・ダルクと呼ばれたとか。
作品では、彼女の生い立ちに始まり
反乱軍を率いた戦いの場面が生き生きと描かれます。
静と動。 どちらの映像も美しい。
歴史の上では、反乱は鎮圧されてしまうようで
この作品がどこまでを描くのか心配だったのですが
ラストシーンは納得できるものでした。
上映時間は長かったのですが
インドらしさを感じられるような、充実した時間でした。
堪能しました。
☆
当時のインド国内の情勢
西欧諸国のアジア植民地化の実態 などを
頭に入れた上でこの作品を見ると
より感情移入できそうな感じがします。
☆
余談です
ヒロイン役の人の立ち居振る舞い
次第に女王らしくなっていくのが感じられました。
魅力的な女優さんです。
あ、モデルもやっているんですね。 納得。
作品の冒頭
「特に深い意味で作ってませんよ~」
「政治的な意図なんかありませんよ~」
という趣旨のテロップが 沢山流れるのですが それが逆に
「本音は違うんだろうなー」と、思わせる
そんな構成になっている気がしました。 考え過ぎかもですが…
インド大反乱
当時のインドの歴史について脳内検索。 …不発。 だめだこりゃでネット検索。
「セポイの乱」 あ、なんか微かに記憶が。
まてまて。 今は「インド大反乱」というのですか。
いつ変わったのやら。 まったくもう…
剣技の質
出だしのシーンではどこかぎこちなかったのが
途中からは次第に動きが滑らかに。
ラスト近くではもうただ魅入るのみです。 すごいなぁ
☆
上映館少ないようですが
歴史もののドラマとしてすごく秀逸な作品と思いました。
機会があればぜひどうぞ。
ポスター
写真のようでいて、絵のような感じもします。
最近のポスターには珍しいような気がしました。
いい雰囲気を出してます。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
2020年1月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ヒロインの剣撃アクションの形相と殺陣が圧巻過ぎて忘れるけど、悪い身内を死刑にせず追放て甘い処分するから、悪い奴等と結託し戻って来てピンチ…てヤキモキするわ〜
2020年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
文化も粉の思いとか。
そういうの徐々に知るにはやっぱり映画大事な文化輸出交流だと思います。
近代は戦争に巻き込まれ続けたので、どうしても対イギリスという視点が多いのですが映画にすることで消化出来るといいですよね