劇場公開日 2020年1月17日

  • 予告編を見る

「メディア被害の典型。メディア被害は日本にもある!!」リチャード・ジュエル 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5メディア被害の典型。メディア被害は日本にもある!!

2020年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

1996年のアトランタ五輪で発生した爆発事件で、爆発物を発見して、多くの人々を救ったのにも関わらず、容疑者として捜査された実在の警備員リチャード・ジュエルを描いた作品。

アトランタオリンピックでの爆発事件、覚えています。ただ、その後、こんな騒動になっていたとは知りませんでした。典型的な不必要なメディアの報道による、善良な人に対する被害ですね。

日本でも少なからず、これと同じ出来事はありますね。記憶にあるのは、松本サリン事件。これも、第一通報者が疑われ、メディア被害と捜査機関による人権蹂躙を受けた出来事でした。全く同じです。

1996年は、SNSなどがあまり発達していなかった時代ですが、今はSNSが(必要以上に)発達してメディアのみならず、SNSによる被害が発生する時代になってしまいました。いま発生したら、これ以上に酷い事になりそうですね。

コメントする
勝手な評論家