ケルベロス 紅の狼

2018年製作/108分/ブラジル
原題または英題:O Doutrinador

スタッフ・キャスト

監督
グスタボ・ボナフェ
脚本
ミルナ・ノゲイラ
L・G・バヤオ
ロドリゴ・ラージス
デニス・ニールセン
ギルヘルム・シマン
ガブリエル・ウェイナー
ルチアーノ・クーニャ
撮影
ロドリゴ・カルバリョ
編集
フェデリコ・ブリオーニ
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映画レビュー

5.0発展途上のブラジル産ヴィジランテものですが今後に期待が持てる仕上がり。

2020年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

サンパウロの特殊武装部隊DAEの隊員ミゲウは大物政治家の汚職事件を担当、サンパウロ知事サンドロ宅を家宅捜査し身柄を拘束する。大事な捜査の合間にも一人娘アリーシとの時間を大切にするミゲウだったが2人で街を歩いている時に事故に遭遇、アリーシは亡くなってしまう。自暴自棄になり街を彷徨うミゲウは証拠不十分で釈放されたサンドロ知事に抗議するデモに遭遇、デモ隊と警察の小競り合いに巻き込まれるが、たちこめる催涙ガスの中で投げ込まれたガスマスクをミゲウが手にした瞬間、彼の中で何かが弾けたのだった。 昼は警官、夜は政治家を殺して回るヴィジランテと二足の草鞋を履くミゲウの活躍を描くわけですが、悪徳政治家の悪行三昧が描かれていないので高級レストランでステーキ食べたり自宅で札束数えたりしてるだけにしか見えない人を惨殺するのはちょっと気の毒。あとミゲウがとにかく無双で敵が全然弱いのは物足りない。とはいっても安っぽいマンガ然としているところは昭和の少年ジャンプぽくて懐かしいし、アクションシーン、照明やカメラワークは結構キッチリしてるし脚本さえちゃんとしていれば続編は化けると思います。

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よね