ミッドウェイのレビュー・感想・評価
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MidwayはMId-gearからは描かれない
多くの評では、日米中立的な観点から描かれたいると評されている。笑えるほどそうだ。
中には「アメリカ・日本両軍への敬意」とまで述べている論評もある。どれだけおめでたいのだろうか。
戦争への意識がどこまで遠のいてしまったのかと思う。
戦争を描く視点にこのような視点の必要性を縷説する必要がどこにあるのだろうか。
能動と受動の底にあるアンタゴニズムを払拭することなど到底できるものでもないことは十分にわかっているにもかかわらず、アリゾナ記念館や戦艦ミズーリを背に「和解」を滔々と述べ、似非平和主義的属国主義を徹底させようとする輩と、同じ匂いを感じざるを得ない。
ともに赦すことのできない過去がありながらも、それを引き受けて生きざるを得ない人々の歴史に目を背けさせ、あるいは生温い相対的であり自称中立的であると称する無責任性に加担する凡作である。
歴史は「ある」観点からしか生まれない。
12月7日をアメリカは決して忘れない。
毎日アメリカのニュースを見ていると、
日本では一切報道されないが、
12月7日に必ず報道されるのが、「真珠湾攻撃」の事だ。
何十年、何百年経っても攻撃し、敗戦し、無条件降伏したという事実は消えない。
戦争映画の入門的な作品
アジア情勢が混沌とする今だからこそ観ておいた方がいいかなと思い、視聴。戦争をどこか他山の石と思っていたが、この作品を観て今の時代もそれに近いことが起きる可能性があるかなと感じた。
また、この時代の人の悩みや葛藤に比べたら自分の悩みなんて大したことないんだなと痛感した。
映画館への帰還。
緊急事態宣言解除後、私が長らくの自粛期間を経て映画館に帰還し最初に観た一本。
NetflixやAmazon primeなどサブスクを駆使し
自粛期間を過ごしてきたが、やはり臨場感や
映画館ならではの迫力を感じるには乏しい点があった。そういった心に空いた穴を埋めてくれるキッカケになったのがこの映画。
いや〜映画ってこういうこと!!
音ドーーーーーン CGバーーーーーン
大画面ドカーーーーン
ただいま映画館!!!!!我が家よ!!!!!
第二次世界大戦のターニングポイントとなったミッドウェイ海戦を舞台に描かれた戦争ドラマ。
主人公のエドスクレインがこらまたセクシー。
こりゃあアメリカ海軍が強い訳ですわあ。
日本軍のキャストとして浅野忠信、國村隼、豊川悦司という豪華俳優陣が脇を固めた。
戦争を知らない私たち若い世代こそ、戦闘を疑似体験し戦争について考えを深めるために観て損はない。
83点/100
やはり真珠湾が全ての根源
真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦を、アメリカ側からの視点で描いている。やはり真珠湾攻撃が間違っていた。日本の奢りが、歴史史上最悪な記録を打ち出してしまった。ミッドウェイで手を引いていればまだ間に合ったかもしれない。あそこで勝っていたとしても、間違い無く日本は負けていた。帰ってくるものを讃えるアメリカ、帰ってくるものを罵る日本、その時点で負けている。しかしあそこまでアメリカが、日本を恐れていたとは。意外。それも日本が調子に乗る要因だったかな。
どちらがどうとか…
日本人俳優を起用するなど、パール・ハーバーよりは日本にも配慮した形で描かれていると感じるが、ハリウッド映画なのでアメリカ目線になるのは当然で、それはどうでも良い。中国資本が入り、中国へ配慮した描写も見受けられた。この際、どちら側の視点はさておき、やはり戦争の被害者は改めて、両国の個人であると感じた。実際にこのミッドウェー海戦で何千人もの人々が戦死している。米兵が命からがら戦艦に戻ったのに、再び乗機を命じられたのを一度断るシーンがあったが、それが本音だろう。日本の戦艦に直下攻撃するシーン、銃撃をかわすシーンはかなりの迫力であったが、やや一本調子だった。しかし、戦時中であるのに将校クラブや、米兵が野球をしているシーンに国としての余裕を感じるし、こんな大国相手に戦う決意をした軍の上層部の責任は重い。南雲中将の部下だったか、やや日本語の発音が気になった。
存在感あふれる三船敏郎
チャールトンヘストン扮するマシューガース大佐は、真珠湾攻撃から半年なのに息子から日本人女性と結婚したいと言われた。一方、三船敏郎扮する山本五十六長官ら日本軍は次のミッドウェイ作戦を練っていた。米軍サイドから見たミッドウェイ海戦だったので若干分かりにくかったが、やはりチャールトンヘストン主演となると格が上がると言うか重みが出るけど役柄が息子のために軍に働きかけるなんてシーンはちょっと残念だね。しかし、三船敏郎はチャールトンヘストンを上回り存在感あふれ威厳が感じられたな。
エメリッヒ氏は理解が浅い。!
日米双方の視点から描いた作品が謳い文句だったはずだが見事に裏切りられた。
アメリカ映画だから仕方がないかもしれない。
ミッドウェイ海戦の日本側の攻撃シーンは、ミッドウェイ島のほんの僅のシーンのみ。
指揮官達のやり取りだけの日本側のシーンでよく日米の視点と言えたものだ。
赤城、加賀、蒼竜無き後、飛龍の小林艦爆隊、友永雷撃隊のシーンを描がいてこそ日米双方の視点と言える。
特に友永雷撃隊の指揮官友永大尉は方翼の燃料タンクを損傷しての出撃。
ミッドウェイ島攻撃隊指揮官だった彼は、「再度攻撃の必要有り。」の無線を入れた事により各空母艦載機の兵装転換をさせた要因を自分自信の責任と考えての出撃となった聞く。
彼は、何を思い何を考えての出撃だったのだろうか?(胸がつまる)
燃料タンクをどうにかしようとする整備兵に対して「もう、いいよ」と言って出撃したと聴く。
(片道燃料の出撃とも言われているが事実は?きっと兵力か1/4になった事により反復攻撃を考えていたはず)
※友永雷撃隊の戦力
友永小隊。97艦攻5機。
橋本小隊。97艦攻5機。
護衛戦闘機。零戦6機。
(少ない戦力である。)
出撃した友永機は、敵機の攻撃により被弾したが、何とか魚雷を発射。
魚雷は、外れたが友永機はヨークタウンの艦橋へ突入した。
ヨークタウンは友永機が発射した魚雷の回避行動により橋本隊が絶好の攻撃位置となり魚雷2本を命中させ致命傷を与えた。
これを描かずしてミッドウェイは語れない。
旧作では描かれていました。
後、戦闘シーンはCGに頼り過ぎです。
実際の飛行機を使用してこそリアルと思います。
(海面にドーントレス急降下爆撃の翼が接触しているのはオーバーな映像でリアル感がない。)
エメリッヒのミッドウェイにはリアルさがありません。
約50年前の作品「トラトラトラ」の凄さを改めて感じました。
エメリッヒ氏はかつて同盟を結んでいたドイツの国の人。
(同盟のよしみというものがないのか)
本当に日本のファンの事を考えるなら
飛龍の反撃は外せないはずである。
残念である。!
映画とは言えない
中国資本が作った、抗日映画そのものです。歴史観も無視され作られた、映画と言えない代物です。
パールハーバーは恋愛映画として成り立つ構成でしたが、ミッドウェイはハリウッド映画の汚点となりうるでしょうね。映画はフィクションの世界だと思いながら見ても、胸が悪くなる作品です。こんな映画が、民族間の憎悪を掻き立てて、戦争へと導いて行くのだと思います。
わたしは面白かった
なんかあまり話題になってませんが
戦争映画にはきびしい人が多いのかなあ。
劇場でみたかった
ニイタカヤマノボレ
の合言葉で奇襲を成功させた日本海軍
真珠湾をドカドカ攻撃する零戦
混乱するアメリカ側なかなかの緊迫感
これをみると今までの認識と違うことがいくつか
米国側は暗号解読で真珠湾攻撃を察知していたが戦意高揚と日本攻撃の大義名分のため、わざと攻撃させた というのが少しまえまでの説だったはずだが、いま違うのかな
あと、主人公はもしミッドウェイ海戦敗れれば、アメリカは日本に侵略され、ひどい目に遭わされるみたいに危機感あおるが、マジですかね
そこらへんは微妙なきもするけどなー
物量においてとてもアメリカには勝てないと思ったから、山本五十六以下海軍は反対してたんじゃないんですかねえ
まあ、戦は負けちゅいかんよ。だったら最初からするな、と
たたこうてみねばわからんのでは、兵法優れたとは言えねーんだぜ、わかってんのか
と楠木正成も太平記で言ってましたぞ
大楠公なんて持ち上げてなにやってんだか
ま、余談はともかく、ミッドウェイのその戦いの描きかたがいまいちわかりにくいのが難点かな
トヨエツや浅野忠信など日本軍側の将校、山本はこのころは元帥くらい?
國村準とか日本人役者もよかったし
迫力ある戦闘シーン
海に浮かぶ戦艦、青い空と白い雲に無数の戦闘機がインベーターゲームのように撃ち合う映像がとても印象的だった。
日本人が狂った殺人鬼みたいには描かれていなかったから良かったけど、日米双方の視点と言うには日本人側の気持ちが全く無かった気がする。
日本人が中国の小さな村で大虐殺を行ったと言うエピソードが出ていたけど、東京大空襲についてはサラッと流してしまうあたりに中国マネーに媚びた感が強く出ていてがっかり。
よくわかんない。
歴史上の事の次第を全く知らない私にとってよくわかんなかったです。
有名な日本人俳優さん以外の東洋人は、みんな中国人だろう。
外国人から見たら、東洋人は同じに見えるのだろう。
しかたない。
あとは、やはりアメリカメインなのと、心情的な部分があまりにもお粗末で、安っぽいB級映画に見えた。
お金払って見なくて良かったとと思う。
ただ、豊川悦司はやっぱりイイ男だったということです。
エンタテイメント性が高い
近年臨場感のある戦争映画がたくさん公開された中で、
今作はエンタテイメント性が高く、
どこか他人ごとのような、
カッコ良さだけを追求したような戦争映画に感じて
あまり良いとは思えなかった。
その割りに登場人物も多いので個人個人の物語は薄く、
日本側も対等にと言う評価も見られたけど、
そうかな?と感じました。
これならいっそ悪いモノと言う米国視点で描かれた方が
良いんじゃないかと思いました。
ラストの浅野忠信は熱いけど、
日本人ってこう言う風に描けば良いですよね?
って感じだったし、変な日本語の人いませんでした?
と言うのが気になりました。
零戦の話は聞いた事があるけど、
米軍も真下に向かって飛んで爆撃して来るのは
知らなかった。案外同じような事してたんだなと
思いました。
逆に日本軍はこれくらいの技術でよく無敵艦隊と
呼ばれていたなと感心しました。
年寄りが根性とか言うのが分かる気がします。
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